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2005.08.09

第三回ROBO-ONE Special観戦記【イーグル編】

 最後の競技、ROBO-ONEイーグル。これまでの競技が単種目と言うか、単機能を競うものだったのに対し、イーグルは障害物競走の様相を呈しています。
 ROBO-ONE版サスケと仮名される通り、斜めパイプ、スポンジ床、ターンテーブル、段差、シーソーと障害の用意された9面のパネルを順に走破してタイムを競う、そんな競技です。

■ありまろ4
 まるで落下傘降下の如くハンガー状のフックをつけて、トップバッターはありまろ4。
 フックを利用して見事なスライド降下を見せるも、一回滑りすぎてコースアウト。その後はどこか片足首の調子がおかしいような様子ながらも、ターンテーブルをたくみに利用して見事に通過。1分31秒85でした。

■ダイナマイザーJr

 スタート位置のプレートをかなり高い位置に調製。Jrに大きくのけぞった姿勢を取らせ、だっこちゃんのようにパイプにぶら下げる作戦です… が、腕の力が今ひとつ不足していたのか、ほとんど一番高い位置からがっしゃーんと落下! 下は金属板です。かなり痛そうな音します。
 何度か同じセットアップで挑戦し、最後には片腕が動かなくなったか、片肺での降下を図るも、執念叶わず失敗。ギブアップでした。

■IDA
 なんと上下さかさまにロボットをセット! 逆立ちの姿勢で両足でロボットをパイプに固定し、そのまま滑り降りる体勢です!
 いったい本当に滑るのか、滑ったとしてどうやって降りると言うのか。固唾を呑んで見守る会場ですがしかし、「やっぱりだめでした」とあっさりリタイア。危険でありました…。

 ちなみにそのあと、写真撮影の時にIDAは「逆立ち降下」を実演していました。ゆっくりゆっくり降りた後、本当に頭をバンパーにして脳天から落ちてましたよ。
 リクエストで何回も脳天逆落とししてましたが、本当に大丈夫だったんでしょうか。ちらっと見た感じ、頭は確かにゴムみたいな感じでしたけど…。

■ヨコズナグレート不知火
 背中を向けた姿勢で、ぶらさがっていく作戦の不知火です。落下はスムーズに進み、背中をポールに当てて安定した落下を果たしますが、しかし転落しリスタート。
 その後は無事落下のあと、横歩きと通常歩行を使い分けて、ターンテーブルやシーソーもスムーズに通過。2分08秒75でした。

■グレートマジンガア
 ドアに引き続いて、マスタースレイブで参加のグレートマジンガア。片手でひょいっとパイプを掴んで滑り出します… が、壮絶な音を立てて落下! 重量があるだけに、会場からも痛そう!と言うコメントが飛びます。
 何度かのチャレンジでパイプを通過したのち、ターンテーブルにもきちんと引っかかったりしたものの、無事ゴール。3分17秒59でした。

■QT5
 相変わらずデザイン関係でいろいろ意見の出るQT5。スタートはうまく切ったのですが、段差を上ることができずリスタートを行った後、残念ながらリタイアとなりました。

■オムニゼロ
 片手でぶら下がった、丁度猿のような姿勢でパイプにチャレンジ。体を揺らすことで速度を調整しながら、少しずつ前進していきます。
 軽快な歩行でターンテーブルも突破するも、段差で転倒。なにしろイーグルの床は、これまでの競技やリングと違って、つるつるぴかぴかの金属板です。何気なさそうな段差で何度も転んでしまいます。最後は姿勢を落とした格好でシーソーに突入して突破、タイムは2分20秒53でした。

■ダイナマイザー
 一回コースアウトしたほかは、降下もそのあとの歩行も軽快でした。さすが歩くのが早いダイナマイザーですが、それがちょっと災いしたのが最後のシーソー。
 シーソーは脇を歩くのは不可で、必ずシーソーの上を通らなくてはいけないんですが、ダイナマイザーは歩くのが早すぎて、ちょっとでも斜めを向いていると、極めて狭いシーソーの範囲からすぐにはみ出てしまうんですね。
 進んではバックし、位置を調整して復帰。動作が続いた後のゴール。2分00秒66でした。

■MAGI
 最初のパイプはまるで鉄棒のような構えで通過。途中なんか一回懸垂みたいな動作も見えたんですが、気のせいでしょうか。
 落下した際に転倒してしまっていたんですが、材質と床の相性がよほど悪かった(あるいは良かった)のか、ものすごい勢いでマギが滑っていきます。パネルを一個まるまるつるーっと滑っていって、その下まで転落してしまうほどに。
 転びさえしなければスムーズに進むのですが、ちょっとつまずくとすぐにコースアウトするまで滑ってしまうのが難。最後のシーソーでも滑ってしまったりしておりました。3分01秒04で完走。

