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2007年6月

2007.06.30

ROBO-ONE Special Cup 速報版

 帰ってからちゃんとしたレポートをと言うことで。
 とりあえず数字だけあげておきますー。

■イーグル

○2. くまたろう ( 引間奈緒子 ) : 完走 3分11秒25
3. みんみん ( 栃木県産技大ロボワン研究部 ) : 1エリア
4. NABEDAM ( 渡邊家 ) : 4エリア
5. 繭 ( Project MAGI ) : 6エリア
7. I・BO- ( 伊藤健太 ) : 3エリア
8. ストロングカシン1号 ( 日本電子専門学校 電気クラブ1 ) : 6エリア
9. で・か~る ( 道楽、 ) : 0エリア
12. ivre-VIN ( 遊 ) : 6エリア
13. Frosty ( フロスティデザイン ) : 6エリア
14. Metallic Fighter ( 森永英一郎 ) : 6エリア
○15. ARIUS ( スミイファミリー ) : 完走 2分42秒00
17. スーパーディガー ( ひろのっち ) : 6エリア
18. ケルビム ( ロボットフォース ) : 6エリア
◎19. YOGOROZA-V ( だうと ) : 完走 1分37秒09
23. ダイナマイザー ( スギウラファミリー ) : リタイア
26. マジンガア ( 光子力研九所 ) : 5エリア

■予選

チーム名 点数 順位
1 ロボット野郎A チーム 235 1
3 RFC バンブーブリッジ 235 1
20 エスプレッソスギウラ 235 1
14 ROBOSPOT 選抜チーム 230 4
15 チームアリウス 225 5
18 ロボファイターズF1 200 6
13 インフィニティ 190 7
7 カイザー・オール・スターズ 185 8
16 九州三銃士 170 9
22 SH 最強軍団(四川会) 170 9
12 ZERO 160 11
9 大阪産業大学テクノフリーク部 155 12
6 フラワー戦隊ナガレンジャー 150 13
10 ジュピトリス 150 13
2 G-ROBOTS 135 15
21 九州共立大学 125 16
17 ロボファイターズF2 115 17x
4 Trinity 105 18x
8 静岡県立浜松工業高等学校 知的制御研究部 40 19x
19 TPA Team 20 20x
5 Toin Phoenix リタイア
11 シンプルチーム リタイア

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2007.06.29

【地上最大の散財!】第一段階搬入。

 すでに外装も完成し、内装も着々と進展しつつある新散財研究所(仮称)。むしろ存在そのものが大散財であるところが味噌のような気もしますがそれはともかくとして。
 まだ壁紙などはいまだし、なのですが、第一段階として荷物を搬入しても良い、と言う事になり。会社を半休して、預かっていただいていた荷物を新自宅に搬入してきました。本当は一週間前にやるはずだったんですが、いろいろあって伸びてしまった次第。

 新しい家の中に入ったのは初めてでしたが、こんなふうになるんだ、と思う反面、調度や壁紙がまだないところから、これからどうなるんだろう、と思うところも半々。あと二週間かそこらで完成なんだなあ、と思うと、なんだかまだ実感が沸かないというか、不思議な感じですねー。
 壊さないように気をつけて荷物を運び込みスムーズに終了はしたのですが、なんだかちょっと腰が痛いです。搬入は最低第三段階まではあるはずなので、気をつけてゆかねば。

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2007.06.28

セブンドリームとnanacoポイント(☆)

 シリーズ・気になったのでやってみたー!(だーん。 だんどんだんどんだんどんだんどん←ショスタコーヴィチ)。
 交響曲まで繰り出すほど派手なものではないですが、ちょっと気になったので。

 セブンイレブンでnanacoを使えばnanacoポイントがたまります。では、セブンイレブンのネット通販サイト・セブンドリームで買い物をして支払い方法を店頭払いとし、nanacoで支払った場合はどうなるでしょう?
 実際やってみた結果、答えは「ポイントはつきません」でした。まあ、サイトのFAQにも書いてある通りなんですけどね。

 でもまあ、セブンドリームは「店頭で受け取れる&支払える」と言う点で非常に便利が優れたサービスで、個人的には通販サイトの中でも一番好きな部類なので。今後、nanacoとの連携も積極的に進めていってほしいですねー。と願うところです。たぶんまあ、セブン銀行とnanacoの連携のほうが先に来ると思うんですけど。
 こうして見ると、セブンイレブン、というかセブンアンドアイって、関連サービスを自社内でまわす工夫を上手くやってますよね。輪のパーツはそろいつつある、それが一気にガッとつながるとどうなるか。面白そうです。

 関係ないですが、今日初めてPASMOでバスに乗りましたよ。今日は電子マネーづいていた一日でした。

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2007.06.27

ROBO-ONE Special Cupに村枝賢一先生登場! の予定でした(★☆☆)

リンク: ROBO-ONE OFFICIAL SITE.

 今週末の土日、6/30、7/1の両日。有明パナソニックセンターでROBO-ONEスペシャルカップが開催されます!
 ROBO-ONEスペシャルカップは、基本的に格闘大会である通常のROBO-ONEとは異なり、言わばロボットの運動会といった趣の競技会です。例年はROBO-ONEスペシャルと呼ばれていた競技会でしたが、今回からはサッカーをメインに据え、一部競技を整理しての開催となります。
 まず土曜日30日は予選競技。2m走であるダッシュ、サッカーボールをスローインするボール、そして正確なシュートを決めるシュート、と言う三つの予選と、それとは別個に。スペシャル時代からの人気競技、言わばロボットの障害物レース、ROBO-ONEのサスケことイーグルを行います。
 そして1日には16チームによるサッカートーナメント。そして、宇宙大会に向けての選抜競技を開催。なんとこれは、「ロボットを手で投げて、両足で着地させて10秒のあいだ立たせること」と言う競技。姿勢制御の技術を競う大会となります。

 そしてびっくり先日の発表で、1日に特別解説するスペシャルゲストとして、漫画家の村枝賢一先生が来られるとのことであります! そのほかにもスペシャルゲストが登場するかもとのこと。もちろん先川原は絶好調で解説して下さるはずです(公式ページには書いてないですけどきっと)。
 6/28追記:諸般の事情で来場は中止になったとのことでした。あらら。

 当日はおとなりビッグサイトで東京おもちゃショーをやっていることもあり、交通の混雑も予想されますけども。是非是非来場して、ロボットを観戦願えればと思いますー。

 ちなみに観戦の場合は、開始時間よりもかなり早く来場するのを強くおすすめします。かぶりつきで見られるかどうかでかなり違いますゆえ。

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四十億年とUFOと乱撃。(☆)

・このあいだの三葉虫の謎につづいて、フォーティ博士の生命40億年全史を読了。おもしろかったー。
 この人の語り口は独特と言うか、柔らかくてとても好きですね。なんていうか、博識だけど話のうまい専門家の先生の、一般教養の授業を聞きに行っているような、そんなゆるやかで人を誘うおもしろさがあります。そこかしこで小さい脱線を繰り返してるんですけど、この脱線がまた面白くて。一体どうすれば、極寒の北極圏スピッツベルゲン島で、ヤケ酒飲んで酔っぱらった先輩が、流木ふりまわして追っかけ回すのから逃げるなんて体験が出来るのか。まったくもってもう。
 ちなみに三葉虫の謎にも出てた、タイのレストランでカブトガニを食べた話はこちらにも出ていました。うっかり「三葉虫はどんな味がしたか気になった(だから近縁種を食べてみたくなった)」ばっかりに。よほど強烈な体験だったのでありましょう。たぶん、先生お気に入りの話です。

・続いてはUFO事件の半世紀にチャレンジ。
 こいつはなかなか難物です。UFO事件と、UFOにまつわる人々の話を、ちょっとはみ出ちゃったユング的な立場から「現代の神話ができるまで」の構造として解き明かしている。のですが、書いているこの人も、UFO研究家とはまた違う意味でクラックポットっぽいので、興味深いと言うかなんというか、なかなか面白い本です。
 邦題よりも原題のANGELS AND ALIENSのほうが内容にはしっくり合っています。別の本のタイトルですけど、「なにかが空を飛んでいる」って感じですねー。

・FFXI、ようやく格闘スキル125に到達。乱撃を習得ー。5hiitCombo!
 次は蝙蝠狩りに戻るか、サポアイテム狩りをして新大陸を観光しに行くか。
 問題はアクションの締め切りと、明日がアレの発売日だと言う事だ。

・きょうの気のせい。
 nanacoにまとまったお金をチャージすると、こころなし携帯が重くなった気がする。

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2007.06.26

真・物欲番長マノイに挑むの段。(☆☆

リンク: コラム:スタパ齋藤の「京商 マノイAT01 組み立てレポート」(その1).

 ちょっと前にブログに書かれていたマノイ組み立てのお話の記事が、Robot Watchさんに掲載されてましたよ!
 ロボット関係の人ではない視点から書かれたロボットキットのレビューと言うのはおそらく貴重なものであるはず。それがスタパさんの記事ならなおさらです。自分尊敬してますから。ブログのタイトルがこんななのもそのせいですから! ウス!
 すいませんちょっと中身出てました。記事を読んでいて全く今まで気付かなかったと言うか、注目もしていなかったのが説明書のくだり。実際問題として組み立て説明書の実物を見た事がない、と言うか、存在してしかるべきなのに気にした事もなかったのですが。このマノイの組み立てマニュアル、プラモデルの組み立て説明書と、PC周辺機器のマニュアルが混ざり合ったみたいな感じの雰囲気で。……こ、この説明書、おもしろそう……(笑)。
 こういう「間口」のところの話題を、すっと取り上げちゃうところがさすが上手いなあと思いつつ、あまり話題になっているのを聞いたことがなかった組み立て説明書がきちんとなっているらしいと言う事に、すっかり感心した按配です。

 個人的には、こう。歩くマノイちゃんが。そのうち、わんだほー他にズギャッと出てきてくれないかナー。とか。そんなこと期待しておる昨今です(笑)。

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2007.06.25

あ、ウルトラマンPCだ(☆☆☆)

リンク: Brule、794gのサブ液晶搭載小型ノートPC「FlipStart」.

 サイズといい大きさといい、Thinkpad、もといPalmtop PC110を彷彿とさせるデザインですな。これでVistaが動くと言うんだから、剛毅と言うか明らかにやりすぎと言うか。
 それにしても、VistaのSideshowをちゃんとフューチャーしようとしている(……んですよねこれやっぱり)ノートPCとしては、ほとんど初めての部類じゃあないでしょうか。SSDとかタブレット化とか小さいマシンには色々求めてしまいたくなりますが、鞄の中に補助バッテリを入れておくと言う前提条件付きで面白そうでありまする。

 尤も。こういう小さいマシン見ていると時々思うんですけど。USBとかLANで有線接続って言う形でもいいので、ノートパソコンのHDDの中身を閲覧できるモバイルサイドビューアみたいなのが時々欲しくなりますよね。
 ノートパソコン本体は鞄の中に入れて、LANかUSBで[es]みたいな小型の閲覧用デバイスに有線接続。そちらからノートのHDDの中身を見る事が出来て、テキストファイルとか動画とかMP3とか引っ張り出せますよ、みたいな。ノートのバッテリは出来れば使わず、外部デバイスの電源だけで。

 昔のシャープMURAMASAで、クレードルにセットしたノートが外付けHDDとして認識される、みたいなギミックがありましたけど、あんな感じですなあ。

 ……と言ってて今気付いたんですけど、今のThinkpadの構成(マイドキュメントを丸ごとCFドライブに入れてる)なら、CFが刺さるビューアならば、上記の構想をそのまま実現可能な事に気付いた罠。うまいものが手に入ったら、今度試してみます。

 ちなみに、ひとつ下のニュースで流れてたこれも気になりました。コンパーチブルで12.1インチでタブレットでスティックポイントでSSDもOK。肝心の重さが書いてない気もしますが、これもちょっと面白そうな感じでありまする。このままタブレット界隈が賑やかになってくれると、嬉しく思う今日この頃です。

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2007.06.24

第20回関東組ロボット練習会 in 法政大学小金井キャンパス(その2) ~轟然!メイド号編~

2007062405

 ヤア ボクハ ワンダホー クン
 カントウレンシュウカイノ マスコット ダ ヨ テケリリ テケリリ

 と言うネタをやろうと思ったら、「これなんて使徒ですか」と言う突っ込みを頂きました。確かにこう、なんか目が少しだけ中央からオフセットしてるあたりが、なんだか生物くさいと言うか邪神っぽいですね。
 と言うわけで、23日の小金井キャンパス練習会、つづきのお話であります。

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 正しくはこう。
 「頭がサイコロのロボットっていないですよね」と言う話から、いしかわさん入魂のSDレイズナーにサイコロを乗せてみたら、頭の大きさといい手足のサイズといい、頭身的にまさにジャストフィット。サイコロの目によって表情を表現する、と言う設定話で盛り上がっていたら、いしかわさんに歯をむき出して威嚇されましたよ。

 コイズミさんの竜鬼IIは、いつもギターケースで運搬されています。ギターケースからロボットが出てくるさまはまさにオーバー・ザ・デスペラード状態。バンデラスもびっくりです。

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 てっきりなにか楽器をされていて、余ったケースの転用なのかと長年思っていたんですが、なんとこのために購入されたとの由をはじめて伺いましたヨ。……か、かっこいい。

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 若干写真が白っぽくなっちゃったのでわかりにくくなってしまいましたが、竜鬼といえば発光ギミック。頭部のほか腕部脚部が光ります。大量に買ってきたLEDのうち、特に性能のいいものを選別して組み込んでいるものの、やはり青色はちょっと光が弱くなりがちとのことみたいです。ちなみに色は七色どころかフルカラー可能なのだとか。とはいえ、人間の目のほうが識別しきれないので、そんなに色数が多く見えなくなってしまう、との由。

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 シャークマウス…… に見えたんですが、恐竜の、というかゾイドの口をイメージした強力な腕のつかみ機構。間違って指を挟んで怪我をされた曰く付きの逸品です。
 で・か~るの孫の手の腕ですとリリースタイミングがコントロールできない。では竜鬼の腕なら……? と、急遽CD投げにチャレンジ!
 垂直に手首にスナップをきかせて、ぶん! おおー、円盤がちゃんと飛んでいきます。
 水平投げはどこに飛ぶのか分からないので、あぶないから中止、と言うことで。

 だいたい4時くらいから、ちょっと競技をやってみよう。と言う事に。わんだほーで行う予定の新競技「キューブ」を、変則ルールで実施します。
 実際のキューブは3体3のチーム戦で、リング上にある立方体をそれぞれの陣地まで運び込み、時間切れまで守りきったら勝利、と言うもの。相手チームは向こうの陣地に確保されたキューブを落としに行ってもいい(リングから落ちたキューブはセンターから再開となる)と言うルールです。

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 ONOさんとナベケンの皆さん、ごーすとさん達に協力を仰ぎつつ、ルールを微調整。制限時間を見直したり、ロボット自体がリングから転落した際のルールを付け加えたり、いろいろします。やはり先に試験実施しておくのは大事だなあ、と再確認した次第ですが、サイコロひとつしか持って行かなかったのは失敗でした……。

 さて練習会も佳境、ここで一つの騒ぎが。途中から合流されたアニメイダーさんが、すごいものを持ち出しました。

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 …………!

