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2006.12.26

M.S.GUNDAM Target in Sight : シブミとやりくりの三ヶ月(☆☆★)

リンク: MOBILE SUIT GUNDAM Target in Sight.

 半ば衝動と云うか、本能で得物に食らいつくように買ってきたPS3なんですが。ディープブルー見るんだーってそれしか考えていなかったもんで、もう少しでゲームを買いのがすところでした。
 そうだよゲーム買わなきゃゲーム。しかし元々反射神経が鈍いというか、むしろ無いと言った方がいいような身の上。ああそうだ、PSPを買った時もリッジレーサーズを一緒に買って、速攻で   挫         折


 なんの話でしたっけ。そうですよゲームなんですよ。
 カウンターで不意に、「なんかガンダムのありましたよね」とか言う、店員さんも軽く弱るくらいの曖昧発注で手に入れたのがこの「機動戦士ガンダム ターゲットインサイト」。
 買ってきて開封して、しばらく経ってようやく遊んだのですが……

 面白い!
 面白い!?
 なんかこれ面白い、と云うかシブいですよとても非常に!?

 いかにもPS3と云う感じの重厚なグラフィックですが、ある意味それを真正面から使っているような感じ。最初のミッションでジムが出てきてアップになるんですけど、それを見て思いました。リアルタイプジムだ。100分の1の。あの箱の絵に描いてあった奴がここにいやがる。いやがるんですよ。
 おまけに演出の妙で、このリアルなMS達、戦闘が進むと腕がもげ首がもげ、バトルダメージが目に見えて蓄積していきます。いやもう、ジムで密着してビームサーベルを一振りすると、ザクの首と片腕がスピンしながらもげて飛んでいきますからね。
 もちろん自機も、撃たれれば弾痕が付き、運が悪ければ腕とか首とかいろいろもげていきます。ミッションクリア時に自機がアップになりますけど、べこんべこんと派手に凹んでいたりして。うわなんだ、こりゃよく生きてるなあ、と感心することすらしばしばです。

 そして違う意味でも、渋いですこのゲーム。変な表現ですが、人間は出てきません。出てくるのは全て、重厚なCGで描かれた、MSと兵器群だけ。同僚パイロットなんか、名前と能力値はあるけど、顔グラフィックもない潔さです。
 ナレーションは全て(デフォルトでは)英語、それに妙に時代がかった日本語字幕がかぶります。テキストの実に渋い台詞回しといい、ボイスの男気といい、甘さは欠片もありません。
 雰囲気はまるで、第二次世界大戦を舞台にした戦争映画を見ているかのよう。こんなに渋く潔いガンダムは久しぶりに見たと言う位。

 ゲームそのものは、基本的に3Dのシューティングゲーム。射撃武器と格闘武器、シールドなどを使い分け、僚機(基本的に勝手に戦っていて、集合や分散など、簡単な指示が出せる)と協力して、連邦/ジオンのMSと渡り合っていきます。
 ミッション終了ごとに、成績や被弾率からミッションランクを算出。これから得られる褒賞ポイント(お金のようなもの)を元手に、新MSや部下の補充、手持ちのMSの改造などを行っていく事になります。

 このゲームの面白い所は、「資金」のほかに、「時間」の概念があること。何をするにも、資金の他に時間が必要です。このために、プレイヤーは戦場では野戦指揮官として、戦域外では部隊全体の面倒を見るマネージャー的な存在として、立ち回る事になります。

 ゲームが始まるのは…… まだ連邦編しか見てないんですが…… 宇宙世紀0079年10月3日。オーストラリアのコロニー落下跡地にて、先行生産されたジムが、評価試験に挑むところから始まります。実質的に操作が可能になるのは、翌10月4日から。
 この日付には、特別な意味があります。地球攻撃軍の指揮官だったガルマ・ザビ大佐が、ホワイトベースと交戦して戦死した、まさにその日なのです。

 以後、ゲームは1日単位で進んでいきます。ミッションをクリアすれば一日経過し、次のターンに日付を送れば、やはり一日経過していきます。
 そしてゲーム中は、何をするにも時間が必要です。破損したMSを修理するのに、1日から数日。MSを改造し、強化するのに1日(強化中のMSは、もちろん出撃させる事はできません)。
 新規MSの補給を申請すれば、到着までに2日かかりますし、パイロットを補充すれば、着任までに1日を要します。そして1日ごとに着実に情勢は変化し、昨日まで受けられたミッションが受けられなくなったりするのです。
 同じMSを連続して戦闘に投入していくと、特にひどい損害を受けたときに修復が間に合わず、重要な戦闘に、予備機や代替機で挑む羽目になりかねません。パイロットも連続して戦闘に参加すると披露するため、ローテーションを組んでやらないといけないわけで。
 渋い雰囲気と、やりくりに頭を悩ませつつ、刻一刻と変化する情勢を睨んで、資金と時間を工面する。なかなか面白く、かつ悩みがいのあるところです。
 そしてもちろん、歴史は変わりません。12月31日には、遠い宇宙で星一号作戦が発動してア・バオア・クーが陥落し、1月1日には終戦が締結されることが、もう決まっています。
 10月3日から始まる、両軍の怒涛の三ヶ月。どういう物語になり、どういう終わりを迎えるのか。ついていけるよう頑張りたいと思います。

 ところでこう。なんだかこの独立採算な雰囲気、海洋冒険小説の艦長みたいな雰囲気を感じたもので。僕のとこのプレイヤー名、リチャード・ボライソー少尉にしてしまっております(笑)。元ネタのわかりにくい話ではありますが。

 ゲーム的には。ちょっと慣れると面白くなってくるんですが、慣れるまでが大変でした……。マニュアルもそっけない印象で、チュートリアルもなく、同じミッションを練習することができるでもない(少し話が進むと訓練マップが出来る)ので、なんかこう。もう少し練習させてくれると、年寄りは嬉しいのう、と思う次第です。くう。

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