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2006.06.11

KHR-1セカンドアニバーサリー、ロボファイト魂観戦記

 10日、11日と、KHR-1発売二周年を記念するセカンドアニバーサリー大会が行われました。
 KHR-1によるトーナメント格闘をメインに、各種イベントが行われるという趣向なのですが、その各種イベントの内容がどうにも穏やかではなく。一日目は力尽きていて行かなかった訳だったんですが。カレーの会の終了後、観戦に駆けつけた次第です。

 それは何かと言うと、ロボットフォースさん主催によるロボファイト魂。文字通り、東西に名の通った二足歩行ロボットをそれぞれ東軍・西軍に分け、剣道や柔道のように、5チームvs5チームで勝ち抜き戦を行う、と言う趣向です。
 しかも各チームはおのおの2体のタッグマッチなので、総勢20台のロボット同士による対決。東軍はGP組なども多く擁する有名な強豪古豪が、西軍は関西のロボファイトやロボゴングで鳴らしたこれも実力派揃い。
 勝ち抜き戦でタッグマッチ、しかも日頃あんまり見られない取り合わせの対決、と言う要素たっぷりで、これは見ておかなくては、と駆けつけた次第。
 会場は浅草ロックスの多目的コート(と言うんでしょうか)。駆けつけた時にはかなりの人だかり。さっそくいしかわさんに発見され、なんで昨日来てなかったのかと突っつかれておりました自分です。

 座席に空きがあるのを教えてもらい、首尾よく試合開始前にもぐりこんで。いよいよ東西対決の開幕です。

■ロボファイト魂

△赤:先鋒 ケルビム & WR-07
△青:先鋒 R-blue & メタリックファイター

 先鋒のケルビムとWR-07、ROBO-ONEでも珍しい可変型ロボット二体です。いきなり変形して突撃するケルビムとWR-07、ルール的には大丈夫なんでしょうかと心配になりますが、試合は一気に乱戦模様。メタリックファイターの頭が何気なくもげてしまいます。
 R-blue、1ダウンを奪われますが、横殴りで逆襲しダウンを奪還。ケルビムは立ち上がり中に後ろへのダウンを繰り返してしまいます。変形機構分の後ろ足が重いのか、もうちょっとのところで転倒、また転倒と言う事態に。
 タイムをいれて2ダウン目。復帰中にも何気なくファイトが続いてしまいますが、今回のルールでは、これは有効とは認められません。ケルビムが復帰して試合再開となりますが、今度はメタリックファイターがリングから転落し、再起直後に3ダウン目。
 審判が見ていないとダウンになりません、と行われているように、さすがに四体もせめぎあうと、リングの上は乱戦模様です。同時進行であちこちでファイトが展開し、ケルビムが転落しているかと思えばメタリックファイターも転落す、リングの狭さに対して大型ロボット四体の対決だけあってかなりの混乱を来たしています。

 そうこうしているうちに、最後は両者3ダウンにより引き分け。勝ち抜き戦ルールにより、両チーム交替となります。

×赤:次峰 ベーチック & メカボーナム
○青:次峰 ペント & ダイナマイザーJr

 次峰は、機敏な小兵のベーチックと実力未知数のミュージシャンロボ・メカボーナム。対するのは、芝浦工大の時の謎のマスクマンから無事ペンギン型に修復されたペント、そして知らないうちにカッパ型になっているダイナマイザーJrのペアです。
 そんなダイナマイザーとペントのマイクパフォーマンスから試合開始。ペントがベーチックから、Jrがボーナムからダウンを奪いますが、これは先にダウンしたベーチックの分だけが有効1ダウンとして勘定。復帰を待ちます。
 なにしろ抜群に小さいのがベーチック、他の三体に埋もれて見えなくなってしまうほどですが、攻撃力は譲りません。サイズが違うせいか、ペントが攻撃しますがスリップ。Jrはダウンしたまま、なんか痙攣しながら高速回転をしはじめます。一回点したあたりで無事復帰。
 メカボーナムが様子を見ているのか動きを見せない中、孤軍よく果敢に攻めるベーチック。立ち上がりざまに、Jrからダウンを奪います。しかし直撃には弱く、ペントに倒されてダウン。しかしその間、Jrがメカボーナムを狙って言って転落してしまいます。
 ここで動いたメカボーナム、スリップなのかダウン。心配されていましたがなんとか自力立ち直った瞬間、試合時間切れ。3ダウンvs2ダウンで、青チームの勝利となります。

