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2006.09.16

第十回ROBO-ONE観戦記【予選編(2)】

 13時10分、午後より協賛各社によるCMタイムとなります。ROBO-NOVAのデモから開始。
 なんかものすごい色がいっぱい増えていますが、秋の新色なんだそうです。なるほど……。従来の黄色に加え、銀、黒、青、赤、ピンク(本当は紫)の5色が追加。
 なるほど先生、これでROBO-NOVAレンジャーが可能になるわけですね。六人目の戦士(注:銀色)までカバーしていてフォローもばっちりです。緑の人のことは考えない方向で。

 続いてKHR-2の紹介などのあと、後半戦の開幕となります。

【午後の部・1】

21 200 MAGI-Type-01 Project MAGI

 後半戦はまずMAGIからの登場、長身軽量のMAGI、脚にはレッグウォーマー状のものを巻いています。腕立て伏せから起き上がり、後ろ方向からの起き上がりなど、そしてスムーズに兎跳びに移行。垂直にかなり大きく飛んでいきます。歩行はちょっとバランスを失ってしまいますが、旋回しながら歩行を行っていきます。
 歩行中に腕を変わった角度に曲げつつの歩行などを披露、踊るように前進した後、立ち止まってのダンス。ちょっとした拍子で前方に倒れてしまったりしつつも、2分を使い切っての終了となりました。

22 147 RL03 Indra 大同工業大学 ロボット研究同好会

 赤と黄色のフレームが印象的なロボット、インドラ。まずは兎跳びから入りますが、初段で少し転倒。起き上がりの後、足元に引いたシートを、倒れつつも兎跳び前進で突破。ゆっくりとではありますが、着実に飛んでいきます。
 そして今度は変形を披露。立ったまま上体がぐるりと股下まで回り込み、両腕が腕と尻尾になると云う、ビーストウォーズのメガトロン風に恐竜モードに移行。変形中は足裏以外は接地しないと云う、ダウンを取られず変形できる親切設計です。
 最後は人間型に復帰し攻撃モーションを披露、終了となりました。

23 128 マキナ 千葉工業大学総合工学研究会Mチーム

 全てが自作の銀色ロボット・マキナ。旋回し移動しつつの攻撃を繰り出します。両腕を後ろで組んだ普通の兎跳びと、跳躍距離重視型の兎跳びと、一つの目的のモーションを、何種類も作成する、と云う理念で動いている様ですね。
 横歩きから脚を大きく上げての蹴りまで披露。頭上をはるかに越える大きな蹴りでも、安定性は崩れません。綺麗なモーションでの蹴りをいま一度繰り出して、デモ終了となりました。

24 343 極 極・PROJECT

 細い黒い手足に、四角い頭。なんだか不思議な形状のロボット、極と書いて「ごく」と読みます。
 頭に緑と黒のLEDが転倒し、極が自力で電子ボイスを披露。腕は肘のない一本構造、脚はなんて言うのか不思議な構造をしています。
 終始製作者さんとのかけあいでデモは進行。規定演技をやると言って、本を上り下りと云う規定演技を披露。「よくやったけどそれは二年前の規定演技だ」「キイテナイ」と言ってから、兎跳びを披露。やるなあ。

 脚に巻いてある黒いものはストッキングだそうです。ロボガレージのFTにリスペクトして…… だそうですけど…… どうなんだろう。変な質感のかっこいいロボットでした。

25 92 レトロ スギウラブラザーズ

 手のC型もまぶしいレトロ。テーマはロボットとの共存、とのことで、まずはお茶を運ぶところからスタート。中身をこぼさないようにするには、上体がぶれない歩行をさせなくてはいけません。これは地味ですけど、うまい動きですね。
 なんだかちょっと震動しちゃってますが、ダイナマイザー譲りの飛行機で安定性をアピール。歩行と横歩きで戦闘の動作をアピールしたあと…… 手に持ったのは、ハンドベル?

 C型の手先にハンドベルをつけて、製作者さんと一緒に演奏を披露した後、ちょっと手違いがあったのか「これから兎跳びをやります」と言った直後に、「3,2,1,0」と、まるで狙ったように見事なカウントダウン。
 先川原さん曰く「間に合わないと0点」だそうですけども、どうなってしまうでしょう。

26 45 レイヤードX ASURADA

2006091701

2006091702

 さて、不思議な形状の可変ロボット・レイヤードX、四足から二足に立ち上がり、トランスフォームするデモが登場。今回は腕先が赤、足先が青に塗装されており、腕と脚を取り違える心配はもはやありません。しかし腕と脚を入れ替えてしまって、90度曲げた上体で立ち上がります。
 変形デモのあとは、なんと合体デモ。レイヤードXの上にKHR-2が乗り、シンクロした動きを披露します。イメージとしてはKHR-2がレイヤードXを操縦している、と云うイメージで、すごいシンクロ具合です。おっもしろいなあ。
 最後はレイヤードXから、自力でKHR-2がすとんと滑り降り、二体揃ってXポーズ。非常にかっこいいデモとなりました。

