ゼブラーマン
P900iを買いに行き、機種変更の待ち時間。
ビック地下のスパッソに初めて入って満足しながら昼食を済ませた後、さてどうしたものか、とうろうろ。二時間くらいなら映画がちょうどアジャストと思いマスター・アンド・コマンダーを見ようと思ったら、かなり時間が折悪しく。
んー、と思って歩いていると… あと10分で始まる映画が。…ゼブラーマン。
ゼブラーマン?
やや逡巡した後、見ることにして入場。パンフを買おうと思ったら売切れてると聞き、これはひょっとして、と思いつつわくわくしながら席に着く。
やはりそういうものだと思われているのか、観客には子供さんも相当数。そういえば「子供に見せられる映画がはじめてできた」ってインタビュー記事読んだなあ、と思っていたら、いきなりすごい予告編が流れて、ひっくりかえって笑いそうになる。
花と蛇。
お子様達に突っ込まれたらどう答えるんだろうお父さんお母さん。等と邪推にわくわくしつつ、いよいよ本編。
打ち切りになった幻のヒーロー番組、いい年をして未だにはまってるダメっぽい小学校の先生。やけにそんなマイナーヒーローに詳しい転校生の少年。眉唾な宇宙人捜索の任務に狩りだされた、防衛庁の二人組。
会話に満ちた溜めと間と、なんだかいわゆるヒーローものにあるまじき素な反応をする人達が、とにかく愉快な作品です。あのダメなお父さんのえもいわれぬ物悲しさは、子供達にはわからないんだろうなあと思ったり。
でもぼろぼろになりながら、ムチャな方法論とさらにムチャな方法でシナリオに逆らおうとする姿は、一回りして、真正面からヒーロー像であります。かっこいいなあやっぱり、って思ったり。
最後まで見ると、厭な奴の居ない世界だ、って思う。
一見厭味な役割に見える連中でも、仕方なくそうなっていることがだんだん判ってくる。それに「仕方ない」ではなく、程度の差はあれ拒否を突きつけていくような。
それが「白黒つけるぜ!」って言う言葉に集約されているような、そんな気もするのです。
いやもうしかし、とりあえず主人公のダメっぽさを見るだけでもかなり笑えます。言動がいちいちおかしい(笑)。
満足して外に出ると、次回待ちをしている結構な長蛇の列が。かなり仰天しました。マジで。
…思わず映画館を振り返る。気軽に入っちゃって、なんだか申し訳ない気分でありました。
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