スーパーマン:フォー・トゥモロー、あるいは或る懺悔の物語(☆☆)
リンク: Amazon.co.jp: スーパーマン:フォー・トゥモロー (#1): 本: BRIAN AZZARELLO,JIM LEE,SCOTT WILLIAMS,石川 裕人.
いよいよ8月に迫ったスーパーマンリターンズ公開に合わせ、発売されたスーパーマンのストーリー。バットマンHUSHと同じく12話構成(日本語版は2分冊)、そして作画するのはジム・リーです。
粗暴犯キラークロックによる誘拐、と言う不可解な状況から始まるバットマンHUSHに対し、こちらはメトロポリスのとある神父の告白から始まります。罪と悩みを抱える彼の前にスーパーマンが現れ、そして話は一年前の事件にさかのぼっていく…… と言う筋立て。
読んでことごとく身に染みるのは、スーパーマンの抱えるどうしようもない孤独。こういうエピソードを見るたびに思うよう、いまだにアメコミを擬音と全身タイツの話だと思っている人にこそ、こういう邦訳ものを読んでほしいものだと思うものです。それがスーパーマンであるからには、なおさらに。
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