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2006.11.23

ROBO-ONE GP in 東京ドームシティ【一回戦】

 さて、予選デモが終了し、トーナメント戦が開始となります! 準備時間にルールの解説が再度行われたあと、いよいよ試合開始。
 所謂「捨て身技」が一回限定と云うこのルール、各機体のパワーバランスへの影響は大です。どうなっていきますでしょうか。

【一回戦】

○メタリックファイター vs ×ペント

 まず先陣を切ったのはメタリックファイター。そして対するは全勝の怪物、嘴の取れる悪魔ペント。連勝記録はこのまま伸び続けのでしょうか。
 ペントのコントローラーの電池が落ちちゃったりしますが、なにはともあれ試合準備。こうして見ると、メタリックファイターに比べてペントの大きさが目立ちます。

 試合開始! ペント、いきなりメタリックファイターに背後を見せてしまい、メタリックファイターが後方から突撃して1ダウンを速攻で奪います。ペント、サーチモードに入りますが、メタリックファイターは斜め後方から接近。死角に入ったんでしょうか、ペントが攻撃を繰り出す前に打撃を加え2ダウン。
 ペントの反撃はやや遠く、メタリックファイター、よろけますが倒すことができません。そうこうしているうちに、斜め後方からメタリックファイター、さらにもう一撃。信じられないほどの速攻劇で、ペント3-0で一方的に沈んでしまいます。三連覇は緒戦でストップ、いきなりの波乱の開始です。

 やはりペント対策をしっかりしてきたのが勝因ではないか、との分析。ペントも弱点を読まれてきていた様です。ううむ。

×アリウス vs ○アフロ

 タイプの全く違う両者、アリウスとアフロの対決です。アフロは交換用のバッテリも、竹筒のようなものに入れて完備。戦闘態勢万全です。
 積極的に突っ込んでいったアフロ、いきなり仕掛けて1ダウンを奪います、突起物が二股になったアリウスも突撃を仕掛けて1ダウンを奪い返しますが、しかし直後に自らリングアウト。アフロ、あっと云う間に2ダウンを奪います。

 姿勢を落としてアフロに密着したアリウス、パンチを繰り出してアフロから2ダウン。イーブンに持ち込んでからの速攻ですが、アリウス倒しきれず、縦に転がってしまいます。
 アリウスとアフロを分けたところ、アフロちょっと力なく倒れてしまいます。大丈夫なんでしょうか。アリウスは捨て身技で突撃しますが、アフロ倒れません。これが二度目と看做されてアリウスにイエローカード。密着から離れたところで、アフロ倒れてしまいます。背中合わせからアフロもパンチを放ちますが、これもなかなか倒せません。アフロはなにやら突撃というか、よろけているような格好です。
 積極的に乱打を仕掛けるアリウスですが、最後は伸ばした腕にアフロの伸ばした腕がヒット。バランスを崩したアリウス、2-2からの凌ぎ合いを押さえきれず。アフロが二回戦に進みます。

×プティ vs ○旋風丸

 次なる対決はプティと旋風丸。柔のプティと剛の旋風丸、対照的な試合運びになりそうな予感がしますが、どうなるんでしょう。
 開始直後、中央へ走りよる両者。プティ、パンチで旋風丸を倒しますがこれはスリップ。一方、素早く後ろに回りこんだ旋風丸が1ダウンを奪い返します。旋風丸、リング脇を歩きますがちょっと危ないよろけ方。リング中央で両者、競ってパンチを打ち合います。プティもスリップはしますが、ダウンはなかなか奪えません。お互い攻撃すると言うよりも絡まってしまう展開ですが、攻撃が交錯し、なんと両者ダブルダウンの判定! その直後、交錯しざまの攻撃でプティがさらに1ダウンを奪う。これで2-2となります。

 ほとんど全方位に攻撃の放てるプティに、正面に強い旋風丸、リング中央で再び交錯しますが、これは両者スリップ。旋風丸はより起動性を駆使しますが、プティも待ち構えてパンチを放ちます。プティと旋風丸、両者時間切れぎりぎりにダッシュ攻撃まで繰り出しますが、ダウンを奪えず。そのまま二分間の延長戦に入ります。

 調整後、サドンデスの延長戦開始。待ち構える旋風丸に、慎重に踏み込むプティ。一点倒立からの回転キックまで繰り出しますが、旋風丸を倒せません。お互いに位置を奪い合っての戦い、旋風丸が積極的に仕掛けますが、プティを倒すに至りません。最後は横歩きに接近した旋風丸、プティの背後にするっと滑り込み、後方からパンチ一発。プティの腰を崩して、サドンデスマッチに勝利を収めました。

○キングカイザー vs ×レトロ

 操縦システムを切り替えてきたキングカイザーは、紆余曲折の結果、お父さん操縦となったようです。対するは操縦性の素直さを証明したレトロ。頭には、なんかちっちゃいお面がついています。

 開始直後、慎重な読み合いからキングカイザーが接近。いきなりレトロ、前転キックを放ちます。立ち上がりざまに横ストレート、キングカイザーが1ダウンを奪います。
 ここでしかし、レトロとキングカイザーにものすごいことが! 背面から飛び込んだキングカイザーのボディを、レトロの腕が持ち上げて投げ飛ばします! これはもう、見た事もないような見事なバックドロップ! レトロ、1ダウンを奪い返します。

 レトロ、横へひょいひょいチョップを放ちます。後方へ回り込んだキングカイザー、後方からダッシュを仕掛けますがこれはヒットせず。しかし歩行中のレトロの足元を狙ってパンチ、2ダウン目を奪います。
 レトロしかし、ダッシュ攻撃を繰り出してしまいイエロー。両者分けます。下がっていくレトロにキングカイザー、当たったら一気にリングアウト級の追い打ちを入れますが、これはやや遠くヒットせず。ここで試合時間は時間切れ、スコアは2-1、キングカイザーが勝利を収めました。