27 35 KHR-GYAN SLAN

 頭頂部になにやらアンテナのついたギャンの頭と外装、サーベルとシールドを装備したKHRギャン登場。サーベルでの精密な突きから、腕の反動に頼らない兎跳びを立て続けに披露。
 最後はラウンドシールドを花笠に見立てて踊りを披露し、時間を使い切ってデモの終了となりました。
 ちなみにデモ終了後、モノアイも光らせていました。細かいです。

28 51 Cavalier えまのん

 紅白に塗り分けられたボディに生まれ変わったキャバリア、ヒロイックな外観になっています。
 まずは兎跳びニ種を披露した後、攻撃モーションなどを繰り出します。高速パンチから90度ターン、前後方からのひねりを加えた起き上がりから披露。……あ。足裏には、えまのんさんのロボットにいつもついてる回転テーブルがついてますね。

「兎跳びの練習でサーボを壊した事はありますか?」「ありません。今日ここにきてから練習仕込みましたから」との事。二週間で完成した由です。

29 14 キングカイザー マルファミリー

 さあ登場、赤いですキングカイザー。スペシャルに登場した機体を軽量化したもので登場。ジャンプを各種披露するとのこと、まずは扇形に旋回しながら進む横方向ジャンプ、大股な兎跳びから、かなりの段差の階段を兎跳びで登ります。

 ええと、キングカイザーがジャンプしているあいだに、製作者のマルさんが、階段をきっちり一段分ずらすことで、「階段を登る」と云う演技です。「これは難易度の高い演技です。私の難易度が」とのお言葉でした。
 二週間うさぎ飛びの練習ばかりしていたものが、柔らかい着地を行う事で、部品の破損もなくここまで来た、との事でした。
 西村委員長からは、「ソフトだけでここまでジャンプするとは」との声が上がっていました。

30 25 か~る 道楽、

 道楽、さんのか~る、まずは発射体、輪ゴムを飛ばすところから開始。今度はうさぎ飛びを披露。ちょっと小刻みな姿勢から片脚立ちして、片脚兎跳びを披露。小刻みですが、確かに片脚で立って、というか座って飛んでいます。
 前方後方へ旋回しつつ歩行し、非常に早い横方向への移動。今度は2.7lのペットボトルが登場、抱きついてもろともに投げ飛ばして見せます。
 最後は時間切れ寸前、横パンチや兎跳びを繰り出す最中にバッテリが弱ってしまい、ちょっと力弱まっての終了となりました。

31 158 電龍RO03 佐々木 宏一

 腕にフック状のパーツがついた、鮮やかなブルーのフレームを持つロボット・電龍です。ソフトからハードまで、全て自作のロボットとのこと。まずは兎跳びを難なくクリアしたあと、製作者さんが材質や能力について説明する中、歩行や旋回をゆっくりと披露します。
 両腕を突き上げての攻撃モーションなどを時間いっぱいまで疲労し、終了となりました。制作期間2年との事でした。

32 316 TR2006 鶴工ロボティクス

 これもKHR-1改造機でしょうか、音声認識を搭載していると言うTR2006。なんていうか、非常に小刻みな兎飛びをクリアした後、腕立て伏せ&高速腕立て伏せを披露。ゆっくり立ち上がった後、エアギターのポーズを披露。ピックさばきと上体の反り具合が、なんだかとってもそれっぽい感じですねー。

2006091703

 最後は拳を突き出す決めポーズで締めであります。

33 60 Black-Blade TeamLilac

 赤い瞳と髑髏は顔に、爪は白骨のように両腕に。謙虚な悪役風の新型ロボット、ブラックブレイドです。蠍のように爪を振りかざす動きから、なめらかな兎跳び、つかつかと力強い前進から、機動性と腕をアピールする動作を次々と披露。
 製作者さんはほとんどコメントせず、ひたすら静寂の中をロボットが動き続ける、ストイックなデモ。途中で一回リングから転落してしまったりもしますが、力強く安定した動き。ベスト8を乗り越えて、ブラックシードを超えることが出来るでしょうか。

34 56 ニュートリノロッソ 飛騨神岡高校

 前回大会の飛騨神岡高校より長井に登場、赤いボディと黄色い手先がかっこよいニュートリノ・ロッソの登場です。ボディがまたキュートになってますね。横歩きから腕立て伏せのあと、HGやキャメルクラッチなどの物まね、頭突きから、思った以上にスムーズな兎跳びと、演技とネタを半々に織り込んでの、これはかなりユニークなデモでありました。
 飛騨から長井へ先生の車で、休憩も挟んで9時間ほどの行程との事でした。

