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2007.03.24

第十一回ROBO-ONE観戦記【予選編(3)】

【午後の部・2】

 さて15時15分過ぎから、予選午後第二部の開始となります。
 ここまでで六十台ほどのロボットが予選に参加し、ここで折り返しとなりますか。

No.35 GASHAPERION(SLAN)

 第三組はスランさんのガシャペリオンから再開となります。マッシヴな紫のボディに、腕についているのは、あれは角材か何かでしょうか。木っぽい外見のものが腕についています。
 足にスキー板のようなものがついているガシャペリオン。確率三分の一なので三回飛びますとのことですが、一回目で難なく成功。二回目と三回目は、ロープを引く勢いが足りないのか引っかかってしまいます。
 「人の役に立つこと」は黒板消し。落書きを消す、ということにトライです。センサーでホワイトボードの位置を感知。腕についた黒板消しで、ホワイトボードの文字を消す、という按配。「予選落ち消せませんでしたー」というコメントとともに終了となりました。

No.169 Embryo(OIT制御科)

 これはエンブリオと読むんでしょうか、大分から来たロボットは全身銀色のかくかくしたデザインです。まずはゆっくりした歩行での全身の後、胴体をひねっての左右両腕突き、さらに後楽園ホールだからなのかポージングを繰り出します。
 人のために役立つことは雑巾掛け。特にひねりはないですが、これまで見た中ではもっともスピードのある雑巾がけでした。
 最後は倒立から足を振っての終了。残念ながら縄跳びは出せませんでした。

No.81 Sander-JX(Jin Sato)

 JinさんのロボットはサンダーJX。足の長いスマートなロボットです。人の役に立つ動作は「判子を押す」とのこと。
 縄跳びの後、きっちりと椅子に座って、パイプのテーブルの書類に判子を押しますが、……「残念、押せてません」というコメントが。腰が大きく前に折れる構造。非常に軽快に歩行していきますが、床と特性があんまり合わないのか、ぽろぽろ転んでしまいます。最後はしかし、2分の時間をきっちり計算して、礼で〆ての終了となりました。

No.447 Eorz(零型&白風M)

 ええと、「イー・オア・ゼット」と読むのだそうですEorz。なんだかがっかりしているみたいな感じの名前ですが。銀色と緑のツートンカラーの美しいロボットです。
 激しく片足が振動してしまっていますが、片足立ちから前に身を投げ出して倒立、そこから復帰。

 ええと、やっぱりこれはorzでいいみたいです。最後は倒れた姿勢で名前の由来を説明し、デモの締めくくりとしていました。

No.165 Mcre弐式(大分大学 M-creator)

 エムクリ弐式と読みます、これは非常に小形なロボットで、宇宙大会仕様として非常にコンパクトに収納できる構造になっているのが特徴。がんばってる感じの顔が描いてあります。
 まずは縄跳びからトライ。後ろから縄を前に出して、あわせてジャンプする戦術ですが、なかなか上手くいきません。人の役に立つ事は「ロボットと一緒に運動する」とのこと。ロボットが片足バランスなどを行いますが、指摘があるとおり全身から煙が。ちょっと出ていた煙が非常に激しくなり、最後は委員会から中止の指示が出てデモがストップとなりました。中止指示は初めてかも知れません。いや炎上しなくてよかったですが。

No.192 九共大-疾風(九州共立大学メカエレ工房)

 九共大の古豪、疾風登場。まずは危なげなく縄跳びを成功させ、縄を取り外します。使う縄が蛍光色なのもわかりやすくていいですね。
 人の役に立つ事は、柔軟体操。ただ柔軟をするだけではなく、呼吸のタイミングを一緒に運動する人に指示すると言うところに特徴があります。人体構造に近い形をしているのも柔軟には有利ですね。
 いくつか攻撃モーションと、手話での挨拶を披露。転倒したあとも再度手話を披露して終了となりました。

 手話のロボットは非常に難しいのではないか、との先川原さんのコメントでした。

No.338 Gumrear(K.R.C.)