 ……いやー、でも壮絶でした。後方に向かって飛び込んだキングカイザーのボディを、レトロの腕が受け止めてさらに上に持ち上げると言う、なんていうかコラボレーション状態の見事な投げ技でした。敗れはしたレトロですが、これはちょっと歴史的瞬間見てしまった感じです。

 お休みのあいだ、キングカイザーの丸さんにご挨拶させていただいたのですが、その時にこのバックドロップのお話を伺いました。レトロは実は前転攻撃を仕掛けようとしていたところが、キングカイザーが先に仕掛けて技の出がかりを潰してしまったもので。レトロの「前転するための腕の動き」に、自分でジャンプしたキングカイザーが乗っかってしまい。その結果があの美しいバックドロップにつながったようです。もうミートくんも納得。
 今日は取材の人も多かったみたいなので、どこかのテレビ局の人が決定的な瞬間を取ってくれていることを期待したいですね。

【追記】

 レトロの開発者、スギウラブラザーズさんのスギウラブラザーズのロボット開発日記にて、この試合の超バックドロップの映像が掲載されています! 
 改めて見ても、完全に浮いてます。むしろキングカイザー飛んでます。すっごい……。

 関係ありませんが、取材の方がソニーのHDVカメラ持ち出してました。無造作に床に一台ごろっとか言って。すごい気になってたんですけど。なんかスタッフの人が、ブランクのブルーレイディスク取り出してラベル貼ってましたし。すーごーい。

 さて、ここで長めの休憩。そのあと三時半から、一回戦再開となります。

(ここで一時間休憩)

 さて意外な展開あり超必殺技ありの本日の試合も後半戦。残す四体も、これまた強豪揃いであります。

×グレートマジンガア vs ○アリキオン

 本気モードのグレートマジンガアに対するは、クリスマスデザインに衣替えしたアリキオンです。試合開始、中央に接近する両者、やや慎重な位置取りです。先に仕掛けたのはアリキオン! グレートの防御姿勢の上から強引にのしかかる攻撃で、力で1ダウンをもぎとります。
 リング脇を移動するアリキオンに対し、マジンガア積極的には攻めていかない展開。慎重に位置を読み、ダイビングロケットパンチを放ちます。正面からの交錯、しかしマジンガア、攻撃が入っていきません。どうしたんでしょうか、ちょっとマジンガア力弱い感じです。リング脇にアリキオンを追いつめますが、ダイビングロケットパンチも横フックもダウンを奪うほどの勢いを得られません。攻めあぐねましたが、アリキオンの移動の隙をつき、マジンガア1ダウンを奪回! イーヴンに持ち込みます。残り30秒、しかしマジンガアの行動スピードがどうにも上がっていきません。何も無いところで後方に倒れてしまいます。時間切れぎりぎり、マジンガアは攻撃ポジション近くで位置を読みますが、アリキオンに攻撃を放つところまでは行きませんでした。。

 両者1-1のイーヴンのまま時間切れ。延長戦に持ち込みます。電池交換するアリキオンに対し、スプレーでモーターを冷やすマジンガア。

 延長開始! アリキオンに対し、やや後退して位置を読むマジンガア。一撃にかける展開でしょうか、両者ダッシュ攻撃を使いきってしまったため、伸びる腕が有… アリキオン、横向きに接近してマジンガアの正面から、胸の真ん中に正拳突き。マジンガアがのけぞって倒れ、サドンデスをアリキオンが制しました。

×ダイナマイザー vs ○トコトコ丸

 さて一回戦最後の試合は、ダイナマイザーとトコトコ丸の対決です! とにかくタフに歩き走るこの両者の対決、機動戦が期待できそうです。
 両者、リングにセット。まず接近するのはダイナマイザー、しかしトコトコ丸も素早い。リングの広さを遣いきった両者の動き。ダイナマイザーが積極的に位置を変え、トコトコ丸を攻撃するポジションを探しに行きます。一方のトコトコ丸も、なかなかダイナマイザーに横や背後を見せません。しかしトコトコ丸も、なかなか相手を攻撃レンジに捕らえ切れません。扇子を伸ばした時には、もうダイナマイザーは後退し転進しているのです。
 ダウン攻撃が両者交錯! ダイナマイザー、リングぎりぎりで前転キックを繰り出しますが、トコトコ丸、そのキックを頭を受けて押し戻し、反動でダイナマイザー、リングから放り出されてしまいます。これでトコトコ丸、1ダウンを奪取。
 厳密に言うと服が地面につくとダメなんですが、と言っているうち、ダイナマイザー、位置を読んで攻撃を仕掛けますがダウンを奪いきれません。しかし残り10秒を切ったタイミングで、ダイナマイザーの攻撃がトコトコ丸にヒット! 時間切れぎりぎりに1ダウンを奪い返します。再開直後、トコトコも仕掛けますが時間切れ。延長に突入します。

 延長、慎重に位置を読み会う展開からトコトコ丸接近、ダイナマイザーがめまぐるしく旋回し、トコトコ丸が向きを変えて対応します。ダイナマイザー、トコトコ丸に体の一部が引っかかって転倒しますが倒しきれません。最後はダイナマイザーの攻撃をリーチの差で凌いだ、パンチが顔すれすれのあたりを通っていたトコトコ丸。攻撃直後にカウンターを入れ返してダウンを奪取。相次ぐ延長戦を制してダイナマイザーを倒し、トコトコ丸勝利となります。幾多のネジがリングに散らばる激戦でした。

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