■アリキオン
 司会のお姉さんが、なぜか同時にチャレンジすると思ったアリキオンとアリウス。まずは赤いアリキオンからの挑戦です。
 青く光る伸縮式のアームをパイプに引っ掛け、まずは順調な降下を見せたアリキオンですが… 降りたポイントが悪いのか、立ち上がりに失敗してコースアウトしてしまいます。二度三度と繰り返すも、なかなか突破ならず。娘さんが落下位置で待ち構えていて、コースアウトするとお父さんにてきぱき渡しています。だんだん回転率が上がってきたところで、五回目のチャレンジくらいで調子が悪化。残念ながらリタイアでした。

■アリウス2
 花やしきの時と同様、両腕だけでなく頭と言うか鼻の三点で固定し、パイプ落下のスピードをコントロールするアリウス。片足を振り上げて落下地点のポールに蹴りを入れ、落下の衝撃を和らげる様は見事ななめらかさなのですが… どうも落下地点の床に張ってあるスポンジが、パイプ通過用に腕につけた爪と干渉してしまうのか、落ちてから起き上がることが出来ません。
 チャレンジを繰り返すも起き上がりを果たせず、無念のリタイアでした。

 ここで次の挑戦者は… と言うところで、いきなり乱入登場!
「飛び入りは認められているんでしょうか」「原則的には認めていないんですが」と言うことで、どうやらスポンサーサイドからの強い要請により飛び入りのようです! 飛び入りするくらいですから相当自信があるんでしょう、とかなりなプレッシャーを浴びながら。二体のロボットが急遽登場です。

■KHR-1桃色

 これはノーマルのKHR-1… なんでしょうか? 胸パーツがピンクのそれです。ハンガーの頭だけみたいな外付けパーツを両腕で掴んで、パイプを降下。慎重に降りていくも、摩擦がありすぎたのか、中途半端な位置で停止してしまいます。ハンガーから手を離してスポンジの上に落下。なんと寝転んだ状態のまま、頭を中心に(それこそターンテーブルのように)体を回転させて、立ち上がりの余地を確保。立ち上がってレースを続行するも… ターンテーブルにはまります。
 実際のところ、ここまでターンテーブルに見事に引っかかったロボットは初めてです。はまったと言う表現がもはやぴったりで、抜け出そうと思うと操作方向が変わってしまい、横にも歩けず、回る回る。「ここまでロボットを見せたいんでしょうか」「まるで展示会みたいですね」と、先川原さんも大喜び。客席の関係者の方から、おっかない声援と言うか怒声が飛びます。
 結局、ターンテーブルで時間を浪費と言うか充分楽しんだまま、タイムアウトでした。

■ブラックシード
 骸の文字もまぶしい、「慎重派のワル」ことブラックシード。なんと本物のハンガー(木製)をパイプにひっかけて、それにぶら下がって降下する作戦です。
 落下の際に転がってターンテーブルに転がりこるも、一旦戻しの処理となり… そしてブラックシードもまたターンテーブルの魔物につかまります。ちょっと動きながらも回る回る。脇を通過して一瞬脱出しかけた… のですが、せっかく足は抜けたのに、後ろに転んだ拍子に、背中(バックパック?)がターンテーブルに乗っかり、そのままずるずるターンテーブルに引き戻されてしまいます。
「もうターンテーブル作った人大喜びしてますね!」と言うコメントの通り、ターンテーブル大暴れ。しかし「来月の給料ないぞー!」との厳しい叱咤もあり、なんとか抜け出して2分52秒90で完走。乱入者の面目を保ちました。

 さて、乱入があったからもう終わりなのかなー、と思っていたら、そうでもなかったようです。
 この時点で既にザウルスの電源は完全に切れ、手元にあった紙にかたっぱしからメモを書き飛ばしていきます。ああ、大容量バッテリないとダメですねやっぱり。

■ランサー
 えまのんさんは名前関係とことんついてないらしく、えのまんさんと呼ばれたりしておりました。
 パイプの落下、フォームもスピードも理想的だったのですがやはり離脱が難物。何度も落下してしまい、タイムロスしてしまいます。樹脂製のボディとはいえ、「よく壊れませんね」とコメントが入るほどの落下を繰り返した後、残念ながらリタイア。

■ファイマン2

 最後のチャレンジはファイマン2。金属の両腕をパイプに渡し、しっかり掴んでスタートしますが… 滑りません。
 強く握りすぎなのか、握力を調製して再チャレンジ。今度はちゃんと動き出… キイーーーーーーーーー!
 …アームも金属、パイプも金属なので、動いたはいいものの摩擦ですごい音がします… 一発で通過してくれよ、と思う願いも空しく、落下地点で転落しリトライ。もう一度、動かないのかな? と油断したところに、再び高周波の洗礼が!