 これはガムリアと読むとのころ。足の非常に長いロボットですが、フレームの中が空っぽなんですね。山形大会の最下位を受けて、そこから脱出することを目標にしてきた、とのこと。倒れてから起き上がるまでの動作をいくつか披露。特に足だけで起き上がりを繰り出します。
 人の役に立つ事は「歯磨き」。なかなか捨て身のデモを繰り出します。

「ぜひともビリだけは。ビリだけは避けていただけると助かります」とのコメントでした。

No.457 GAT(K)

 両腕になにやらハリセンがくっついたロボット、GAT。ハリセンの先にロープがついていて縄跳びに挑みますが、これは失敗して転倒してしまいます。縄をはずした後、ハリセンをひたすら振る演技…… ですが、これは一回転倒。その後ハリセンを猛烈な勢いで振り回します。もうなんか扇いでると言ったほうがしっくりくるくらいの勢いで。
 「今日は重力によく引かれているようで」と、転倒を繰り返してしまい。最後はなんとか起き上がって手を振り、20秒を残して終了となりました。

No.305 Gull-STRIDA(日本工業大学ロボット創造工房NITRO)

 なんでしょう、背中にフィンのようなものがついているガルストライカーです。ちょっと歩行が、というか直営津が安定していませんが、背中の巨大な羽根が特徴との事。この背中の羽根をばたばた扇いで、人に風を送ります。これが「人の役に立つこと」ですね。
 次は縄跳びなんですが…… これは、上手くいったんでしょうか。どうなんでしょうか。

 羽根はアルミの骨組みに、ポリプロピレンを貼っているのだとか。

No.213 締め切りF(インプレスTV)

 子供の頃は空を飛べたよ、締め切りのFはフューチャーのF。
ただ一度しかできない縄跳びをトライします。縄跳びとは言いつつ、腕についているのはチェーン。なかなかバイオレントな雰囲気です。しっぱしいて再度トライ、今度は胸にひっかかって止まってしまいます。
 機体を作るのが楽しくてモーションを作るところまで行かなかった、との事で。歩いてくるところと礼の動作で終了となっておりました。

No.443 シュバルツ(工芸大ロボ研)

 東京工芸大のシュバルツ登場。人の役に立つことでは「習字」にトライ。東京工芸大の「工」の字を書こうとトライさせて、現状道半ばとのこと。縄跳びもしかし、ロボットの調子が悪いとのことで。ロボットに縄が引っかかってしまい、時間半ばでリタイア。無念の終了となりました。

No.80 Cyclops-x(釜田 博)

 力強く歩き回る黒いロボット、サイクロプスX。膝のゆるやかな動きや、腰を左右に振ってのダンスなど、関節のやわらかな動きが特徴です。
 続いては自動反応のデモ。横にいる標的に攻撃を仕掛け、正面の標的からは後退。さらに雑巾掛けですが、これも一足違います。センサーで壁に当たったことを感知して、自力で方向を変換する能力を持っているのです。
 最後は残り10秒で縄跳びにトライですが、惜しくも締めのモーションが先に出てしまい縄跳びに失敗。残念ながら規定演技を一個スキップしての終了となってしまいました。

No.65 T-Storm(tom-i)

 このあいだNHKにも登場していたTストームの登場。向上した機動力ですばやい旋回に横移動。勢いあまって体を放り出すほどの勢いです。縄跳びもちょっと危うい感じですが披露。さらに軸足と反対の足で、それぞれ威力のあるキックを披露。さらに一転倒立と、得意技を次々繰り出します。
 30秒を残して規定演技の人の役にたつこと。雑巾掛けですが、これもまた一味違います。足に雑巾をつけて歩き回ることで雑巾掛けを実現。なかなか着眼点です。

No.51 Cavalier(えまのん)

 紅白のボディ、キャバリア登場です。開始の合図がかかりますが、しかし機体が動きません。どうなってしまったんでしょう。
 ちょっと調整が入った後再起動。何事もなかったかのように再開します。まずは後方から前方、前方から後方の縄跳び。さらにロボットと一緒に行うエクササイズ。腕立てをえまのんさん本人が一緒に行っているところに捻りがあります。
 そして、えまのんさん作成のロボットには必ずついている足裏旋回軸。その説明が入ったところで終了となりました。

No.424 レグホーン(NAKAYAN)

 マッチョなニワトリ形のロボット、レグホーンです。着ぐるみ系ですが、アロハシャツまで含めていいキャラクターです。それにしてもレグホーン・ティスホーンと来ましたか。くちばしが開くギミックがあったりして素敵です。

 まずは四苦八苦しつつ縄跳びをクリアし、人の役に立つのは「カクテルのシェイク」。振っているのは蓋付きのペットボトルですが、ちゃんと体を横向きに構えて、なかなかきちんと振り回しています。最後は両腕を大きく振って終了となりました。

No.267 竜鬼Ⅱ(AZM LAB)

 竜鬼も縄飛びから入ります…… が、入った瞬間にひざがくたっとなってしまい、縄跳びはスキップになってしまいます。マイクでの自己紹介の後、前後がほぼ同一の構造という点を前後方の起き上がりを使ってアピール。

 人の役に立つ事、では、頭のランプを使ってパターンを点灯させ、緊急時の避難誘導を行う、というコンセプトだったのですが。残念ながら点灯させすぎたせいで焼きついてしまい、残念ながら繰り出せずに終了となってしまいました。

