« 第四回ROBO-ONE Special観戦記【オープニング】 | トップページ | 第四回ROBO-ONE Special観戦記【ボール編】 »

2006.08.06

第四回ROBO-ONE Special観戦記【ダッシュ編】

【ROBO-ONEダッシュ】

 まずはROBO-ONEダッシュからの開始です。競技時間は30秒、2機同時に完全自律で出走。コースアウトした場合はそこまでの距離を、到達した場合はタイムを競い、トーナメントで競っていきます。
 ダッシュの競技説明で、先川原さんが「実機で説明します」とのお言葉。KHR-2を持っての登場で競技の説明です。これは…… 意外に珍しい絵かも知れません。
 
○千葉工業大学総合工業研究会Mチーム マキナ
×マリモト VARI7

 まずは最初のカード、ですが、VARI7は棄権のためマキナが単独出走。
 背面から腕で起き上がり、180度回転。慎重に歩き出しますが、スタートラインを突破した瞬間にダウンしてしまいます。もがいているうちにだんだんと下がっていってしまい、ずるずる後退して、最後にはスタートラインを割ってしまいます。
 到達距離は…… 4cmくらいでしょうか。5cmだそうです。

○ゆ ivre
×千葉工業大学総合工学研究会 シャァプ

 ゆさんのivreに対するは、同じく千葉工大のシャアプ。ive、転がるように立ち上がり、順調に歩行します。途中で方向を補正しているのか、コースアウトする前に弧を描いてコースを修正します。
 シャァプが立ち上がれないままのうち、ivreが安定した疾走。20秒6での勝利です。

「配線をきっちりしないと敗戦処理しないといけなくなりますからね」
 西村委員長のお言葉でした。

×郡高 郡総-Y
○ニシサマ バイオロビンソン

 見慣れないロボット同士の対決。大型のバイオロビンソンと、KHRなんでしょうかこれは、郡総-Yの対決です。
 ゆっくり確実に立ち上がるバイオロビンソン、着実に180度、というか150度ほど回転して立ち上がります。ゆっくりと動作しますが、旋回しつつ歩いてしまい、最後は真横に歩いてコースアウト。しかし郡総-Yが立ち上がれなかったため、記録15cmでバイオロビンソンの勝利となります。

○KRS-LAB MANO-IDA
×AIR ファイマン5

 ワークスマノイなんでしょうか。鎧無きマノイダと、ファイマン5の対決。しかし両者、スタートラインの前で旋回しつつにらみ合いです。ファイマンとマノイダ、壮絶な位置の取り合いを行いますが…… そうこうしているうちにタイムアウト。

 ジャッジの結果、マノイダの足が4cmほど実はスタートラインから出ていた事が判り、マノイダの勝利となりました。
 
×千葉工業大学総合工学研究会-西山Type8 テスタ
○マルファミリー キングカイザー

 テスタに対するは、問答無用のキングカイザー。なんと昨日のJ-classとは違う機体なのだそうです。前のめりに突撃するキングカイザー、転倒と起き上がりを繰り返しながらがむしゃらに突撃。一方のテスタは起き上がりの途中の半端な姿勢のまま凍り付いてしまいます。
 這ってでも前に進むのがキングカイザー。25cmで勝利です。

○渡邊家 ナベダム
×Jin Sato サンダー

 サンダー棄権のため、ナベダム単独疾走。今日は翼のないナベダム、単独での疾走となりますが、スタートラインを超えられないうちに転倒。「いやな予感がしますね」の声、すごい的中率です。

○郡高 郡総-M
×ひさみつ みやた QT6

 QT6棄権のため、郡総-Mの単独疾走。こちらの郡総-MもKHR-1っぽい機体です。片脚を大きく上げてから立ち上がる独特のモーションの後、ゆっくりと前に出ますがしかし転倒。ぎりぎり足がスタートラインから出られなかったため、記録は残らず。しかし郡総-Mの勝利です。
 QT6が出なかったのは残念な限り。非常ーに変な動きを見せてくれるマシンなだけに、いつも楽しみにしていたのですが……。

×Toin Phoenix リティ
○Project MAGI MAGI Type-01

 腕にイーグル用のフックのついたMAGI、力強いダッシュであっと言う間にゴールです! ちょっと目を離した隙にゴールしてしまいました確実な疾走。17秒12のタイムは、現在の暫定一位です。

