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2005.08.07

第三回ROBO-ONE Special観戦記【ステアーズ編】

 白状すると。実は一昨日(8/5~)から、ROBO-ONEのJクラス大会が行われていたのでした。
 仕事など色々あって観戦できなかったため、今回は3日目、日曜日のROBO-ONEスペシャルだけ観戦してまいりました。

  …と言うか、金曜日に開催されていても普通に見に行けないわけなんですけどね、ええ(笑)。

 昨日、久しぶりの文京プライベの後、珍しく飲みに行く人達にのこのこついていったせいで、結果から言うと頭痛風味だったのですが。気力を振り絞って外出の準備を行い、なんとか出撃。
 出てみたらちょっと遅れ気味で、5分ほど遅刻して会場着でした。

 今日の会場は川崎の産業振興会館、1Fのステージ。どうやらKHR-1のデモが終わったあたりのところらしく、審査員の紹介あたりから首尾よくもぐりこみます。
 会場の人の入りは、4割か、4割弱くらい。午前中ですしねえ。

 司会者の人はいつもと違い女性の方。後で聞いた話では、いろいろ都合があって急遽お願いすることになった方らしく、ROBO-ONEやロボットについて知ったのは、それこそ一昨日が初めてだった様子。さすがプロと思うような人あしらいのうまさがある一方、会場では(審査員どころか観客まで含めて)一人だけネタからおいていかれる様な展開もあり、解説の先川原さんと、かなりナイスなコンビを形成していましたよ。
 
 このあいだはダッシュと宇宙想定大会だけでしたが、今日は全種目開催です。
 午前中はステアーズ。午後は残るダッシュ、ボール、ドア、イーグルを行い、表彰式で〆となります。

【ROBO-ONEステアーズ】

 ストップウォッチの到着がやや遅れた後、開始。金属製の階段を上り降りし、ゴールに到着するまでのタイムを競う競技です。持ち時間は各自2分。
 操作は自律動作、無線操縦、どちらもOK。

■ありまろ4
 しょっぱなは自律動作でチャレンジの、スミイファミリーのありまろ4です。階段を上る時点で転倒が続き、三回目でなんとか上りきるも、やはり後ろに転倒して階段から転げ落ちてしまう。ようやく上りきって降りる段、ちょっと危なげに見えたものの、かなり股関節の動きが柔らかい。柔軟な足運びで、下りは一発クリアです。1分28秒64。

 ちょっと混乱があるものの、司会の方が頑張ってつないでいきます。ロボットの調子が悪くなって、調製で時間が空くことが時々あったので、しゃべりでつなぐプロの技をちょっと垣間見た次第。

■ダイナマイザーJr
 なんだか頭が鉄鋼無敵科学大魔号みたいなことになっている、スギウラブラザーズのダイナマイザージュニア。こちらは操縦型で、バーチャスティックっぽい操縦機のジョイスティックを軽く掌で弾くと、Jrが階段を上り始めます。一段上るたびに脚を揃え、慎重に一段ずつ登っていく… のですが、途中いきなり転落。再びスタートラインに戻って慎重に上るものの、惜しくも階段を上りきったところでタイムオーバーでした。
 インタビューによれば、上る最中にジョイスティックに触った所、誤操作で下りモーションが始まってしまい、それが転倒の原因になったようです。

■MAGI-Type 1
 灰色の外装も美しい、マギタイプ1。有線でノートパソコンと接続された状態で登場したので、操縦型? と思っていたのですが、どうやら自律型のようです。
 動いてみると見事なモーション。大柄なだけあって足が高く上がり、危なげなく階段を上り下りする安定した動き。一機にクリアしてみれば、15秒代の大記録でした。

■ヨコヅナグレート不知火
 前回大会、総合優勝のヨコズナグレート不知火が登場。なにしろ昨年の花やしきでは唯一1分を切るタイムを出していただけにに期待が集まったのですが……、なにしろ直前のマギが15秒。先川原さんの「まあ、二位でもポイントはもらえますからね」と言うクールなコメントの中スタートを切るも、いきなり後方転倒で、後頭部ごつん。
 …修復に入るも、どうやら時間がかかる様子。委員長判断でまさかのリタイアとなりました…。ただ最後に、記録を取れると言うことです。
 ちなみにDr.GIYさんが司会さんから「どくたーじーあいわい」と呼ばれるトラブルが。会場では(審査員どころか観客まで含めて)一人だけネタから置いていかれるような展開が(以下略)。

