さて、ブラッドオペラのページが更新され、ゲームの内容が少しずつ公開されています。
次回の更新は来週とのことで、しばらくは毎週土曜日の更新になるようですね。
まずはさわりだけ公開された、ゲームの内容とはいえば…
■ストーリー
世界観は現代。吸血鬼は実在する、と言うオカルトな背景に、陰謀史観ものを加味した感じです。
一言で言うと、「歴史の影には必ず吸血鬼があった」と言う感じでしょうか。一般的なトンデモ本でのユダヤ人やフリーメーソンを吸血鬼に置き換えるとしっくりくる感じです。
もっと噛み砕いて言えば、あなたがあのとき第一志望を落ちたのも、誰かと相思相愛だと思っていたのが単なる思い込みの勘違いだったのも。ぜんぶ吸血鬼の仕業です。
まあそこまで言うとギャグですが。歴史の影に吸血鬼があり、彼等は自分達の(人間だった時の)子孫を庇護して、お互いに合い争っている。その争乱が歴史に戦争を引き起こしている。そんな感じでしょうか。
そんな人間達の一部は、あるとき吸血鬼に支配されている世界構造に気付いた。
吸血鬼のくびきから人間を解放する為、彼等はひとつの秘密結社を作り上げた。その組織は今や成長し、国際的な企業Alexaとなっている。
PCは(基本的に)Alexaに所属する人間となり、吸血鬼達やそれに組する人間と戦いを繰り広げる… あるいはそれ以外の道を選ぶ… と言う感じになるようです。
■スケジュール
三月中にパンフレットの配布を開始。内容はもちろんまだ不明ですが… 従来のパターンからすれば、webページに乗っている以上の情報は出にくいかも知れません。
参加料金を払い込んだ人に、スターターキットが発送されるのが四月下旬。
ゲーム内容やルールが解説されているスタートブックが手元に届くと共に、プレイヤーキャラクターの作成と登録受付が始まります。
実際にゲームが開始されるのは七月。
判断しづらいところですが、六月中に第一回のアクション送付とキャラクターの登録を行い、七月に第一回のリアクションが届くような感じでしょうか。
今回のゲームは全部で10ターン。詳しいスケジュールの説明はありませんが、恐らく進行速度は一ヶ月に一ターンと思われます。
とすれば、2004年の4月に最終リアクションが届き、ゲーム終了となります。
■会費
【参加料金】(初回一回のみ) \6,000
【会費】(1PC/一ヶ月毎) \2,400
従って、10ターン1PCを使う場合は、都合\30,000が必要になります。(\6,000+\2,400x10)
ちなみに、一人のプレイヤーが二人以上のPCを登録することもできます。この場合、参加料金は\3,000となりますが、会費は1PCにつき一か月分かかります。
そのため、二人目のPCを登録する場合、ゲームを通じて料金は\57,000となります。
(一人目のPC分(上記)+二人目のPCの参加料金(\3,000)+二人目のPCの会費10ヶ月分(\2400x10))
一括ではなく、参加料金と最初の頃の会費(三か月分くらい?)以外は、分割入金も可能かもしれません。
また、オプションサービスとして、
【メール送信サービス】 \3,000(ゲーム全体を通じて)
ゲームの主な内容であるリアクションは、基本的には実際に印刷された文章として郵送される形になります(ネットが一般化するはるか以前から、PBMは存在していたのです)。
それと同じものをテキスト化してメールで送付するサービスが、メール送信サービス。これは先ほどのものとは異なり、全PC、全ターンに対して有効とのことです。
【全リアクション郵送パック】 \4,000(一ターン毎)
そのターンに発行されたリアクション、全てを郵送してくれるサービスです。
ただしリアクションの中には、通称「個別」と呼ばれる、一部の人しか受け取っていない、非常に限定された情報が載っているレアなリアクションがあります。個別と言うぐらいで、下手をすると全ゲーム参加者の中で一人しか受け取っていない、と言うほどの。
そういうものは含まれないとのことです。
えー。しめて一キャラを全額納入してメールサービスを申し込み、全リアクション郵送パックを全ターン申し込んだ場合、金額は\7,3000となります。まあ、そこまでする必要は必ずしもないんですけどね。
さらには、
【スペシャルコース】 \300,000
と言うのがリストに載っているんですが…
スペシャル(漆黒)コース、と言うほかは、ほとんど詳細不明。まったく正体がつかめません(汗。
■登録できるキャラクター
基本的には、「反吸血鬼企業Alexaに属する人間」と言う上述の設定に沿ってキャラクターを作成するようですが、どうやら希望次第でそれ以外のPCも作成できるようです(文脈からすると、追加PC専用かも知れません)。
今後も増えるようですが、今のところ名前が挙がっているのは二種。
人間を支援し、かつ支配する吸血鬼【ドレーガ】。
人間に仕え主人を強化する死者【フェリオン】。
とりあえずまあフェリオンのメイドとか言うPCがざっと三ダースくらいは出てきそうなんですが。いやまあ、まさかそんなあまりにもそのまんまなことみんなやらないか。うん。
今回の情報は、とりあえずこんなところ。次回の更新は2/26予定とのこと。
今後はたぶん、もっと情報小出しになっていくんでしょうねー。
ところで。
イラストにある十字架について、チャットで「あれは絶対にカタカナのキだ」とか騒いでいたら、「ローレーヌ十字に類似しているのではないか」と言う教授を頂きました。
詳しいことは判りませんが、ロレーヌ候の十字の由。ロレーヌといえばジャンヌ・ダルクの出身地であり、ジャンヌ・ダルクといえばジル・ド・レです。何か関係あるのかなあ。
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