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2006.03.19

第九回ROBO-ONE観戦記【一回戦(1)】

【一回戦】(11:00~12:35)

×スミイファミリー アリキオン
○光子力研九所 グレートマジンガアJr

 アリキオンvsグレートマジンガアJr、考えようによっては有力チームの2号ロボ同士の対決と言えなくもありません。
 昨日に引き続き、派手なカーニバルスタイルで登場のアリキオンに対し、グレートJrは小なりとはいえ、マジンガアと同じくマスタースレーブを装備、小なりとは言え侮れぬ一機です。
 自ら挨拶するアリキオンの声が響く中、両者中央でにらみ合います。いよいよ開始!

 中央でにらみ合う両者、いきなりのアリキオンの攻撃で、グレートがダウンを奪われます。後方から近付き、防御姿勢から回転パンチ、さらに後方ダッシュアタックを連続射出。起き上がった拍子にグレートの頭が取れてしまいます。
 ダッシュを二連発で放つもアリキオン、リング脇まで追い込まれマス。起き上がり失敗を繰り返すちリングアウトするアリキオン、回復する間にグレートの頭が海部k吸います。
 グレートの猛攻で、アリキオンボディにもろに食らって再びダウン。グレートの頭が勢い余ってまた取れてて仕舞います。アリキオン、もがきますが起き上がれません。
 リングを半回転するほど苦しみましたが、10カウント以内に立ち上がれず、ここでテンカウント。1-2でグレートJrの勝利です!

×さいとー PICO
○スギウラブラザーズ レトロ

 味わい深過ぎる顔つきのレトロに対するのは、やや大きめの初登場のPICO。どういう戦いになるのでしょうか。
 一礼するPICO、慎重に接近します。横に回りこむレトロのダッシュに、しかしPICOが素早くガード。起き上がりに巻き込まれてダウンしてしまい、起き上がりますが、再びダウン。
 レトロ、Cの字の手で首投げを仕掛けますが、これはすっぽぬけてしまいます。PICOの的確なディフェンスモードを前に、レトロの攻撃がなかなか入りません。しかしPICOも決め手に欠ける展開。
 攻撃が交錯した瞬間、レトロの指が欠けてしまいます。どうやら手は木で出来ている様子。後方に回転してしまったレトロ、リングぎりぎりで踏みとどまってしかし復帰!
 PICO、冷静に仕掛けますが、レトロの首投げもなかなか入りません。PICOは固いガードですが攻撃力には欠けるのか、なかなか仕掛けがむずかしいものがあります。両者の攻撃が攻撃し、絡み合う展開が続く中、ここで両者ダウンなしのまま時間切れ。延長戦に入ります。

 「アロンアルファはゼリー状のものでないとつかないですね」といわれつつ、レトロの欠けた手を修理するブラザーズの皆さん。「どなたかドライバー持っていませんか」と会場に声が飛ぶPICOのさいとーさん。
 おおわらわの調整タイム。どうやらレトロの手はテーピングで修理になったようです。

 そうこうしているうちに、インターバルも終了。レトロの手は結局そのままで行くことになったようです。
 サドンデスの延長戦に突入。回り込むレトロ、積極的に仕掛けますが、PICOも後退してうまく凌ぎます。しかしダウン攻撃もかわされてしまい、両者再び攻め手をみつけられない展開となります。間合いが広すぎて攻撃が入りません。最後は一気に間合いを詰めたレトロ、欠けていないほうの腕でPICOの首を掴み、もろともに投げを打ってダウン。レトロ、サドンデスで勝利を収めます。

