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2006.08.19

晴海通りを往く(☆☆)

 タクシーの運転手さんに教えて貰ったとおり、開通していた晴海大橋と有明北橋。
 この二つの橋の開通によって、陸路で必ずしもつながっているとは云いがたかった、築地-勝どき-晴海-豊洲-有明と云うラインが、晴海通りと国道304号線でつながることになりました。なにがなし、団子を串刺しにしたような感じですね。
 陸路で繋がっている、と云うことは、歩いても走破できるはず。と、日光対策も怠って早速出かけてみましたよ。

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 出発点としてまず降りたのは、日比谷線日比谷駅。JR有楽町駅で降り、タクシーを拾って晴海通りを南下、そんなケースを想定してみます。

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 ガード下に貼ってあったおもしろすぎるポスター。
 いきなりですが、ちょっと寄り道。有楽町駅前、有楽町二丁目は現在再開発中です。六本木ヒルズや丸の内オアゾ、表参道ヒルズなど、都内の大型再開発は珍しくないですけど、ここには何が出来るんでしょう。

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 さて、寄り道から晴海通りに戻ります。ソニービルを右手に見ながら、銀座をひたすらに縦断。日差しは強いのに、さすがの人手。世の中に銀座はあまたあれど、ここが銀座の銀座たる所以。
 ちなみに銀座と云うのは、江戸時代にここに銀貨を作る役所があったことに由来します。有楽町の名は、織田有楽斎の屋敷があった、と云うところから。江戸の南町奉行所があったのもこのへんです。
 これは経験則ですが、東京で地名の由来を聞かれた時は、「○○氏のお屋敷があったから○○」と云うか、「○○を作る職人が住んでいたから○○」と云うと、六割くらい合っているような気がします。根拠はあまりないんですが。

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 銀座シネパトスでは、ちょっと気になる映画を上映中。

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 あれれ、矢場とんじゃないですか。

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 8月公演中の歌舞伎座を左手に。

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 万年橋を正面にのぞむと。

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 なにゆえにか右手は岩手
 ええと、岩手県の物産センターみたいなものみたいです。ずんだジェラートや小岩井農場牛乳、わんこそばに冷麺、ウニにきゅうりにジンギスカン鍋(肉じゃなくてほんとの鍋)など、いろいろなものを売ってました。お米の自動販売機はひさびさに見た。

 卸売市場は道一本むこうですが、鮮魚のお店の立ち並ぶ築地。さすがの人手をひたすら南下し、やってきました勝鬨橋。

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 ここを抜けると、いよいよ所謂埋立地です。

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 勝鬨橋をてくてく渡る。雲はもくもく、まったくもっていい天気です。公園の鳩もへばる陽気とはまさにこのことで。この時点で、すでにだいぶ体力を消耗しておりました。

 さて、勝どきに入ります。大江戸線の勝どき駅を通過、このあいだ晴海グランドホテルやトリトンスクエアへ行った道をなぞって、さらに南下です。

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 黎明橋を渡り、晴海トリトンスクエアを左手に。黎明橋の動く歩道は、なんか負けた気がするので使いません。使いませんともよさ。

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 トリトンスクエアを左手に南下。右折すると晴海グランドホテルや国際展示場跡に行くところを、ちょろっと南下。すると、もう本当にすぐにそこは晴海大橋。いよいよ、ここからが新しく出来た道になります。

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 途中でいやになりそうになるほど長い橋。ぐんぐんこれを歩いていきます。上り線と下り線が、二股に分かれた変わった構造の橋。ど真ん中に首都高を通すつもりらしく、なにやら作りかけで止まっている道路が見えますね。
 橋の真ん中で運河に目をやると、橋脚の基礎らしきものだけが見えます。

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 恐らくあれが、豊洲大橋の基部になるんでしょうね。
 さて、長い長い橋ですが、渡る途中から、高架のレールが見え始めます。ゆりかもめの有明から先、豊洲に至る延伸部のレールが視界に入り始める。晴海を出て、今度は豊洲に上陸です。

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 ゆりかもめ新豊洲駅前。豊洲はちょっとびっくりするくらい何もないです。行く人はサイクリングかジョギングの人、歩行者用の信号機すら工事中。パトレイバーか踊る大捜査線(初代)の頃の埋立地もかくや、と云う感じで。荒地か工事予定地か、荒地と化している工事予定地しかないような感じですね。