 これはこれは これがッ! この日初めて外装がついたと言う、メイド号の圧倒的な登場ですッ。
 いやまあ、この写真だけで説明する部分はあまりないような気もしますが……。なんていうか、アニメイダーさんが全方位的に突っ込まれまくっているのがなんとも言えず。

「いやあんまり凝ってないですよ」「どこがー!?」
「とにかく動いて遊べる機体が欲しかったんですよ」「なんか間違ってますよー!?」
「外装、布とかで作ったほうがいいんじゃないですか?」「布なんかじゃダメなんですよ装甲なんですよこれは!」
「後頭部重すぎませんか?」「わかってらー!」

 重い重いと皆さんの言っていた、後頭部の分割パーツ。はて? と重いながら触らせて貰ったら、結構意外とずっしりと来ました。

「はじめは外装重いかなと思ってたんですけど、こういう形のロボットを作りたい! って思ってたら、なんかだんだん軽いんじゃないかなーって気がしてきたんですよ」

 ……なんていうか、あの。ものすごい納得力です。ほかになんとも表現しようがないので、スタパ斉藤さんの作った言葉を使いますが(笑)。

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 ハンドベルのように見える腕部は、腕先をこのあとつける予定とのこと。ベル状に広がった袖先をイメージされているとのことです。音響センサーがついてるとか、スピーカーが入る予定とか、いろんな人にいろんなこと言われてましたけども。
 なんか、この肉抜き具合とか、外装部分と、中の機械の部分のバランスがなんとも言えません。このままの状態でも、ある種完成しているような気がします。

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 直立するとこんな感じ。外装がない状態では歩いたとのこと。外装で重心が傾いたせいでこの日は後ろにかしいでしまっていましたが。足のわきについているボックスが、どうもバッテリのようです。
 足首の付き方は、人間の足首と逆と言うか。つま先だけ後ろを向いているようになっています。横から見ると、Lのかたちになっていうと言う感じで。重心が後ろ向きなので、こういう形になっているんでしょうね。

 写真では伝えようがありませんが。サーボが動いている時の、なんていうか独特の。ギィーーンって言う高周波的な駆動音がなんとも印象的でありました。
 SDレイズナーと合わせ、わんだほーでリザーバーとして登場する予定の両機。完成した姿での登場を期待したいものです。……たなかさんは「両方とも完成しないに100ペセタ」っておっしゃってましたが。

 いろんな人のいろんなロボットを見て、それにしても脇道を全力疾走してみましたな感じの日であったなあ、と思いつつ。打ち上げに参加する皆さんと別れ、所用あって帰宅した日でありました。

 ……そうそう、忘れるところでした。帰路、リングを運び込んだいしかわさんの車にトラブル発生。
 後ろのブレーキランプがずーっと点きっぱなしになっていました。皆さんで車に群がって、応急処置で事なきを得ましたが。だんだんとダメージが蓄積していっている車両の様子に思いを馳せつつ、「これはネタと言うことで」とまとめにしてみる次第でありました。

 さてさて。来週はROBO-ONEサッカーであります。
 登場チームのリスト、早めに作っておかないと。

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2007.06.23

第20回関東組ロボット練習会 in 法政大学小金井キャンパス(その1)

 一言にロボットの練習会と言っても、それぞれの土地によって違う風があるものです。
 主催者さんの性格や集まってくる人たちの嗜好による部分もあるでしょうし、短い年月とはいえ培われた雰囲気と言うものもあります。まあ、味と言うものでありましょうね。

 そんなこんなの今日の練習会、なんとなく「脇道を全力疾走してみました!」な皆さんの日と言う感じでありました。

 所用を片付けてから、やや出遅れて出かければ、降り注ぐのは、梅雨の晴れ間と言うにはあまりに自己主張の激しい光線の束。晴れ間ばかりの梅雨なれば、と一句捻りきる暇もないほど近場なのが小金井キャンパスで、しばしの散歩を楽しむうちに、あっという間の到着です。
 二回目の小金井キャンパス、会場のマルチホールでは、第11回大会決勝のDVDが流れているところでした。伝説の「両者タイム修理合戦」です。
 あの時はすごかったなあ。と思いつつ、一角を占領させてもらい作業開始。今日のタスクはわんだほー参加者データのフォーマットへの流し込みです。

 そうこうしているうちに、いしかわさん達が到着。

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 どこかから貰われてきた動物みたいに、紙袋から首だけ出しているSDレイズナー。
 お手製の顔がつくと、こんな感じになります。

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 ipodのスタンド…… ではなく、ブルーベリーソースをかける前のチーズケーキでもなく。レイズナーの顔を作るためのシリコンの型。四苦八苦して枠から剥がし取ったのがこれですが、コイズミさんは一目見て「シリコン使いすぎ」とコメント。

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 胸にバッテリ、背中にはマイコンボードを内蔵したバックパックを装備。
 それっぽくなってきました。けど、電源ケーブルを忘れたので動かない由。このあといしかわさんは一心不乱に部品にやすりがけをしていました。

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 ハイブリッドロボット・メタリックブルー。腕先がロボザックに換装され、さらにハイブリッド度を増して登場です。
 腕先のあまりにコングな力強さに、思わずこんなアングル撮らせてもらったり。

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 オレのショベルー!(ユンボル)

 道楽、さんは、もちろんか~る君とともに登場。足のながーい、で・か~る君です。

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 登場した時は普通の姿だったのですが、「足裏にちょうどいい部品がある」と出されたのは、なんとCD!
 ROBO-ONE規格に沿っても、長さ12cmの足裏はOKなのがで・か~る君。幅がちょっと問題なので切り詰めて足裏に装着……。

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 本当に長ーいで・か~る君。横になるとほぼ画角いっぱいです。
 腕の孫の手は旋風丸を彷彿とさせるギミックですが、この腕、ちょっとした発言がもとで、この日最初の大注目を集める事に。
 孫の手の片方にカッターを乗せても、保持できるで・か~る君。足裏用に使うCDを見て、「なんかCD乗りそうですね」と言う話に。

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 むしろ乗せると言うより挟むことも出来ると言うことが判明。孫の手の指のあいだに、CDがきっちり入ります。

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 CDチェンジャみたいですねー……。
 さて、この体勢からふと。「腕を勢いよく振り下ろしたら、CDが飛んでいくんじゃないか?」と言う話になり、道楽、さんが早速実行してみたところ……。

 がツんっとものすごい音とともに、機体前方の足下に投げ落とされたCD! ただごとではない音を立てて机にはじき帰って宙を舞い、跳弾は立っていた人の頭上を越えて跳ね返ります。周りの人が驚きの声とともに、あわてて退避する騒ぎに。
 予想を遙かに超える円盤投げの威力に、みなさんびっくり。道楽、さんはとりあえず人の居ないほうに狙いを定めて、円盤投げモーションを研究し始めます。

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 何が絶妙って、この腕と孫の手とCDの大きさの組み合わせが絶妙ですよね……! まるで最初から、このために寸法を合わせてあったと言わんばかりに。
 CD投げをしばし練習した道楽、さん、机の上を円盤がすごい勢いで転がっていく投擲などもありましたが、やはりリリースタイミングが自由に作れないのがちょっと再現性の難しさを出している様子。
 それを見ながらかつのさんと僕は、「そういえば北斗の拳でこういう技使う敵いましたよね」「どっちかって言うと男塾のような気が」と、あっているのか間違っているのか微妙な推測を繰り広げておりましたよ。

 このあたりの時間帯がほぼ三時ごろ。参加者の人が陸続と増え始める時間帯。このあともこの日はいろいろなことがありました。
 アニメイダーさんの衝撃的なロボットの話など、また続報にてお知らせいたしますー。

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2007.06.22

高崎京浜ドミノ作戦。(☆)

 さてはて、最大五時間オーダーとなった高崎線架線切断事故
 自分の通勤先は浦和でありまして、いつも使っているルートは高崎線。と言うわけで、事故エリアとしてはストライクだったのですが、幸いにして閉じこめられることだけは回避できました。でもまあ、あと一本電車がずれていたら、駅間で立ち往生していた、と言うなかなかのぎりぎりタイミング。こう考えると、なんだか貴重な体験をするチャンスを逃したような気もして少々残念な気もします……。
 
 そんなわけで、自分が体験した詳細を少しばかり。
 まず前提として。赤羽あたりの区間は、京浜東北線、東北本線(宇都宮線)及び高崎線、そして埼京線/湘南新宿ラインが並行して走っています。
 ものすごくややっこしいんですが、高崎線はこのへんのエリアでは東北本線に乗り入れているので、宇都宮線/高崎線はこの辺では同じ東北本線となります。この電車では、赤羽の次は浦和です。
 一方で東海道線高崎線直通の湘南新宿ラインもあり、こちらは同じ高崎線でも、途中の浦和やさいたま新都心には停車せず赤羽の次がいきなり大宮。
 京浜東北線は赤羽と浦和の間を、川口~西川口~蕨~南浦和と経由して浦和に(そしてもちろん以北に)たどり着きます。スーパーベルズが「わ~らび♪ わ~らびです♪」って歌ってた、まさにあのへんですね。
 正直自分もあまり詳しくないのでなんとも言えないんですが、「複数路線が並行して走っている」「路線によって途中、止まる駅/止まらない駅が細かく違う」と言う事だけ飲み込んで下さい。

 そもそもは赤羽の駅に着いたのが、埼京線の遅延か何かで常普段より多少遅く。ホームに駆け上がった時には、いつも乗っている宇都宮線の電車は、目の前から出てしまった後でありました。
 これも仕方がない、と、8時1分発の高崎線に乗り込んで座ったところで、駅に最初のアナウンス。この段階では架線トラブルとの話でしたか、先に出発した電車が止まっており、復旧の見込みが立っていない、との事。
 「浦和、大宮へお急ぎの方は京浜東北線へ」とのアナウンスに従い、京浜東北線のホームに移動します。時々、架線にビニールとか風船が引っかかる事があるので、そのたぐいかと思ったんですね。京浜東北であれば別路線だから影響もあるまい、まあ少し時間かかるけど。と思い、1番ホームへ。
 発車2分前に京浜東北線に乗り込んだところで、あれ、様子がおかしい、とはたと気付く。車内と駅のアナウンスが二重に流れます。
 まず最初の車内アナウンスは、高崎線で架線が切れて、停電状態になっている、とのアナウンス。
 次に、高崎線のドアが走行中に開いた、とのアナウンス。
 ややあって、走行中の高崎線車内から線路上に降りたお客様がおり、安全確認を行っている、とのこと。並行している京浜東北の路線上に人がいる可能性があるのでは、電車を走らせるわけにはいきません。川口や西川口など、各駅も同じ状態で電車が停車しているとのこと。
 そもそも、ラッシュ時の電車回しは一種の奇跡のようなもの。事故などでところてん方式がうまくいかなかくなくなると、あっちが空かないのでこっちも動かない、と、あっと言う間に血管が目詰まりしてしまいます。
 これじゃあ動けないよなあ、と思っていたら、また別のアナウンス。赤羽からは南側の王子駅付近で、今度は京浜東北線の車内からお客様が大量に線路上に降りており、安全確認が取れるまで電車が動かない、とのこと。うわこりゃ大変だ。

 あとでニュースなどで聞いた限りでは、停電で動かない(そしてもちろんエアコンも切れている)高崎線の車内から、乗客を徒歩で線路上を退避させた、と言う事だったのですが、この段階では各駅にうまく情報が伝わっていなかったので「お客さんが勝手に降りた」みたいな話になってしまっていたのかも知れません。
 あるいは、計画的にきちんと退避させる前に、誰か気の早いお客さんがドア開けて勝手に降りちゃったのかも知れません。これはニュースを読んでみましたが、どちらとも言えないことです。
 ただその後、南浦和の駅で回りのお客さんの話を聞いていた限りでは、「お客さんが勝手に降りた」説を取っている人ばかりだったみたいですね。まあ、その時点では僕もそう思っていたのですけども。

 さて、こうなれば身動きはとれません。乗っている京浜東北線は南浦和止まり、つまり会社のある一個前の駅で停止ですが、南浦和まで行けば、あとはバスでたどり着ける事は分かっています(同じような考えの人はまわりにいっぱいいて、その人たちは南浦和~浦和~大宮とバスを乗り継ぐつもりのようでした)。
 あとは電車が動くのを、じっと待つばかり。安全確認が取れ次第、一駅ずつ息をつくように電車は走ります。川口から蕨、そして南浦和。この時点でおおよそ9時過ぎ。
 南浦和駅で人混みをかき分けて改札に行くと、ラッシュ時もかくやと言う混雑の中におまわりさんが大量にいらっしゃいます。乗客のトラブルを裁いていた(実際なんか揉めてた)様子で、途中から例の水色の車両で増員も送り込まれていました。大変だなあホントに……。

 さて外は小雨模様。ただでさえ交通が混雑しバスが遅れがちな雨の日でありますが、この日のロータリーは圧巻と言うべき混み具合でした。バス亭の周りを三回くらい折り返して行列し、この時間帯だと30分に1本くらいの職場行きのバスへ。おしあいへしあいしながら乗り込むと、道路も渋滞を発生させていました。車に振り替えた人が多いからなんだろうなあ。

 さてそんなこんなで、いろいろ苦労して職場へ到達。自分はなんだか早いほうだったみたいで、そのあと二時間近くたどり着けなかった人もいましたよ。
 たまさかちょっと忙しい時期だっただけに、二時間分の仕事をさばいておおわらわ、といったところでありました。

 ちなみに。行きにトラブルがあると帰りもトラブルに巻き込まれる、と言うのは、もう一種ジンクスと言うよりルーチンギャグみたいなものですが。帰りも帰りで、高崎線がまだ遅れていたのはともかく、埼京線でいろいろ複合的にトラブルがあったらしく、列車のスピードは8割減くらいで走っておりました。

 さほど影響を受けなかった部類の自分でもくたびれて帰ってきたような按配。
 直撃コースを受けた人も直撃コースの駅員さん達も(そしてとばっちり的に動員されたお巡りさん達も)大変でしたお疲れ様でした。そんな按配の、はるけき遠き会社を目指した雨の午前でありました。

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2007.06.21

ブライアン・フリーアーム(☆☆)

 また拙者の散財の虫が疼き始めたわい、などと口走ってしまうのは、ふと思い立って「今持ってる液晶ディスプレイ、アームに接続したらなんか楽しいんじゃないの?」などと言う事を考えてしまったがためのこと。

 そもそもは新散財司令本部(仮)メインコンピュータールーム(仮)の配置を考えていたのですが、要するに座って作業をするスペースが欲しい。今まではディスプレイとキーボードを(それもよりよって二組ずつ)置いていたら、当然のごとく机のスペースは超圧迫されてしまっていたので。
 メインマシンのウルトラナビ付きキーボードはもう手放せない、この際もう一枚買いたそうかと思っているくらいの逸品なので、このスペースはもう予約として。他に何か、スペースを節約する手段はないか? と思っていたのです。
 で。ふと、液晶ディスプレイならアームに接続できるかも。と思い立ち、VESA規格って確かあったよな。と、手元のディスプレイを調べてみると適合している由。つまり市販のフリーアームでちゃんと適合してるのを買ってくれば、うちの古い17型液晶ディスプレイも空中固定させられるってわけです。BRAVIAのS2500の方は残念ながらダメみたいですが、まあアームを2本買って、ディスプレイが二つ空中に浮いていたら、それはそれでブキミな光景の気もするので。

 今の手持ちのディスプレイはアイオーデータの17型。ものは古い&安いですが、きちんとデジタルアナログ二系統。スピーカー&ヘッドフォン端子もついている優れものです。残念ながらUSB端子はありませんが、もしUSB端子がついてたら、そこにキーボードをつなげば、キーボードとディスプレイだけ引き出しての作業も可能となることでしょう。なんならホラ、寝っ転がってでも。

 実用性にあふれてことのほかサイバーっぽい雰囲気も出してくれそうなVESAアーム。にわかに興味のわいてきた昨今でありまする。

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2007.06.20

思い立ったが吉日が見られない問題ナゾ解明ッ!(☆)

 X41TにVistaを入れて以来、何故だか見る事が出来なかった思い立ったが吉日さんの日記ページ。

 VマシンではIE7でも問題なく見られた事からして、原因はノートン先生にありー。とあれこれいじっていたら、あっさりナゾ解明しました。ポップアップブロッカーに引っかかっていた様子。……どこもポップアップしてないのに。どういう仕組みだったんだろう。ふしぎふしぎ。
 これでようやくわんだほーの参加者の皆さん一覧がチェックできますよ。いやそれにしても長かった。

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夢の腕テレビ(☆☆)

リンク: 動画も見られる腕時計! サンコー、1.5型LEDディスプレイ搭載の腕時計型マルチメディアプレーヤー:デジタル家電総合情報サイト:Digital Freak 2007/06/20.

