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2007.03.26

第十一回ROBO-ONE観戦記【第二試合(軽量級・重量級)】

 お昼休み、企業ブースの前ではシロ助とTストームが大暴れ。
 各企業のロボットも何気なくすたすたと参戦する、愉快でカオスな状況です。

 まず決勝戦の前に、ROBO-ONE宇宙大会の経過報告会が行われます。リング上には人工衛星が据え付けられており、宇宙大会向けのロボットがいくつか並べられています。
 真ん中にある赤いロボットは、なんとゼロスピンドルVAIOを丸ごと内蔵していると言う代物。たぶん世界初、世界初のウィンドウズ搭載ロボットです。西村代表お手製のこれは、全重量8kgの大型機。
 このロボットが喋りながら、ROBO-ONE宇宙大会についての説明が行われます。

 今度は衛星模型を使ってのデモ。リアクションホイールを使って回転運動を停止させ、模型の太陽電池パネルを動かしての、技術的なデモが行われます。

 2020年に月面大会目標、と言うすごい目標が何気なく語られたりする中、進捗状況の説明は終了。
 ここで再び、展開はトーナメントに戻ります。


【第二試合(軽量級・重量級)】

軽量級二回戦 第1試合
×No.450 YOGOROZA-V(だうと) vs ○No.195 クロムキッド(KUPAKUMA)

 関西代表のヨゴローザ、そしてわんだほー代表のクロムキッド。わんだほーでも対決している両者の対決がここで再現です。
 両者早い機動で位置を取り合う序盤、クロムキッドは足取りも軽い、どちらも攻撃ポジションを許さず、ヨゴローザの素早い攻撃を、クロムキッドがそれ以上の素早さでかわしていきます。ヨゴローザ、攻撃が空振り1スリップ。どちらも攻め手を繰り出せない中、ヨゴローザ2スリップ目。これで1ダウンです。
 ヨゴローザどうしたのか、攻撃が有効になりません。滑った一撃がさらにスリップ、ヨゴローザ、大きく振りかぶる首刈りフックがしかし決まりません。クロムキッド、機敏に動き回ります。さらにヨゴローザ、二回のスリップ。つごう5回のスリップから睨み合いとなった後、ヨゴローザさらにスリップ! まさかの痛恨、6スリップでの敗北となりました。
 ヨゴローザは事故で調整が間に合わなかった様子。惜しくもクロムキッドを攻め落とせず、この勝負はクロムキッドが駒を進めます。

軽量級二回戦 第2試合
○No.14 キングカイザー(マルファミリー) vs ×No.147 RL03 Indra(大同工業大学 ロボット研究同好会)

 レトロを下したキングカイザー、挑むは恐竜ロボ、雷神インドラです。正規操縦者が操るキングカイザーは、まさに彼のもうひとつの体。インドラはこれを果たしてどう止めていくのか。

 試合開始。両者慎重な睨み合いから、滑り寄るキングカイザーに、インドラしかけますがこれはスリップ。キングカイザー、遠い間合いから一気に駆け寄っての攻撃。密着してからマスタースレーブに切り替え、両腕を振り回してインドラを押しのけます。
 低い軌道の突きを何気なく放たれ、インドラ倒れます。インドラも両腕を振って攻撃しますが、伸びきった腕がダウンを奪えません。逆に姿勢を落とし回転パンチを放ったキングカイザー、そのまま返す形でインドラから2ダウン目を奪います。
 少し離れた状態から、さらに遅い来るキングカイザー。バランスを崩したインドラ、ここで2スリップ目。これが3ダウンとなり、キングカイザーまたも順調に駒を進めます。

軽量級二回戦 第3試合
○No.136 Taekwon-V(Taekwon-V) vs ×No.9 アリキオン(スミイファミリー)

 さて第三試合。韓国の銀色のロボット・テコンV、対するはこちらも銀色のデコレートに溢れたアリキオンです。歩行の安定に不安を抱えたアリキオン、第一回戦の不安を払拭できるでしょうか。
 旋回して横から接近するアリキオンに、素早いワンツーパンチを放つテコンV。姿勢を落とし、瞬間的に腕を伸ばす攻撃で、まずはアリキオンから1ダウン。さらにアリキオンはアリキオンサンダーで攻撃を開始しに行きますが、胸の真ん中を突き抜けるような横正拳、テコンVが一度二度と連続でアリキオンを浮かせ、あっという間に3ダウン。この試合はテコンVの圧勝となります。

軽量級二回戦 第4試合
○No.15 キングカイザー・Jr(マルファミリー) vs ×No.320 ナガレブラック(フラワー戦隊 ナガレンジャー)

 軽量級最終試合、キングカイザーJrと戦うのはナガレブラック。キングカイザー対決が生まれるのかどうなるのか。この試合にかかってきます。
 両者、身長な睨み合いから中央で交錯。Jr,体重を横に乗せたパンチを放ちますが、微妙に間合いが遠いのかナガレブラック倒れません。両者、微妙につかず離れずの距離から、突きと位置の取り合いが続きます。ナガレブラックの攻撃を、隙なくかわすキングカイザー。
 機体は互角、しかし一瞬の隙にナガレブラックが一撃をもらいリングアウト。キングカイザーJrもダウンしますがものともせず、動薙ぎの攻撃を二発立て続けにヒット。2ダウン目からの再開直後、キングカイザーJrの追い討ちで決着が入り、キングカイザー勝利となりました。

