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2005.11.03

ブラザーズ・グリム

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 というわけで見てきました、テリー・ギリアム監督最新作のブラザーズ・グリム。
 グリム童話で有名なあの有名なグリム兄弟は、実は本物のモンスターハンターだった! と言っていいのかどうか。この説明間違ってるな。たぶん。
 えー、まあ民間伝承を集めるのも勿論やっている訳ですが、仲間と組んでやっているのは、実は一種の詐欺。村人の眼前で派手な魔女退治のパフォーマンスを繰り広げ、現金をせしめては他の土地へ移動する。
 兄ウィルはクールなリアリスト、怪奇現象なんか存在しない派だけど、それを使って効率良く稼ぐ、ある意味で小悪党。
 弟ジェイコブは親切とドリーミーが同居した、半分がた悪い意味での学者莫迦。
 どっちがボケとも突っ込みともつかない絶妙なバランスの二人、ひょんなことから(命惜しさに)お得意の怪奇現象に首を突っ込む事になる。
 赤ずきんにグレーテル、少女ばかりが次々と行方不明にになっていくマルバデン村。お目付けのフランス軍人カヴァルディ、猟師アンジェリカを加えた兄弟が対決することになったのは、深い森の塔に住む、なんと本物の魔女だった!

 と言うような筋立てなんですが、見所はビジュアル… というのは、一見すれば瞭然なので置いといて(TRPG派には、ライカンスロープだとかリターニング属性武器だとかに食いついてしまいますが)。
 とにかく最初から最後まで見逃せないのが、フランス軍とフランス人の扱いのヒドさ。「モンティ・パイソン」のフランス人の扱いこれフランスで公開したら暴動起きるんじゃないかって位に。
 「暗い森」を保つ未開のドイツと、文明化されたフランスの占領軍、って言う対比なんでしょうけれども。それにしてもフランス軍の扱いはもう。おなかよじれちゃいます。
 将軍役のジョナサン・クランプも底意地悪そうで素敵ですが、なんと言ってもこの映画で最高なのはピーター・ストーメア! 兄弟を監視するフランス軍人カヴァルディの役なんですが…… なんていうか、目がまったく素面じゃない。頭のネジの一寸ゆるんだ、ネズミ男+イヤミに刃物って感じでしょうか。
 このカヴァルディを見るためにだけでも、行って損はないです。勿論、フランス大好きなら見ない方がいいかも知れませんが。

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