 再び落下地点で、立ち上がることが出来ず。再チャレンジか? といろんな意味で不安の声の漏れる中、そのままリタイアでした。

 一位完走はありまろ4。スミイファイミリーの皆さんがインタビューを受けられていたようですが、なんかありまろはあんまり期待されていなかった様で、驚かれていたようです。二位はダイナマイザー、三位はヨコズナグレート不知火と続きます。

 総合優勝は、ダッシュを制したほか、走破系で安定した成績を残したダイナマイザー。ヨコズナグレート不知火とは、数ポイントで競うかなりの接戦だったようです。

 会場で写真撮影と表彰式のあと、散会。スミイファイミリーの皆さんにはテレビ局の取材が来ていたようですよ。
 ここで、途中から来られていたパンジーさんやENNUIさんにご挨拶。きのうおとといのJクラスでは、予選を突破して本戦に出られていたようです! うわあ、見たかったと言うか応援したかったなあ…。
 Jクラスに出ていた色々なロボットの話を伺う。どうもシャイニングガンダムやアンパンマンがいたようです… シャイニングガンダムはモビルトレースシステム(マスタースレイブ)で、アンパンマンは本当に頭がパンだったらしいとか。いったいどんなんだったんでしょうか。

 背中に背負った「桜田一門」の文字もまぶしい石川さんにご挨拶したり、駅への道すがら司会の方と一緒になったり。
 そんなこんなしつつ、川崎の駅で打ち上げに行く皆さんと別れ、帰宅した次第です。

 やはり今回の協議も、参加者と競技クリア者の数を考えると、レベルも高いけど要求される技術も高いんだなあ、と言う感じですねー。
 前回のΣのように、今回はPETITの活躍が目立っていたように思います。イーグルでもパイプが一番盛り上がりましたし(一部ロボットのターンテーブルは別として)、今後、上体をメインに使った競技が増えてくると面白そうですねー。

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コメント

始めまして、そのシャイニングガンダムで出場していたNaoです
ロボットで格闘をするならGガン!
なおかつ、光る右手とモビルトレースシステムは外せない!
もちろんパイロットは黒いスーツで赤いハチマキ!
という思い入れで作った機体です

実は8/20のキャラホビにもバンプレストさんのブースでスギウラさんのダイナマイザー2や、ナベダムさん達とデモやっていました
楽屋で鵜島仁文(GガンOP)さんにモビルトレースシステムが凄い!と言って頂けたのが嬉しかったです

しかし、せっかく皆さんに覚えて頂いたShiningですが、来年からは版権の問題でROBO-ONE(J-class含む)関係には出場出来ないようです
とっても残念です

投稿: Nao | 2005.08.29 14:00

 コメントありがとうございます。ご本人ですね!
 自分としても、ガンダムで一番好きなのはGガンな口でした。「マスタースレーブで掌が光るガンダムだった」と聞いて、どんなシャイニングガンダムなんだろう。と思っていた次第です。

 キャラホビにもいらっしゃっていたんですねー。自分はGPのあった21日しか行かなかったので拝見できませんでした。同日のダイナマイザーとかのステージは見られたんですが…。

 版権の権は残念ですねー… 法律が絡むととたんに専門外ですが、バンダイさんの(サンライズさんでしょうか)太っ腹に期待したいところです。
 ガンダムーにもOKが出てることですし、シャイニングは全然OKのような気がするんですけどね(笑)。

 ともあれ、今後ともご活躍を期待しておりますー。

投稿: sn | 2005.08.29 22:58

ありがとうございます

一応、J-classの時にサンライズの方にはお願いしておきました
その時は上の人に相談しておくという返答でした
その後で、バンプレストからオファーがあったわけですが
その時に、版権の問題はあるがウチが頼めばサンライズ(創通)さんも
イヤとは言わない
といった話しがありました
いっそのこと、バンプレスト主催で"ガンダムファイト"とか企画してくれないですかねぇ...(^^;)

オリジナルキャラを育てたいというROBO-ONE委員会の考えもわかりますが
こっちはこっちでファンの為になんとかしてもらいたいものです

投稿: Nao | 2005.08.30 00:37

 ガンダムファイトは見たいですね!(笑)
 まあネーデルガンダムとかばっかりいっぱい出てきても、それはそれで困りますけど(笑)。

 背中にサンライズのロゴを入れるとかで、こう決着してほしいものですねー。

投稿: sn | 2005.09.01 00:48

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