 これはまた、極めてかっこいいけど極めて微妙な代物が登場です!
 もうひとふたがんばりしてワンセグチューナを搭載&自力で予約録画&再生+もう一声microSD搭載、なんて言うととんでもないものに化けたかも。ってもう別なものですねそれは。そうですね。

 腕MP3プレイヤーの時も思ったんですけど、ヘッドホンの処理が難物ですよねこの手のものは。
 視聴するとき腕が疲れないのかしらとか色々気になりますけど、根本的には自慢用だと思うのでたいした問題ではないのやも知れません。それにしてもびっくりした。

 同系列のものだと、眼鏡吸着型のHMD(スカウターモデル)なんかも気になりますよね。
 ウェアラブルPCは部品部品ごとに進化していって、最終的にどこかで統合される形になるのかも知れません。とりあえずほんのり暖かいリチウムバッテリージャケットの種類が増えるといいなあと。

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 なんか今朝あたりから、ちょっとYahoo!ブックマークの調子がおかしいみたいですね。
 My Yahooにブックマークが表示されなかったり、ツールバーでブックマークが取得できなかったりすることがあるみたいですのよ。
 とりあえず怖くなったのでバックアップはとっておきました。

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2007.06.19

【地上最大の散財!】J:COM+HDR。(☆☆)

 くだんの家は、数週間前に外側の枠がほぼ出来上がっている状態となってからこちら、外観には特に変化のない状態です。頼めば中を見せてくれるんでしょうけども、大工さんの邪魔はしたくないし、だいたい大工さんの居る時間帯に家見てる時間もありません。
 そんなわけで、ここ数週間変化ないなー…… と思いながら見ていたら、今日はなんと外装が、いや外装って言い方は変ですが、テクスチャが、いやこれはあまりに露骨だな、そのなんていうか、壁の「外側」が貼られてました。ぐっと家っぽくなってきた感じでありまする。

 大きなテレビを確保するぜイエーイ、と。誰かが止めないと散財が散財を呼ぶ。消費拡大スパイラルに陥る我が家ですが、インフラの整備を怠っては、これは絵も出ない画餅と言うもの。ネットのほうの工事は手配が済んだので、次はCS放送を見られるサービスの手配であります。
 で、まあ色々考えたんですが、計画段階では本命だったスカパー!光がどうあがいても圏外らしい、と言う事で、4th mediaとか色々考えたあげく。前と同じにしくはあるまい、と普通にジェイコムさんにまたお願いする事に。
 不満と言うか、月額数百円の差異ををどう見るのかと言う問題と。あとは光ファイバを二本も引き入れるのはスマートじゃないよなあ、と言う程度の不満点で、サービス内容に不満は全くこれっぽっちも無かったので、これはこれでいいのだと納得した次第。
 納得したついでに、もう一つ頼んでみました。J:COMのオプションSTBであるHDRです。要するにハイビジョンレコーダーをレンタルで貸してくれる、と言うもの。容量250GBで書き出しも不能(らしい)と言う事で、タイムシフト派向けと言う按配ですが、突拍子もない時間帯に突拍子もない番組をやっているCSのチャンネルをタイムシフト出来ると言うのは、これはちょっと自分でも思いつかないような使い方を編み出せるかも知れません。と、申し込んでみた次第。月額800円が高いと出るか安いと出るかは、頭のひねりかた次第になりましょうね。……時々電源が入りゃあしねえ状態になる録画PCと違って、いつでも安定して録画できる(と思いたい)安心感は、きっとあるでしょうし。

 さしあたっては、これに録画した映像データを、どうにかして退避させる方法を考えることで、楽しく暮らせそうでありまする。うむり。

 とりあえずは

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2007.06.18

【ミスラの不思議な旅】とんでけキアイダン00(☆)

2007061801

 すんごいひしゃげ方。
 あと色がすごいドス黒いのが気になります。

 故あって蝙蝠の羽を集積中。
 薄暗いところで狩りに励む現状です。

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表示されたりされなかったり(☆)

 X41TにVistaを入れてからこちら、何故か思い立ったが吉日さんの日記ページが表示されない症状がつづいております。
 最初はIE7が原因なのかと思って、Opera9で見てみたらやはりこちらでもダメ。おっかしいなあ…… と思いながら、不意に何気なく新型で開いてみたら…… 普通に見える!?
 あれー? と、新型にOperaをインストールして表示してみたら、やはり普通に見る事が出来ます。UltimateとHome Premiumの差かしら? とは思うものの、そんなわけもなく。
 一番心当たりはアンチウィルスソフトの違い(ノートンインターネットセキュリティとウィルスセキュリティゼロ)なんですけども、X41Tのノートンも、XP時代は何のひっかかりもなく吉日さんのページ表示してたんですよね。不思議不思議……。

 ともあれまあ、表示できた日記のページがいきなり目からビーム撃ってるアニメイダーさんで吹き出して。これを突っ込まずに何の面目あろうかとBBSを開けたら、わんだほーの申し込みで突っ込みどころではない状態。仕方がないので、さしあたり自分のところで突っ込んでみる次第です。
 ……なんかオプティックブラスト的なものがー!? 縁起悪ー!?(こらこら)

 それにしても電脳コイルはそれほどまでに人を惹き付けるのですね。ちょっと気になってきましたよ。

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2007.06.17

国立科学博物館に至るまでの休日の色々。(☆☆☆)

・音楽CDを作る必要があったので、試しにiTunesでCD-Rを焼いてみる。……おお、成功! すごい簡単。
・そのCD-Rはレーベルが真っ白だったので、試しにMP500でレーベル印刷を試してみる。……おお、成功! すごい、最近の機械は便利だ(買ってから気付くな)。

・種々の成功にすっかり気を良くして、梅雨の晴れ間と言うには炎天下に過ぎる午後を外出です。
・途中立ち寄った高田馬場の駅構内ちゃぶぜんで、ロコモコ丼と言うものを初めて食べる。その強烈な名前に惹かれてなんだかよくわからず注文したロコモコ丼ですが、ソースをかけた煮込みハンバーグ丼といった感じ。
 あとで調べたところ、ハワイでは一般的な若者向けの料理なんだそうです。名前どころか存在すら知らなんだ。でもわりとおいしかったですのよ(ロコモコ→wikipedia)。

・車内では夢枕縛の涅槃の王を読んでました。三葉虫の本と一緒に図書館から借りた奴です。傾向が一定しないにもほどがありますな。
・これもそれにしても面白い。続刊も借りて読む事に決定なりであります。

・久我山さんのところに出かけていったらうっかりお仕事中にお邪魔してしまって、あわてて退散した後、今日のメイン目的地である国立科学博物館へ。
 三葉虫の化石見たいなあ、なんて言うだけの理由で出かけていったのですが、国立で科学で博物館な建物を嘗めておりました。心の底から反省。もうだって建物入る前からラムダロケット発射台ですよ。中に入って足下から見ちゃいましたよ。
 建物の中に入れば、閉館時間近くでもご家族連れでごった返す有様。なにか独特の匂いがあるよなあ、と思いつつ地下三階へ下りれば、お子さんも多いですけどカップルもそこそこ多いです。……科学博物館で? これは意外な発見だなあ。

 そんなことを思いつつ展示を見れば、色々もうあるわあるわ。マイケルソン・モーリー実験で使ったのと同じ計測器。トラックのタイヤくらいある、うんとでっかいアンモナイト。三葉虫なんか復元モデルまで作られてて、棚いっぱいに化石が並んでいます。ファプコスもあれば三つ叉槍を持った名前のなかった奴もいます。ううんすごい。でも大きいのは気持ち悪い。小さいのも。
 油断して通り過ぎかけてから…… 棚の中になにげなくバージェス化石があるのを発見! 予想もしていませんでした、こんなとこで実物が見られるなんて……!
 黒い岩の中に閉じこめられたかつて生きていたものの残りは、わずかな光の加減で見えなくなる、まるで幻の模様のよう。これが立体構造をとどめた、生物の圧縮された姿だなんて、どうして考えたんでしょう。あまつさえ、これを削って下の構造を見てみよう、なんて。
 実物の小ささを見ると、それが何かを見抜いた先人の知恵に改めて圧倒されます。これが、目の前のこれが。数十億年と言うスケールで、地面に埋もれていたんだ。すっごいなあ……。

 急ぎ足で見て回りはしたものの、時間切れで見られたのはほんの一部。
 日を改めて、また上野全体を見に行きたいと。そんな風に思った梅雨の晴れ間の日のことでした。そうそう、なんかもうほんと暑かったですよ。 

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2007.06.16

【ミスラの不思議な旅】懐かしいあの闇へ。

 VマシンへのFFXIインストールと試運転も終了。
 かなり逡巡したあと、LS@mixiの皆さんへご挨拶のつもりでログイン…… したところ。たまさかその場にいたのが五人だけだったので、三国ENM巡りの旅に加えてもらえることに。
 下手をしたらどのくらい久しぶりなのかも分からないくらいのログイン、マクロもない(安定性もわからない)新PCでいきなりの実戦投入。えええ大丈夫!? 大丈夫むしろ中の人つまり僕!? みたいな状態で、ごたごたしながらも対ENM用装備を引っ張り出す事に。

2007061601

 対エンプティ用全身タイシェードハーネス一式。運良く薬品類は前に使ったときのものがそのまま残って………… どんだけ整理悪いの僕。
 準備整いまずはメアに突撃…… するも、久々に闘ったタカアシガニはむやみに強かった。勝利寸前までたどりつきはしたものの、ENM戦もその後のミッション戦も、ともに轟沈。

 仕切り直して突入したホラで、動く城相手に本日初勝利。無傷とはいきませんでしたが……。
 そのあとのデムでもENM戦に勝利。対敵二連勝で、しめて経験値6000を獲得でした。

2007061602
2007061603

 てっきり僕はアニマの効果だとばかり思っていたんですが、今回はモ+戦で入ってターゲットも取ろうとしていたせいか、ボスも結構怯んでいたようです。シェード一式、全部揃えるとなかなか馬鹿にならないようです。

 これでなんとレベル41。レベルが上がったのなんか、どれだけ久しぶりでしょう……。
 マイルストーンをいっこ超えて、モンク初の飛び道具・気孔弾が使えるようになったほか、技能上げなくちゃいけませんが五連乱打のウェポンスキル・乱撃も覚えられるように。

 これを励みに、少しログインするようになりたいものであります……。

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二重の意味で落ちこぼれ。(★☆)

リンク: ITmedia News:「ネット・ゲーム中毒を精神障害に分類」――米学会が推奨.

 この主題そのものは、カテゴリ的には「よくあるお話」なのですが…… 文章を良く読めば、米医療情報学会が提言しているのは、要するに「何事につけやりすぎはよくない。もちろんゲームも」と言う事であって、「過度」がどの程度なのか、と言う度合いが抜けているので、ちょっとなんともコメントしかねる、と言うところなのですが。

 「一日三時間ゲームするのはやりすぎ」と言われたら反論する人は多いと思いますが(僕はそんなにはやりませんが)、「一日二十時間ゲームをするのはやりすぎ」と言われたら、「そんな奴少なくとも知り合いには居ない」と言う人のが多いでしょう。そうであってほしいものですが。

 まあ、このニュースを読んで悲しくなったのはそこではなく。

同学会は、ビデオゲームの過度の利用はどの種類のゲームでも起こり得るが、そうした症状が最もよく見られるのはMMORPGだとしている。これまでの研究では、社会的に取り残された人、孤独感を強く感じている人、実生活で人との交流がうまくいかない人がこの種のゲームに没頭しやすい傾向が示唆されているという。

 MMORPGでも人との交流が上手く行かない僕なんかは、二重の意味で落ちこぼれなんでしょうか……。号泣。

 それはまあともかくとして、このカテゴリはまるで一種類の累計しかないみたいな書き方ですけども、理屈で考えれば、「実生活でもMMOでも上手く行く人」「実生活ではうまくいかないけどMMOでは上手く行く人」「実生活ではうまくやれるけどMMOでは上手くやれない人」「実生活でもMMOでもかなしい人」と言う四種類の累計があって、それぞれに「没頭する/しない」の八種の類型があるはず。そしてこれは、ゲームについての研究であるがゆえに、「そもそもゲームが(たとえば経済的な理由で)出来ない人」のことを、すっぱり語り落としている、と言うか、そもそも、そこは語り落とした所から始まっている議論である、と思うのですな。

 このあいだ読んだパーカーの本じゃないですけど、サム・スペードの話した寓話を思い出します。生活に何の不満も不安もない中年男が、ある日、不意に姿を消した。家族にも行方を告げず失踪し、自由に第二の人生を選べたはずの彼は、誰も知らない新天地で…… 妻と同じような女性と結婚し、同じような仕事をして、同じような生活を送っていた。

 現実からひととき降りて第二の現実に踏み込んで、そこでおのれの立つ位置を変えられる人もいる。変えられない人もいる。
 では、どうするのか。ここではないどこかがある、と、第三、第四の現実を探して、いつまでもうろうろとし続けるのか。居心地のいい第nの現実が見つかったら、そこでひとときでも何か充足的なものを吸い尽くすまで留まり続けるのか。

 まあ何事につけ、やりすぎはよくないヨ、と言う事ですね。ゲームにしろ考え事にしろ。はい。

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2007.06.15

26出荷の日は近し。(☆☆)

リンク: Radeon HD 2600/2400搭載ビデオカードが各社から.

 発作のように完成させたVマシンではありますが、まだビデオカードが入っておりません(念のために言っておくとオンボードのチップを使っているので、画面が映らないわけではありません。ボケ倒す人が居ると困るので一応)。
 それと言うのも、6月末に登場すると言う話だったRadeon HDの2600もしくは2400を狙っていたためで、なかなかいいタイミングで流れてきたニュース、と言ったところ。もっともまだ発表されただけなので、実際に店頭に並ぶのはもうほんの少しだけ先のことになるでしょうけども。

 (radeonの)ハイエンドである2900に対し、2600系と2400系は省電力で動作温度もそこそこ低い事が期待できます。パフォーマンスを稼いでおきたいなら2600、これ以上騒音源を増やしたくないのなら2400系、と言ったところでしょうか。そもそもまあ、キューブベアボーンでは内部スペースの問題から、1スロット型のものしか導入できません。内部電源の事も考えると、まあ2400XTあたりが妥当かなあ…… と言うところ。

 こればっかりは「買いました。入りませんでした」では済まされない問題。サイズをきちんと測って購入したいものです。

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2007.06.14

きよしとこの夜(☆☆)

リンク: きよしとこの夜.

