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2005.09.19

ROBO-ONE GP in 飛騨高山【トーナメント編】※但し中途迄

 一時間の休憩の後、いよいよトーナメント開始。
 ここからはR-blueの吉村さんが、特別審査員として加わります。なぜかR-blueや吉村さん自身が、周りの人から激しく突っ込まれていますが。
 まずは会場に来ているお子さん達へインタビュー。優勝予想からスタートです。アフロが優勝すると思いますって理由が「人気があるから」って。ちなみに会場は結構いい入り。子供さん達がグリーンシートの前面にびっしり並んでおりました。

【トーナメント】

×アフロ vs ○グレートマジンガア

 なんか手にハリセンを持っていますグレートと、アフロの対決。グレートの頭には、きのうアドに乗っていたミニアフロが乗っています。なんなんでしょうこれは。
 会場のアナウンスによれば、ミニアフロはどうやら人質の由。正義の味方のはずなんですけどねえ、と言うコメントの中、開始です。
 アフロ、始まるなり激しく振動。バブルスリップで泡を吹き出しますが(GPは液体ありだそうです)、グレートが扇で激しく扇いで反撃。アフロの髪に泡がひっついて笑いを誘いますが、これが意外にスリップして歩きにくい。起き上がりもなかなか困難です。マスタースレーブに切り替えたマジンガア、アフロをリング脇に追い詰めて1ダウンを奪います。
 頭突きをダイブアタックで返され、またもリングアウトでアフロ2ダウン。アフロが踊りますが、攻撃にはならず。最後は棒立ちになったところを横から突付かれ、ころりとリングアウト。「
 なんとか勝てて良かったです」「なんとかですか!?」と言うほどの、マジンガア余裕の勝利でした。

 あ、ミニアフロはきちんと返却されていました。ちなみにミニアフロ、スクランダー風の赤い羽根がついていましたが、菅原さんお手製の改造だそうです。ちゃんとブレストバーンの放熱板もついていたとか。

×メタリックファイター vs ○アリウス

 アリウスの新モーションは出るのか。メタリックファイターが一矢報いるか。注目の展開です。
 しかし開始直後、メタリックファイターが前方に素で倒れます。リングの中央でへし合いの展開、両者スリップダウンしつつ、なにか普通に倒れる展開も続く中。メタリックファイター、上体がリングからはみ出た姿勢で転倒。復帰に失敗、1ダウンです。
 メタリックファイター、両腕で地面を掴み、大技の倒立キックを放ち… ます… が。しかしいかんせん、倒れるまで時間がかかります。ささっと(いや、いっそとことこと)横に避けるアリウス。誰もいないところに、激しく転落するメタリックファイター。…どうも転倒が続きます。胸パーツがはずれ、バッテリが胸からこぼれ落ちてしまいます。
 分けた瞬間に急速修理。しかしメタリックファイター有効打が奪えないまま、アリウスのダイブが腕に当たり2ダウン。直後、メタリックファイターがダウン攻撃を放った直後を横からアリウスが攻撃に入り、0秒ちょうどにもろともにリングアウト。これで3ノックダウンとなり、アリウスの勝利です。

 アリウス、注目の新技はボタンに割り付けていないとのことで…… 幻の秘技!? うわあ、次のGPでは出るんでしょうか。

×はじめロボット vs ○オムニゼロ

 脚が勝つか、腕が勝つか。スピードとパワー、西の赤いロボット同士の対決です。「オムニゼロってさるぼぼに似てますよね」と言う新説の流れる中、試合開始。
 両者素早い攻撃が交錯しますが、さすがにオムニは重い。はじめロボットの回転キックも弾かれます。大回転パンチではじめロボット、耐えるも倒され1ダウン。横パンチを放ちながら迫るオムニゼロに、はじめロボットはさすがに攻撃しにくい様子。
 パンチで伸ばした腕に攻撃が当たってしまい、はじめロボット2ダウン。最後はリング脇まで転がってしまい、縁ぎりぎりでの危険な立ち上がりを敢行。一瞬、直立に成功する…… も、まっすぐ立った直後に転落。悲鳴の中、3ダウンで終幕となりました。

