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2004.10.09

危うい所の危機回避

 というわけで。引越し当日でした。

 雨は強まるも風今だ吹かぬ朝の八時、新事務所に集合。トラックは既に来ていて待機中。
 男性職員総出で、積み下ろし作業開始。ひたすらパレットに段ボールを積みエレベーターに乗せて降ろす、流れ作業を繰り返した(途中作業が滞ると階段で往復)のち、トラック二台分の荷物を積み下ろし終了。
 積んでいってもらうものがあるのないのと言う話をしているあいだ、トラックの運転手さんと近くの店舗を物色。最近単体ビデオデッキは手に入りにくいとか、一人用天麩羅鍋(\525円)と言う位置付けし辛い物の話をしたりする。
 ようやく連絡がついた頃には他の人は既に作業中。自分も遅れまじと開封したり積み込んだりしているうち、強くなるのは雨雨雨。
 窓の外を見て本社と交渉を開始する課長。
 なぜ膝が濡れているんだろうと言う疑問から、建物が雨漏りしていると言う仮設を立て、それを実証する主任。
 パソコンの立ち上げで「壁紙は全員違うのでかぶっちゃダメ」と言うルールを提唱し認知させてしまう同僚。
 そして予定の棚に荷物が入らなかったり予定の棚が変な風に歪んでたり、作業中にプリンタの動作実験助手をしたりしている自分も居たり。
 引越しの常としててんやわんやですが、積み込みの後は全て屋内作業だったのでわりとスムーズに終了。本社と連絡を取った課長の判断で、「台風やばいから二時間早く切り上げ」と言うことに。

 夕方に上陸の予定、と言う情報はひんぴんと入ってきていたものの、正直作業に気を取られて「雨降ってるんですかねー」「でもこれからだからねー」などと言う暢気な会話をしていた我々が、台風の威力の一端に瞠目する羽目になったのは。まさに作業が終了してさあ帰ろう、となったそのときでした。
 先に帰ったはずの女子社員達がぞろぞろ二階に駆け上がってきており、事情を聞くと「駅まで行けそうに無いのでタクシーを呼ぼうと思って」との由。え、まさか、と思い建物の外に出てみて…。

 台風。ビバ台風。

 駅まで付けばなんとかなるだろう、と男性社員一同はバス亭へ。丁度バスが滑り込んできてくれたものの、15mも移動するだけで全員びしょでしたよ。
 今度は一部バス通勤、と言うことで、営業所でバスの定期を購入。磁気カードでないのは判りますが、名前を手書きで記入して、期間や駅名をばんばんはんこで押すだけと言う代物。…かなりすごいですな。Felica搭載型のバスカードの夢を見てしまう昨今でした。
 今度は通勤にJRが絡む。と言うわけで、Suicaの話を皆にしていたところ、全員でこの際定期をSuicaにする、と言う変なおそろいの話になる。自分は一足先に購入済みだったのですが、ここでちょっとした発見。と言うか、考えてみれば当たり前の事実を再確認。
 Suica定期券は、使用開始日が来ていなくても、チャージ分を使って乗車が可能でした。理屈の上では出来るだろうなあとは思ってましたが、ここは仮説を実証と言う事で。

 かくて今日ばかりはと素直に帰宅してきましたが、疲れきって電車の中で熟睡状態。自宅最寄の駅で降りた瞬間、さらに強度を増した風と雨に仰天する事に。開放型の駅のホームが全域暴風圏内です。もはや屋根などあってないも同然。階段の中でも、天井の梁を伝ってやってきた雨水が、しずくを通り越してどばどば垂れています。

 早く切り上げてよかった、と思いながら、家に帰り着いていそいそテレビ見てみたら。麻布十番駅は冠水、埼京線は一部冠水、総武線も馬喰町駅近くで冠水。小田急線も全線不通、中央線にいたっては四谷で土砂崩れが発生と、各交通機関に、にわかには信じがたいほどのダメージがあったことが発覚。
 切り上げがなかったら、どこで足止め食らってたか判らない… と思うと、かなりぞっとした瞬間でした。

 駆けつけた嵐は駆け抜けるのもまた一瞬。台風情報を見ているその目の前で見る見るうちに、風は止み雨は弱まり、こういうのも変ですが嵐のように嵐は駆け去って行きました。

 作業で疲れたのか、台風情報のテレビつけっぱなしのまま知らぬ間に就寝。
 そういやガンダムの新しいのの初回って今日だったっけ。と一瞬だけ起きたとき思いました。

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