 タイムが残ったのが二台だけ、と言う一回戦なのですが、二回戦はどうなるでしょう。

【二回戦】

×千葉工業大学総合工業研究会Mチーム マキナ
○なぐ アエロバトラーペント

 可愛い顔して凶暴、コウテイペンギンと色々言われているペントが登場。頭のてっぺんに地磁気センサーが搭載されていますが、地磁気センサーで多少小ネタが飛び交ったのち、調整が終わりペントが起動。いよいよ出走です。
 みぎーひだりー(と自分で)言いながら、ペント、方向を補正しつつ、確実な動作でゴール。マキナは立ち上がりましたが、ペントには及ばず。24秒57での勝利でした。

○ゆ Ivre
×えまのん Cavaliar

 キャバリアがリタイアのため単独疾走のivre。豪快な音を立てつつ回転して起動、一回戦は完走したのですが、二回戦はやや旋回が入ってしまいゴール寸前にタイムアウト。174cmでの突破となりました。やや次の試合に不安が感じますが……。

×ニシサマ バイオロビンソン
○スギウラファミリー ダイナマイザー

 いよいよ登場、イナズマロボット・ダイナマイザー。起動と同時に超高速で旋回。ものすごいスピードなのですが、斜めに疾走してしまいます。斜めにコースを横切り、コースの中ほどでコースアウト。記録は120cmですが、
 バイオロビンソンはスタートライン間近で旋回し転倒、そのまま時間切れとなってしまいました。

×KRS-LAB MANO-IDA
○Toin Phoenix プティ

 スペシャルで好成績を残す四角い頭の奴プティ、ここで登場。動作の確実性はさすがの安定性、高速で立ち上がりダッシュにかかります。コースをほぼ斜めに横切る動きでコースアウトの危険もありましたが、アウト寸前にゴールライン突破! 18秒45のタイムでした。

×マルファミリー キングカイザー
○スギウラブラザーズ レトロ

 手がCになってるかっこよいレトロの登場です。キングカイザーとの対決、どちらもフィジカルの強いロボットなんですけども。レトロ、コース開始と同時にアウトしかかりますが、ものすごいほどの角度補正が入ってコースに復帰。勢い余って反対側に飛び出すほどのダッシュで、129cmの勝利でした。
 キングカイザーは残念ながら、まっしぐらに後方にダッシュ。スタートラインに辿り着けないまま終了となっていまいました。

×渡邊家 ナベダム
○Dr.GIY ヨコヅナグレート不知火

 強豪不知火登場。ナベダムとの対決です。静まり返った会場で、GIYさんの慎重な調整が続きます。
 両腕を投げ出した姿勢から起き上がった不知火、大きな歩幅でダッシュします。角度を補正しながら進む不知火、ゴール寸前で再び角度を補正しますが及ばず、ゴール寸前に転落してしまいます。197cm、あと3cmで完走ならず、の勝利なるもやや残念な結果。

×郡高 郡総-M
○前田武志 OmniZero.2

 オムニゼロ、スマートな動作で起き上がり、一瞬停止した後ダッシュを開始します…… が、方向がややすべってしまったか、横方向にコースアウト。82cmです。
 コースに残った郡総-Mの頑張りに期待がかかりますが、惜しくも転倒、滑って距離をかせぐも、惜しくも記録は6cm。オムニゼロの勝利となりました。

×Project MAGI MAGI Type-01
○森永英一郎 メタリックファイター

 MAGIとメタリックファイター、実力者同士の勝負ですが、MAGI起き上がりに転倒してしまいます。もがいてしまうMAGI,順調に見えたメタリックファイターですが、コース半ばでダウンしてしまいます。後半、両者がコース上で、ばちばちひらすらもがく展開になってしまいます。
 会場から笑いが起きてしまう中、時間切れ。メタリックファイター、106cmでの勝利となりました。

【三回戦】

○なぐ アエロバトラーペント
×ゆ Ivre

 ここから三回戦、ペントvsivreの勝負です。慎重に角度を調整するペント、膠着姿勢でスタート準備に入ります。何故かアームが斜めに延びているivre、大丈夫でしょうか。
 スタート直後、バックにダウンしてしまうivreを置いて、みぎっひだりっと掛け声をかけつつ、着実にダッシュするペント。24秒88での勝利となります。