×アリキオン vs ○ヨコヅナグレート不知火

 アリキオンのGPでの肩書きは「白刃の妖精」なんですね。なんで「白銀の妖精」なのかな、とずっと不思議に思っていたのですが、今日ようやく理解しました。
 男の子人気のありそうな不知火と、女の子人気のアリキオンの対決。お子さん達の評判が気になる処です。
 アリキオン、中段、下段と攻撃を放ちますが、不知火の正拳がもろにボディに入り、まずアリキオンが1ダウン。アリキオンがしかし、両方のブレードを伸ばしての体当たり攻撃で1ダウンを奪い返せば、不知火の一撃でリングの外まで転げ落ちて2ダウン目。壮絶な勝負です。
 連続パンチ出ダウンが入りますが、ダウンにならず。ううん、微妙な攻撃。一瞬レフェリーにも同じ攻撃とみなされましたが、サンダーとあびせ蹴りで違う技とのこと。物言いが認められて相互2ダウン、延長戦に突入です。

 延長戦、ダウンしたアリキオンがリング脇に追い込まれ、不知火、一気に押し出す。これで不知火の勝利です。

○グレートマジンガア vs ×トコトコ丸

 トコトコ丸vsグレートマジンガア、昨日と同じカードですが、今日は操縦者が違います。これがどう出るか。
 マジンガアの攻撃にトコトコ丸が絡み、いきなり分ける展開。ヘッドバットを素早くしゃがんで耐えるグレート、素早い反応で重心を落とし、うまくかわしていきます。
 トコトコ丸は突っ走って後ろを取ろうと試みますが、グレート、トコトコ丸の下に腕を差し込み、一気にひっくり返して1ダウン。ヘッドバットは交されたり防御されたりと上手く入りませんが、トコトコ丸、至近距離からほとんど押しつぶすようにして1ダウンを奪います。
 いつのまにかグレート、トコトコ丸の服のすそを掴んで引き倒す構えも。そうか、グレートの腕なら十分可能ですね。しかし実際には、マジンガア横パンチで2ダウンを奪った後、後ろから接近したトコトコ丸に、逆襲の後方攻撃を投下。3ダウンを奪い、勝利です。

 「マジンガアは後ろが弱い」と言うのが(解説の吉村さんも言っていました)定説だったのですが、「昨日作った」と言っていた後方攻撃のモーションと、息子さんの操縦技術で見事にカバー。昨日の弱点を今日には克服する。驚くべき粘りで、今日はグレートの完勝です。

×アリウス vs ○ダイナマイザー

 因縁の対決は、ここで実現。スギウラ父さんが「天敵」と評した、アリウス対ダイナマイザーの勝負です。
 ダイナマイザーの回転キックを、しゃがんで凌ぐアリウス。横動きで攻撃チャンスを狙いますが、お互い距離を取り、間合いを取り合う勝負となります。後方回転キックで先取したのはダイナマイザー、非常に素早い動きで攻撃チャンスを再びうかがいます。しかしダイナマイザー、移動中はアリウスに狙われがちです。移動中に攻撃され1ダウン。
 アリウス、ディフェンスは万全。姿勢を落とし、攻撃を完全に抑えてきます。ダイナマイザーの防御も劣らぬものがあり、睨み合い防ぎあいの展開。…アリウスの肩のあたりから何かがぶらさがっています。ブルートゥースのモジュールが剥がれてしまったようです。タイムを取るか取らないか、と言う話がなされる中、正面回し蹴りでダイナマイザーが2ダウン目を奪う。
 残り時間はあとわずか。最後は時間切れまで逃げ切って、ダイナマイザーの勝利でした。

