« 第十一回ROBO-ONE観戦記【予選編(1)】 | トップページ | 第十一回ROBO-ONE観戦記【予選編(3)】 »

2007.03.24

第十一回ROBO-ONE観戦記【予選編(2)】

【午後の部・1】

 テレビスタッフさんがホットドッグを食べてるのを見て、そうだよ後楽園ホールなんだからホットドッグ食べなきゃ。と理屈の通らない理論を展開させてホットドッグでした。

2007032404

 それにしても、なんかテラネッツのロゴがでっかくあるなあ、とか思っていたら、本当にあのテラネッツでした。なんかオーダーメイドCOMのチラシもありましたし。なんだどうしたんだ。一体ROBO-ONEとどういう接点を持とうとしているのでしょうか。
 ネタにしてもあのチラシは、さすがに持って帰れなかったよ……!

 さて、1時で資格審査は終了。1時10分から午後の演技が始まりますよ。

13:00

☆No.419 ゲジモン(福井高専ロボコン研究会)

 さて再開まで少し時間はありますが、ここで特別デモンストレーションです。
 リング上に登場したのは、超巨大ロボット・ゲジモン。残念ながらモーションが入っておらず資格審査は通りませんでしたが、全長120cm、全備重量13kg、バッテリの重量だけでも2kgに達すると云う途方もない代物。重機動ロボットです。

2007032405

 ちなみに福井から棺桶風の箱に入れて持ってきたのだそうです。帰りは新幹線の自由席で帰るのだとか。

 最後にちょっと動作。回転を開閉に置き換える爪の動きは力強く驚異でした。これ動いたら怖いだろうなあ。いや絶対に怖い。

 さて、ここで予選出場ロボットの最新情報。どうやら100台は超えているようです。

No.269 NOVA-K(桑久保貞行)

 これはROBO-OVA改造機の様子、各種センサーを搭載したNOVA-Kの登場です。対物で感知した場所に応じ、違ったアクションを取るとのこと。
 人の役に立つことは、磁気センサーによる指示と、ペットボトルを掴んで確保し、さらに移動して離す、と云う一連の動作。全ての動作をセンサーで行い、ロボットに触らなくてもいいようになっているとこにポイントがあります。

No.468 如月(マリリンズ)

 マリリンズの如月。これは赤いLEDを搭載した黒いロボットです。なんか四足の小さなロボットが一緒に登場ですが…… ああ、これはペットなんですね四足の方。人の役に立つこと、は動物の散歩のようです。

 縄跳びはスルーですが、起き上がりなどを披露して終了となりました。

No.32 MANO-IDA(KRS-LAB)

 オリジナルマノイは二台目が登場、こちらは非常に真っ赤なマノイです。まずは縄跳び、惜しいところまで行っていますが引っかかってしまいます。
 人の役に立つ、と云うのは、視点を変えて「自分の役に立つ」と言うポジション。マノイが名刺を持って差し出す、と云うデモです。ロボットを売り込むのであるからして、ロボットが名刺を自分で差し出す、と云う着目点です。

No.242 コロポックル(na-03)

 なにやら白いタオルのようなものを持って登場のコロポックル、まずは雑巾掛けからトライですが…… 布を床に置いて倒れたまま、そのまま一回点して前転してしまいます。片腕に雑巾がくっついたまま、その場でくるくると回転。時間を残してデモ終了となりました。

No.110 みんみん(栃木県産技大ロボワン研究部)

 これはちょっと着ぐるみ系。ソフト外装の服と、顔のついたロボットです。なにやら吹くから覗く爪がごっつい感じがするのが、なにがなし不吉なものを彷彿とさせますが。
 やや安定しないながらも縄跳びにトライ、二度目の挑戦で、転倒しつつもなんとか成功。人の役に立つこと、は、雑巾掛けを行っておりました。
 両腕で体を支えて足を投げ出す独特の両足蹴りなど、いくつかの格闘技を披露。これにてデモの終了となります。

No.109 バティ(栃木県産技大ロボワン研究部)

 先程のみんみんと同じサークルからのロボット。こちらはソリッドと云うか、どこか騎士の甲冑っぽいデザインの黒いロボットです。慎重に慎重に様子を見ながら縄跳びにチャレンジしますが、残念ながらトライ二回も成功はできず。
 サイドステップなどの方向を披露しますが、ちょっと足が広がると安定を崩してしまう様子。後ろに倒れてしまいます。
 人の役に立つことは、ゴミを捨てるモーション。センサーでゴミを感知し、ダンクシュート気味にゴミはコに放り込みますが残念ながら失敗。再度トライする間もなく、時間切れ終了となりました。