 もうあと15分そこいらしかありませんが、この番組にロボットが出るようですよ。
 「人間さながらの歩きを披露」とありますが、サイトの写真を見るかぎりWABIAN-2Rみたいでありますね。

 万博のときは出遅れてプロトタイプロボット展を見られなかったので、ちゃんと見るのは初めてかも。録画がちゃんと動く事を祈ります。

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2007.06.13

三葉虫はまるくなる。(☆☆)

無名の一兵卒だが、無駄死にはしなかった。
-『三葉虫の謎』

 もうすぐ一時閉架になると言う(そして新しく出来るでっかい公民館でオープンするらしい)くだんの図書館で、今度借りたのは三葉虫の謎
 たぶん化石と言って、恐竜の次にメジャーなのがこの三葉虫でしょう。なんか甲殻類の先祖か親類のフナムシみたいなので、いろいろな形態に進化していて、昔の海にはとにかくいっぱいいたらしい、と言うくらいのことは知っているものの、三葉虫とはどんなものなのか、と改めて考えてみると、案外知らない事が多いのに気付きます。大きさはどのくらいなのか。海のどのあたりに住んでいたのか。泳いでいたのか、歩いていたのか。どんなものを食べていたのか?
 三葉虫の権威と言うか、もはや「三葉虫屋」といったほうがしっくりくるような著者フォーティ博士が、三葉虫の話と三葉虫にまつわる話をそれぞれに盛り込んで書いているのが、この実に面白い本です。途中までしかまだ読んでいませんが。三葉虫の生態と形態、そのびっくりするほど多様な生活層(なんとハオリムシのように熱水鉱床に住んでいる種までいたのだとか)、その『目』の秘密や、案外知らない色々なこと(危なくなると体を丸くして身を守った種もいたとか)。そして、『ワンダフル・ライフ』のグールド説に対する、ブリッグスとの共同研究に基づく異論。そういう専門的な話の合間に、というか、専門的な話を合間に、訳あって中古レコードの針を買いあさった話だとか、ノルウェー語が分からなくて愛想笑いをする羽目になった話だとか、古生物にまつわる真剣でおかしい話、そして不意に現れる、それだけ切り離しても十分重みを持つ言葉。

 まだ三章の途中までしか読んでいないので何なんですが、フォーティ博士は三葉虫の脳の機能にはあまり注意を払っていないようにも見受けられます(「お粗末なものでしかなかったが、ともかく脳」と言う表現もありました)。しかし、三葉虫の目の構造の解説を見た時、それが昆虫の目の構造に似ていると思い、じゃあなんで昆虫の目の構造図なんか見たんだ、と言うところで、昆虫 驚異の微小脳で見たんだ、と。はたと気付いたわけです。
 昆虫の目の構造と三葉虫の目の構造が似ているからと言って、昆虫の脳と三葉虫の脳が似ているとは限らないでしょうけれども。ただ、決して知ることの出来ない古生物の脳と言うものもまた、他の各器官がそうであるのと同じくらい。環境に最適化された、高度に進化したものだったのかも知れない、と言う気はします。
 水中用ロボットが、優雅に多数のフィンを連携させ翻して泳いだのと同じように、遊泳型の三葉虫も遊泳用の足を、体節ごとに一対ずつある足を波打たせて泳いだに違いありません。昆虫の脳がわずか四枚の羽をハーモニックに動かして空を飛ぶ…… そして脳がそれを統御する…… のに劣らぬ事が、三葉虫の脳と言うシステムの中で動き回っていたのかも知れない、と思うと。ちょっと近場に化石ないかな見に行きたいな、と、そんな風に思ってしまう昨今でありました。

 それにしてもこの本は、にゅーがわさんには是非読んで貰いたいと。ものすごい個人向けにまとめ。

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2007.06.12

完成新式Vマシン。(☆☆☆)

 いやあしかし最近のベアボーンキットって言うのは良くできているもので、ビール飲んでチャットしながらでもちゃんと組み立てられて動くんだからたいしたものです。実際やるのは人としてどうなんだと思いましたが。反省しましたが。

 そんなわけで、前述のスペックの通りで自作しましたVマシン。

・Shuttle XPC SD32G5/B
・Intel Core 2 Duo E6420
・HGST Deskstar T7K500 HDT725032VLA360 (SATAII/320GB/7200rpm)
・メモリよりどり2GB(てきとう)
・WindowsVista Home Premium

 グラフィックボードはAMDの新型待ちと言うことで、今のところオンボード。DVDドライブは、X41TにVistaをインストールする時に使ったUSBの外付けドライブをそのまま使用。と言うことで、ここのところは事前の予定通りです。部品代、ポイント分含めると9万円弱といったところ。X41TのVista化ですでに予算オーバーではありますが、まあまあ許容範囲内に収まりました。ドキドキ。
 AHCIの設定したいけどモード切り替えるところが分からないよ!? とくまったさんと風花店長相手に大騒ぎしたあげく、チップセットがそもそもAHCIに対応していないことが分かったのが、唯一手間取った点でした。ご迷惑おかけしてなんともはや。

 Vistaのインストールは二度目にもなりますし、CPU入れてメモリ入れてHDD入れて、と、特に引っかかることもなく終了。DDR2のメモリを扱うのも初めてなら、シリアルATAのドライブを組み込むのも初めてですよ。へー、ケーブルこんな細いんだー、と、ものすごい遅れて感心してしまいました。
 次は旧マシンであるDim8300からデータを移管…… と言いたいところですが、画像だの文書だの何だのは全てNAS上においているので、この点は全く問題無し。唯一非常に大事なのは、Dim8300に残っていた古いメールの山(しかもShuriken形式)なのですが、これはバックアップ&リストアで、X41Tに仕込んだShuriken2007へと、普通に移管。順調順調。

 現在は常用ソフトのインストール中。うっかりPSUのインストールディスクを、引っ越しから戻るまで持ち出せない倉庫に放り込んでしまったのが今一番の痛恨事です。うー。
 FFXIの方は普通にインストール&バージョンアップ終了。ヴァナ・ディールに戻る日も近いです……………… たぶん。正直「アトルガンの秘宝」を再インストールする時は、何か一言で言い表しがたい程の空しさに襲われましたが…………。

 新マシンのたのしみなところは、PCIスロットや5インチ、3.5インチベイがまだまるまる空いていること。
 これを使ってサブ録画マシンを組む目もありそうですし、いろいろ遊んでいきたいでありますー。

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2007.06.11

いーのーちーさーずーけーよー!(☆☆☆)

2007061101

 肝付兼太の声で。

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2007.06.10

Vマシンふたたび。(☆)

Shuttle XPC SD32G5/B
Intel Core 2 Duo E6420
HGST Deskstar T7K500 HDT725032VLA360 (SATAII/320GB/7200rpm)
・メモリよりどり2GB(てきとう)
・WindowsVista Home Premium
・あとは手持ちの部品を流用。

 あちこち数日、ネットの中も町の中も彷徨って、結局こんなところで考えてみました。
 グラボはそのうちAMDの(つまりATIの)新型が出そろうはずなので、その頃にまた改めて買いたす、と言う方向で。

・それにしても、予備調査のために[es]にデータ諸元を入力して、価格やらなにやら調べてデータを持ち帰るはずが、

 まんまと[es]ごと忘れやがりましたよこの男。一体何をしに外出したのか、もう少しで分からなくなるところでした。つるかめつるかめ。

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あるいはこれこそがアーキタイプ論。(☆☆)

 勝利とは、すべての人を救うことではなく、自分が依然として救いたいと思えることだ。
 あるいは、選択の道が与えられさえすれば、依然として、最も良識のない者にさえ良識があると見なすことができ、殺人者が必ずしも"それほど悪い人間じゃない"と認めることができることだ。
(中略)
 彼は、自分自身と自分の見方の愚かさを理解している。にも関わらず、彼は、自分の見方を絶えず確かめ続け、暴力と死に直面してもそれを維持することに専念する。感情にとらわれた見方でさえ、死の危険にさらされれば、道徳的な重々しさが加わるのだ。

 -『ハメットとチャンドラーの私立探偵』 ロバート・B・パーカー

・というわけで、スペンサーシリーズの作者、パーカーが20年くらい前に書いた『ハメットとチャンドラーの私立探偵』を読む。元々は、まだ作家デビュー前のパーカーが博士号取得のために書いた論文を書籍として書き改めたもので、パーカーによるアメリカ文学史における、言わばアメリカ人のアーキタイプの研究と、「西部の狩人」が、やがてコンチネンタル・オプ、サム・スペード、そしてフィリップ・マーロウへと至っていく道を書いた本。最初はなかなか難物ですが、読むとなんとなく、なるほどと思える本。
・文中で「ハードボイルド探偵小説がアメリカ独自の現象」と(20年前の)パーカーが考えて、あるいは悩んでいる通り、この本に語られているヒーローの姿は、もちろんアメリカ文学史とアメリカ人の性質論的から見たものですが。そこに他国の人間でも共感しうる、頭悪い言い方をすれば「かっこよさ」があるからこそ、日本でも本邦風に調律されたハードボイルドが書かれ続けているんでしょうね。

・つづいて、段ボールを開けたら出てきた「タイムマシンの作り方」(ニック・ハーバード)にチャレンジ。
・あいまに漫画も買ってきました。「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R」は、スーパーロボット大戦Wを通じて遊んで「ASTRAYはおもしろいじゃん!」と開眼した上、なおかつ作画が戸田泰成さんと聞いてこれはーと衝動買い。MSサイズの日本刀を鍛えます! とか、無茶しすぎです。色々。
・もちろん「クロスボーンガンダム鋼鉄の七人」も。F91、オリジナルよりハリソン大尉機のほうが出番多くなっちゃってますよね、もう……。

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2007.06.09

チロルチョコロボット大会見たかった……(★☆☆)

 アールティに着いたら終わってました。
 おわり。

 いやいや待って下さい、つまりどういうことかと言うと、今日はまさゆきさん主導によるチロルチョコロボット大会だったのです。ロッポと言うロボットをベースに、おっきなチロルチョコの箱を頭にかぶせた「チロロッポ」と言う小型ロボットを製作したまさゆきさんが、チロルチョコ株式会社の許諾を得て(注:本当)開催した小型ロボットの競技会。それがチロルチョコロボット大会だったのです。

 今日はお仕事で一日拘束。終了後に職場を抜け出して会場のアールティさんに向かったところ、まさゆきさんやいしかわさんはじめ皆さんまだ会場に。大会が大盛り上がりだったむねのお話を聞き、まさゆきさんには録画していた動画を見せて貰います。……ぐぐぐ、なぜ僕の見られない時に面白い事は起こりますか。なんでも本日の大会を通じて、一日で160個のチロルチョコが消費されたとの由。この数字が何をあらわすのかは今ひとつ分かりませんが、なんかチロルロボの周りで人とか子供とか転げ回って笑ってる(動画)のを見ると、すごい楽しそうでしたよ。くー。

 「是非チロルさんにダイジェスト版の動画を送るべきですよ!」と力説したり、まさゆきさんの出したチロロッポが世にもぶきみな声で「もんじゃー」と唸るのを聞いたりした後。その後、飲みに行く皆さんと別れ、ちょっとヨドバシを偵察して、無線LANアクセスポイントとかギガイーサ対応のハブとかLANDISK最新版とかベアボーンとかCPUとか色々見た後、人間の欲深さについて、自省し考察して少し打ちのめされたのち、気を取り直してテレビをちょこっとだけ偵察。したあと、帰路を新宿へ。
 電車の中で不意に思い立ち、新宿のビックでBフレッツ工事を依頼。いろいろ手間取ったせいで結構時間を取らせてしまったものの、なんとか光でんわ+Bフレッツの工事の日程が決定。……あの光電話ですけど、まあ、そんなしょっちゅう使わないから大丈夫ですよ。ええ。

 さらに帰り道。小雨がぱらつく中を、バーガーキング新1号店の位置だけ確認して帰ってきました。夜の九時回ってるのに、店外まで延々行列が伸びてました。
 でもまあ、あの気持ちは分からなくもないです。職場が今の場所に移転する前は、結構近くにバーガーキングがあって、昼飯時に結構通ってましたから。復活してくれたのは嬉しい限りでありまして、早くありつけるようになりたいものです。

 そんなわけで、やっとこさ帰宅。テレビのカタログとその他のカタログと、財布睨んでにらめっこ、な週末になりそうです。

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2007.06.08

【地上最大の散財!】我等が帰還の日は近し。(☆☆)

 雨の季節になる前に、屋根も天井も壁も出来上がった新散財研究所(嘘TM)。
 現在絶賛内装工事中らしいので、そろそろ帰還に向けての準備が始まりそうです。そんなわけで、軽くいろいろな作業の日取りについて打ち合わせ。……またよりによって四半期決算の最中に休んで荷物の搬入をする羽目に。大丈夫なのだろうか。まあ土日をROBO-ONEサッカーの観戦で潰してしまった自分も悪いんですが、だって予定ずれるって言ってたからつい安心して。

 引き渡し日はまだもう少し先なんですが、入居と言うか帰還に備えて、とりあえずネットの工事の手配とかはもう進めておかないとです。いつから工事が出来るのかとか、荷物の梱包とか、いろいろ考えておかないと。

 目下のところ、引き渡し予定日は7月14日。この日がこれからずっと、新しい家の誕生日となることでしょう。
 次の日が第三回のわんだほー、その次の日が本引っ越し、とか言う超強行日程なのは、この際、もう気にしても仕方がないさハハハ、みたいな方向で。

 ……どうしてこう、なにもかもぎりぎりでバッティングニアミスするんでしょうね。不思議不思議。

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2007.06.07

アドバンスド大戦略。(☆☆)

リンク: ウィルコム、無線LAN対応の「Advanced/W-ZERO3[es]」.

 テイザー広告で人をうずうずさせていた、ウィルコムの新型ZERO-3がいよいよ正式発表です。
 EM-OMEよりさらに小さい筐体に、最新版のウィンドウズモバイル6を搭載………… 搭載(何か我慢したらしい)。小型化軽量化と、無線LANを標準搭載したのが今モデルの最大の特徴と言えましょうか。まあ無線LANは今までminiSDでまかなうしかなかった(そしてminiSDを塞いでしまうといろいろ不便だった)事を考えると、あって嬉しい順当な進化といったところ。端末がmicroSDになったのはやや残念ですが、今は携帯電話もmicroSDなご時世ですしね。

 キーボードは見た感じ、やはり長文を打つ使い方には難しそう…… と言うか、自分としてはサブノートがないとテキストが打てない、と言う現実をそろそろ受け入れないといけない頃合いなので。基本的にビューア、緊急避難的に入力、と言う感じになりそうですね。

 ただ、今すぐと言うか、当分買う事はたぶんなかろうか、とは思います。まだまだ現行の[es]も、持って使ってはいるものの、活用しているとは脳がはちきれても言えないような有様ですし。どうしても色々、身近が落ち着いてからになりますねー。その頃には新型がもう登場しちゃってるかも、と思うと、いたしかゆしではあります。

 順序で言うとむしろ、次は携帯を買い換える事になりそうですし。いいかげんアンテナとか折れちゃってますしねー。

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2007.06.06

小休止。(☆)

・いろいろありましたが、ひとまず状況終了。せっぱつまりすぎて反動でだらんとしたい今日この頃ですが、土曜日出勤なんだよなあ。
・帰り道にベアボーンやらPCケースやら冷やかして帰宅。なにがなんでもミニタワーな気分だった前に比べると、キューブベアボーンでも別にいいような気がしてきた昨今です。でもなんか、完成品のマシンだと物足りない気がするのです。そもそも完成品のマシンって表現いろいろ間違ってる。

・PS3に入れた最新アップデートのおかげで、PS1や2のソフトの画面も驚くほど綺麗に。でも引っ越す時にPS2のソフトはほとんど処分しちゃった罠が今。夏にはFFXIIも恒例のインターナショナル版が出るそうなので、そのへん狙ってみようかなあ。

・ホワイトストーンズなるもののDVDを貸してもらったので、これも近いうちに視聴予定。見るからに濃そうな感じ。会社の人に聞いてみたら、その人は続編のほうが好きな様子。ううむ、ともかくまずはチェックしてみなければですな。