×キラ りとらん2
○九州大学ヒューマノイドプロジェクト 2325-RNA

 りとらん2と2325ルナ。九大伝統の重量級ロボに、りとらんは1.5倍もサイズが違うウェイト差をどう返すのか。
 両者が走り回り打点を探す展開。りとらん、リングを走り回ってチャンスを探しますが、両者ともに歩く最中にダウンを繰り返してしまいます。
 リング脇の2325に攻撃を加えますが効果が加わらず…… といっているうち、2325の重量でリングがたわんでしまいます! 2325、思わぬ形の自爆でワンダウン。
 その場で回る2325、周囲を回るりとらん。消極的な展開に、両者にイエローが出てしまいます。仕掛けどころが見つからないりとらん、なにがなし迷走です。打点の高いパンチを繰り出しますが、重量差をはじききれず打撃が入りません。2325に攻撃が入りますが、浅いという判定の入る中、反動でダウンしたりとらんがリングアウトしてしまいます。
 両者ワンダウンで時間切れぎりぎり。2325が頭を下げるおじぎアタックにりとらんがはじき返されますが、これはダウンとして。再び両者1ダウン同士で、延長戦に突入します。

 そうこうしているうちに、延長戦開始。
 今度は2325、積極的に仕掛けます。ゆっくりした攻撃モーションを放ちますが、りとらんをつかまえられません。なにか出力の不足のような雰囲気ですが…… しかし2325の放ったパンチと言うかモーションに、りとらんが激突。ダウンを奪われて2325ルナが勝ち抜きとなりました。ちょっと疑問の声が、審査員からも飛んでおりましたが。

×九州共立大学メカエレ工房 九共大-ZERO
○光子力研九所 マジンガア

 九共大、本家マジンガアに挑みます。本家マジンガアはといえば、もちろんこちらが元祖マスタースレーブ。ラジオ体操パンチから横ダッシュ、拳の打ち下ろしと多彩な攻撃を放ちますが、ZERO安定性が今ひとつか、スリップで自らダウンしてしまうので、かえって有効な打撃が入りません。ゆっくりと立ち上がるZERO。
 間合いを詰めるマジンガア。間合いの詰めあいの中、マジンガアちょっと後ろにダウンしてしまいます。マスタースレーブに切り替えての連続攻撃も入りますが、なかなか入りません。ZERO、ダウン中にコマンドを間違えたらしいなどの危機などもありましたが、カウント7でなんとか復帰。
 しゃがんだところを強引に打ち倒し、マジンガア時間ぎりぎりに1ダウンを奪取。梃子摺りましたがこの追い込みの1カウントが決め手となり、勝利となりました。

○TeamLilac Black-Seed
×ASURADA レイヤードX

 大爪BlackSeed、対するは柔軟を通り越して異色のロボット、レイヤードXです! どんな動きをするのか興味津々、まずは一礼するレイヤードに、ブラックシード、頭のランプが点灯します。
 ブラックシード、足が頭に乗ったときに引き倒し、レイヤードの腕を下から押してダウンを奪います。下からの攻撃でブラックシード反撃し、相手のゆらいだところにさらに1ダウンを追加。姿勢が崩れるところを狙う戦術に、大柄なレイヤードが苦労しています。ちょっと歩行にも苦労しているレイヤード、しかしブラックシードも、重量差で有効打撃をなかなか奪えません。

 レイヤード、足に水色のテープが貼ってあるのが足だそうです。ブラックシードの攻撃に、のしかかってしまうレイヤード。四足で踏ん張って起き上がるその瞬間に、一瞬真の姿がかいま見えます。
 安定して仕掛けるブラックシード、立ち上がりの間に挑発のポーズが入ります。そうこうしているうちに立ち上がりに失敗し、ブラックシード、2-0での勝利でした。

