« 第九回ROBO-ONE観戦記【予選編(2)】 | トップページ | 第九回ROBO-ONE観戦記【予選編(4)】 »

2006.03.18

第九回ROBO-ONE観戦記【予選編(3)】

【予選・第三部】(14:40~16:00)

 予選通過80台強のうち、45台まで終了しました予選デモ。いよいよ後半戦に突入です。
 再び宣伝タイムのあと、演技再開です。

46・192 九州共立大学メカエレ工房 九共大-疾風

 非常に細身のロボット、疾風の登場です。これまた足が長いですね。
 まずは走行、旋回しながらの走行。かなり計量らしく、動きに安定があります。足を開いてイナバウアー……ですが、後方転倒。転倒を検知して起き上がります。なんか背中にバンパーのような補助パーツがついてますね。
 踏み込みと捻りを加えて鋭く突きこむ突きのモーション、回転しての薙ぎ払いなどを披露し終了となりました。

47・14 マルファミリー キングカイザー

 真っ赤なロボット、キングカイザーです。後ろにCDプレイヤーがありますが、トランスミッタで声を飛ばしているようですね。
 かろやかなその場足踏みから、縄飛び… アフロとは違い、ロボットが自分の腕に縄をつけての縄跳びです。
 続いて幅跳び。70mmくらいマイナスみたいです。的をおくことで自動認識して、攻撃を開始するデモも披露。プレゼンターさんが的を動かすと、文句を言うキングカイザー。ロボットとプレゼンターさんのかけあいの妙が、なんとも言えません。

「なにをしている。技の名前を叫んでいるあいだに動くやつがあるか」「動いちゃダメなんですか」「常識だ常識」

 そう来ましたか。
 今回はマスタースレーブではないみたいですね。決勝では見られるのかも、と思うと一寸楽しみです。

48・102 吉村 浩一 R-Blue

 「どこかで見たようなロボットに似ている」と、出てくるなり言われるR-Blue。頭部にマトリックスディスプレイががついていて、表情を表示しています。
 新しいサーボを利用したとの由で、動きは非常になめらか。ROBO-ONE初期の動きを再現し、5年前の歩行、5年前の旋回を披露。「正確には4年ですから」と言う突っ込みが入る中、横歩きなどの初期のモーションを次々を披露。
 そして急に最新の旋回から歩行、方向展開を次々に披露。軽く両足を浮かせ、時間ぎりぎりから走行を繰り出します! 時間切れかと思われた中、行け!行け!と背中を押されてダッシュを披露。ぎりぎりOKでした。

49・42 KAZZ KZR-4

 腕先が木製のブロックなのがアクセント、KZR-4。小刻みな歩幅で、まずは走行を披露。拍子木状になった腕を、正面で、側面で、かっちんかっちんと打ち合わせます。
 足裏の回転軸で、腰のひねりにあわせて足裏を回転。ああ、これでなるほど。下半身の重心移動を表現しているとのことです。なるほど、確かに突きでは、つま先や足先の踏ん張りが非常に重要ですからね……。
 自分の体重と威力を最大化してする、と言う点でいえば、松っちゃんにも相通じるものがものがあると思います。こういうロボットさんが増えると、面白そうですねー。

(50)・146 法政大学電気研究会 ドリラー

 調整のため待機中とのこと。でありました。

50・113 NCCロボ科 ファットマン

 背中に大きな背負子を積んだファットマン。足裏を急遽小型化したとのことで安定性に不安がやはりだいぶあり、ゆっくりした動作での片脚立ち、旋回などを披露します。
 腕には爪状のパーツと、何か盾のような部品が見えるのですが…… 何かに使われている様子はなかったようです。あれはなんだったんだろう。

51・73 フラワー戦隊 ナガレンジャー ナガレッド

 次回開催地、長井市からやってきたのは、目が光るロボットのナガレンジャー。目からビームと称して頭を眩しく点灯させています。腕や足もブラケットはステンレス製とのこと。そういえば色がかなり違います。小刻みな走行の後、ややイナバウアー気味に傾いた後、後転を披露。
 最後にもう一度走行を披露し、終了となりました。

「むしろナガレッドはプレゼンター名で、ロボットの名前はナガレンオーにしてはどうか」「次回大会は長井なのでもうちょっとレベルを上げてほしいなと」と、コメントが相次ぎました。

52・160 チャーリー BBR2

 なんかマイルドな頭部のついた、黄色いロボットBBR2。ゆっくりした動作から横歩き、やや踏み込みを伴った突きのモーションなどを披露。
 走りは旋回気味になってしまいましたが、蹴りのモーションなども披露。

「本当はまゆ毛を動かすつもりだったが、サーボの調子が悪くなったので」との事。まゆ毛サーボ搭載だったようです。

53・217 Ninnin BR-1

 銀色のロボット、バトルリーゼント1号、略してBR-1。確かに頭にちょんまげと言うかリーゼントが載っている、銀色のロボットです。
 フレームむき出しの無骨な感じですが、動きはゆっくりと確実性重視の様子。それでも大技の最中にはちょっと転んでしまいますが…肩のあたりのフレームが非常にユニークな構造で、と思っていたら、頭がというか、腕と肩を固定していた部分がまるごとごっそり取れてしまっていました。大丈夫だったんでしょうか。