・俺、この仮眠から起きたらDVD見るんだ……(死亡フラグ死亡フラグ)。

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2007.06.04

KHR 3rd Anniversary/第5回KONDO CUP観戦記インデックス

 2007年6月2日~3日、秋葉原UDXビルで行われたKHR 3rd Anniversary、及び第5回KONDO CUP観戦記のインデックスです。

■6/2

【入場編】
【一回戦】
【二回戦~決勝】

■6/3(第五回KONDO CUP)

【入場編】
【予選編】
【決勝編】

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算術的誤り。(★)

 見通しはとても甘かった。時間の配分、まっちがーえたー。

 昨日も打ち上げから帰ってきてテキストがりがり打ってましたが、まだ間に合いそうにありません。なんか中指と薬指の第三関節が痛くなってきましたよ実際。

 明日まで、なんとかがんばらねば……。
 写真関係はそのあとで。

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2007.06.03

KHR 3rd Anniversary 第五回KONDO CUP観戦記【決勝編】

 さて、16時を迎え、いよいよそれぞれのリーグの決勝戦を迎えます。

【KHRクラス・学校対抗決勝】

 日本工学院八王子専門学校 vs WMMC

 まず最初は、Bフィールドで行われていた学校対抗でそれぞれ上位を押さえた、日本工学院とWMMCの試合となります。
 これまでBフィールドの試合を見ていなかったので、この両者の試合を見るのは始めてなんですが、どうなるんでしょうか…… ここからMCも両フィールドから合流。試合時間は5分ハーフに変更となります。

 さて、まずは日本工学院のキックオフから。最初のキックインはゴールを狙うコースなのですが、これを上手く弾いていきます。日本工学院のチームは緑色のコートを纏った姿、一方のWMMCは早稲田大学のチームとなります。
 さて中盤での睨み合い。頭にお椀のようなものを被ったのが、日本工学院のストライカーロボット・ロナウジーニョ。これまでの試合中、一手に攻撃全てを引き受けてきたとのこと。キーパーがボールを裁きかねているあいだに、WMMCがするすると歩み寄り、隙間を縫うようにゴール! WMMC、まずは一点を奪います。
 再開後は攻め込む日本工学院、ロナウジーニョがゴール前で待ちかまえボールを受け止めます。ボールを足下に転がされドリブルで攻めるロナウジーニョ、単独で攻撃を続行しますが、日本工学院チームは作戦なんでしょうか、残り二機が攻撃に絡んでいきません。
 ロナウジーニョ、サイドのひとりスローインから一人ドリブル、しかしコーナーキックがロナウジーニョの脇を抜けて後方へ。しかしボールに絡んで起き上がりに引っかかっているところにWMMCが割り込み、シュートを狙う。しかしここに立ちはだかったのはやはりロナウジーニョ。防御にまで参加しています。ものすごい使われようです。
 さて、1対3とも言うべき不可思議な展開の中、前半終了。ロナウジーニョは一試合で三点を入れたハットトリックまで達成したとのこと。

 さて、ここで後半戦開始。キックを受け止めたロナウジーニョ、サイドへボールを逃がしていきます。早稲田のスローインを弾き、ロナウジーニョが単独で突っ込んでいきます。キーパーの正面に転がったボール、冷静にボールを弾いてフォワードの脇を潜り抜け、ボールは中央で待つ味方の元へ。
 日本工学院、二機が絡んだ転倒のあいだにがちゃんがらんとか言う音が。ロナウジーニョ、頭についていた、なんでしょうあれば自転車のベルでしょうか、それが取れてしまいます。
 ボールはセンター上、サイドへ微妙に移動していきます。やや戻してパスを出すところをロナウジーニョがインターセプト。しかし奪おうとした隙を逆襲、転がり出たボールはWMMC側がキープ。ボールはサイドラインを割り、WMMCのキックイン。サイド際でのボールの奪い合いですが密集体型に。キックインをロナウジーニョがカット…… 本当に単体で攻めてますね。すごいなあ。抜けたキックをしかし、WMMCのキーパーがボールをクリア。倒れたディフェンダーがボールにのしかかってしまいます。中央に遊んだボール、ボールは空白地帯へ! 上がったキーパーがボールをクリア、WMMCチームはロナウジーニョを徹底的にマークしていく作戦に出ます。あー、日本工学院側トラブル! 立て続けにトラブル発生です、立っているのは日本工学院一体だけ。そんな状況の中、後半戦終了。
 まさに孤軍奮闘、むなしくも実らず。WMMC、ロナウジーニョを擁する日本工学院を下して、優勝を飾りました。

【オープンクラス決勝】

 エスプレッソスギウラ vs アニバーサリーマスターズ

 さて、次なるは最強サッカーロボット大会、オープンクラス決勝です。前回優勝エスプレッソスギウラに対するは、ガノア、フロスティ、ファイマンから為る混成部隊、アニバーサリーマスターズ。両者の対決となります。

 さてこの試合は、ダイナマイザーのキックオフから。いきなり盛り上がったキックはガノアの正面、これはきっちりカットしていきます。エスプレッソスギウラが攻撃の態勢、一瞬空白となったファイマン、ガノアを巻き込んで転んでしまいます。前進してきたダイナマイザー、中央にパスを通して絶好のシュートチャンスですが、突っ込んできたフロスティが凌いでいきます。ボールはゴール前に停滞してからアウトへ。コーナーからのセットプレイ。止まったボールを扱いかねているうち、今度はガノアのゴールキックに変じます。ガノアのキックをファイマンが弾きますが、サイドを割ってまたもエスプレッソスギウラボール、しかしボールは少しダイナマイザーに渡りかね、取りに行ったところにファイマンが割り込みます。
 試合は中盤から、エスプレッソスギウラサイドへ。ファイマンのキックからフロスティに渡り、ゴール前でダイナマイザー二機に阻まれます。ガノアも上がってゴールをクリア、ボールを挟んで、ダイナマイザー一機にファイマンとガノアが絡む構え。逆サイドにボールへ逃げ、この間にガノアは後退、ファイマンが殺到します。ダイナマイザー(4)が転んだ拍子に、2、3機巻き込んで転倒してしまいます。ガノアのカバーは非常に早い。全員が戻ってこない状況からも、逆サイドにボールが急に飛んだ際にも、素早く戻ってフォワードに圧力をかけていきます。
 押し気味のエスプレッソスギウラ、しかし得点を奪うまでは至らず、ここで前半戦終了。0-0のまま後半戦に挑みます。

 さて、ファイマンのキックから、今度は後半戦開始です。ファイマンのキックがしかし、ダイナマイザーの足のあいだに挟まってしまいます。転がって戻ったボールを、ファイマンが再び大きく蹴り戻してセンターへ。ボールを横目に横歩きでゴールへ接近し、相手を弾いて接近します。ファイマンを押して回すように、ダイナマイザー、ライン脇似転がったボールを奪います。ずっと左サイドでボールが転がり続ける展開、フロスティが外に転がし、ボールはエスプレッソスギウラ側へ。ゴールの真ん前でフロスティ、ボールを持って粘りますが、ダイナマイザー2体に阻まれます。ゴールを押し込もうとしますが、レトロがボールをキープしたためにキーパーチャージのイエローカード。距離の出なかったゴールキックを奪われて逆襲されますが、これを今度は3秒キープするキャッチで回避、ボールは右サイド脇へ転がります。押していくのはマスターズ、ガノアも上がってきての総攻撃体勢です。
 ファイマンのパスはフロスティにつながりますが、ダイナマイザーに割り込まれて踏み込めず。サイドから出たボールはフロスティへ、ボールはゴール前に転がりますが、レトロが横から走り込むように綺麗にクリアします。
 残り10秒、ボールはフィールドの中央に転がったまま押しくらまんじゅう。ここでホイッスル、両者0-0のまま時間終了となります。

 このあとは…… 両チームの同位の上で、延長、もしくはPKによって優勝チームを決定する、とのことです。

 どうやら決勝方式は延長戦になったようです。どちらかが1点を先取したら、その時点で試合が終了するVゴール。サドンデスマッチと言うところです。
 
「この冷却スプレーはモーターの寿命に良くないと言いますが本当でしょうか」「え、そうなんですか。全然知りません」

 ええと、やはりファンなどで冷やした方が寿命にはいいそうです。

 さて、決勝延長戦。エスプレッソスギウラのキックで開始となります。いきなりのキックをフロスティとファイマンが凌ぎ、エスプレッソ側が押す展開。いきなりゴール脇までボールが転がります。コーナーからガノアのキック、しかし足が中途半端になってしまった格好。フロスティが代わって蹴りますが、これにダイナマイザーが合わせてキック! ガノアが戻りきる前にゴールの脇を割り、懐にねじ込んでVゴール! 延長1-0で、エスプレッソスギウラがV2を達成しました!

【KHRリーグ決勝】

 RFCバンブーブリッジ vs ストッパー3

 さて行われきた予選決勝、KONDO CUPいよいよこれが最後の試合となります。ゼロ神話こそ崩れたものの、絶対王者の座は崩れないバンブーブリッジ。相対するはストッパー3チーム。
 さて、前半はストッパー3のキックからの開始。素体kunの強烈なキック、しかしこれをバンブーブリッジ止めます。ややストッパー3押し気味か、しかしマノイの安定性がどうもおかいいです。ストッパー3、機体の安定性似少し不安がありますがいかがなものでしょう……。
 ややバンブーブリッジ側出の睨み合い、しかしマノイのキックをキーパーが凌ぎます。しかしゴールキックを直前で受け止める素体kun、ピンチが続きますがここでクリア。バンブーチームがサイドからボールを入れ…… あ、ちょっとボールが真下に。しかしボールは生きたまま。再びバンブーのキックから再開となります。慎重にサイドにサイドにボールを出していきます。バンブーのボールは三体抜けて後方へ、しかしバンブーも追いつけないうちにボールは再びサイドへ。
 サイドからのマノイのキックを受け止めますが、これを返したところ、前にいた素体kunが弾き返します。次のセットからはこれぞバンブーと言うプレイ、真ん中にいたバンブーがパスを受けて、セイガを抜いて駆け寄りますが、キーパーセイガの動きは非常に速い。あっと言う間に戻っていってしまいます。この壁がある限り抜くのは難しい、しかし一対一の状況から、チャンスの転がったボールはしかしわずかに軌道が曲がってサイドへ。しかしバンブーのコーナーキック、うまい位置で受け止めますがシュートを入れきれません。サイドから好位置にボールが転がるものの、キーパーが目にもとまらぬ速度でカバーするためにシュートを打つ前で止められてしまう。
 ぎりぎりまで押し込みながら、点を奪えないままのバンブーブリッジ。ここで前半時間切れ、ハーフタイムに入ります。

 さて、後半戦はバンブーブリッジのキックオフから開始となります。
 いきなりのキックは、これも素体kunとマノイが弾く。少しバンブーが押し気味、しかしセンターまで押し戻されて仕切り直し。バンブーのスローインはフォワードへ、セイガとの一対一、しかしキーパーのセイガ、Xの字型に開脚して凌ぎます。非常に素早い動きで逆サイドをカバー、今度は一転してストッパー3が攻め込みます。しかし誰もいないところに転がったボールはセイガの後方へ! しかし一番ボールに近いファイティングγがセイガを押さえにかかります。全員一丸となってボール前へ、逆サイドに転がったボールはしかしバックキックでゴール前に戻され、さらにセンター気味に転がっていってしまいます。センターからの睨み合い、両者キーパーも上がっての攻撃態勢。センターでバンブーブリッジがボールをキープしているところに、マスターズのロボットが群がってきます。センターから少し奥へと抜けたボールはサイドへ逃げ、ここでマノイのスローイン。しかしこれをバンブーブリッジがセンターから弾き返し、ころころころころころ、と、センターから転がっていったボールは、まるで冗談のようにゴールの中へ…… 予期せぬ攻撃で1点を奪います。
 マスターズがキーパーを交替、素体kunが守りに回って、マスターズ攻撃の構え。しかしセンターでバンブー二機にマークされ、思うように前に進めません。一瞬、ボールが膝にはさまって転倒してしまいます。
 バンブーブリッジ、再び押し気味での展開で押し込んでいきますが、本格的な攻撃の態勢に入るや、と思う寸前、ここでホイッスル。一歩も引かぬ苦戦となりましたが、バンブーブリッジがアニバーサリーマスターズを制して、五連覇を達成しました!

 いやー、しかし1-0、その一点も、奪ったと言うより入ったと言う感じのゴールだっただけに。バンブーブリッジとしてはかつてないほどの苦戦だったんじゃないでしょうか。
 五連覇達成と言うことで、リーダーの石井さんからKHRクラスのバンブーブリッジとしては解散する、と言う発表が! オープンクラスへの挑戦や、各自チームを率いての参加などを考えているとのこと。なんか燃える展開になってきそうでわくわくしますよ。

【表彰式】

 さて、ここからは表彰式が行われますー。
 まずは先川原さんの総評から。なんか結論が「メーカーさんにクレームを出す事は大事です」になってますけども。
 さて、それぞれのチームに対し、表彰式が行われます。まずは学校対抗から。準優勝は日本工学院八王子。銀メダルが送られます。優勝は早稲田WMMC、こちらには金メダルと副賞を。
 オープンクラス準優勝はアニバーサリーマスターズ、優勝はエスプレッソスギウラチーム。
 KHRクラス、準優勝はストッパー3。優勝はバンブーブリッジ、これで五連覇達成となります。

 そのあとは参加者対象の抽選会が行われますよー。
 エントリー番号が抽選の番号になるとのことでした。……え?

 おおう、なんか抽選がやりなおしになるようです。これは。これはなかなか(笑)。賞品を持っていた人がぞろぞろと返しに行きますよ。きのうきょうのエントリーシートを使うので、人によっては二回当たる事もあるかも知れないのだそうです。そんなこんなで、おでん缶が飛び交ったりラーメン缶が飛び交ったり。最後はiPodが繰り出されて、ビンゴ状態とんった抽選会も、これにて終了となりました。

 写真などはまた後日載せますが、KONDO CUP第五回。バンブーブリッジの連覇で終了と相成りました。
 まだ6月ははじまったばかりですが、今月はこれまた色々盛りだくさん。今日はアジア大会がすでに行われていますし、来週はチロルロボット大会、そして今月末はロボワンサッカー大会が開催される運び。オープンクラスに鞍替えし、新生バンブーブリッジが見られるやも! と言うところ。
 俄然盛り上がりを見せているサッカー競技、今月末も楽しみになってきた今日一日でありました。

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KHR 3rd Anniversary 第五回KONDO CUP観戦記【予選編】

A-1 【KHR:A】RFCバンブーブリッジvsミステイクス

 さて、いよいよ始まります第一試合。いまだ崩されざる鉄壁王者バンブーブリッジに対するは、ホリ・ワン、ホリ・ツーを核とするミステイクス。昨日の格闘でも見せた、小刻みな歩行が光ります。
 まずはミステイクスがボールを支配して押し込む展開、小刻みな歩行で素早くフィールドを飛び交い、ボールの周りへ素早く回り込みます。ボールはセンターライン上。中央からころころと転がったボールはゴール前へ、キーパーはコアが務めます。オンライン上のボールをけり込みますがバンブーブリッジ、キック員が反転して外に出てしまいkます、キーパーのクリアが中途半端になってしまい、ボールがゴール上で遊んでしまう。大ピンチかと思いきや、キーパーなんとかクリア。ミステイクスの攻撃を小さなキックで凌ぎ、足の軸線からボールをずらします。
 バンブーブリッジのピンチが続く。転倒したロボとが別のロボットに辺り、ボールはコーナーキックへ。しかしミステイクスが蹴り込んだ直後、ホイッスル。前半4分が終了します。

