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2006.11.03

アキバ・ロボット運動会2006 ロボットアスリート大会観戦記【ロボット障害物競走】

 さて、マノイを使っての徒競走のイベントが行われている二時間ほどの間、自分は会場の外でちょっと一休み。
 いやあれです。暑いんですよ、会場。人がいっぱいいて、結構照明がキツい(前列に居るともろに浴びる)もので。時刻ははや夕刻、西日も差し込むトリオ・ザ・パンチ状態。自分が熱暴走しないように気をつけないとなりません。

 第四の競技、障害物競走は言わば小型版ロボワンイーグル。小さな正方形のリングを六枚並べ、その上に配置された各種障害を突破しながら進む、と云う競技です。

2006110309

 一枚目はスポンジの三枚の段差を乗り越える段差突破。スポンジのない、板の横の狭いすきまを通っても構いません。二枚目は緩衝材(要するにあのプチプチ)が敷き詰められた床。
 三枚目は市松模様の障害(真ん中の段の通過が必須)、旗の立っているまわりをぐるっと廻る四枚目を経て、五枚目は幅の狭まった一本橋。
 最後は高さ5度ほどの傾斜の床を登りきり、その向こうで直立すれば突破となります。競技は1on1、制限時間は5分、先に居るロボットを障害物として除けても構わない、と云う展開です。

1.○noir vs ×ファイマン5

 さてこの勝負、機動性抜群のnoirに対し、ファイマンがどう対抗するのかと言う勝負になりそうです。
 いきなり転倒しつつも、前方に回転しながら突破を目指すnoir、なんと転倒の表紙に足裏が外れてしまいます。応急でつけなおしますが、やはり歩くたびに取れてしまいます。そうこうしているうちに、脇を歩いてじりじり先行していたファイマンに、noirが突撃。緩衝材シートの上で絡まってしまいます。
 一回転したファイマン、緩衝材シートを突破できません。足が外れながらも、noir、市松段差の真ん中を突破し、一気にフラッグの周りを廻って、一本橋に突入…… 寸前、やはり足裏が取れてしまいます。転がり続けるファイマンはなんとか緩衝材シートを突破。noir、再スタートしつつも、一気に一本橋を突破。ここで何度目かの足がもげる事態に見舞われながらも、noir、坂道突破を目指します。ファイマンは、後ろに進みつつ、市松模様段差に突入。真ん中に足がかかったところで制止してしまいます。
 最後にはnoir、再スタートポイントから、足がもげる前に一気に坂道を突破! 到着後の転等でまたぽろりと足がもげてしまいますがゴールです。
 ファイマン、真ん中の段差に乗り上げられないまま残り10秒。残念ながら時間切れとなりました。

2.×ワイルダー01 vs ○バケーション

 ラガーロボット・ワイルダー01と、KHR-2ベースのガンダム・バケーションの勝負となります。ワイルダー01は横向きでスタート。軽快に段差を乗り越えたワイルダー、あっと云う間にスポンジ段差を突破。しかしここでバケーション、追いつきます。
 一歩一歩慎重にタフに、バケーションが緩衝材エリアを突破。バケーションは段差を乗り上げますが転倒、しかし前転で規定エリアを突破して、市松ゾーンをも突破します。横突きのモーションで、引っかかりつつも前進するワイルダー01。
 
 バケーションは一本橋の前で悩みつつ、慎重に調整。角度を合わせ、前転で一気に突破を図ります。二回の前転で、バケーション見事に突破。坂道はほとんど気にもかけずに前進し、最後はフィニッシュに前転を決めてクリアとなりました。
 ワイルダー01、起き上がりのモーションが引っかかってなかなか立ち上がれないようです。苦労するワイルダーのかたわら、何故か二週目に突入するバケーション。
 市松段差で予想以上にはまってしまうものの、なんとか旗のあるエリアへワイルダー突入。横歩きで一気に一本橋に突入。しかし入り口で苦労しているうちに、タイムアップとなってしまいました。

3.○スーパーディガー vs ×ガルー

 小刻みな歩行のディガー、ワイルダー01に似た作戦で一気にスポンジを突破。乗りあがりに苦労しますが、ディガー、緩衝材の床も一気に突破。腕を使って体を持ち上げて、市松段差も軽く通過します。ガルーは慎重な動きですが、やや操作ミスが入ってしまったか、ディガーの進路に入ってしまいます。
 一本橋をやすやすと通過したディガー、最後は最終フィールドの段差をやすやすと前転で突破。「美しいー!」と思わず実況さんの叫びの出る、最後前転で締める見事なフィニッシュで終了となりました。
 早すぎるディガーに食われていますが、ガルーのスピードも前の競技者にひけをとりません。旗を廻って残りまだ1分45秒以上、ゴールは見える時間帯です。
 慎重に位置取りのあと、ちょっと傾いてしまいつつ、前転で一本橋のフィールドに突入するも、一回転後の補正で一本橋から落ちてしまいます。機体がどうしても右に曲がってしまうようなんでしょうか。そうこうしているうちに、後ろ向きになりつつも最終ゾーンへ突入。片脚で立ち上がるとごろんと転がってしまう状態ですが、残り13秒。前転での一気の突破を図りますが、立ち上がりに失敗しての後転で終了となりました。