 勝ち抜き戦ルールにより、青は次峰チームが次のファイトにも参加。中堅チームと戦います。

△赤:中堅 ヴァルキュリア & アマテラス
△青:次峰 ペント & ダイナマイザーJr

 赤チームの中堅は、女性型ロボット、女騎士というかフェンサーと言う感じのヴァルキュリアと、巫女服に眼鏡のアマテラス。ペントとJrのペンギンカッパコンビと戦います。いろんな意味で人形っぽい四体の対決です。
 まず突出し攻めるのはヴァルキュリア。剣を持った腕を低く構え、逆手を高く振り回して攻撃します。薙ぎ払いを受け、またも取れてしまうペントのくちばし。団子状態からペントがダウン、リング脇で起き上がりに失敗し、最終的にダウンから復帰できず、KO。こうなると、試合終了まで復帰できない戦線離脱扱いとなります。
 アマテラスがダウンし、タイムを申請。一時的に、ヴァルキュリアとJrの一騎打ちとなります。Jr、素早い横歩きで翻弄するうち。アマテラスもタイムから復帰、しかし、一歩歩き出した瞬間にスリップし転倒。なかなか戦域に復帰する事が出来ません。
 うつぶせのまま動けないアマテラス、そして素早く横にスライドしながら、ペントがヴァルキュリアの攻め口を探すうち、5分が経過して時間切れ。両者1ダウン同士で引き分けとなり、またも両軍チーム交替です。

×赤:副将 KZR-4 & ヨゴローザ
○青:中堅 アフロ & トコトコ丸

 あとがない西軍、いよいよ強豪が登場です。拍子木の腕を持つ豪腕KZR-4と、巨大な爪を持つ、横長なロボットヨゴローザ。対するのは、アフロとトコトコ丸。丸い二体、アフロの実力に興味が… アフロまずはスリップ。
 強引に突撃するトコトコ丸、しかしKZR-4に押し戻されてしまうものの、ヨゴローザから1ダウンを先取。アフロ、ゆっくりと接近していきますが、攻撃を仕掛ける前にスリップしてしまいます。青がダウンを奪われた後なんですが、ヨゴローザ、突き落とされて、さらにダウン。徹底的にヨゴローザに的をしぼったトコトコ丸、ほとんど押し出すように、もろともにリングから転落します。
 KZR-4とアフロ、リング脇での攻防の後、これも両者転落。アフロがリング脇に一瞬引っかかってから、ゆっくりごろんと。
 乱戦の最中、トコトコ丸ダウン。復帰しますが、アフロが偶然前に立ちふさがってしまい、前進できないシーンが一瞬。
 そうこうしているうち、時間が終了。赤4ダウンvs青3ダウン、アフロ、ひさびさの勝利の姿…… いや、トコトコ丸が勝利のポーズなんですが、アフロはその足元で転がったままです。大丈夫なんでしょうかアフロ。頑張ってアフロ。
 それにしても西軍、かなり厳しくなりました。勝利のためには、このあと大将チームが、中堅・副将・大将と、三つものチームを倒す必要があるわけなんですが……。

○赤:大将 キングカイザー & 振武Ⅱ
×青:中堅 アフロ & トコトコ丸

 西軍はいよいよ最後のチーム。最後に控えるのは、しかしキングカイザーです! 今日は息子さんの操縦の様子、マスタースレーブとおぼしきハーネスも装着済です。このあいだも強かったキングカイザーですが、今日はさらなる真髄が見られそうです。
 前試合のダメージが残っているトコトコ丸の調整のため、ちょっとだけ試合前にインターバル。
 むしろアフロにダメージが残っていないか、一寸心配していたわけなんですが…… 試合開始前に泡が暴発して、ちょっとインターバルです。ね、狙い済ましたかの如く。

 そうこうしているうちに、ロボファイトのテーマと共に大将戦開始。直後キングカイザー、いきなりトコトコ丸に倒されてしまいます。
 さらにのしかかるトコトコ丸を、しゃがんで耐えるキングカイザー。介入した振武の攻撃でトコトコ丸ダウン、起き上がりますが、ちょっと調子が悪いんでしょうか? 振武、バランスを崩して転落しましたが、復帰後、回転攻撃を真っ向から放ってトコトコ丸をダウン。
 アフロは時々てれっと倒れたりしておりますが、キングカイザーのダウン攻撃をしのぎ続けます。
 リング脇ぎりぎりでトコトコ丸、ダウンから復帰。立ち上がってからのダッシュの速さはさすがのもので、振武に速攻を仕掛けます。トコトコ丸vs振武、アフロvsキングカイザーのスタイルとなります。凌ぎ続けるアフロですが、最後にダウンを奪われます。

 赤2ダウンvs青4ダウン、大将戦は西軍が勝利。次につなげることに成功します。

○赤:大将 キングカイザー & 振武Ⅱ
×青:副将 ダイナマイザー & レトロ

 一戦勝ち抜きの西軍大将に挑むのは、スギウラファミリーの親子ロボット、ダイナマイザーとレトロのコンビです。スピード一等賞のダイナマイザー、開始直後から振武といきなりの空中戦。しかしキングカイザーに弾き飛ばされ、ダウンを奪われます。
 レトロとダイナマイザーがキングカイザーを挟みますが、振武の攻撃でダイナマイザーがダウン。レトロは腕を引っ掛けての引き倒し攻撃を仕掛けますが、なかなか決め手を奪えません。キングカイザーが逆に引き落としでダウンを奪います。
 キングカイザーの攻撃で、レトロがダウン。起き上がり中に腕がリングから外れたり転落したりしてしまいますが、これはルール上復帰となる様子。
 キングカイザーとレトロが同時にダッシュアタックを仕掛けるなどの展開もある中、振武が終盤にちょっと戦域から離れたままでしたが、最後は5ダウン奪取により、赤チーム勝利となります。