54・25 道楽、 か~る

 道楽さんのかーる登場。足裏にはやはり追加足裏をつけての参加です。腕から何者かを発射するデモを皮切りに、歩行や走行を披露しますが、床がやや滑るのか不安定な感じ。ペットボトルを仮想的に、打撃で倒し、もろともに投げを打って倒し、さらに前転キックでも倒しと、次々と攻撃を披露。
 最後はほぼ垂直近くまで足裏を持ち上げるハイキックを披露し、終了となりました。

55・227 知的成魚 舞夢

 どこかかなり細いというか細長い感じの、青いロボット舞夢。サーボを30個搭載したロボットとのことで、かなり無骨な雰囲気です。動く最中に転んでしまいますが、直後に「現在29個のサーボモータで動いております」って、転倒した拍子にどこか飛んでしまったようです。えええ。
 起き上がり、しかし後方に転倒。重量を持て余してしまっているのでしょうか。浅めの屈伸から、ややフックの入ったパンチ。インパクトの瞬間に手首に捻りを加えることで、打撃の威力を増すことが出来る仕組みのようです。

 電力の消耗が烈しいため、全体の制御が難しいのではないか、との事でした。

56・96 こそこそ団 AMATERAS

 「そこそこ団」と勘違いされたこそこそ団の皆さん。前回までは目隠しでしたが、今回はきちんと目の入ったアマテラスの登場です。……勢い余ってメガネまでつけてますけど。どうなんでしょうこれは。
 自ら音声を出すということで、かなり気合の入った格闘アクション系の声を出しつつ攻撃を披露。ちょっとわかりにくいですが、かっぽれをたたき付けるような感じで前後方に側面方向を披露。
 あとは時間いっぱいまで走るモーションを披露しており、終了となりました。

57・2 スギウラファミリー ダイナマイザー

 奔るといえばダイナマイザー、黄色い触角もこころなしかかっこよくなったダイナマイザー登場!
 なんとダイナマイザーも音声で自分で喋っています。いかにも音声合成と言う感じの感じの無骨なボイスがいかにもロボット。歩行、走行は、全く危なげも感じさせない余裕の安定度です。
 出てきたのはKHR-1の箱。これを飛び越えるとのことなのですが…… むむ、失敗してまった様子。厚さ5cmはありそうな箱を飛び越える事だったみたいですが。
 今度は片脚ジャンプを披露。片脚立ちの姿勢のまま、ぽんぽんぽん、と跳躍。片脚でジャンプし、片脚で着地するのです。あぶなげなくやりとげる。ダイナマイザーなら大丈夫だろう、と思わせる、貫禄のデモでした。

58・4 ちーむトコトコ トコトコ丸

 今回のトコトコ丸は、なんとピエロになってます! うわまた可愛いですねこれは。
 姿勢を落としたり上げたりが、かなりスムーズになっていると思っていたら、動きそのものが全てものすごく滑らか。扇子を持って踊っているのを見ると、それが良く判ります。
 今回は完全近くが目標とのこと。釣竿で座布団をぶらさげると、追いかけてつかまえて攻撃するようです。歩くと鈴がちりちり鳴りますよ。かっこいいなあ。

 操縦しているあみのさんも、離れないと敵と認識されるとのこと。そして本当に、なにげなく攻撃されるあみのさん。トコトコ丸、思いのほか凶暴です。

 なんとここで、第七回バージョンの山伏トコトコ丸登場! 新旧トコトコ丸の対決…… なのですが、リング内でじゃれあっているうちに、対決しないうちに終了。
 なんとも可愛らしいダブルトコトコ丸で、終了となりました。

59・5 光子力研九所 グレートマジンガア

 今度はグレートマジンガア! この時間帯なんとも豪華…… あれ。今日はグレートじゃなくてマジンガアですね。
 腕を大きく振ってダッシュ。ちょっと転倒してしまいますが、自動起き上がりで復活。走りながら定常円でぐるぐる旋回走行、かなり長い時間を安定して走り続けます。
 なでも胸に際物センサーがついているのだとか。ガンローラーにアフロみたいなのが描かれたのを載せた仮想標的に向けて、自動認識して追跡して攻撃を仕掛けます。

 本戦でのアフロとの対戦に期待を馳せつつ、終了となりました。

60・17 鹿児島情報高校メカトロ部 オメガ

 初登場は銀色のロボット、オメガの登場です。がしがしとした走行から屈伸、転倒からの三点倒立に入り、完全に倒立の姿勢で一時停止した後、脱力してからの自力起き上がり。動作はゆっくりしているところと早いところが両方あり、メリハリが利いてますねー。
 腕には定番、伸びるアームがあり、上体を回転しながらのパンチなどをも披露。落ち着いてのデモでありました。