No.395 ICARUS2(GADGET TEAM)

 韓国がジェットチームから第二のユニット登場、さきほどのイカルスの兄弟機でしょうか、こちらは赤いイカルス2です。

 まずはかなり力の篭った飛び方で、縄跳びを難なくクリア。縄を切り離す動作にイカルスの気配が見えます。軽快な側転から、今度は雑巾掛け。かなり力強く進んでいます。
 解説のない中でのデモではありますが、側転に次ぐ側転、さらには側転の途中で止まってそのまま倒立し、さらに腕腕立て、そこからくるっと復帰と、重そうな外見にも関わらず非常に軽快な動きでした。かっこいいなあ……。

No.325 Reon(浜松工業高等学校 知的制御研究部)

 次に登場したのは浜松工業のレオン。人の役に立つことのデモは、ビニール袋に入った乾パンと水を、瓦礫の中の人に届ける、というもの。
 予告のあと、まずは軽く準備運動。ストレッチから準備運動、さらには自動起き上がり。そしてデモに入ります。
 救助犬のように首に袋をくくりつけて背中に背負い、腕で匍匐全身。ゆっくりとではありますが着実に前進します。最後は縄跳びに一回チャレンジしたあと終了となりました。

No.398 XENA(GADGET TEAM)

 良好なデモの続く韓国ガジェットチーム。今度は三体目、XENAの登場です。こちらは銀色、と云うか、マットな白のフレームが渋くまぶしいロボットです。
 まずは縄跳びにチャレンジした後、横歩きや前歩きを軽快に披露。
 「人の役に立つこと」は、どうやら釘を打って何かをするようです。小さなかなづちを掴み、がんがんと釘を打ち込んでいきます。振り下ろしてもハンマーを取り落とさないあたり、しっかり掴んでいるのが判りますね。
 最後は残った時間に攻撃モーションを披露し、時間ぎりぎりまで活用しての終了となります。

No.434 GADGET-III(R2U (Robot To You))

 オレンジ色のフレームが可愛いカラーリングのガジェット。縄跳びにチャレンジ…… あれ、縄を落としてしまいます。
 人の役に立つこと、はなんと理髪。椅子に座った人形を相手に、ちょきんちょきんと髪を切ります。客席からでは若りにくいんですが、次はハンディクリーナーを持ち出して床の上を清掃。なるほど、一段階ひねってますね。
 こちらも攻撃モーションを披露して時間を埋めていき、終了となります。

No.136 Taekwon-V(Taekwon-V)

 いよいよ推参、韓国のエース。かつての優勝機テコンVの登場です!
 準備運動から、縄跳び。飛び方はすさまじい勢いでびよーんとジャンプ。人の役に立つこと、は搬送。腕を軽く曲げた上に赤ちゃんの人形を乗せ、「人間を運ぶモーション」を繰り出します。
 さらにリングの上には、まな板と本物のネギが。ネギに取り掛かろうと思ったところに、泥棒が入ってきた、とのナレーションが。一瞬動揺した後、泥棒を撃退して終了となりました。

 「本当に包丁を使えばよかったんですけどね」「予選で刃物はいいんでしょうか」「相手を傷つけなければいいです」

No.411 Incheon Gang Do Ri(EBS)

 韓国ファミリーチームで登場。インチェンガンドリと読むんでしょうか……? 操縦者のお父さんと息子さん、それにロボットも毛皮な格好で登場。縄跳びにチャレンジした後、今度トライするのは「狩り」。石器人的なモチーフなんですね。なるほど。
 獲物を探しリング上をうろつくガンドリ。置かれた恐竜を、自分の体で抱え込むようにして確保。
 狩りと云うのを、昆虫や害虫の駆除、と云う方向にも行けないだろうか、とのことでした。

No.396 GADGET2(GADGET TEAM)

 ガジェットチーム最後のロボットはガジェット2。こちらはオレンジ色の、非常に肉厚なデザインのロボットです。縄跳びにトライした後、子供の人形を…… あ、子守ですねこれは! あやしてるんですね。哺乳瓶を与えたりしております。子守って言うのは需要高そう。
 今度は箒とちりとりを持って、さっさと清掃の動き。ごっつい外見に似合わずなかなか細やかな動き。最後は攻撃モーションの後、大きく振りかぶっての野球の投球モーションを繰り出し、20秒ほど残しましたが終了となりました。

