SuicaとEdy
Suicaで買い物も可能に、JR東日本が3月22日から64駅196店舗で開始へ
ハードウェア的な部分はEdyと同じFelicaなわけですから、JR側の決済システムが完成すれば(それが大変そうですが)簡単にできるはず。先日から東京駅などではエリア限定で試験運用をしていましたが、本格運用の目処が立ったようですな。
それはそれでありがたい話なんですが、問題はEdyとの住み分けや統合がどうなっていくのか、と言う事ですね。
今はJR駅内の店舗で利用するスタイルなので非常にわかりやすいですが、将来駅の外にまで拡大した時に「この店ではEdyは使えるけどSuicaは使えない」もしくはその逆のケースが、当然のごとく起きてくるんじゃないかと。興味があって調べている人であれば大丈夫なんでしょうけど、パスネットとSuicaが使える範囲が違う事だって知らない人も多い訳ですからね。
Edyの発行枚数は2003年12月現在で約330万枚と発表されています(リンク先PDF)。ちなみに当初目標は2003年度までに850万枚だったようです。
それに対して、先程の記事によればSuicaの普及枚数は790万枚。大部分のSuicaは窓口で最新版に切り替えてもらう(無料)必要がありますが、既に対応済の最新版Suicaも、110万枚近く出回っているようです。今後、パスネットとの統合が進めば、さらにこの枚数は爆発的に増えていく筈。
Suicaの対応がEdyへの援護射撃になり、電子マネーが一気に普及する結果になれば嬉しいんですが、援護射撃ついでにEdyまでも蜂の巣にしてしまう結果になってしまわないかどうか。「わかりにくくなってかえって不便」なんてアンケートに書かれてしまう状態になってしまわないかどうか。
今後の経過を楽しみにしつつ、とりあえずSuicaを切り替えてこようかと思います。
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