 ここでハーフタイム。バッテリの交換と作戦会議が行われます。コートチェンジはないみたいですね。バンブーブリッジのキックから試合再開。腕を上げてからのキックインを、ダブルホリが強烈なキックで蹴り上げてしまいます。
 しかし今度はバンブーブリッジ、押し気味の展開。素早い横歩きで広いカバー範囲を持つホリ、相手に素早く駆け寄るとボールをけり出して、フィールドを後方に戻します。キーパーの好クリアからボール前にゴールを戻しますが、両ホリの横歩きの早さは驚異的。ミステイクスの広範な守備範囲を破りきる事が出来ません。
 キックの位置取りの隙を抜かれたバンブーブリッジですが、これは素早くカバー。残り1分のまま0-0、ボールはバンブーブリッジサイドに転がり始めます。ここにきて両チーム、転倒するロボットが多くなってきました。慎重なキーパーのキックは群れを一気に抜いてコートの反対側へ。ホリ・ワンは転倒したまま動けない。バンブーブリッジ、駆け込んでシュートを放ちますが、コアがなんとかブロック。再度のシュート、再再度のシュートと攻撃を試みるうちに、戻ってきたホリ・ツーがブロック。ここで残り2秒、6体のロボットが団子状態になるなか時間切れ。0-0で終了、両者引き分けで勝ち点1、となりました。

A-2 【KHR:A】ギヤードキッカーズvs松ワールド

 揃いの迷彩外装に身を包んだ三連ユニット・ギヤードキッカーズ、対するは個人参加B改め松ワールドです。松ワールドは、まつもとKHRとウィーゼル、二体しかいないみたいですが…… ラストメンバーはKHRみたいですね。
 素早い旋回横歩きでボールを支配していくギヤードキッカーズ。ミリタリーな見かけですが小技も使います。小さい横キックや鋭いキックインで、松ワールドの守備の間を抜いていきますが。蹴り出した先に味方がいない状況が少し攻め手を厳しくします。
 ボールは中央でのにらみ合い、ちょっとロボットが上がってきて団子状態に。押し切った松ワールド、ギヤードのキーパーが逆サイドに行った間に一対一に。むしろキーパーよりもまつもとKHRの方がゴール近くに行って仕舞う状態ながら、なんとかまつもとKHRの攻撃を押し戻していきます。転がったボールはウィーゼルの後方へ。ライン上でボールが止まり、手を出しかねる状況になってしまいます。
 サイドを割ったボールは逆襲のチャンス、ギヤードが押し戻しますが、上がってきたキーパーが綺麗に蹴り戻す。ボールが戻ったところで、ここで前半終了となります。

 外装付きなだけあって、ギヤードキッカーズは慎重に冷却が行われます。
 さて、ギヤードのキックから試合再開。これを受け止めますがウィーゼル、逆の足でキックを放ってしまいます。ギヤードのボールは綺麗にライン上、これをまつもとKHRがあしらって、ボールは中央へ。脇からボールは中央へ、何故かボールを挟んでのにらみ合いの後、ボールは松ワールド側のコーナーへ。キーパーの蹴りは綺麗にギヤードのところへ飛びます。ギヤードの動きがやや悪化してきたか、と心配され始めますが、あっと言う間にボールはギヤード側サイドまで戻されてしまいます。
 ギヤード、キックで的確にボールを戻していきますが、なかなか押し切れない。ボールを目の前にして、どうしたんでしょう。キックが届かないような悩んでいるような状況です。しかしまつもとKHRのキックをギヤードがクリア。シュートを放ちますが、防ぐと言うか立っていたキーパーの足に当たってボールは逸れます。
 ギヤード、ゴール前からのセットプレイ。これが最後の得点のチャンスかも知れ…… あ、逸れましたね。ゴールキックから試合再開、ボールは中央に遊んで残り15秒。最後はお互い中央からいまひとつ押し切れないまま、タイムアップ。0-0のまま、試合終了となりました。

A-3 【オープン:A】四川会vsエスプレッソスギウラ

 さて、KHRクラスに続いて今度はオープンクラスの試合がおこなわれます! ダイナマイザー総進撃のエスプレッソスギウラに対するは。メタリックファイター! マジンガア! アフロ! 絢爛たる四川会チームの対決となります。もう観客席から一斉にカメラを構える構える。
 アフロのキックインから試合開始! 最初のキックはいきなりゴールの脇へ。レトロの蹴りで試合再開、ボールは四川会が押し気味の展開。ファウルが取られるほどの押し合い。スギウラチーム、長ロングシュートでしたが、キーパーのメタリックファイターが押し戻します。アフロが何やら起き上がりにくろうしていますが、メタリックファイターのゴールキックはやや失敗、エスプレッソスギウラの攻撃の前に、アフロがクリアしてボールを横に追い出します。ちょっとマジンガアが転倒していて、足まわりが心配ですが……。
 アフロのキックインを、ダイナマイザーが的確に止める。ゴール前にマジンガアとアフロが並ぶと打ち破れない壁に見えますが、しかし抜ける時は抜ける。ひやりとしましたがボールはゴール脇へ。ダイナマイザーのキックインをアフロが背中で止め、再びコーナーキックから。マジンガアのキックがダイナマイザーの正面に転がってしまいます。アフロが合わせて前進し、ドリブル。うまくアフロの体に蹴り当ててボールをサイドに出します。ボールはいつのまにか逆サイドへ。メタリックファイターと一対一、ここを切り抜けてダイナマイザーがゴール! 今大会の初ゴールでえす。
 再開後、押し始めた四川会チーム。エスプレッソのキーパー・レトロも防御を繰り出して凌ぎますが…… ここで前半、時間切れ。ハーフタイムに入ります。

 さすがにオープンクラスともなると、放つ熱量も大きくなるもの。アフロの足が念入りに冷やされます。マジンガアの足の状態が心配されていますが……。

 あれ、どうしたんでしょう。ダイナマイザー(4)がコートの中央で脱力したまま動きません。エスプレッソスギウラ側では、控えのダイナマイザー(2)をお父さんが掴んで、なにごとか打ち合わせが行われていますが……。ああ、立ち上がりました立ち上がりました。大丈夫そうですね。
 一方の四川会はメタリックファイターに問題が発生した様子。急遽、コメタが登場。キーパーを交替します。コメタの特徴は頭の電球が光ることですね。

 さて試合再開。足下にボールを挟んで、ダイナマイザーとアフロが押し合いへし合い。しかし横に転がったボールを、アフロが押していきます。ボールはゴール前に遊びます。ピンチかと思いきやレトロ、旋回してボールを押し込みクリア…… しかし転がった先にマジンガアが! 蹴ったボールは勢いこそそれなりなものの、描いた曲線はディフェンダーを抜けてゴール! 四川会、一点を奪い返します。
 アフロが腕でボールを押さえてしまい、イエローカードを貰ってしまったりしているうちに、ボールはいつのまにかまた四川会ゴール前。ここはなんとか凌いで行かなくてはいけません。コメタが凌いで、ボールは中央。しかし蹴り込んだボールを、アフロトラッピング。今日はアフロが攻守に良い動きを見せ…… あー、またハンドです。レッドカードを取られかけるぎりぎりで凌ぎます。「次のハンドでレッドカードです」と言われた瞬間、大きく蹴り上げたキックを外してしまうアフロ。動揺でしょうか。
ダイナマイザーのキックインからの攻撃はなんとかクリア、しかしサイドでロボット同士が絡んでいる隙に、ダイナマイザーがボールを確保。阻むのはキーパーのコメタのみ。打ったシュートがするすると吸い込まれ、1-2! 再度リードを奪います。コメタ、ここで復帰したメタリックファイターと交替。四川会、残り1分を切って総攻撃体勢です。ロボット同士の間を縫うようにボールが転がり、しかしゴールはコートの中へ。中央で双方、横歩きから押し合うボールはそのまま外へ。残り10秒、メタリックファイターがボールに猛追してラストキックを放ちますが、これは阻まれて外へ。ここで時間終了。2-1でエスプレッソスギウラ、好スタートを切ります。

 さて、これで三試合終了。ここでAコートは15分間の休憩となります。

A-4 【KHR:B】四川会ジュニアvsストッパー3。

 さて休憩開け、引き続いては第三試合。リトルマジンガアと双子のコメタからなる四川会ジュニアに対するは、マノイのようなものと素体kun、セイガの三体攻勢のストッパー3です。
 開始いきなり、ゴールぎりぎりまで追い込まれたストッパーチーム。しかしセイガの強烈なキックは一気にコートを横切って、相手側ゴール寸前へ。リトルマジンガアの蹴りはしかしコーナーからアウト。コメタがクリアしてボールをキャッチ、ゴール内でロボットが群がって転がり始めてしまいます。四川会側、押されていましたがボールを外へ。ボールを掴んでのスローイン、しかしリトルマジンガア、走り込んでボールを外へ出していきます。ゴール前でのにらみ合い、ボールはゴールのライン上で停滞。ロボットがゴールの内外で転倒し転がりあい、下手に動くと自分でオウンゴールの状況下。しかしマノイみたいなものが押し込んで、混乱状態の中1点を確保します。
 ボールはストッパーズ側へ、ここでサイドからサイドへと飛びつつ、ボールは徐々に上がっていきます。マノイ、逆キックでボールを押し戻しサイドへ。コメタが両方とも上がったところにボールは空白地帯へ。これはチャンス……! かと思いきや、ここでホイッスル。前半四分が終了となります。

 ハーフタイムの間にBフィールドは異様な盛り上がり。学生の応援団の威力はすごいなあ。

 さて、ここで両者フィールドに復帰して試合再開です。素体kunのキックで試合再開、リトルマジンガアの攻撃を上手く凌いでボールをキープしていきます。転がったボールはゴールを襲いますが、コメタが上手くクリア。素体kunのコーナーキックから試合再開、コメタは最初から防御姿勢でゴール前に粘ります。リトルマジンガアも防御なんでしょうか、転がったまま停止しています。
 ボールはいったん戻った後逆サイドへ。マノイのコーナーキックはセイガへ。すばらしい連携が上手くはまり、ストッパーズが綺麗に2点目を奪取。
 再開直後、リトルマジンガアのファーストキックはうまくゴール前へ、しかしがらあきのボールに接近するのを素体kunが体を張って防ぎます。ボールは逆サイドからさらに反対のサイドへ。コメタもリトルマジンガアも転倒してしまいます。その間になにもなくなった空間にボールが転がり、ここで三点目!
 再開直後、いいキックで押し込んではいくのですが、どうにも四川会ジュニア、切り替えされてしまう展開。素体kunのキックをマジンガア、蹴り上げるキックで弾き返しますが、これはゴールのぎりぎりに遊んでしまいます。
 マジンガアのコーナーキックは予想外にセンターへ。コメタ二体が手をつなぐように横歩きで自陣へ戻る中、コートからいったんボールが出てしまいます。残りは40秒弱。キックインがどうも両者弱いみたいですね…… 中央でボールを奪う小競り合いの末、時間切れ。3-0でストッパー3の圧勝となります。

A-5 【オープン:B】Aerovsアニバーサリーマスターズ

 さて次なるは、オープンクラス第二試合。猛禽ペンギンのペントを中軸に据えるAero、対するはガノアとフロスティ、ファイマンから成るアニバーサリーマスターズの戦いとなります。オープンクラスはパワーに余裕があるので、外装に凝る事もできる、と言う話に。「余分なものをつける余裕ができるんですね。……余分って言っちゃいけませんね。必要なんですね。彼らにとっては」 なにげに追い打ちです。ちょっと無線トラブルの調整が入った後、試合準備完了。いつものようにペントが原点復帰完了し、試合開始です。
 いきなりペントの猛烈なキックから試合開始! 舞い上がったボールはぽーんと一気にコート前へ。帰ってきたボールをペント、さらにもう一度シュートを放ちますが、これはガノアが体当たりで弾きます。
 いつもはキーパーのファイマンですが、今日は攻撃陣に加わっています。そのファイマンのキックはゴール前へ、しかしAeroもキーパーが蹴り返してAeroへ。しかし倒れたファイマンがのしかかってボールを止めてしまいます。
 ペントのキックが猛威を振るう。放物線を描いて跳んだボールを、しかし落下点で待ちかまえたガノアが弾く。もう一撃入ったペントのキックは、偶然か否か当たった拍子にフロスティが後ろに倒れてしまいます。
 ペントの猛攻を凌ぎきり、ボールはAero側へと徐々に移動開始。フロスティとファイマンが前後からアエロキッドをサンドイッチしてマークします。フロスティとファイマンが転倒してしまった隙に、ペントがボールを確保。ペントに群がった隙にアエロキッド、ノーマークのボールを押さえますが、これはキックしきれません。
 サイドぎりぎりからのファイマンのキックを弾くアエロキッド。コーナーキックからゴールキックへ、ペントが上がっていきますが…… Aero、キーパーのキックが相手方に当たってしまい、弾かれたボールが自陣ゴールに飛び込んでしまいます! オウンゴール亜種のような状況で、Aero1点を失って前半終了です。

 スコアボードのチーム表示が逆になってたりとかありましたが、ともかくも後半戦です。
 いきなり絡んでしまっている展開、しかしボールはロボットの間を抜ける。ペント、強烈なキックでファイマンをとらえますが、ここでにらみ合いとなってしまいます。押し合いの中、抜けたアエロキッドのキックはしかしゴール寸前で失速。がら空きとなったゴールの前にガノアが復帰、駆け込んだペントが足下でボールをキープしてしまいます。ボールがライン上で転がっている状況でアエロキッドのキック員。ファイマン、再びのしかかるようにボールをキープします。混戦状態から抜け出たボールはペントの正面、しかしキックは逆足になってしまいます。
 キーパーのガノアの前までボールが転がりますが、クリアの足が逆足となってしまいます。ペントのキックインを体でトラッピングするフロスティ。Aeroの猛攻をぎりぎりでマスターズが凌いでいきます。ファイマンが後ろ足で蹴り出したキックに、凌ごうとしたペントがフィールドどころかコートの壁から転がり出てしまいます。
 ガノアが調整のためコートから出た状況下で、ペントの前にはファイマンが立ちはだかります。体の上をボールが転がるようにボールを防ぐファイマン。最後は時間ぎりぎり、ペントのキックははるか彼方からゴールを猛襲しますが、最後の一撃もぎりぎりゴールの脇に。ラストキックが外れると同時にホイッスル、オウンゴールの一点を守りきり、アニバーサリーマスターズが勝利を収めます。

A-6 【KHR:A】RFCバンブーブリッジvsギヤードキッカーズ

 さて、今度はチームプレイ上手同士の対決となりますでしょうか。それぞれがお揃いの三体ずつ、バンブーブリッジとギヤードキッカーズの対決となります。
 バンブーブリッジ、サイドから綺麗なフックを描くキック。しかしギヤードキッカーズは守りにそつのなさがあります。飛び込んだキックに追いつく前に、ギヤードがクリア。ギヤード側のゴール前でボールが遊びます。しかしギヤード、どうしたんでしょうか。うまくキックが決まり切りません。バンブーが逆サイドへボールを飛ばしますが、これは決まり切らず。この試合はちょっと静的な感じですね。両者むやみに動かず、にらみ合いからキックインを待ち、動き出せば一気に形が変わる。陣形と陣形の戦いといった風情です。
 真正面からのシュートを防ぐギアードキッカーズ、しかし止められるものの返せない、と言う状況。いや、ボールとロボットが少々絡まった末に、一気に押し込んでバンブーブリッジがゴールを奪います。やっとの先制、これで1点。

 コーナーに転がったボールに、お互い手出しが出来ない状況から、バンブーブリッジのコーナーキック。これはどこをどう当たったんでしょう、ロボットの立ちふさがるピンボールのように、転がったボールはゴールの中へ。いよいよエンジンがあったまってきたか、これで2点。バンブーブリッジ、2-0で前半を折り返します。

