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2006.09.12

流行遅れの大災害(★☆)

・雨がしとしと降っていたせいで、気温は一気に秋模様です。帰宅ながらに見れば壁にまるまる太ったカタツムリが。今晩はこいつを炙って一杯というところで(やめましょう)。
・今は仕事はそれほどでもないんですが、月末に向けてだんだんと立て込んでくる気配が見えつつあります。何かの時に一気に来るんだよなあ。なんとか無事に月を越したいものですが。

・さて、二十数年前の事。自分が小学生くらいの時は。人気のってのも変ですが、ニュースを騒がす「間違いなく起こる」天変地異の代表は富士山大爆発でした。週刊誌だの学研の本だのでは富士山が爆発する論拠を並べ立て、ノストラダムスの大予言ともしっかりフックして、UFOやナチス陰謀説よりも人気があったように思います。かく言う自分はそういうのを信じやすいタチで、うっかり五島勉の予言の本(ヒトラー山荘予言かなんかだったかな)を読んでしまって、部屋でガタガタしていたような記憶もあります。
・当時は騙されやすかったんだなあ、と云う話ではなく、今でも自分は騙されやすいと思っています。予言、宗教、占い、ジンクス。根拠のないものに無批判に嵌ってしまう資質を、自分はかなり持っていると思う。思うからこそ、そういったものを敬って遠ざける事に拘るのです。
・まあ例えるなら、今は平均台の上をあぶなっかしくバランスを取って立っているだけで。何処か心地のいい安定した場所に転落してしまったら、二度とそこから出てこられなくなるかも知れない。
・占いを見て「信じているわけではない」、血液型性格診断を見て「本気にしている訳ではない」。そういいきれるほど理性的でも批判的でもないなあ僕。と思えばこそ、反対側に針がふれるよう、擬似科学批判の本の方を読みたがっているのだと思います。
・それも分野によっては偏りはあると思います。精神分析を疑似科学だと言う人も居れば、癒しのアートだという人もいる(もうこの時点で科学ではないわけですが)。僕はといえば、精神分析は(受けたことはないけども)価値あるものだと思うし、なにか架空のキャラクターを作る際に、この辺の本を読み漁った経験は少し薬になっているんじゃないかな、とか思う訳で、こう。
・ともあれ、今でもノストラダムスは時々名前を聞きますが、富士山大爆発の方はちっとも話を聞かなくなりました。もっともメジャーなネタではなくなったというだけの事で、個人レベルでは「1992年に必ず爆発する」「いや2005年に必ず爆発する」と言い続けている人がいるみたいですが。
・今、大災害で圧倒的に人気があるのは、なんと言っても東海大地震でしょう。でも、わずか20年やそこいらで、富士山が爆発する可能性が減少したわけでもなければ、東海大地震のリスクが高まったわけでもないのに。
・心のどこかでカタストロフを待望する人の心理、潜在的な不死と災害を「おもしろがる」メンタリズム。色々と思う事はありますが、「天災にすら流行り廃りがある」と云うが、さしあたっては世情の真理。物事、眉に唾をつけて読む姿勢を忘れてはいけないように思います。自分のように騙されやすい手合いは、特に。

・処で、屠殺場や精肉工場とか、漁船の船上では、冗談じゃすまないくらい霊が出そうなものですけど、あんまりメジャーな感じの話題にはならないみたいですな。華々しくないからなのかな。
・霊が出る、といわれている場所は大体、「人間が死を意識する」場所(神社、墓地、事故や事件の現場など)で、実際に「死」が存在する場所でも、人間がそれを意識しない場所には霊は現れない(少なくとも話は出ない)と云う仮説を、一寸前から持っています。
・死が(正確には死体が)人の意識から過剰に追い出され、死というものを意識しなくなった結果、揺り戻しのように死を求めるようになったのが、霊感や霊を目撃する、と云うことなのか。だとすれば、霊を見る人や見たがる人のほうが、それを求めない人よりも動物として素直だ、と云う考えもできるのかも。

・とりあえず霊が物理現象に囚われない存在なのだとしたら、地球の公転に(太陽系の公転にも)置いていかれて、たいがいの霊はなにもない宇宙空間、百歩譲っても地球の公転軌道上を彷徨う事になるんじゃないかと思うんですけどね。その辺どうなんだろう。

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コメント

>大災害

こればっかりは実際に遭わないと実感が湧かないのでしょうねぇ。

地元で一番新しい大きな災害も…その時他県に居たので
家族や知人と共感もできませんでしたし。

まあこういうのは遭わないのが一番なのでしょうけれど。

>死/霊
科学で解明できない未知の領域。
ちょっと浪漫を感じます。

そういえば我らの”お兄様”(仮名)はそういった
シックスセンス、セブンセンシズといった感覚を持ち合わせていらっしゃるそうですが…

そういう人たちって世の中がどう見えてるのでしょう。
少し気になります。
芸術家の人たちも、世の見え方が違ってるらしいですが…
未知の知覚力があると、どういう風に見えるのか…
疑問は尽きません。

やはりこの世は面白い。
全てが解明されていては、詰まらないですからね。

投稿: rainplug | 2006.09.12 22:30

>心霊現象
 特命リサーチ200Xで言ってた電磁波説もありますね。脳に影響を与えてるという…電磁波を出しやすい花崗岩が多い地形で多いとか。
 電磁波が脳に与える影響が実証されてない以上、ゲーム脳のようにガセの可能性が高い…。

 量子論とか、その辺の話になるのかな?
 観測者が居ないと存在が確認できないとかなんか言う説…全然詳しくないので説明できない。

投稿: 宙 未来 | 2006.09.13 00:49

>rainplugさん

 災害は無いに越した事はないですねー。
 そして心霊は科学で解明できない… で終わりだと助かるんですけど、それで金儲けしたり借金したりしている人がいる、ってところが泣き所ですよね。
 誰かが本に書いていましたけど、「僕はおばけよりも、おばけを信じる精神科医の方が怖い。おばけはいるかどうか判らないが、おばけを信じる精神科医は確実に存在する」って言う言葉もありますし。

 いつか「霊の絶対に出ない、心霊ものの小説」とか書いてみたいものです。

>宙未来さん

 その説だと、電子レンジの周りでは、かなりの確率で霊が見えないといけなくなっちゃいますよねー。ううん。
 ……………は、調理された肉の霊が!? 電子レンジに!? ギーヤー。

投稿: sn | 2006.09.13 22:45

 ごめん、カッコ悪いな~電磁波じゃなくて地磁気でした。

 近年、オカルトや疑似科学に免疫の無い人が(世界的に)増えてるみたいですね(「アポロは月に行ってない」とか…驚いた事に友達も本気にしてました)。
 「TVでやっていた」、「有名人が言っていた」は簡単だけど…「疑問を持つ事」、「自分で調べてみる事」は意外に面倒なんですよね。
 でも一番困難なのは「情報の真偽を自分で判断する事」…。

投稿: 宙 未来 | 2006.09.15 00:23

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