ユーザーとオーナー、買うことと使うこと(★☆)
このあいだのイベントでは、ひさびさにタブレットPCを持ち込んでスケッチブック芸人をしていたわけですが。
例えば同じX41Tでも、3DCADとかにばりんばりんに活用されていたり、はたまたイラストの行ける人に、本物のスケッチブック代わりにされていたり、もっと活用されている固体って、あると思うんです。
そう思うと、なんだ、この。ごめんねえお前さんはすっげえ機械なのに、こんなまぬけなオーナーで。とか、妙に申し訳ない気分に陥ったりするわけです。
ここでこう、どうせなら俺はこの赤い(一部が)マシンをフル活用するぜブラー、とかそういう風にモチベーションが向けば、なんらかの上達が見られるんでしょうが、どうにもそこで根本的な、根気ってものの欠如が見え隠れしてしまう訳です。
それでもまあX41Tは、存分に活用されていると言っていいほうで。他に、買ったはいいけど活用し切れていない機材とか、結局駄目にしちゃった機械とかのことを考えると、うちに出るもったいないオバケは絶対種族サイバーだよな、とか思わざるを得ないわけです。
どうせ機械なんだから、そんなに深く考えることじゃない、って思う事もありますが。お金があるから、高いものを買っていいってものでもない。相応しい道具には、それに相応しい持ち主がいるんですよね。
金管楽器のホルンなんかは余裕で100万くらいしますけど、それを買える資金があって、その楽器を買えたところで。持ち主がそれに相応しい実力を備えていなければ、古人言うところの宝の持ち腐れになってしまいます。
もちろん、いい道具はモチベーションを高めてくれますし、その人の潜在力を引き出すきっかけとなってくれます。初心者ほどいい楽器を使うべきだ、と言うのは、その辺りに起因する言葉なのかも知れません。しかしそれでも。船は、いかなる船も、その乗組員以上に素晴らしいものになることはないのです。『女王陛下のユリシーズ号』より。
畢竟つまるところ、人が道具を選ぶのではなく、道具が人を選ぶのです。
いい道具を持ったとしても、それを活用しきることが出来なければ、世人の失笑を買うのが落ちとなるでしょう。いまの自分に合った道具を見極めること、そしてさらに上の道具を持つのに、相応しい実力を身に備えること。身の丈にあった道具を持つ人は、道具に使われることも、道具に裏切られる事もありません。道具に選ばれた人が、自ら選んだ道具を持つがゆえです。
そうなれば道具はその人の欠かせない一部として、その人を語る代名詞となることでしょう。斬鉄剣を持つからこそ五右衛門であり、斬鉄剣を持つべきなのは五右衛門だけなのです。
こんな長々と述べ立てて、一体ナニを自分に納得させようとしているかと言うと。
いやその、es買おうかなー、どうしようかなー、って……
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コメント
機械物では思った事がないけど…格ゲーとかアクションゲーとかレースゲーとか、自分の限界突破したものを「買ってしまって、ごめんなさい」…というのはありますね。
あと前作終了後、久我山さんに怒られたけどTGMやZGMなんかは正にそういったものですね…彼女もこれからいろいろと問われる事になりますね。
…と、あっちの方が寂しいですな~と催促してみる。もう投函しちゃったけどね。ある意味、次回は結末が不安であり楽しみであります。
投稿: 宙 未来 | 2006.07.07 23:47
まあ、過ぎたるは及ばざるが如し、と言ったところでしょうかねー。
「強くなるためには、一番大事なものを切らねばならぬ」と言う問いに、「強くなろうと言う執着を切る」と言うがごとしです。よくわかりませんが。
投稿: sn | 2006.07.10 22:13