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2006.01.24

LOOX触ってきました

 発売から少し経ちまして。ふと立ち寄ったビックカメラの店頭に、FMVのLOOX Pがありましたので。ちょっと触ってまいりましたー。

 全体的に見た感想は、キータッチはLOOX(昔の)、画面はBIBLO MCと言う感じ。画面の輝度はあんまり高めではなさげで(バックライトを最大にしてみましたが、それでもちょっと暗い感じ)、タッチパネルの皮膜の存在が、ちょっと光をカットしている感じです。普通のノートと比べると、さすがに一寸苦しい感じ。
 右側から飛び出すスタイラスは、PDAについているような小さいプラスチック製のもの。もっとも、電磁誘導式じゃないですから、タップするのにどんなものでも使えるのは強みです。ためしにjournalを動かして字を書いてみたら、なんだかちょっとざらざらした、ノートみたいな書き味でした。

 店頭デモ機なのでバッテリはついてませんでしたが、それでも片手で持って苦にならない軽量さ。フットプリントも小さく、形態性は充分と感じます。もっともタブレットPCの場合、フットプリントの小ささはイコール描画面積の小ささ。ペンタブレット代わりに使うのは、ちょっと厳しいかな…… と言うほどのコンパクトです。ここは、軽量さを取るか、面積を取るか、本当の二択となりますね。

 左側のCFカードスロットは、カバーではなくてダミーカード形式なのがちょっと残念。右側にはワイヤレスLANを明示的に切るスイッチ(らしきもの)があり、これは電波を制限したい時や、バッテリを節約したい時にとても便利そう。好感触です。
 キー並びは、ウィンドウズキーのあるあたりにFnキーがあったりして、ちょっとだけ変則気味。キートップは縦にやや潰れた形で、指先でタイプする人ならタッチタイプできそうな感じ。ただ、ストロークは浅めです。
 キーボード中央にはトラックポイントみたいなものもついているんですが、何故かゴムキャップが外されていて。ここのところの動作を確認する事はできませんでした。残念。
 あ、画面を半回転させる中央ヒンジは、かなり頑健なつくりで安心感がもてました。実際に回転させたわけではない(防犯用のブザーの都合で…)ので、耐久性はわかりませんが、見た感じはかなり丈夫そうです。

 実際に購入を検討されている場合、キーボードの感じと、画面にペンを走らせた時の「書き味」を、まずは確かめてみたほうがいいかと思います。
 またペンタブレットとして使うつもりの場合、画面面積の小ささが却って徒となりかねません。このあたりの割り切りがつけば、「面白いサブノート」になってくれると思いますー。

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