61・22 大同工業大学 ロボット研究同好会 RL02 Agni

 火神アグニ登場。どこか不知火風のデザインですが、大きな拳と上腕部がそういうイメージを感じさせるのかも知れません。上体を駆使しての突き、パンチから、逆立ちのモーション。足元におかれたボールを、足を振り上げて蹴り飛ばします。
 最後は手拍子から勝利のポーズ、の予定だったのですが、不発に終わってしまっておりました。ううん、残念。

62・128 千葉工業大学総合工学研究会Mチーム E-Fan

 なぜなのでしょう。頭に扇風機を装備したロボット、E-Fanの登場です。体のあちこちにも風車を意匠したデザインを埋め込んでおります。
 腕の上に人形を乗せ、人形を倒さないよう歩行、と言う動作を披露。人形(下半身しかありませんが)倒れませんね。ファンを回転させ、ボールを腕に乗せてバレーボール風にサーブする、と言う動作だったのですが不発でした。

 デモ終了後、「見たこともありません」と無関係を強調する先川原さんが印象的でした。

63・70 さいとー PICO

 かっこかわいいロボットを目指すPICO。まずは自らP,I,C,Oのポーズを取ってPICOのポーズした後、横を見ながら横歩きをするなど、動作はいちいち可愛いですね。
 頭のランプでセンサーの動作状況がわかるようになっており、例えば距離センサーで後方から何かが接近した、と言うときにはランプが赤く転倒して距離を置くなど、こういう「センサーがどういうふうに動いているのか」って言うのが判るのは、見ていて嬉しいですねー。
 走るとヒゲダンスをそれぞれ疲労した後、ヒゲダンスしつつ走るを披露して、終了となっておりました。

64・80 釜田 博 Cyclops-01

 サイクロプス01。足の重心を後ろに置いたロボットです。両腕を開き、上体を90度振り回すなど、機体全体を駆使したモーションが目立ちます。動きはダイナミックなのですが、それだけにちょっと安定性に不安がありますか。転倒した拍子に頭が飛び、ジャイロがおかしくなってしまったかしたようです。

65・136 Taekwon-V Taekwon-V

 韓国の強豪、テコンVの登場です。なんかデザインがだいぶ変わっている気がしますが……。かっこいい頭がついてますね。
 前回のデモでも疲労していた書道モーションから入ります。片腕を床につき、筆を走らせる様はかなり自然でなめらかです。
 いやしかし時間の方が。大丈夫でしょうか。走るんでしょうか。あ、大丈夫でした。韓国組のロボットは、走りがかなりダイナミックですね。がっちんがっちん音がしてきます。

66・137 Taekwon-Boy Taekwon-Boy

 前から気になっていたんですが、テッコンVとは別チームなんでしょうか、テッコンボーイの登場です。
 真っ黒いデザインのテッコンボーイ、片脚をうまく使っての移動旋回から高速などを疲労。片足でバランスを取っての垂直足上げなど、固めの動作を着実にこなしていきます。
 首のあたりから下がっていたものが気になっていたんですが、どうやらクラッカーの紐だったようです。両腕で引いたところ、ぱんと言う音とともに紙テープが飛んでおりました。

 ランニングマシンのようなセットは演出とのことで、使わずじまいでした。

 ちなみにテッコンボーイの方も、審査員の協議によりポイントにペナルティが加算されていました。クラッカーを使ったのがまずかったようです。

67・166 Super Angel Haniel

 今回はパンダ風が多いような気がしますが、オリンピック特集とのことで、ジャンプからテレマーク姿勢を出し、カーリングの投げるポーズを再現。なんかものすごいニッチな処を突っ込んでいきます。
 最後は何かを繰り出すかと思いきや、どうやら上手く行かなかった様子。2年後の北京で会いましょう、ってそれでパンダですかそうですか。

68・181 アーバンロボット 餃子マン

 大きな腕を搭載した、なにやらユニークなデザインのロボット。足よりも腕のほうが稼動部分が多いという、なんとも不思議なロボットです。
 腕を振ってぐるんぐるん回転させたり、腕の爪のようなものを出して相手を押したりと、上半身の動きはなんとも表情豊か。その分歩くと不安定になってしまっていた感じなのが、なんとも惜しい感じですが…。
 攻撃やアクションに含めて、餃子を作るモーションも披露しておりました。

69・194 九州共立大学メカエレ工房 九共大-ZERO

 九州共立大の二体目のロボット、ゼロ。急遽の修理明けとのことで、ちょっとまだ動きがぎこちないようです。
 回転しつつの早歩きから、足をがちがち打ちつけての走行。微妙な横歩きからダッシュ、倒れそうな寸前から自己復帰したりしておりました。

 ここで三回目の休憩。この時点で、発表では残り11台。
 後はラストまでまっしぐら、でありまする。

|

« 第九回ROBO-ONE観戦記【予選編(2)】 | トップページ | 第九回ROBO-ONE観戦記【予選編(4)】 »

ロボット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11580/9151588

この記事へのトラックバック一覧です: 第九回ROBO-ONE観戦記【予選編(3)】:

« 第九回ROBO-ONE観戦記【予選編(2)】 | トップページ | 第九回ROBO-ONE観戦記【予選編(4)】 »