 ハーフのあいだ、ギヤードキッカーズの外装、と言うか服に注目が集まります。
 「服を着ている場合、保証は受けられるんでしょうか」「ありません」 社長断言です。

 さて後半戦。バンブーブリッジのキックインから試合再開。弾いたギアード、間を抜けるキックでキーパー前へ。しかしこれはすぐに戻されてしまいます。どうしたのかギアードの運動量が下がってきている状況下。ボールをゴール寸前まで押し込んだ状況でやや停滞のあと。バンブー、シュートを決めて、これで3点目となります。
 再開後、一回自陣に来たボールを進めますが、これはサイドからコースアウト。中央からのにらみ合い。キーパーのキックは孤を描いて跳び、転んでいる僚友を飛び越えていきます。
 そうこうしているうちに、起き上がれなくなったギヤードのキーパー。ディフェンダーも転倒していて無人の荒野のような状況下、バンブーが思うままに狙って四点目を入れます。
 真正面からのにらみ合い、キッカーズがバンブーをがっちりマーク。横歩きに横歩きで追随しての押さえですが、ちょっとボールに団子になってしまったか。バンブーの機体同士も、折り重なって倒れてしまいます。
 バンブーが上がってきているところに、ここにギアードチャンス! しかしサイドから蹴り込んだボールのところに味方がたどり着けません。バンブーのキーパーがボールを押さえますが、これは敵へのパスの形に。凌いだバンブーがパスを回し……あ、またキーパーが倒れてます。もがいています。ボールがゴール寸前で止まったところでキーパー復帰、なんとかボールとゴールの間に立ちふさがりますが、2体同時に駆け込まれ、ゴールを割られます。これで5点目。
 もうこうなるとワンサイドゲーム状態。最後はゴール寸前までボールが来て、ラストシュートを放つ寸前にタイムアップ。最後のシュートこそ幻となりましたが、まさに圧勝と言っていい5-0。いよいよ全力点火のバンブーブリッジ、連覇へ向けて加速開始でありまする。

A-7 【KHR:A】ミステイクスvs松ワールド

 さて、これは個人参加チーム同士の対決。ミステイクスvs松ワールドです。まずは松ワールドの押し気味で開始した試合、まつもとKHRがフォワードとなってぎちぎちと押していきます。今度はホリ・ワンがキーパー、コアが前衛へと転じます。ボールはミステイクスサイドに押し込まれ、松ワールドのコーナーキック、一度目はしのぎ、二度目もしのぎ、今度はホリ・ワンのゴールキック。しかし上がっていった蹴りをカットされます。ゴール寸前でボールが遊び出しましたが、これはなんとか凌ぎます。ゴール寸前での乱戦の中、ボールはホリ・ワンの横を凌いでシュート。松ワールド、1点を先制します。
 コアのキックインが好位置に転がり、今度はミステイクスが構成に転じる展開。しかし松ワールドの第三の助っ人、名前は判りませんが隠れた実力者です。鋭いゴールキックで一気にボールはミステイクス側へ。絶好のシュートチャンスにしかし、ウィーゼル外してしまます。逆サイドから攻めたまつもとKHR,しかしホリ・ツーが滑り込んでカット。
 ボールはやや戻ってウィーゼルがサイドから。なんていうかこう、ボールが止まるまで待ち、様子を見てから各機が一斉に駆け寄る、そんな感じの展開です。まつもとKHRからウィーゼルに回ったボールはゴール前へ、しかしここで前半、時間切れ。ハーフタイムに入ります。

 後半、キーパーは再びコアに。ホリ・ワン、ホリ・ツーが前衛に復帰します。ミステイクス、持ち味の素早い横歩きで攻めていきます。やはりフィールドを広く使えると強いんでしょうな。転がったボールはゴール寸前で停滞、しかしキーパーが倒れ込んだ拍子に押し戻して上手い事しのぎ。まつもとKHRがバックキックでボールを押し戻します。しかし団子になっている状態の中、ここでチャージによるイエローカード。
 中央まで戻したボールはしかし、鋭く蹴り戻されてゴール前へ。キーパー、焦る事なく冷静にカット。ボールを中盤まで押し戻します。
 サイドにボールが出たところで、ウィーゼルのキックイン。しかしホリ・ツーがカット、ホリ・ワンのキック、これもゴール前に転がりますが、まつもとKHRが割り込んで押し戻します。
 ボールはミステイクスサイドへ、コーナー近くでボールを睨んだままの小刻みな展開。横歩き旋回でボールに追いすがる中…… あー、ホリ・ツー、まつもとKHRに再びチャージ。これがレッドカードとなってしまいます! 大会初のレッドカードに、ホリ・ツー退場となってしまいます。
 3体2の状況下、しかも不利な状況下のミステイクス。なにやら転がってきたボールが、ホリ・ワンの足に挟まってしまいます…… ボールを足から外して再開、といったところで。再開直後に試合終了。1-0のスコアを守りきり、松ワールド、勝利を収めました。

A-8 【KHR:B】ストッパー3vsきゅう

 さて、こちらはKHRクラスBリーグの試合。先程も登場したストッパー3に対し、初登場のきゅうは、か~る、あしまーるにKHRを一体加えた編成です。か~るはキーパーの構えですね。
 ファーストコンタクトの強烈なキックはいきなりゴール前へ、セイガがボールをホールドし、ゴールキック。しかし飛距離が伸びず、ピンチを招いて仕舞います。素体kunのキックはKHRとあしまーるの前を潜り抜け、一気に逆サイドへ。セイガが上がって自らスローイン、ボールはゴールの前に転がりますが、か~るが横へ延びる防御モーションでボールを弾く! なんとか危機を凌ぎます。
 ボールを掴んで角度調整、そしてスローイン! さらにスローインに合わせてマノイが突撃、シュートを狙います…… が、か~る、ボールを防いで、なおかつキャッチ。それにしてもキーパーのセイガは足が速い。攻撃に加わっていたかと思っていたら、もう自陣に戻っています。
 ストッパー3が猛攻を続ける展開、しかし最後の決め手を得られません。シュートはぎりぎりゴールの前を斜めに横切って、サイドから出ていってしまいます。あしまーるは中盤で待機して味方の援護を待ちますが、なかなかボールはそこまで戻っていきません。しかしきゅうチーム、ここでチャンス。素体kunがぎりぎりセイガを代行してゴール前を凌ぎます。ボールはサイドに転がりますがオンライン、こうなると両者なかなか手を出しにくくなります。セイガがキックインて、それ大丈夫なんでしょうか。……なんだあれ!? 凄まじいスピードの横歩きでドリブルしつつ駆け込んだストッパーチームのセイガ、体勢を整えるどころか何が起きたのかと考える時間も与えず猛ダッシュ。とんでもないスピードでシュートをねじり込み、ストッパー3が1点を先制します。
 ここで前半戦終了、休憩に入ります。

 調整のあと、後半戦開始。マノイ、キックインしようとして転倒…… あ、続行だそうです。ボールはややストッパー3サイド気味ですが、恐ろしいスピードで駆け寄ります。素体kunがセンターから放ったキックは超ロングシュートとなりますがこれはか~るの真正面。か~る、防御姿勢でボールを凌ぎます。ボールは中央での睨み合いへ。あしまーるも軽快な足回りを見せますが、ストッパー3の防御を破りきれません。そうこうしているうちに、マノイはボールを抱えてか~るの前へ。奇襲のバックキックでパスを出しますが、味方が受け取れず遊び駒になってしまいます。
 サイドから狙った素体kunですが、斜めからのボールにもか~るが反応。ボールを弾きます。
 マノイ、単独で攻めていきます。セイガのキックにか~る、防御姿勢を取るのですが、両足を開いて落下するまでの一瞬の隙に、股下をボールが通過! ストッパー3、追加点を加えます。

 2-0の状況下で試合再開。中央での睨み合いから蹴り出たボールは、KHRとあしまーるの二枚の壁を抜いて、マノイとか~るの一対一、しかしか~る、この状況は凌いでいきます。戻ったKHRがクリアして、ボールはがら空きのふフィールドへ。素体kunのカバーの早さが光ります。コート中央に戻ったボールを巡って小競り合いの中、ここで時間切れ。2-0でストッパー3、勝利を収めます。

 さて、ここで再び10分の休憩に入ります。

A-9 【オープン:A】四川会vsインフィニティ

 休憩後、ここで再びオープンクラスの試合となります。サンダーと弾むように歩くガシャペリオン、そしてブラックタイガーの編成となるインフィニティに対するは、GP編成となる四川会。
 まずは四川会側にボールは転がりますが…… インフィニティサイド、機体の状態は大丈夫でしょうか、サンダーとガシャペリオン、ちょっと起き上がりに苦労が。あー、サンダーが転倒してキーパーのブラックタイガーを巻き込んでしまいます。その隙にボールをドリブルしたアフロ、そのままゴールまで走り込んでまず1点を先制。
 再開後、再び乱戦気味の天気亜。アフロ、サイドぎりぎりから綺麗なキックを放ち、逆サイドぎりぎりまでボールを送り込みます。マジンガア、慎重な位置取りからコーナーキック。しかしセットプレイ、ボールに触れた瞬間に転倒してしまいます。壁になり同時にキックを放って凌ぐガシャペリオン、ボールはアフロの横へ。サンダーのキックに巻き込まれ、もろともにアフロも転倒してしまいます。
 再開。セットプレイからマジンガアのキックは、コートを横切ってゴール前へ。ブラックタイガーの目前に迫ったボールに追いすがりますが、アフロ転がってしまいます。何故かサンダーがブロックの姿勢を取りボールをカット。コーナーキックからゴールキックに転じ、危機を凌ぎます。ブラックタイガーのキックはアフロとマジンガアの間を擦り抜けます。
 ここで前半戦終了、折り返しとなります。

 さて、アフロのキックから後半戦開始! 強烈なキックですが、ガシャペリオンが凌…… あれ、アフロ転倒してしまいます。腕をきりつめたのが良くなかったのか、そのまま停滞してしまいます。
 試合はいつのまにか、マジンガアのキックから再開。あ、後半からはサンダーがキーパーに、ブラックタイガーが前衛に回ってますね。中央出の睨み合いから、後方に下がったガシャペリオン、ボールをキープ。相手サイドに上がってくるところで、四川会から選手交代の申請。コメタが入って上がって…… あっと転倒、頭のカバーがもげてしまいます。
 ラインぎりぎりに転がったボールを睨むマジンガア、横に足を突き出すキックは絶好の体勢。ゴール前に転がったボールをぎりぎりサンダーがクリアできず、メタリックファイターとコメタが両者攻め入りますが押し込みきれず、ここは横に出てメタリックファイターのコーナーキック。セットプレイを一度はしのいだサンダーですが、二度目のキックはぎりぎり、防御姿勢を取ったサンダーの足先の脇を潜り抜け、これで四川会、2点目を押さえます。
 ボールはまたもゴールの脇へ。メタリックファイター、いいキックを放ちますが、これはゴール寸前で停止。両チームゴールに追いすがる中、ここで時間切れ。2-0で四川会、勝利を収めます!

A-10 【KHR:A】RFCバンブーブリッジvs松ワールド

 燎原の火のごとき得点力、いよいよ着火したバンブーブリッジに、松ワールドが挑みます。どこまでも続く失点ゼロの更新、松ワールドは止める事ができるんでしょうか。
 やや後ろ目に守ったバンブーに対し、松ワールドのキック員で試合開始。キーパーの蹴り戻しでボールはセンターへ、ウィーゼルが割り込みますが、ボールは着実に松ワールド方向へ進んでいきます。
 ウィーゼルのキックをカット、しかしこれは再度外に出てしまいます。中央で厳しくマークしつつボールの奪い合い、しかしボールはちょっとした拍子に外へ。バンブーブリッジ、ボールを支配しつつも上手いことパスを出し切れ………… あれ? ちょっと目を離した隙に、コートの途中からまっすぐボールがゴールへ。キーパーに反応するいとまもなく、吸い込まれるように1点を先制します。
 がらあきの状況からボールを奪い、相手の体に当てていったん外へ。キックインしたボールは、ディフェンダー陣の体の間を抜けてゴール前へ。そこに殺到してシュートを狙いますが…… これはカット。しかしラインぎりぎりでのボールの主導権争いを制し、バンブーのキックから。凌ぐ松ワールドですが、転がり出たボールはバンブーが支配し続けます。コーナーからのキックを相手の体に当てて、何気なく得点。これで2-0です。
 ボールは再開後、バンブーサイドへ…… と書こうと思っていたら蹴り戻されます。無人のあたりにボールが転がったところで、前半戦終了。2-0の優勢な状況で折り返しを迎えます。

 さあ、バンブーのキックから試合再開。二機が微妙な間隔を開けて上がっていきます。攻めていくバンブーですが、しかし転がったボールを支配して松ワールド、抜いていきます。ボールはバンブーブリッジ側で小競り合いと押し合い、あ。松ワールド、まつもとKHRがトラブルで場外に出てしまいます。ここを先途と、総攻撃に転じるバンブーブリッジ。しかしウィーゼルのキックが丁度バンブーのロボットの間を抜け得てしまいます。ウィーゼル、ドリブルで中央を突破していき松ワールド、一点を逆襲! バンブーブリッジ、なんと大会始まって以来の初失点です!
 2-1となった展開から、なお押し続けるバンブーブリッジ。ゴール前でのサイドキックから激しい睨み合い。ボールはロボットに押し合いへし合いされ、ゴール前で停滞してしまいます。
 バンブーのコーナーキック、しかしこれは不発。松ワールドのゴールキックを中盤でしっかり止め、バンブー、攻勢をなおも続けます。残り時間は1分を切った状況下。しかしバンブー、ちょっと動きが悪…… ここで試合終了!
 試合結果は2-1でバンブーブリッジの勝利、松竹対決は竹の勝ち。しかし松ワールド、バンブーブリッジからはじめての得点を奪い取りました!