35 341 MS-02 宇宙型アタモ オマタ

 頭の上で何か旋回しています、四角いロボット・アタモ。兎跳びをした瞬間に、脚の下に定規を通して、うさぎ飛んでいる事を自ら証明してみせます。
 宇宙大会を想定しているモデルとのことで、機体はチタンを利用し軽量化。手足を折りたたむ事で、20cmx20cmの箱の中にボディが納まり、また太陽電池で頭のプロペラ(だそうです)を回転させる機構を持っているとの事。
 箱に入った時に機体がフリーズしてしまい一時はどうなることかと思われましたが、もう一度箱を被せたりしてなんとか復帰。最後は毒霧としてスプレーを製作者さんが押して終了となりました。

36 3 AFURO(A-Do Type10) すがわらゆうすけ&影

 迷彩模様のキャップを被ったアフロが登場です。まずはうさぎ飛びを披露している間に、すがわらさんがデモの内容を説明。お客さんが操縦することで、仮想標的を倒す、と云うデモです。
 会場でお客さんが1回手を叩くと旋回開始、二回手を叩くと前進、連続して拍手すると、頭突きを繰り出す、と云う事で、すがわらさんの先導で会場からばりばりと手拍子が巻き起こります。

 観客が手拍子を打つと、アフロが旋回を開始。すがわらさんが間近で、もう一度手拍子を打つと、停止します。同じ調子で前進し、停止。最後は会場から大きな拍手で、アフロが前方に吹っ飛んで、標的に真っ向体当たり。リングの下まで吹っ飛ばして、見事な成功となりました。

 凄い面白いというより、素直に楽しいー! と。参加型というか、こういう風にお客さんを巻き込む、巻き込めるデモって言うのは、ものすごく独自のものがあると思います。音声認識センサーがある時、こういう使い方を思いついて、実装して、、実演して出来てしまうって言うのはすごいことだと思うんです。行う人の方に、かなり資質を問われる切り口だと思いますけど、こういうことが出来るから、アフロは人気があると思うんです。いいなあ。

 それはいいんです。それはいいんですけど、仮想標的…… メタボリックファイターって……。

37 270 AeroKid いすぜん

 さて、非常にユニークな形状のロボットの登場です。一見して普通の人間型ではないことがはっきり判る、膝に特別関節というか、触角のような、何か尖ったものがついているエアロキッド。Jクラス第七回に出た時から、膝腕(仮名)に動作軸がついたことで、前進への干渉や標的位置の探知などを行い、膝の角度で膝腕を操作することで、色々な攻撃を繰り出します。
 膝腕が旋回し、また収納も出来る事で、かなり意外な形を持つシステムです。本戦でどういう使われ方をするものか、これは是非見てみたいですね。

38 13 Neutrino X 飛騨神岡高校

 クールでソリッドな外観、ニュートリノXの登場。脚が細くてかっこいいですねー。走行から旋回、高速走行、そして蛇行しながらの前進など、安定した移動を次々と繰り出します。そして今度は見てはっきりと判るほどの高い兎跳び、そしてさらには、兎跳びの姿勢で腕を真横にブンと振って体を90度も旋回させると言う、横回転ジャンプを披露。体操選手のような見事な動き。
 これは今まで他のロボットが見せなかった動きでした。空中旋回の得点、いかほどのものになるでしょう。

39 6 OmniZero.3 前田武志

 フェーズが進み、.3に進歩したオムニゼロ。フォルムは従来のものと同じですが、上体がかなり大きく、マッシヴなイメージです。脚にはセンサーらしき光っているものが見えますね。
 安定した歩行から、大きな腕を振っての重いパンチ。さらに画像認識での兎跳び、目の前ににんじんをぶらさげて認識させ、兎跳びを行うのですが…… 上手く認識してくれない様です。
 今度はランダム形状の一本橋を渡る、と云うデモ。足裏にあるセンサーでコースを認識し、転落しないように進んで走破します。最後は時間ぎりぎり、切れるか切れないかというところで兎跳びを一回確認。これが間に合ったかどうかがポイントに大きく影響しそうですが……。

 途中の画像認識でつまづいてしまい、うさぎ飛びがうまく行われなかったとの事。光の加減で上手くいかなかったのでは、とのことで、角度を変えて認識させたところ、上手く旗を追っての兎跳びを披露しておりました。しかし、これはううん、惜しいところですね実に。

40 333 ARES RND

 これは韓国から参加のチーム。上背はかなり、大きな爪と長い手足のロボットです。
 準備運動の後、爪にボールを持って脚で蹴る動作。そしてかなり高い姿勢から垂直ジャンプ風のうさぎ飛び。旋回しながらの歩行から、爪を開いて上体を支え、足をV字に開脚(逆立ちではなく、鞍馬のような動きです)、片脚立ちからのキックなどを次々と披露。ゆっくりとではありますが安定した動きで、一回も転倒せずに非常に安定したデモでした。

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