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2006.11.19

ROBO-ONE GP in 厚木【二回戦~準決勝】

【二回戦】

○旋風丸 vs ×トコトコ丸

 さて、今まであまり対戦カードのなかったこの組み合わせ。乱打タイプの旋風丸に対し、トコトコ丸は大型ですが、どちらかと云うと機動戦寄り。しかし戦い方が柔軟なロボットでもあります。どうなるでしょう。

 さて試合開始。サイズで言うとトコトコ丸のほうがはるかに巨大ですが、トコトコの胸をうまく突いて旋風丸、まずは1ダウン獲得。しかし押し戻されて直後に1ダウンを失います。巧みに姿勢を落とすトコトコ丸、後方から旋風丸は手数多く攻めていきます。頭のあたりを押されると、トコトコ丸ちょっとぐらっとしますね。
 起き上がったトコトコ丸、旋風丸に押し崩され1ダウンをさらに失います。正面からの猛攻はトコトコに入りません。一方、旋風丸、戻ろうとしたところをトコトコ丸に狙われダウン、これで2-2となります。最後はバランスを崩しかけたトコトコ丸に旋風丸が猛攻を仕掛け、立ち直る暇を与えず手数で圧倒。一気に押し崩して3-2で辛勝をものにしました。

×キングカイザー vs ○アフロ

 さてさきほど仮想キングカイザーを倒したアフロなのですが、初撃からいきなり絡まり発生。キングカイザーの広げた腕幅がアフロの頭にぴったりで、かっちり挟まってしまいます。
 がっちりアフロの頭をはさんだキングカイザーを分け、試合再開。お互い前方への突撃を繰り出しあう展開となりますが、アフロは外装がクッションに、キングカイザーは間合いを調整して有効打となっていきません。機動性に勝るキングカイザー、あっと云う間に攻撃ポジションをものとするのですが、しかしうまくアフロが倒せません。アフロ、非常に安定が良くなっています。何気に横歩きで接近するアフロ、キングカイザー、前転キックを放ちますが、アフロの頭にめり込んでしまいます。
 防御力の高さを発揮して、凌ぎに凌ぐアフロ、キングカイザーの攻撃を受けきります。しかしアフロも攻め口が見つけられない展開、ここまでまだ両者0ダウンです。あー、アフロ、何もないところで転んでしまいます。大丈夫でしょうか。
 最後はリングアウトさせる勢いでアフロが突進しますが、ここで時間切れ。今大会初の延長戦に突入します。

 2分の調整時間の間に、両者ともにバッテリを交換。延長戦に入ります。
 先にダウンが奪ったほうが勝利のサドンデスルール、キングカイザーまず先制で突撃。アフロ、まだちょっと力弱さがあります。アフロ、至近距離から頭突きを放ちますが、キングカイザーを押し切れません。一方のキングカイザーもアフロの服で打撃が滑ってしまう状態、さらに両者カウンターが潰し合いとなり、なかなか攻撃の攻め口が見つかっていきません。ここで残り10秒。キングカイザー、アフロを倒しますが、これはファイトの掛け声の前に終了となってしまいます。

 最後は会場の拍手で決定することになります。両者ほぼ互角の拍手…… 吹いてます、アフロ泡吹いてます! 最後は勝利の執念が認められ、アフロが準決勝に進出となります。

 さて、次は準決勝となります。

【準決勝】

○旋風丸 vs ×プティ

 竜巻のような猛撃が持ち味の暴れん坊・旋風丸。レトロを破ったプティですが、この相手をどう凌ぎどう倒していくのでしょう。
 開幕直後、ちょっと下がり気味のプティに、いきなりの猛攻は旋風丸。攻めては離れ、リングを廻っての距離の読み合いとなります。間合いの読みはプティがしかし有利か、プティの何気なさそうに伸ばした腕が、旋風丸から1ダウンを奪います。
 横突きのパワーは相当強烈なものか、旋風丸、胸をつかれるたびによろけていきます。リング際に追いつめられたプティ、旋風丸の攻撃でリングから転げ落ちてしまい、1ダウン。プティの相手に背中や脇を見せる独特の構えに対し、旋風丸はがんがん接近していい来ます。
 旋風丸の放つ真後ろへの攻撃を、ぎりぎりで回避するプティ、しかし攻撃の出がかりに巻き込まれ、1ダウンを失います。プティも旋風丸の足元に軌道の低い攻撃を仕掛けますが、これはダウンとならず。再度の攻撃で2ダウン目をしかし奪い取り、これで2-2。またも延長に突入します。

 両者調整なしで、即座に延長戦に突入。開始直後、背後を取った旋風丸がプティをクリーンに薙ぎ倒し、サドンデスを制しての決勝進出となりました。

○ペント vs ×アフロ

 お子さんの人気者同士、なんていうかある意味夢の対決です! しかしこのカードは準決勝、お互い相手を薙ぎ倒してここまで辿り着きました。どういう勝負になるんでしょう。でもしかし。

 ペント、一気に攻め寄ります。余裕で手を振るアフロ、しかし出会い頭に頭突きを叩き込んでまず1ダウン。ペントも逆襲しますが、これは浅いと言う判断。しかしさらに肉薄、密着してから攻撃を繰り出して、伸びる伸びるペントのアームがアフロを薙ぎ倒します。これで1ダウン、さらにバランスを崩しかけた所に追い討ちを入れて、ペントが素早く2ダウンを確保。

 今度はリング中央で交錯、アフロがスピンするくらいの勢いでスリップ。ペントの攻撃が何度もアフロの服に引っかかりますが、衝撃が吸収されているのか、表面が滑るのか、なかなかダウンに至りません…… しかし最後はペント、後方から迫り来るアフロに大して、何気ないくらいの勢いで後方打撃! ストレートにダウンを奪いこれで3-1。決勝に駒を進めます。

 残るは決勝と三位決定戦、と云うところで、ここでまた5分間の休憩と相成ります。

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