けっきょく万博大冒険:欧州の巻
などと気宇壮大なことを言っていますが、最初に見たのは巨大キッコロ&モリゾーとサマージャンボ発売中の文字でした。
なぜ宝くじが。なぜ万博会場で。外人さんにお土産にどうぞとでも言うつもりなのか、まったく謎はつきません。
そしてペットボトルのお茶を求めて、お土産屋(もといグッズショップ)の中を実はしばらくうろうろしてました。
ちょっともたついて、10時半。いよいよ本格稼動開始。
キッコロゴンドラに乗って、一路一番南のグローバルコモン4へ上陸です。
…このくらいの頃から、LILYさんから最初のmixiメール到着。このあと一日中、mixiメールとアルバム機能を駆使してLILYさんとおっかけっこをやる羽目になるとは… すいませんだいたい予測付いてました(苦笑)。
同じ会場内で顔を合わせることなく、現在位置を報告して「やばい近い!」と思うと緊急離脱と言う。何をしているんでしょう我々は。この猛烈に暑い日差しだってのに。
さて、グローバルコモン4で最初に入ったのはポーランドでした。
三面スクリーンでポーランドの文化を紹介しているといった風情。水辺をしぶきを上げて駆け抜ける馬の格好いいことといったらもう。岩塩鉱山の紹介もあります。
チェコ館は、遊べる音楽と芸術どころ。スメタナやドヴォルザークと劇場の歴史も紹介されています。
ちょっと不思議だったのが映画館。硝子の美女を作り出した男たちが、完成した美しい彼女とダンスに興じるのですが、やがて勢い余って… エンドレスな感じの不思議な話。
チェコ館でちょっと休憩のつもりで、レストランに行列。黒ビールくださいー。と注文するも… 黒ビールは品切れになったんだそうで。2,3日前に。次の入荷は火曜日なんだそうで… スケール大きいなおい。
ラガーを頂いてちびちびやっておりました。立ち飲みがほしかったかなー。お土産屋には非売品とはいえ、しっかりミュシャのポスターもあります。
それにしても。レジ打ったチェコ人の兄さんが、すっげ愛想悪くて素敵でしたよ!
かっこいー! 媚びないところが素敵だ!(喜ぶとこなのか)
ウクライナは小さいけど、文化や風土が要領よく紹介されていてすごい素敵。青銅器や石器などの発掘文物の紹介もあります。こういうの、好みに合うパビリオンですなあ。それにしてもウクライナのお嬢さんはかわいかったですよ。倒れそうなほどに。飾ってある人形はあまりにも謎でしたが。
こやつは一体…。
ぐるっと回って、UKとアイルランドを続けて見学。
UKはセンスある芸術と科学技術の展示。特に「月の石」が最高でした。なんだかもう、いかにもブリティッシュジョークって感じ。
アイルランドは、いきなり飾ってある巨大なハイ・クロスを中心に、修道院とともに進歩してきた国の歴史をていねいに展示しています。こういうとこ好きなんだけど… 空いてるんですよねえ。これまた。
ベルギー館ではタンタンの大冒険展をやっていましたよ。ベルギー生まれのヒーローだとは知らなんだ。
生まれ年代などを考えると、ポアロと同世代っぽい? と思うと、ちょっと笑いがこみあげます。
日差しが厚くなってきた頃合い、北欧館に突入です。
共同出展している五つの国の生活ぶりを、5人の語り手のライフストーリーで表現するやり方は見事です。担当の兄さんは、暑さでかなりへばっていた様子ですが。
次はコーカサス共同館。グルジアで黒海の成績が張り出してあるのを見、アゼルバイジャンとアルメニアの関係にちょっとびくびく。いやだって、同じ建物の中に入ってるってのに、アゼルバイジャンの地図では「ここはアルメニアが占領してるけどうちの領土」って書いてあるんですよ。フルパワーで。
ポルトガルでは思いもかけずバカリャウのコロッケにありつきます。大航海時代でさんざん見かけた、タラのコロッケです。
店員のたぶんポルトガル人のお姉さんに、その感動をちょっと軽口たたこうとしたら、日本語がリトルしか分らない方で大汗かくことに…。別の店員さんに通訳をしてもらったので不審人物のそしりはたぶん免れましたが… いやあ、汗かいた。ビールがおいしいなあ…。
などと打っていたら、LILYさんがすぐ近くまで接近しているとわかったため、グローバルコモン4を急速離脱。グローバルコモン3に突入します。
(つづく)
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