 ご両親へのインタビューの中、ちなみにリング上では操縦担当お子さんにより、ダイナマイザーvsアリウス延長戦が展開されておりました。

 ここで会場へのプレゼント。じゃんけんで勝ち残った人にTシャツプレゼント。しかしじゃんけん大会をしていたら、生き残り1名になってしまいます。レフェリー、驚くべき強さ。

【エキシビジョンマッチ】

○ZAK type 0 vs ×アフロ

 ここでエキシビジョンマッチです! 予選で最後に参加し、55位だったZAK type0、おかもちとパンタグラフが合体したみたいなあのロボットが、アフロに挑みます。
 実は朝、開場前のリングでZAKがウォーミングアップをしていて、その時点でいいもの見られたーと満足していたのですが。烏羽さんによれば、エキシビジョンマッチに出場させるかどうかの選考だったようです。

2005091902

 まずはZAK type0のデモンストレーションから。予選を見ていない先川原さん、「見ただけで何やるか大体わかった」と言っていましたが。パンタグラフ状にアームが伸縮し、上段突き中段突きと披露します。「思っていたのとちょっと違った」と先川原さん。どういうのを想像していたんでしょう。
 ミニアフロをお供に連れたアフロと、いよいよ対決です。

 試合開始。相変わらずアフロが痙攣する中、ZAKがゆっくりゆっくり近づきます。長いアームでアフロの頭をつついて、まずは1ダウン。アフロなんとか近づこうとしますが、上半身を回転させて狙いを定めるZAKが間合いを詰めさせません。まるで回転砲台です。
 しかしZAKも反動で転倒。「転んだら起きられないんじゃ」と言う声の飛ぶ中、しかし自ら横倒しになった後、カウンターバランサを使って器用に起き上がります。起き上がりに拍手が飛ぶ中、伸ばしたアームで2ダウン目を奪取。アフロ、長いリーチに阻まれ、まったく近づけません。
 意味もなく泡を吹いてみますが、風向きの関係で攻撃が届きません。伸ばした腕が引っかかってZAKスリップダウンしますが、終了時点で2カウント。なんとアフロを破っての勝利です。

 次回は決勝に是非駒を進めて欲しい、と言う声の中、地方でロボット戦の練習が出来るサークルがあるといいのでは、との、西村さんの意見でした。

【トーナメント後半】

×オムニゼロ vs ○グレートマジンガア

 力と力、パワータイプの対決… グレートのマスタースレーブにトラブル発生か、調整の時間がちょっと入ります。腕のパイプがなんか外れちゃってましたね。
 調整後、試合開始。一気に詰めるグレートですが、まずはオムニゼロの攻撃がヒットし1ダウンを奪取。オムニ、リング際での転倒から見事に復帰し、マスタースレーブのパンチとオムニの回転パンチが交錯する展開。ラジオ体操パンチでも倒れないオムニ、しかしリング際でまたも転倒。はらはらする立ち上がりが続きます。
 同じく転倒したグレート、立ち上がりません。トラブルでしょうか? いや復帰。
 ダッシュが入りますが届きません。再度攻撃、今度はしっかりした間合い。ダイビングロケットが入り、これでお互い1ダウン。グレートは起き上がりで落ちかけるが、なんとか復帰。オムニゼロ、追い討ちを入れられません。
 グレート、後方にパンチを加えて2ダウン目、更には後方へのダイビングロケットパンチがヒット。今日は後方への攻撃もあったか、とはたと気づいた瞬間には既に遅く、クリーンヒットして3ダウン目。グレートマジンガアの勝利でした。

【退出】

 …残念ながら、バスの時間の為に、ここで時間切れ。次の勝負は見られませんでした。
 ツアー部隊は途中でぞろぞろと会場を抜け、移動開始。ちなみに次の試合は不知火vsダイナマイザー…… ううん見たかった。

 会場の外で、バスを待ちます。
 なんかみんな大喜びですべり台滑り降りたり、記念撮影をしたりしつつ。

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