×スギウラファミリー ダイナマイザー
○Toin Phoenix プティ

 ダイナマイザーvsプティ、しかしダイナマイザー、回転した瞬間にプティに引っかかって転倒してしまいます。転んでもがくまま後退してしまうダイナマイザー、そしてプティは着実にダッシュしたプティ。ゴールしてみると17秒88と、ここまでの暫定二位でゴールです。

○スギウラブラザーズ レトロ
×Dr.GIY ヨコヅナグレート不知火

 ダイナマイザーの仇討ちなるでしょうかレトロ、今度こそは完走したいYG不知火との対決です。
 ずいぶん近い距離に設置された二台ですが、レトロに対し、起き上がりに失敗してしまう不知火。レトロ、補正しつつ猛スピードでダッシュ。あっと言う間でのゴール、タイムは18秒31でした。
 少し登場の遅れたレトロなのですが、どうやら今さっき、一回戦のデータをフィードバックしてプログラムを修正、方向を補正してコースに適合させたとのこと。ものすごい事前調整で三回戦突破です。

×前田武志 OmniZero.2
○森永英一郎 メタリックファイター

 今度は古豪対決、オムニvsメタリックファイターです。走るときは走るといわれるオムニですが、起き上がれず。メタリックファイター先に起き上がってダッシュしますが、しかしスタート間近で転倒してしまいます。
 あまり走行距離が出せないまま、40cmでメタリックファイターの勝利。オムニの快走が見られなかったのは残念、と言う声が聞こえてきます。

 「優勝賞金が10万円なのでモチベーションが上がらないのでは」と。先川原さん絶好調です。

【準決勝】

×なぐ アエロバトラーペント
○Toin Phoenix プティ

 今日は絶好調、安定した走りでまだくちばしも取れていないペントと、スペシャルの実力者プティの対決。
 先に立ち上がったのはペント、しかし後発のプティ、立ち上がって猛烈な追い上げを見せます。追い足の鋭いプティの猛烈な追い上げは17秒59、プティの勝利となります! ようやくダッシュらしいダッシュとなりましたー。

○スギウラブラザーズ レトロ
×森永英一郎 メタリックファイター

 レトロvsメタリックファイター、ここまで完走記録のないメタリックファイターが気になるところなのですが…。
 メタリックファイター、置き上がりができません! うつ伏せのまま動けないメタリックファイター、どうやら足首に違和感が発生した様子。なんと足が折れてしまった様です。
しかしレトロも弧を描いてダッシュしてしまいコースアウト。105cmでの勝利となりました。

【三位決定戦】

○なぐ アエロバトラーペント
×森永英一郎 メタリックファイター

 三位決定戦、ここまで安定した走りを見せたペントと、足首にトラブルを抱えたメタリックファイターの対決となります。
 やはりメタリックファイター、起き上がれず。足首の角度が明らかに変です。これはいけません。これまでのレースで確実にゴールしていたペント、ここも24秒65でゴール。ずばぬけた安定性で三位を勝ち抜きました。

【決勝戦】

×Toin Phoenix プティ
○スギウラブラザーズ レトロ

 決勝はプティとレトロの対決…… なのですが、レトロはどうやら現在調整中の様子。トーインフェニックスチームへの質問の後、レトロが登場。コースにつきます。

 レトロ立ち上がり先行、しかしプティの追い足が速いです。ほとんど横並びにダッシュ、そしてほとんど横並びに左へ左へと曲がっていってしまいます。まるでシンクロするような動きだったのですが、しかしレトロはコース右、プティはコース左。ほとんど同じレベルにもかかわらず、プティはゴール寸前にコースアウトしてしまいます。ほとんど祈るようなトーインフェニックスの皆さんの祈念も空しく、レトロが猛ダッシュでゴール。大会レコード、17秒27での優勝となりました。

|

« 第四回ROBO-ONE Special観戦記【オープニング】 | トップページ | 第四回ROBO-ONE Special観戦記【ボール編】 »

ロボット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11580/11309279

この記事へのトラックバック一覧です: 第四回ROBO-ONE Special観戦記【ダッシュ編】:

« 第四回ROBO-ONE Special観戦記【オープニング】 | トップページ | 第四回ROBO-ONE Special観戦記【ボール編】 »