No.404 Stormwaves2007(ChangHoon,Jeon)

 韓国チームの演技が続きます。今度はストームウェーブ2007。音楽なしでのモーションとなります。なんだか渋い音声合成の声で自己紹介し、縄跳びにチャレンジ。腕をかざすことで動作と次の動作を切り替えているようですね、
 操縦者の人がリング脇に座り込んでロボットが完全に見えなくなってしまいます。あれ、これは…… ああ! と、うしろの画面を見て納得。実際の肩たたき機を持っていて、それで操縦者さんの肩を叩いてたんですね。
 「キョウハコレマデデス」と、自分で終了の挨拶を行い、2分のデモをきっちり遣いきって終了となりました。

No.452 MAC2006(Seongsang,Lee & jigu, Kim)

 赤くて四角いマック2006。まずは縄跳びから挑戦し、人の役に立つ事は、なにやら大きな荷物の前にあっています。このロボットも腕構造が物をつかめるようになっているんですね。
 おお、これは「切る」モーション。割り箸を腕に掴んで、ロールケーキを縦にきりきり切っていきます。ちょっとぼろぼろになってしまいますが、割り箸ではしょうがないですねー。

No.435 ANGEL(R2U(Robot To You))

 さきほどの散髪ロボット、ガジェット3と同じチームによるエンジェル。名前は天使ですが、なにやら黒いフレームがまがまがしい感じのロボットです。むむ。
 まずは縄跳びにトライした後、向き合ったのはミニチュアの家屋のようなもの。これは家を模したもので、なるほど、火事のデモなんですね。「人の役に立つこと」は、消火活動。片腕に消火器を持ち、火を消すと言うデモンストレーションでした。
 このエンジェルが韓国勢十機衆の最後の一機。それぞれユニークな韓国組、最後の一台のデモがこれで終了です。

No.263 スーパーディガー(ひろのっち)

 さて、ここで九州三銃士のもう一機、頭の黒い突起物もかっこよいスーパーディガー登場! なのですが、頭の突起物に縄が引っかかってしまいつつも連続トライ。これが早い。ものすごく早い。早すぎて、観客席からだと上手くいったかどうかよく見えませんー。うー。
 さて人の役に立つことは「西瓜割り」。西瓜割り人形です。リングの上に置いた西瓜のオブジェの場所を捜索し、近付いて、一回確認の動作を行った後。頭から突っ込んで西瓜を粉砕。中から出てきたのは桜の花びらでありました。
 西村委員長に確認が入りましたが、やはり確実に飛んでいたとのことでした。

No.121 ローリングピラニ(法政大学電気研究会)

 こちらも法政大の二体目、ローリングピラニ登場。しょっぱなからフライパンにおたまを装備と、りょうりをやるきまんまんですが…… 転倒して後退した拍子に、頭が半分もげてしまいます。なにがなし自分の頭を調理してしまっている雰囲気でウワー。
 さて頭が何気なく修復された後、フライパンを叩いて人を起こす、フライパンで叩いて人を追い出す、といった人の役に立つ系の動作を連続披露。
 ちょっと片腕の調子が悪いのか、転がりつつ動作を披露。残り10秒のところで縄跳びにチャレンジ、ぎりぎり成功と云うところで時間も丁度。終了となりました。

No.394 X-20A STRIKE-FREEDOM(まこ)

 いよいよ登場、ストライクフリーダムです! プラモそのままのサイズに自作サーボを組み込んだ超小型ロボット。もちろん飾り物では有りません。長い帽の先にロープのついた姿はまるでノーベルガンダムのよう。
 しかし見事に縄跳びをクリア! ストライクフリーダムが縄跳びをする光景を目にする人がどこにいるでしょう。まさに歴史的な瞬間です。

2007032406

 このロボットの一番の人の役に立つところは、「人に夢を与える」ことではないか。キャラクター性で人の役に立つ。存在そのものが既にして人の役に立ってるんだ! と云う。キャラクターとアピールと技術が織り成しての見事なデモでした。みんなもう写真撮る取る。

No.415 Brownie05(ジャンクバルク2世)

 まずは縄跳びから披露。ソリッドな黒いロボットです。足首を駆使しての縄跳び、さらに初の挑戦となる窓拭き。なんと足首があるので、背伸びして高いところの窓も拭けるという優れもの。
 この足首の関節を駆使しての高飛びが面白いプログラムミスで最初からもう一度になってしまいましたが、いやでも、真横から縄跳びの動作とか背伸びとか見られたのは面白いですよ。これはミスは惜しいですが、いいものが見られました。