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 ゆりかもめ市場前駅から、北西を望む。わかりにくいですが、水面にはさきほど、晴海大橋から見えた橋脚が見えます。豊洲大橋はこのへんから延びるんでしょうね。
 下は一面、工事現場。というか更地。ちなみになんでこの駅の名前が、「市場前」と云うかと言うと、この更地に将来、東京中央卸売市場が(築地と併用して)出来る予定だからなのだそうです。市場が出来る前に市場前駅が出来てしまうというのも、なんだか不思議な話ですけども。
 その市場前駅で、10分ほど休憩。

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 ゴゴゴゴゴゴゴ。
 おかしいと思いませんかブチャラティ? この駅、人の姿がまったくありません! さっきから10分以上も改札の前にいるのに、乗る人も、降りる人も、通り過ぎる人すらもいない! もちろん駅員の姿もない、駅務室の中を覗き込んでも、電気がついている素振りすらないッ。
 まさかッ、まさかこの駅そのものが!? いいや間違いない、わしらはすでに敵のスタンドの中にいるのだッ。ゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
 なんだかそんな風にジョジョっぽいことを考えるほど、考えてしまうほど、市場前駅には人がいませんでした。意地になって誰か通るまでは留まろうとも思ったのですが、本当に陽が呉れたりすると非常に困るので、早々に退散。贅沢にエレベーターを使って地上に降ります。なんだこのメタルマックスな気分は。

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 割り切れないものを抱えながら有明北橋へ移動中。北のほうを見ると、かなり橋が出来ているのが見えます。あれは木遣り橋、晴海大橋から延伸してそのまま有明へ接続する橋です。豊洲大橋は橋脚しかありませんでしたが、こっちはかなり出来てきているみたいですね!

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 有明北橋へ。頭上を通り抜けているのが、ゆりかもめのレールです。
 駐車違反の取締りなのかパトカーが止まっていましたが、実に忙しくなさそう(婉曲表現)。

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 どんだけ長いんだって感じですけども。ここを通り抜ければ、そこは有明。コロシアム側に出ます。
 そして有明テニスの森駅の真下で見たものは。

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 ……………。
 思えば、ゆりかもめは幻の都市博に観光客を導くための路線としての役割を期待されていました。レインボーブリッジあたりで一回転するあたりの仕様にその辺りの名残が見え、お台場が目覚めるまでの間は、幻となった夢の後を、まざまざと人に見せつける路線でありつづけました。
 この路線は、見果てぬ夢の末路と残骸を見届ける、そんな宿命を背負った路線なのかも知れません。

 ……いやまあ、本当に誘致できれば別にいいんですけどね、ええ。

 さて、ここまでくればあと一歩、最後の一歩が思ったより長いってのはいつものことですが、東京ビッグサイトに到着ですー。

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 寄り道もしたので正確な時間はわかりませんが、まあだいたい徒歩で一時間くらい、といったところでしょうか。してみると、道のりで5kmといったところでしょう。
 首都高臨海線から、先ほどの木遣り橋→晴海大橋を抜けるルートも工事中みたいだったので、そこも完成すればぐっと近くなるかもしれませんね。

 それにしても暑かった。なぜだか知りませんが、帰ってきたら体の右側だけ妙ーに日焼けしてました。

 おまけ。ビッグサイトで思わず吹いた案内。

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 て。
 いや…… まあ、確かにそうでしたですけどね。ええ。

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コメント

なんだか見慣れた風景が(笑
豊洲、入船、勝ちどき、月島あたりが(転々とした)職場のテリトリーだったりします。よく、有楽町のガード下で呑んでますし。

投稿: Aruyo | 2006.08.19 20:33

 知らないうちに縄張りの範疇を行動していたわけですね(笑)。

 有楽町ガード下の、あのポスターがいっぱい貼ってあるところはちょっと感動しました。一番インパクトのある画像だけ回収してきましたけども、昔の映画のポスターって、なんだか割り切れてないエネルギーがすごいあるなあ、と(笑)。

 有楽町は、無印良品目当てに出張ることが時々あるくらいです。駅前にあったホットサンドのお店には必ず通ったものですが、あそこ無くなっちゃったのは残念事でありましたよ。

投稿: sn | 2006.08.19 21:54

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