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2006.08.26

今週の怪しい伝説。(☆☆☆)

 毎週録画を見ております、大破壊系実験科学エンターテイメント・怪しい伝説
 新放送分は新シーズンに入ったしく、ヒゲ&ヒゲのアダム&ジェイミーコンビに加えて、アシスタントチームの三人組、キャリー&トリー&グラントが、実験をひとつメインになって受け持っています。
 面白いのはアシスタントのグラント・イマハラさん。この人。2000年度のバトルボッツ(アメリカのCATVチャンネル、コメディー・セントラルで放送された、文字通りのロボットバトル番組)の優勝者なんだそうです。面白いなあ。

 今週の怪しい伝説は視聴者参加スペシャルなんですが、さすがと言うかなんというか、視聴者参加の度合いが普通の番組とは確実にズレています。スペクトル的に。
 テーマは「アルキメデスの殺人光線」。ローマ軍が故郷シラクサに侵攻してきた時、ソーラシステムを建造してローマ軍を焼き払ったとする伝説です。
 前に一回取り上げ、ダメが出たこの伝説には、その後視聴者からの抗議のメールが殺到したとの事。それじゃあってんで考えたのが、「視聴者に実際に太陽光線砲を作ってもらい、番組に装置を持ち込んでもらってテストする」と言うもの。
 無茶です。
 最初にビデオ投稿でオーディションするところから始まって、凹面鏡や青銅の鏡などを使ったシステムが続々と登場。最終的には小型鏡部門(1.5m先の標的を炎上させる)と、大型鏡部門(30m先の標的を炎上させる)の2部門に、3組の応募者が現れます。
 出てくる人は、さすがに工学部生やエンジニアなど、その道の錚々たる、たぶんでも変わった人いっぱい。装置に不具合やルール不適合が出来て、24時間以内に再構築する羽目になっても、大型の凹面鏡を素早く作り出すアイデアをひねり出すなど、スリリングな展開を見せてくれます。
 狩り出されたアシスタントチームの皆さんが、標的になるボートを黙々と修理したり、大型鏡に使う鏡を黙々と磨いたりする中、飛び入りで大物チームまで参加する始末。さてアルキメデスの実験は、見事実証なりますか、と言うお話。まだ結末を見ていないので、わくわくしながら見ております。

 さて作中、威力比較用にギリシア様式の投石器を(2日で)作る話が入っていますけど、その材料がかなり衝撃的。……牛さんをですね、あまさず使います。ええ。映像で流して大丈夫なんだろうかこれ、って言う感じでした…(笑)。

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コメント

昨日NHKのBS2でやってた「スクラップド・チャレンジ」が面白かったです。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2006-08-27&ch=12&eid=3531

スクラップの山からパーツを探して
ディーゼル・電気・蒸気の各機関車を組み立てて
その組み立てた機関車でレースという
熱い魂を感じる番組でしたよー。

投稿: Ryoichi | 2006.08.28 14:08

 おお、これ前にケーブルで見たことあるかもしれません!
 スクラップの山から、こんなものあるのかって部材を拾い出して作り出す様がシュールでした。なるほど、これなら特攻野郎Aチームも地でいけるな、みたいな感じで(笑)。

投稿: sn | 2006.08.29 22:16

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