No.448 Purple Star(TeamSSK)

 紫色のフレームを持ったKHR改造機でしょうか、パープルスターと魚樹。まずは縄跳びにトライします。ちょっと転んでしまいますが、足元に縄を通過させる戦術です。
 マシントラブルでプログラムがおかしくなってしまったものの、本来は缶の分別として、金属センサなどを活用するプランだった様です。

No.466 メタルブルート(湘南工科大学ロボット技術研究会)

 妙ーに大きな頭をしたロボット、メタルブルートです。全身のサーバに加電圧をかけてパワーを引き出しているというこのロボット。縄跳びは無理やりな感じと製作者さんは言っていますが、わりとちゃんと跳んでいます。
 ジャイロを搭載しているのでハリセンで叩いても大丈夫、とのことで。確かにある程度は大丈夫だったのですが。そのうち、叩きすぎたのか調子を悪くしてしまいます。
 そうこうしているうちにデモは終了。繰り込む時間がなかったのか、人の役に立つデモは入ってきませんでした。

No.403 MANOI VF-08(大道勇介)

 ああ、なるほど。さきほどからのマノイ部隊は、KONDO CUPのチーム大沼城のお三方なんですね。と云うわけで、最後に登場したのが大道さんのマノイ。
 「おはようござまーす!」とハイテンションにデモに突入。縄とびと言うか縄のりこえ、と表現しつつ、以下に置いた床を乗り越えて、さらにはたきかけから床掃除。最後は土曜日なのでジョン・トラボルタをちょっと組み込んで。50秒ほど残して、嵐のようにデモンストレーション終了でした。

No.270 AeroKid2(いすぜん)

 長い腕に縄を追加してアエロキッド2登場。膝にかっこいい突起物は見当たりません。 あら。足に縄がひっかかってしまい、なかなか縄跳びが上手く行きません。両手をかざしての合図で、全身から速報、後退と、体をひねっての置き上がり。上体を軽やかに振っての伸びる攻撃までチャレンジでした。
 役立つことは抜けてしまいましたが、トライとしては「マウスのケーブル巻き」にする予定だったとのこと。……ケーブル巻きロボットは欲しいですね。

No.469 ヒーホーハット(のむむ)

 ちょっと黒魔道士風。頭がかっこよくとんがった帽子のヒーホーハット。特徴と云う物をつかめる構造の腕に縄跳びの縄を挟み、とんがった帽子の上まで通過してきちんと縄跳びを披露します。いや、これは高い。高度叩き出してます。
 自分でハードルを上げて競技に挑む、って云うのは、すごいかっこいいですねー。ううん。
 最後は「次に」で残り10秒を切ってしまい、終了。

 最後は「人の役に立つこと」をやる予定。トライの内容が「洗濯物を畳む」と聞き、会場から拍手が。特別デモとして、洗濯物を畳むデモが入ります。
 洗濯物を畳む様子を、固唾を呑んで見守る会場。変な静寂の中…… 「失敗しました」の声とともに、演技終了となりました。

No.454 ゴールデン HHME(茨城県立波崎高等学校電気部Kチーム)

 ゴールデンと云うだけあって非常に金色のKHR改造機。軽快な歩きと、片脚を軸にしてよっよっよっと回転する、ユニークなその場回転を披露します。あの動きは面白いですね。
 縄跳びは、ロボットが飛んでいる間に、人がロープを動かすスタイル。今度はROBO-NOVAが友情出演し、肩たたきを披露。これをもって「人の役に立つこと」のデモとなります。

 なかなかデザインに一貫性があってかっこいいですねー。素敵だなあ。

No.341 アタモ(オマタ)

 ここで登場、ヒゲもりりしいアタモです。まず「縄跳びを十回します!」と云う力強い宣言のあと、ちょっとトラブルがあったり、二回目で転倒も入りましたが、十回の連続ジャンプに成功! 観客から拍手が起こります。
 「人の役に立つこと」は、なんと記念写真を撮ってくれると云う動作。リング上に置いたポラロイドカメラを、アタモがごつん。フラッシュが焚かれて見事に写真撮影。本当はセンサーでシャッタータイミングをコントロールするはずだったんですが、ロボットが熱に

No.442 R1(湘南工科大学ロボット技術研究会)

 Rですけどフランス語読みなのでエールとのこと。ROBO-OVAベースなんですが、なにやら不思議にのたうった動きを披露した後止まって…… あれ? なにかトラブルだった様子。1分40秒ほど残して終了してしまいました。