No.194 九共大-ZERO(九州共立大学メカエレ工房)

 九共大のもう一機の機体、九共大ゼロの登場。ピンクの縄を使って、難なく縄跳びを二回披露。規定演技をどんどんこなすゼロ、人の役に立つこと、というお題では、今度は窓拭きにチャレンジ。オレンジのアクリル板を窓に見立ててクリアします。
 あえてジャイロセンサを搭載していないというゼロですが、起き上がりも問題無くこなします。「このモーションを作るのに春休みをほとんど費やしました。言うなればこいつは、僕たちの春休みそのものです」とのこと。

 さてこのゼロの演技直前にプロジェクタにトラブルが発生。
 マシントラブルの調整も含め、ここで10分間の休憩が挟まります。

No.441 ひとりでたてるもんZ(WMMC)

 なんかいきなり寸劇風味で始まったWMMCのデモ。いったい何人の集団なんでしょうか。
 ロボットと一緒に作業服の集団が登場。さらにダンボールのロボットスーツの人が縄跳びを……
 ……ええと、ロボットもデモをしていたんですが、すいませんあまりに寸劇がすごかったので見ていませんでした。最後は沈黙のうちに終了でした。

No.45 レイヤード サウンダース(ASURADA)

 レイヤード…… いや、これはマイク! いいんでしょうかこれは。勇者シリーズは大丈夫なのかと言う気はしなくもないですが。
 後ろに何かなぞの構造があると思っていたら、やりました。ちゃんとシステムチェンジ。解説しなければわからない人も多いと思いますが、マイク・サウンダースというのは、ガオガイガーに出てきた二形態に変形するロボットなのです。二頭身のコスモロボから八頭身のブームロボへ変形するわけですね。もちろんきちんと変形も繰り出します。
 縄跳びにチャレンジ、動歩行などを披露。人の役に立つ事はあるんだろうか、ということですが、「変形は人の役に立つんだ!」ということでした。最後は元に戻って終了です。流石だー。

No.41 たかろぼ(原毅)

 はらたかさんのたかろぼ、ここで登場。何か星型のものを持ってますけど…… ああ、打楽器ですね。はらたかさんとたかろぼが一緒に演奏しています。たかろぼは打楽器担当ということえ、トライアングルを叩いているわけなんですが。
 ロボットと人間の共存、ということで、共同作業としての合奏というアピールです。残り時間は今度は縄跳びにトライ。ちょっと紐の送り出しと跳躍がかみ合っていないのかも知れません。紐の上に着地して転ぶ、というのを繰り返してしまいます。
 ちょっと上手く飛び上がれないままの終了、となってしまいました。

No.67 松っちゃん(松っちゃん一家)

 松っちゃん一家プレゼンツの青い松っちゃん、ここで登場。チェーンを使っての縄跳び。縄を首にかけたまま作業を続行。
 人の役に立つモーションはいくつかの複合技。まず案山子! そしてごめんなさい! さらには最終兵器土下座。まだまだいきます。プロポーズと挫折からの復活、さらには皆さんおなじみ雑巾掛けまで、自律で連続披露。お母さんの息もつかせぬ解説とともに、一気呵成にデモンストレーション終了でした。
 ごめんなさい、ホワイトボードには終わってから気づきました……。

No.339 WR-13 GARUDA(チームマリモト)

 スリムなガルダも鎖を縄跳びにしてのトライ。思いっきり振り回す事を考えると、ある程度重いほうがやりやすいのかも知れませんね。
 人の役に立つ事はごみ拾い。背中になにやらじょうろ状のかごがついていて、足元のごみをつかんでそこに送り込む役割を担っているようです。
 なかなかゴミを上手く掴めませんが、ゴミが目の前からなくなると自力で探しに行くガルダ。もうちょっとでかごに入る、というところでちょっと落っことしてしまう展開。そのまま残念ながらタイムアップとなってしまいます。

No.37 ムテカン(ロボ・タスティクス)

 さて真っ赤な登場のムテカン、これはまたずいぶんと小さいロボットです。安定した足と、大きな腕を搭載したロボット。人の役に立つ事は「案山子」。普段は見回りを行い、猫が近づくと威嚇を行って追い払います。それでもだめならさらに腕を振る、というリニアな解決策でチャレンジ。
 縄跳びは人が縄担当、ロボが飛ぶ担当、と言うスタンス。しかしちょっと息が合わず、ワイヤで引っ掛けて縄で後ろにロボが吹っ飛んでしまいます。なんだかちょっとテーブルクロス抜きみたいです。

 さて、ちょっとこのフェーズは短かったですね。またここで休憩。
 今度は17時から、最終フェーズに突入となります。

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