○ジャパン△テント ベーチック
×ふるた T-9

 本日来られるかどうか危ぶまれた予選32位のベーチックに挑むのは、ベテランT-9。両者とも赤いロボットですが、サイズはかなり違います。
 超小型のベーチックは、なかなか不思議な動作で操縦しています。両者、仕掛けがなかなか入りません。ベーチックの攻撃も厳しいのですが、ベーチックの身の丈は、目測でT-9の半分くらい。結果的にT-9の打撃が頭の上を通過してしまい有効が与えられません。T-9も移動中、後方に移動するときに後ろにダウンしてしまいます。
 後ろ向きに近付くベーチック、T-9に打撃を加えますが、有効とはならず。移動中に何度かアクションを仕掛けますが、なかなか決まってくれません。睨み合いの展開の中、上体を捻るベーチック。トンファーを振りかざし絡める事でかちかちと音はしますが、重心に影響を与えるほどにもなってくれません。
 そうこうしているうちに、ベーチックのトンファーがT-9に引っかかるも、これも有効とならず。最後は両者、立ったままで時間切れ。
 これもノーダウンで、延長戦に突入します。

 ベーチックが電池を交換しているあいだ、リングで調整するT-9。やはり動作中、後方に倒れてしまいます。後頭部を打ち付けて心配されていますが、大丈夫なんでしょうか……

 そうこうしているうちに調整終了。延長戦の開始となります。
 仕掛けて倒れてしまうベーチック、T-9は挨拶でしょうか、なにか判断しづらいなモーションが出ています。延長戦はスリップの数も勘定するとのこと、両者慎重な仕掛けとなります。
 ベーチック、T-9の技の出がかりに絡めるように猛攻を続けますが、背中合わせのおしくら饅頭となってしまいます。そうこうしているうちに、再び時間切れ。

 最後は審査員判断とスリップダウン数で決められるようです。最後はスリップダウンの比較となり、ベーチック2に対しT-9が3。ベーチックの勝利となりました。

○ゆ ivre
×NEWLIGHT MOON

 出るか高速大回転、剣先と足先を補強している局所重量級のivreに、決勝初出場のMOONが挑みます。
 先制奪取でダウンしたivre、スリップしてしまいますが、長い腕をぶんぶん振り回してあっさりと1ダウン奪取。あわてて攻撃範囲から離脱するMOONに再び高速回転を放ちますが、MOONもダッシュモーションに入り緊急回避。まるでサーカスの芸のような攻撃と回避のタイミング、しかしMOONが棒立ちになった瞬間、二撃目がヒット、2ダウンを奪います。
 ダッシュで間合いを詰めますが、なかなか攻撃までは至りません。リング脇に追いつめられるMOON。ivreは倒れたところから強引に押し続け、リングアウトまで追い込みかねない勢いです。
 MOON、ダッシュ中になんと倒立し安定してしまいます。逆立ちしたままもがきますが、回復できません。あわやこのまま10カウントか!? と言う中、ぎりぎりで倒れ10カウントぎりぎりに復帰。更にタイムアウトぎりぎりのところでivreに逆襲し、時間切れ寸前に意地の1ダウンの反撃。
 しかし1-2、圧倒的なivreの勝利でした。審査員からも解説からも、ivreの弱点の解析の話に盛り上がります。

○坂本元 HAJIME ROBOT
×吉村 浩一 R-Blue

 昨日は実力を発揮しきれなかったはじめロボット、対するは、予選に引き続きまたしても「どこかで見たような」と言われてしまうRブルーです。古豪同士の激突ですが。
 つかつかと歩み寄るRブルー、はじめロボット、あびせ蹴りを放ちますが、これは打撃が当たらず。起き上がりに引き離した後、攻撃。Rブルーの屈みこみぎわにはじめロボットが巻き込まれ、まずRブルーが1ポイント先取。
 はじめロボット、起き上がりに巻き込まれます。自動起き上がりが作動するのかしないのか、ぎりぎりで起き上がるRブルー。しかし起き上がった後、リングアウトでマットのないところに転落してしまいます。
 操縦のためにマットを抜いていたところに落ちてしまったとのこと。なんとか大丈夫のようですが。再び両者睨み合いから、連続パンチではじめロボット、2ダウン目を奪取。最後は至近距離から畳み掛けるような前転蹴りを放ち、はじめロボット3ポイントを連続確保。3-1ではじめロボットの勝利でした。

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