No.124 ボブ(ナベ☆ケン)

 ロボットの動作と、説明する製作者さん、そして無言でにこやかにカンぺを持って立っている人。三位一体のデモンストレーションです。
 縄飛びマシーンを使っての縄飛びの後、人の役に立つことは「お片付け」。なにやら巨大な物体を押し返した後、「卓球」を行います。……ええと、ピンポン玉に針金がついていて、黒子の人がボールを支えていて。製作者さんと卓球的なデモをやっているわけなんですね。
 「ひさしぶりにいいコントを見せてもらいました」と云う先川原さんのコメントで〆となりました。

No.343 極(極・PROJECT)

 一見愛らしいパンダの外見の下から、なにやら骨っぽい悪魔的な爪が覗いているパンダロボ。重量5kgの体ながら縄飛びに成功。二回目のトライには失敗しますが、「失敗したので拍手はいりません」と云う操縦者さんの声の中。なんと足に引っかかった縄を、もう自然な勢いでぶちッとか引きちぎってしまいます。
 首がちょっと傾いた怖い姿勢のままですが、内蔵したMP3プレイヤーによる音楽演奏、ゴルフボールを打っての動作などを次々と繰り出します。重量級なのに技師。着ぐるみ系に競合です。

No.314 NIT-R1(日本工業大学ロボット創造工房NITRO)

 頭のない感じのロボット、NIT-R1。頭がないので一点倒立…… ではないですね。縄飛びや雑巾がけなどもちょっとプランの解説のみで終了。1分以上残しての終了となってしまいました。

No.57 AltairⅣ(成蹊大学制御研工学究室)

 これはまたユニークな外見のロボットです。胴体が横長なアルタイル4。まずは後ろ回しから縄飛びにチャレンジ、二回目でするっとすり抜けて成功となります。少ない軸でも倒立が可能、ということで倒立。見えた足裏に、バネが入っているのを見せ、機体の安定性をアピールします。
 最後は雑巾がけの最中に倒れてしまいます。時間ぎりぎりで立ち上がると、雑巾には「よごれ」の文字が。見事に汚れを落として、雑巾掛け終了です。

No.440 rsv3(吉田ファミリア)

 腕になにやら赤いパーツを組み込まれた、rsv3の登場です。まずは縄飛びを披露、転んだり立ち上がったりの基礎動作から、ロボサッカーのボールを繰り出しての蹴り。そしてなんと、太鼓をリング中央に並べ、赤い腕でばちばちばちと太鼓を叩いての演技。

2007032407

「祭太鼓を叩く」と言う形でのアピールでした。

No.383 Nacl(芝浦工業大学 SRDC チーム・海が好き)

 なにやら胸のところに「塩」とか書いてある気がするんですが。やっぱり塩なんでしょうか。Naclだし。
 一年生の皆さん作成によるオール自作機。叩かれても自分のバランスを取り戻す機能と、置き上がりや転倒など披露しますが、なんでも部材を犀利用品を使って組み上げているとのこと。ありようが「人の役に立つ」、そんな感じのロボットです。

 先川原さんより「名前のとおり、ちょっとしょっぱいロボットでしたね」とのコメントが。

No.306 ST(日本工業大学)

 頭の無いデザインに、銀色のフレームがプレーンなロボット、ST。前方後方の倒れ&置き上がり、そいてキック動作を披露。縄飛びはスキップして、前に進まないというコメントの入った雑巾掛け。これも50秒を残しての終了となりました。

No.113 NEETYAN(NCCロボ科)

 赤いフレームのニーチャン、これはかなり塗装が剥げているなど、使い込んでいる風情がありますね……。縄飛びにちょっと失敗してしまった後、攻撃モーションを披露。最後は「人の役に立つこと」ということで、テーマは運搬。紙コップをつかんで、ゆっくりゆっくりと慎重に移動していました。

 さて、ここで休憩。三時です。
 ここで大変な事実が判明。日本語辞書の単語登録が飛んでました……。今日はなんて日でしょうか。IME-。IMEー。号泣。

|

« 第十一回ROBO-ONE観戦記【予選編(1)】 | トップページ | 第十一回ROBO-ONE観戦記【予選編(3)】 »

ロボット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第十一回ROBO-ONE観戦記【予選編(2)】:

« 第十一回ROBO-ONE観戦記【予選編(1)】 | トップページ | 第十一回ROBO-ONE観戦記【予選編(3)】 »