4.○か~る vs ×think03

 先ほどの競技を見ている限り、足まわりに不安を抱えるか~るですが、この最終競技、一体どう乗り切っていくんでしょうか。
 いきなりの前転で切り込むか~る、think03も同じ戦術で続きます。間髪居れず、スポンジと緩衝材を突破。市松模様に突入しますが、勢い余ってリングアウトするまで前進してしまいます。think03、ちょっと心配されますが、一定時間麻痺から復活。さてそうこうしているうちに、か~るは旗エリアへ突入。勢い余って旗を倒してしまいます。
 前転主体で進むか~る、それに対しthink03、じりじりと前進して緩衝材ゾーンへ突入します。真後ろに構えなおして、ヒップアタック様の態勢で突入。さらには側転まで使用。乗り越えられない段差に次々と挑んでいきますが、なかなかここを破れません。
 その間、のしかかるようにか~る、一本橋へ突入。前転前転で乗り切った後、坂道も同じ戦法で突破、上り坂を無理やりに登りきって、か~るゴールに到達します。
 think03、各種モーションを駆使して緩衝材の床の突破を試みるも突破できず、1分を残してリタイアとなりました。

5.○クロムキッド vs ×アルフ

 大型のロボット、クロムキッドに対するは、先ほど登場した超小型ロボット・アルフ。アルフはやっぱり、コントロールしてる様子が見えないんですが……。あ、どうやら自律動作と云うか、自動プログラムで動いているみたいですね。直進専用で動いているようです。重心移動が上手く云っていない、いや足のサーボが片方破損してしまったらしく、前進できていないようです。
 そうこうしているうちに、クロムキッドは危なげも全くなく市松段差エリアへ突入。前転でむりやり段差を乗り越えて突破。旗の周りを順調に廻って、一本橋にとりかかります。慎重にかかりますが、手前に転倒。一本橋、最初の段差を乗り越えるのが一寸また難しい様です。
 登れば早いクロムキッド、一本橋から一気に段差まで駆け抜けて、最後は側転からゴールライン到達。起き上がる時にリングアウトしてしまいますが、最後は起き上がりのみとなり。ゴールとなりました。この時点で、アルフはリタイアです。

6.△PLASSON MA vs △ファイティングγ

 この時点でこの競技、トップは抜群でスーパーディガー。この勝負はどうなっていくんでしょうか。
 KHRベースマシン同士の対決といっていいんでしょうかこの対決。お互いに前転モーションを繰り出して、スポンジを突破。緩衝材に足を取られつつも、なんとか市松段差へ突入。ファイティングγ、スポンジ段差を慎重に突破。一気に緩衝材を突破して、二人して市松段差に突入してしまいます。
 同時に前転を放って前進する二体、ファイティングγ、なかなか抜け出せません。一歩制したのはプラッソン、しかしポールに引っかかってしまいます。そうこうしているうちに、突破してきたファイティングγが外側を回転、一歩リードしかえします。
 しかしγ、一本橋に入る前に転倒。プラッソンもγに引っかかり、乗り越えることができません。
 先を譲ってもらったプラッソンですが、回転一回目で足が外れてしまい、やりなおしに。一本橋の段差を乗り越える事が、どうしても両者できません。非情に始まるカウントダウン、最後は両者、完走なしでタイムアップとなりました。

7.○繭 vs ×バケーション+

 女子ロボット+女子操縦者同士の勝負となるこの対決、しかしこれまでの実績で見ると繭の優勢が光りますが……。
 繭、慎重に片脚立ちしながらの歩行で、障害物の脇を突破。なんと足が一つの軸線上に乗って交錯します。ものすごいスピードとすさまじい力強さで、中腰の姿勢でスポンジと段差をものともせずに突破。ポールを薙ぎ倒しかねない勢いで一回点、立ち直った後、なぜかもう一回ポールに突入した後、さらに一本橋とゆるやかな上り坂も全く気もせずに一気呵成に突破。転がり込むようにゴールへ突入、見事に突破となりました。
 先にゴールした繭も応援をする中、バケーション+、じわじわと前進。緩衝材の床へ突入を試みますが、なかなか上手く…… いや、一気に緩衝材を突破。市松段差に入ります。真ん中のフィールドを通過しなくてはいけない状況を、一回転で突破を試みます。繭が多種多用な応援モーションを繰り出す中、ここでタイムアウト。市松段差を通過中に、終了となりました。

8.○automo vs ×ブラックタイガー

 最後の勝負、automoとブラックタイガーの対決! 力強く先行したのはautomo、リングアウトすれすれのラインを横歩きで前進します。前転を中心に進むブラックタイガーは一揆に突破を試みますが、起き上がりに腕が引っかかってしまい、やや後退。さらに前転を繰り返してしかし、緩衝材地帯の突破を図ります。しかし、あれ。倒れたままブラックタイガー動きません。何かがおかし、ああ、起き上がりに入りました。しかし指が引っかかって起き上がれない様です。
 automo、なにやら空手の型のようなものを繰り出しつつ、緩衝材エリアに突入。其の間に、ブラックタイガーが市松エリアを突破。頭を支点に一回点して中央エリアを強行突破を試みます。しかし後から入ったautomoがブラックタイガーに絡み、起き上がりぎわにリングアウト、勢い余って地面まで50cmほど転落! 拍子で頭がもげてしまいます。リングになんとか復帰させますが、しかし緊急メンテナンスに入ります。
 一方のautomo、いつのまにか片腕がもげてケーブルでぶら下がっていますが、その状態のまま競技を続行。そうこうしているうちにブラックタイガーも競技に復帰。市松模様突破にふたたびチャレンジします。しかしここでタイムは残り10秒、市松段差と一本橋に両者チャレンジしている最中にタイムアップ。最終組の競技も、ここで終了となりました。

 一位はスーパーディガー、二位は繭、そして三位はバケーションとなります。

 さて、この第四競技までの点数に応じ、最終協議への進出者8台が決定する事になります。
 最終協議は、「ロボット生き残り合戦」。新機軸、トラップ付きランブルとなります。

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