今週のブラッドオペラ(4/2)
ルールが再び更新され、キャラクター製作時の決定事項の一部と、それに絡む<黒>の一部が公開されています。
まず前回、特に詳しい解説のなかった用語ツールとギフトのうち、ギフトについて。
ギフトはロアドのみが得られる特典(たぶん)で、<黒>の血筋だけが持つ先天的な才能。先ごろ公開された通り、ロアドは必ずどこかの<黒>の血筋に属していて、本人の意思とは特に関係なく<黒>から一方的に庇護を受けています。
で。その<黒>の中でも大物が居るわけで。ロアドのPCは、作成段階で、有名どころの<黒>を選ばなくてはならず、その庇護を受けた血筋に生まれついた… と言う事になるようです。
そのロアドは、選んだ<黒>の庇護と束縛(おそらくは行動時の制限や各種ペナルティ?)を受け、ついで守護する<黒>によって異なるギフトを与えられます。
例示としての推測ですけど、<黒>にアナスタシアを選べば、殴り合いに強くなる(ギフト)けど、フェリオンを仕えなくなる(束縛)とか、そういうイメージになるんでしょうかね。
また、選ぶ<黒>により、束縛は厳しいけど強力な支援を与えてくれる<黒>もいれば、束縛は少ないかわりに支援も乏しい<黒>も居るようで、行動の自由さをどこまで犠牲にする(あるいは留保する)か? と言う基準も、選ぶ際には忘れてはならないようです。
今回公開された<黒>は三人。見ると、皆パンフレットの内側、見開きのモノクロイラストに姿が見えている人達です。してみると、まだあと6人か7人はいそうな風情ですね。
順番に紹介すると、
アナスタシア(パンフ左端の眼帯の女性)
六百年間ロシアの大地に根ざした凶暴な武闘派。勇猛と果敢を尊ぶ。武術・格闘が強化されるが、フェリオンを嫌う。
”人形師”イゾルデ(パンフ右端の頭蓋骨持った女性)
ヨーロッパを根拠地とする。年齢不詳。フェリオン作成の秘術を蔵し、理知と狡猾を尊ぶ。彼女の血族は特に狙われやすいので、慎重に素性を隠すらしい。
殉教者(パンフ左から四人目のドレッドヘア?の男性)
本名不詳。Alexaを創設した家系を守護する。非常時以外は棺桶で眠っているため、干渉や束縛は薄い。
ここ百年近く眠りっぱなし。血族は錬金術師、科学者や医者を多く排出する。
と言う風になっているようです。
それぞれの<黒>のプロフィールを見ていると、どうやら今回は世界全体規模での話になりそうな感じもします。
ところで、パンフに載っている人物は、左から順に
・アナスタシア
・マフィア風葉巻の男+手下?
・黒眼鏡の男性
・殉教者
・シスター+修道女達
・ブギー風怪人
・二刀流の男性
・半泣きの少女(+狼?)
・手袋メガネ
・"人形師"イゾルデ
の10人くらいと見積もれます。
エルスウェアの2002年度作品『特命転校生evo.』でも、選べるPCの基本タイプ(特務高校)は10種類でしたから、まあ妥当なところなのでしょうね。
そろそろスタートブックの申込をしなければ(まだなのか)。
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