■QT5
 およそ一言では表現しにくい容姿と動きを持ったロボット、QT5。比喩的に言えば、宇宙ステーションのような。部分的に言えば、足がまるで紙コップのような。これも無線型です。
 階段に片方の足を乗せて片足立ちになり、そこから腕を振って体を半回転させ、一段上に逆の足を載せる。腕を振って体を安定させつつ、くるんくるん回転しながら前進。降りるときには腰(たぶん)を下げるなど、よくよく見ていると重心が移動しているのが見て取れます。完走し1分48秒43。

■オムニゼロ
 ウィンドウズのような起動音とともに、オムニゼロ登場。なんだかファンの回転音が響きますが、どうもマイコンの基盤を冷やしているようです。
 そのオムニゼロは大胆な作戦に出ました。腕を大きく振ってバランスを取りながら、階段を「一段抜かし」で上ろうとしたのですが… 安定を失い、後方にかなり派手に転倒。胸のカバーと電池が吹っ飛んでしまうトラブルが。外装の話でつないでいる間に修復を果たすも、しかし動かないオムニゼロ。最終的に、これも残念なリタイアとなりました。後でのお話では、どうやらコントローラー不調で動作出来なくなった様子。後が心配です。

■ダイナマイザー2
 今度はスギウラファミリーのお父さん登場が登場。お子さんが操縦を担当すると言うことで、これも操縦式。
 途中に止めが入らない非常にスムーズな動きで、階段のはしっこぎりぎりを降りるあぶなげな展開になりつつもすみやかに完走。タイムは0分37秒と、自己ベスト更新。「(競技に使ったのと同じ階段がある)ロボット王国に通った甲斐があった」との、お父さんのコメントでした。

「新鮮な気持ちを持ち続けてくださいよ」
「なんで俺が怒られてるんだ。おかしいなあ」

 先川原さんのコメントに気持ちが入ってないと、司会の方からダメ出しが出ていたり。

■PETIT
 自律型の赤いロボット、PETIT。桐蔭横浜大学のチームのようです。階段一段目を上る時にひっかかり、前向きに転倒。がッしゃと、かなり派手な音を立てて転がります。二回目のトライでも、同じ位置で再び転倒。
 思うに、自律型なので、同じ条件で開始すると同じところで転んでしまうのでしょう。四回目のトライで時間切れ。
 製作者の方のコメントも、「同じ場所で失敗したと言うことは、動作に再現性があると言うことではないでしょうか」とのコメントが。「それは自分のロボット褒めてませんか?」と言うさらなるツッコミを読んだわけですが。

■アリウス2
 ありまろ4に続いて、無線型でチャレンジです。しかし一段目に足がかかる前に転倒。二回目もふたたび転倒。どうにも様子がおかしいですが、またステージが曲がっているんでしょうか? 最後のチャレンジでんなんとか二段目に足がかかるも、ここでリタイア。どうも、足のサーボが一個おかしくなってしまい、それが原因だったようです。

 これで全員が競技を終了… と、ちょっと忘れ去られかけていたんですが、ここでYG再登場。参考記録となるタイムを取ります。

■ヨコズナグレート不知火(再)
 自律動作でチャレンジする二回目。目の覚めるような安定さで素早く階段を上りきるも、降りにかかったところで一段目を踏み外し、派手に転倒。
 二回目のチャレンジも上りきったあと、同じところで転落。ここでストップが入り、ふたたびのリタイアとなりました。今回、不知火はタイム無し。…ううん、残念。

 花やしきの大会では完走者2名、一段ずつ足を揃えて階段を上るのが普通だったわけですから、わずか半年でびっくりする進歩ですよね。これは。
 西村委員長からは、今後自律化が進んでいき、センサーの搭載などが進んでいくのではないか、と言う総評でした。

 さて、午前はステアーズのみで終了。
 一時間の休憩のあと、午後にはダッシュが始まります。

 ~休憩中。
 ステージでは、マギやマジンガアや、ダイナマイザーJrの調製が入れ替わり立ち代り続きます。どのロボットもかなり途中で旋廻しちゃってますね。それにしてもマジンガア早い早い。お客さんはほとんど外で食事に行ってるのか、会場は静かでステージでのロボットの動作音が良く聞こえます。

 長い休憩時間、ROBO-ONE裏名物と言うべきであろう、画面テロップの人も時間をもてあまし気味。
 なんか地磁気が狂ってるそうなんですが、大丈夫なんでしょうか。天変地異でしょうか。視覚とか聴覚とかにおいセンサーで動作させたらどうか。とかそんな字幕がのったり流れていきます。フェロモンセンサって、なんか気持ち悪そうで面白そう。

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