 なんと2チーム勝ち抜きで、両軍大将戦に持ち込まれます。

×赤:大将 キングカイザー & 振武Ⅱ
○青:大将 グレートマジンガアJr & ヨコヅナグレート不知火

 二戦勝ち抜き、創痍の西軍大将に対し、東軍は屈指のパワーロボットペア。雪辱に燃える不知火が突撃します。
 キングカイザーの攻撃でグレートJrがダウンを奪われますが、これは順当に復帰。再会直後、不知火が5秒ほど動かない瞬間がありかなり不安を誘いましたが、なんとか復帰。そのあとは珍しい不知火のダッシュアタックが炸裂、振武、リングアウトするほどのダウン。
 キングカイザーvsマジンガアの勝負が続きます。ちょっと痙攣気味のグレート、のしかかるようなダッシュアタックで倒しますが、これはスリップ。Jrの方向転換は、ジャンプしながら回るような感じ。ぴょんこぴょんこと方向を変えていきます。
 振武、両腕を振り回して猛攻を仕掛けますが、不知火とサイズが違うせいか、両者の攻撃がともに上手くは言って行きません。
 いつのまにやらグレートの首がもげてしまい、修理のチャンスをうかがっているその最中に、試合時間終了。
 最終的なカウントは、赤2ダウンに対し、青1ダウン。グレートマジンガアと不知火の勝利となりました。
 これにて東軍、青チームの勝利となりました。

「出番がなかったらどうしようと一瞬思った」
「相手も強かったけど勝てて嬉しい。キングカイザーとは戦ったことがなかったので嬉しかった」
(東軍主将コメント)

「なんとか大将戦まで持ち込めてよかった。正直ちょっと悔しいけれども。またこんなドリームマッチをセッティングしてほしい」
「このままでは四国に帰れないと思って死ぬ気でがんばった」
(西軍主将コメント)

 との由でした。

 二対二のタッグマッチ、というかバトルロイヤルにくわえ、柔道や剣道のような勝ち抜き戦と言うスタイルは初めて見たものですが、試合展開が(試合の間も含めて)スピーディで、非常に観客さん達にも受けが良かったんじゃないかと思います。

 試合のあいまにずっと途切れないMCや、試合中のBGM(ロボファイトのテーマ)とか、イベントの運営のうまさが印象的であります。なるほど手馴れてるなあと。
 審判の人が一人で苦労して割を食っていた気がしますが、これはもう、新しい形式を試す時にはしょうがないと思います。こういうスタイルでの運営が今後増えても面白そうだなあ、と。

 浅草ロックスと言うロケーティングも、これ上手いなあと思います。バッティングセンターみたいな感じで、半分野外で道行く人からはっきり見えるんですよね。実際、隣の席とかに座っておられたのは、とてもロボットと言う感じじゃないおじいちゃんとかおばあちゃんとかだったわけで。もちろんお子さんもそこそこ。


■セカンドアニバーサリー 三位決定戦・決勝

 二時過ぎに会場に着いたもので。KHR-1ベース機のみによるトーナメント、セカンドアニバーサリーで残っているのは三位決定戦と決勝戦のみでありました。

■三位決定戦

○ ナベダム vs × 青KING

 練習会での常連ナベダム、小さい方のSDナベダムも印象に強いですが今日は通常サイズ。青KINGはなにやら近衛なマントをまとって登場です。
 今日はリングの横に「ダウン」「捨て身」の数を示すインジケータがあります。なるほど、捨て身技やダウンを宣言すると、あそこに表示が出て行く趣向なわけですね。両者、攻撃が交錯し捨て身の展開に。ナベダム、横突きからダッシュアタックを繰り出し連続でダウンを奪取。最後は一気呵成に攻めての勝利となりました。

■優勝決定戦

ダイナマイザーJr vs オタスケジャパン

 さきほども登場したカッパタイプのダイナマイザーJrと、柔王丸(アニメ版)な外見のオタスケジャパンさん。いつもキレのいい動きですが、実戦を見る機会にはあまり恵まれませんでした。これは楽しみ。
 オタスケジャパン、サイドステップで機敏に攻撃を仕掛けますが、これは両者スリップ。転んだJr、振動してダウンしたまま回転したあと起き上がります。
 Jr、後方に倒れて攻撃を仕掛けますが、これはダウンを奪えず。捨て身技が5発までに限定されているルールのため、この時点で4ダウンのJr、不利になります。
 両者ダウンなしにつき、2分の延長戦に突入します。調整の時間はゼロ。ここからはサドンデスでの決着となります。

 両者、サイドへの突きを繰り出しますがスリップ。有効だが奪えません。最後はJrの移動にパンチを重ねてバランスを崩し、オタスケジャパンがサドンデスでの勝利となりました。

 このあとは表彰式ののち、イベントは終了。

 自分は打ち上げに行く皆さんに混ぜて貰って、ちゃっかり一緒に行ったりしておりました。ありがとうございましたー。

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