 さて、ここで軽量級第二回戦が終了
 「ロボットの背後にいるのは人間なんだな」等、審査員の方からコメントを頂きます。

 このあとは、今度は重量級の八機の登場です。

重量級二回戦 第1試合
○No.24 ivre(遊) vs ×No.395 ICARUS2(GADGET TEAM)

 まず登場は、先ほど強烈なフックでダイナマイザーを葬ったイーヴ。金色に輝くボディは、なんと全て真鍮製。韓国のイカルス2、この相手にどう戦いを挑むのか。
 素早い攻撃で接近したイーヴ、腕を永く伸ばして攻撃しますが、まず一回スリップ。イカルスの伸ばした腕と絡みますが、これは両者スリップ。さらにイーヴとイカルスが同時に攻撃を放ち、絡まって両者スリップに。イーヴ、一瞬持ち上げるようなフックを放ってイカルスからダウンを奪えば、イカルスも強烈な踏み込みでイーヴからダウンを奪います!
 最後はイーヴのブーメランのような強烈なフックが、イカルスの後頭部に直撃風にヒット。崩おれたイカルス、これで3ダウンとなり、イーヴがまた一歩決勝へと駒を進めます。

重量級二回戦 第2試合
○No.42 KZR-5(KAZZ) vs ×No.6 OmniZero.4(前田武志)

 単眼のオムニゼロ、そして背の低さを存分に生かして戦うKZR。両者、リング中央で接近。腕を掴みに行くオムニゼロですが、KZRが強烈な反撃でまずダウン。さらに軌道の低い、足元すれすれの一撃を打ち込むロングロングパンチ。これが膝のあたりに入って、さらに2ダウン。
 オムニの引き倒しがヒットし、KZR引き倒されてダウンを奪われます。ここで仕掛けたオムニも1スリップ。さらにリング脇でスリップしたオムニ、これが直後に決め手となります。
 もう一度、引き倒しを仕掛けたオムニ。これが見事に決まり、KZRから2ダウン目を奪ったのですが…… 仕掛けたオム二もここでスリップを取られ、2スリップで1ダウン。カウントのマジックか、仕掛けたオムニが敗北することに。KZRが勝ち抜きます。

重量級二回戦 第3試合
×No.78 AerobattlerPENTO(なぐ) vs ○No.1 ヨコヅナグレート不知火二代目(Dr.GIY)

 鎧袖一触の勝利を収めた両者、二回戦ではお互いどんな攻め手を見せ合うのでしょうか。
 試合開始直後、リング中央に接近し、睨み合ったペントと不知火。リング中央での攻撃の打ち合い、しかし不知火の一撃が強烈にヒット。ペントがものすごい勢いでリングから転がり落ちます.立ち直ったペント、しかし攻撃を仕掛ける前に猛襲した不知火がもう一撃! ペント、得意の形に持ち込む事が出来ないうち、追い討ちの一撃で腕先がリングに触れて、これで3ダウン。
 マットを飛び越して落ちるほどの最初の一撃は、ペントの肩が外れるほどの猛攻でした。緒戦の一撃の勢いを生かし、新・不知火、一気呵成の勝利です。

重量級二回戦 第4試合
○No.11 プティ(Toin Phoenix) vs ×No.397 ICARUS1(GADGET TEAM)

 さて重量級二回戦も最後の試合。プティに挑むのはガジェットチームの銀色のロボット・イカルス1。ちょっと無線トラブルに調整のあいまに、先川原さんの解説が挟まります。どうやらお互い無線LANというか、無線周りの調子が良くない様子です。
 プティの調子が直るのを待っている間にイカルス1の調子が悪くなってしまう、とちょっとマッチポンプ状態。少し会場に調整が続きます。

 調整時間が長くなったため、2分ごとに1ダウンの扱いのルールが適用されます。一方のプティも心配されていますよ。
 ここで4分経過。「プティの人たちにやにやしてますね」「イエローカード出しときましょうか」 いろいろ云われています。
 しかしここで調整実るか、ここで5分。あと60秒弱、間に合うか。ラスト20秒、ぎりぎりまで調整。間に合うのか。あと少し。10秒のカウントダウン、残り3秒でイカルス復帰!
 さあ、ここで試合再えええええ!? 今度はプティがトラブルです。今度はプティ、2分の調整に入ります。……なんでしょう、このタイム合戦。両者なんでしょうこれは。なんか料理の鉄人みたいな雰囲気になってきました。
 プティのトラブルに対応しているあいだ、イカルスも再調整。そしてプティは残り4秒ほどで復帰! イカルスも復帰し、ええと、これで2-1から、いよいよ試合開始となります。

 さて両者、しかしプティ、いきなりのスリップ。しかしイカルスも動けるのか、ちょっと危ない、なんとプティ、スリップしてリングアウト! これで1ダウン。両者動けません、慎重に接近していきますが、攻撃レンジまで入っていきません。両者中央での交錯の後、プティの一撃がイカルス1にヒット! 両者冷や汗のこの勝負、プティが一撃を決めて、この長い長い勝負に決着を決めました。

 イカルス1は足首のモーターにトラブル、とのことでした。

 さて、これでベスト8が決定です!
 次は14時40分から、企業PRとなります。

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