A-11 【KHR:A】ミステイクスvsギヤードキッカーズ

 さて、迷彩三連星のギヤードキッカーズと、ホリシリーズを擁するミステイクスの戦い。両者、これが予選最後の試合となります。ここまでお互い一分け一敗、でしょうか。いずれ勝ち星のほしいところです。
 ミステイクスのキックをしかし、ギヤードのキーパーが押し戻しきれません。殺到するホリ・ツー、キックを放ちますがこれはぎりぎりゴール脇。ホリ・ツー、腕を横に出した独特の姿勢で、ギヤードキッカーズの間を潜り抜けてボールを強引に押し込んでいきます。ぶつかったらもろともになぎ倒しかねない勢いで。
 再度から出たキックを、ホリ・ツーがつま先で蹴り上げるキック。一回足の甲に載せてからとばすようなキックは中空を跳びます。ちょっと動きが悪いんでしょうかギヤードキッカーズ、しかしホリ・ワン、相手の正面からまっしぐらにシュートを放ちます。これでまず、ミステイクス1点を選手。
 ミステイクス側に押し込んでの試合展開、ロボットが絡んだ状態から一瞬分け、ゴール前にボールが転がりますが、キーパーのコアが戻るまでホリ・ワンがカバー、復帰後はコア、転倒も絡めてボールをカバーした後、蹴り出して一時戻すものの、再度蹴り込まれたボールはゴールの寸前に。ホリ・ワン、戻って押し戻そうとしますがこれは叶わず。ほとんど総掛かりでかかってきたギヤードキッカーズ、機体ごとボールを押し込んで、これで1-1。
 再開直後、ゴール寸前にボールが転がりますが、これに誰も追いつく事ができません。猛烈な勢いで横ダッシュして突っ込んだホリ・ツー、絶好のシュートチャンスですがここでホイッスル。残念ながら前半終了となります。

 ギヤードのキックから試合再開、ホリ・ツー、素早い動きでボールをカットしていきます。ボールはギヤードが押し気味、だったのですが、不意に転がったボールが上がっていたキーパーの後ろに。回り込もうとキーパーが位置取りをしているうちに、眼前にはホリ・ツーが。ゴール前がらあきのセットプレイからホリ・ツーのサイドキック、しかしこのキックはやや湿り気味。さらに一体トラブルでリタイアしてしまう絶好のチャンス、ホリ・ツー、ゴール前にボールを転がしますが、ホリ・ワンの位置がやや遠い。追いすがってシュートを狙いますが、外に出されてしまいます。
 ミステイクスの攻勢がひたすらに続きます。ホリ・ツー、セットプレイに強い…… ちょっとトラブルのようです。無線のトラブル。いや、コントローラーの電池が取れちゃったみたいです。さて再開、ホリ・ツーのキックは勢いこそないもののホリ・ワンの目の前。コアも上がってきて、攻勢に一枚を加えます。
 ボールを掴んだホリ・ツー、ドリブルで突進しますが、途中でボールを落としてしまい単独突撃となってしまいます。こぼれたボールはセンターを越え、ミステイクス再度へ押し戻されますが…… ここで時間切れ! 1-1で引き分け、終了となります。両者、勝ち点3を得る事はできませんでした。

A-12 【KHR:B】四川会ジュニアvsきゅう

 両者、ストッパー3の前に苦杯をなめた両者の対決。ファーストタッチのコメタのキックを、か~るが真正面からブロック。か~るはボールを掴んでのスローインに挑みますが、このボールは飛距離が稼げずリトルマジンガアの正面に。しかしか~るもゴールから離れてしまうものの、ボールはゴールからセンターへ。ボールはじょじょにきゅうサイドから四川会サイドへ向かいます。
 KHRが単独でゴール前まで押し込みますが、その間あしまーるは調子が悪くなってしまい調整に。ゴール前で粘る粘るKHR。しかしコメタがボールを返してセンターへ。転んだあしまーるに不運にもボールが当たり、ボールは四川会サイドへ。横から蹴り込んだコメタのキックがKHRの足にあたりあわやオウンゴールか、と言う危機は、か~るがブロックして凌ぎます。
 跳んでいったボールをあしまーるが頭突き。ボールはまたしても四川会サイドへ、ボールを後ろに挟んでしまったマジンガア、なんとか押し戻しを試みますが、その隙にKHRがシュート。コメタがこれをキャッチし、ボールはやや中盤へ戻ります。
 少し動きの寂しくなってきた中盤ですが…… あ、ここで前半戦終了。1分間のインターバルに入ります。

 きゅうは相変わらず手動で冷やしています。道楽、さんが扇子で冷やしているところなんかは、これはなんとも言えない雰囲気。

 後半戦は四川会、マジンガアからのキックイン。真正面から転がったボールがKHRとあしまーるに当たりますが、あんとか押し戻していきます。コメタがボールを追いかけます、位置取りに手間取ってしまいます。押し戻されたボールは中盤でマジンガアが確保した後、外に出てしまいます。
 コメタのキックから試合再開。しかしキック直後に転倒、ボールは脇に出た状態、全選手が上がった状態でKHRがスローイン…… いや、これは外れてしまいます。四川会のキックは転がってゴールの前へ。しかしKHRが後転し、か~るも転倒してします。大丈夫か。大丈夫なのか。敵も味方も大丈夫なのか。誰かしらががたんごとんと転倒している音が……………… きゅう、ボールを押し戻しますが、転がった先に味方は追いすがれず。動かせないまま0-0、試合終了となります。

A-13 【オープン:A】エスプレッソスギウラvsインフィニティ

 さて、Aコート予選最後の試合。ダイナマイザー総進撃のエスプレッソスギウラ、対するはインフィニティチームの試合となります。
 まずはダイナマイザーのキックインから試合開始。今回はガシャペリオンがキーパーのようです。ダイナマイザーとブラックタイガー、ボールを挟んでコートぎりぎりで睨み合います。ガシャペリオンのゴールキックから試合再開、しかしこれはダイナマイザーの真正面。ブラックタイガーとサンダーが割り込みますが、かたちとしてはダイナマイザーとガシャペリオンの一対一。しかしここはシュートが逸れ、ピンチを凌ぎます。ダイナマイザーのキックを、軽快に揺れるように動くガシャペリオンがカット。しかしコート前でインフィニティが転んでいる間に、ボールに後ろ向きに接近するダイナマイザー…… あ。バックキック。
 非常に何気なく飛び込んできたキックがゴールを襲い、エスプレッソスギウラ、まずは1点を先制します。ブラックタイガーのスローイン、しかし勢いよく弾き返しすぎてインフィニティボールが続きます。ゴールはサイドのまま試合続行、ブラックタイガーが横に弾いてしまいエスプレッソスギウラボール。しかしボールは中盤、ボールに近づいたロボットが激突するなりなんなりして弾かれ、ボールはインフィニティサイドへ。ブラックタイガーとサンダーとダイナマイザーが一丸になってしまってゴール前へ、しかしダイナマイザーのコーナーキックのボールは戻りすぎてしまいます。中盤からダイナマイザー、中盤から戻しかけますが…… ええと? ボールが止まってしまいます。立ちあがったダイナマイザーがボールに追いすがったところで、ここで前半戦終了。1点のリードを守って、後半戦に挑みます。

 後半戦は、エスプレッソスギウラのキックから試合開始…… いや、レトロが調整中のようです。今回はレトロはあまり活躍する機会に恵まれていません。エスプレッソスギウラが終始押し気味と言う事ですな。
 結局選手交代でキックオフ………… キックオフゴールです! エスプレッソスギウラ、追加点。2点目を加えます。
 再開早々の得点から、今度は押していこうとするインフィニティ。しかし一対一の厳しいマーク、まるでシンクロしたかのような横歩きでボールの動きを止めていきます。ボールを支配し押していったインフィニティ、ゴール寸前に……。いや、倒れたダイナマイザーの頭が、勢いを失ったボールを押し込んでしまいます。逆襲で1点を返し2-1。
 エスプレッソチーム、転じて猛攻。サンダーの転倒の隙にボールもろともゴール前に、ブラックタイガーの守備範囲の限界を狙ってゴール脇へ、一気呵成に押し込んで3点目を奪います。
 今度は再びインフィニティ側押し気味の展開。サンダーが転倒して起き上がりの隙に、ダイナマイザーがフォローしあってボールを押していきます。しかし、ここでサンダーとダイナマイザー(3)が同時にトラブルを起こしコート外へ。この一瞬のトラブルの隙に、ボールをたちまちのうち押し込んだエスプレッソスギウラチーム。早業で4点目を奪います。
 最後はインフィニティチーム、サイドから蹴り込んだボールは絶妙のコースでゴール前を襲いますが、残念ながら飛距離がほんのわずかに足りず。勢いを失ったボールがゴール前で止まったところで、時間終了。4-1でエスプレッソスギウラ、予選最後の試合を圧勝で飾りました。

 さて、ここでいささか休憩。全試合終了を待ち、結果の発表が行われます。
 ここで発表となった、各トーナメントの決勝進出チームは以下の通り。
 
【KHRクラス・学校対抗】

 日本工学院八王子専門学校 vs WMMC

【オープンクラス】

 エスプレッソスギウラ vs アニバーサリーマスターズ

【KHRリーグ】

 RFCバンブーブリッジ vs ストッパー3

 以上6チームによる三試合が、このあと16時より。決勝戦として行われます。

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KHR 3rd Anniversary 第五回KONDO CUP観戦記【入場編】

 さてバトル大会となりました昨日に引き続きまして、今日はアニバーサリーも二日目に突入。KONDO CUPロボットサッカー大会が行われます。

 先日のアナウンス通り、今日のロボットサッカーはコート二面で同時展開。現時刻11時、試合開始時刻まで、何故か近藤社長とサンライズの井上さんと先川原さんのトークショー状態に。夏にロボットの映画が公開されるとか、ガンダムの新作(噂の00?)の話がちょろっと出てきたりとか。まずい面白い。

 さてさて、チーム分けと試合順はなかなかもってこれが複雑。二つのコートで三つのクラス、それぞれ2つのリーグがあるので、計6つのリーグで対抗戦が行われます。


参加チーム一覧:

【KHRクラス】

■Aリーグ
RFCバンブーブリッジ
ミステイクス
ギヤードキッカーズ
松ワールド

■Bリーグ
ストッパー3
四川会ジュニア
きゅう

【オープンクラス】

■Aリーグ
四川会
エスプレッソスギウラ
インフィニティ

■Bリーグ
Aero
アニバーサリーマスターズ
ロボファイターズF

【KHRクラス・学校対抗】

■Aリーグ
未ロボAOチーム
日本工学院八王子専門学校
電気通信大学ロボメカ工房
小三元

■Bリーグ
KAIT RFC
WMMC
千葉工業大学 トライマークス
チーム工芸


試合進行順:

【Aフィールド:試合順】

A-1 【KHR:A】RFCバンブーブリッジvsミステイクス
A-2 【KHR:A】ギヤードキッカーズvs松ワールド
A-3 【オープン:A】四川会vsエスプレッソスギウラ
A-4 【KHR:B】四川会ジュニアvsストッパー3
A-5 【オープン:B】Aerovsアニバーサリーマスターズ
A-6 【KHR:A】RFCバンブーブリッジvsギヤードキッカーズ
A-7 【KHR:A】ミステイクスvs松ワールド
A-8 【KHR:B】ストッパー3vsきゅう
A-9 【オープン:A】四川会vsインフィニティ
A-10 【KHR:A】RFCバンブーブリッジvs松ワールド
A-11 【KHR:A】ミステイクスvsギヤードキッカーズ
A-12 【KHR:B】四川会ジュニアvsきゅう
A-13 【オープン:A】エスプレッソスギウラvsインフィニティ


 さてさて。近藤社長の開会宣言の後、今日も先川原さんの紹介から。日本一ロボットに詳しい人の登場ですよー。
 あ、紹介が「ロボットの啓蒙や普及活動」になってる。今日の自己紹介はなんか真面目だ……。KHRシリーズ、ロボスポット、協賛会社の紹介がそれぞれ行われます。

 試合の予選は4分ハーフ、前半後半で8分。決勝になるとこれが5分ハーフとなります。各チーム、コート内には存在するのは3対3ですが、それぞれ交代要員の予備一機を加えた編成となります。

 優勝カップ返還とともに選手宣誓が行われます。ロボットが。ダイナマイザーとファイティングγが並び、ダイナマイザーが音声合成で宣誓を行います。ロボット三原則に従い、と言いつつ宣誓。おっもしろい……!

 さて、AフィールドではさっそくKHRリーグの試合が。Bフィールドでは学校対抗の試合がおこなわれます。向こう盛り上がってるなあ。

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2007.06.02

KHR 3rd Anniversary観戦記【二回戦~決勝】

【二回戦】

○ファイマン vs ×さぶろー

 ファイマン対さぶろー、両者リング中央まで歩み寄ってから、にらみ合いと言うか位置の取り合い。両者、向きを変えながら攻め位置を奪い合います。と言うか、ロボットの旋回に操縦者の動きをシンクロさせるのに苦悩している様子で。
 そうこうしているうちに、ファイマンがまずは攻撃で1ダウンを確保。さぶろー、下からまくり上げるようなパンチを放ちますが、ヒットレンジにファイマンを捕らえきれません。逆にファイマンが戻りに狙いをつけて、反撃を入れて2ダウンを奪います。
 攻めに入るとちょっとスリップしてしまうファイマンなんですが、最後はのしかかってきたところを、逆に押し返しはじき飛ばすような攻撃。これで3ダウンを奪い、ファイマンの勝利。惜しくもさぶろーはここまでの終了となります。

 さてさて、あっと云う間に8試合+1試合が終了。
 ここで10分間の休憩が入った後、すでにベスト8から一角の欠けた残り七体。頂点を目指して残る6試合が行われます。
 倒れない事と倒す事。ベースはどちらも同じ機体だけに、モーションでの工夫がものを言う勝負となっていくのではないか、とのことです。
 さて、二回戦はあと三試合。すでに準決勝への進出権を得たのはファイマン、残り三つの椅子を競います。

○fighting-γ vs ×Cavalier

 第二試合は、ガンマとキャバリエ。これも少し似通った構成のロボット同士の対決です。攻めていくガンマに対し、キャバリエはやや慎重気味のコンタクト。まずは両者、同時に攻撃を放ちこれはスリップ。キャバリエ、見事な捨て身を放ってガンマを倒した、と思いきや、ガンマも捨て身技で反撃。両腕をすこしずらして頭上に落ち上げ、がちっと落とし込んでキャバリエを直撃。これで2ダウンです。
 ガンマの攻撃をキャバリエが胸で受け止め、両者攻撃ポジションを求めて、相互真横に滑りながらシンクロして横へと移動していきます。
 キャバリアがしかし、何度目かの転倒のあと起き上がれないトラブル。ちょっと審判とのやりとりのあと、手を伸ばしてスイッチを入れます。これはタイム…… なんでしょうか? 残り30秒でのにらみ合い、キャバリエがやや安定を失ったかと思った直後、γがまた両腕を添えての大きなのしかかり。キャバリエをなぎ倒して、これで両者2ダウン。時間切れとなります。
 会場の表示はγが1ダウンになっているんですが、さきほどのスイッチ入れたのがタイムと見なされたようですね。2-2、両者バッテリ交換などは行わないまま、そのまま再開となります。
 両者、素早く寄って攻撃のチャンスを睨みますが、なかなか攻撃までは踏み切れない状況。γの両腕突撃もやや浅く、キャバリエの胴体前面を掠めますが倒し切れません。γの伸ばした腕の戻りにキャバリアの腕が引っかかり、絡んだとしてレフェリーが分け。γが積極的に捨て身技を放っていきますが、なかなかキャバリエを倒せません。キャバリエのパンチもなかなか決まり切らず、ここで残り30秒。最後はγの突撃がキャバリエの足下あたりを掠め、これがサドンデスダウン。粘るキャバリエを沈め、ベスト4に名を連ねます。

×か~る vs ○まつもとKHR

 ブラックタイガーを制したか~ると、ホリ・ツーのユニークな攻撃をかわしきったまつもとKHRの対決。両者、積極的に攻めにかかります。リング中央でのファーストタッチ、か~るは起き上がりまで絡めて積極的に押していきます。ゆっくりと接近してから、頭を地面につけての大がかりなのしかかり。か~る、押しのけるようにしてまつもとKHRを倒し、これでまず1ダウン。
 やや絡まったのかレフェリーが止めて分けた直後、しかしか~るの突きがまつもとKHRにクリーンヒット。これでなぎ倒し、さらに1ダウン。苦労して起き上がりなおったか~るですが、ここでまつもとKHRの反撃に遭いダウンを失います。小競り合いのうちにラスト1分、両者絡まって寄り添うように転倒してしまいます。……あー、これは危ない。まつもとKHR、起き上がりにくくなっています。か~るにパンチを放つも逆にはじきかえされ自分が転倒してしまう状態。しかし、か~るも攻撃の出がかりを巻き込まれたか、まつもとKHRの攻撃になぎ倒されて、時間ぎりぎりでの同点星。前試合に引き続き、延長戦に突入します。

 両者バッテリを交換し、試合準備…… 道楽、さんが何か話していますが、大丈夫でしょうか?
 延長戦開始、いきなりあびせ蹴りで攻めかかるか~るですが、これはヒットせず。横突きで狙うか~るに対し、何故かまつもとKHR、喜ぶモーションを繰り出してしまいます。か~る、大きな横突きで仕留めに行きますが、体のやや脇に攻撃がずれたところにまつもとKHRの逆襲がヒット! これが決勝打、まつもとKHRがか~るを制し、これも準決勝へと進みます。

○ホリ・ワン vs ×ピエール

 さて二回戦最後の試合、積極的に攻めるホリ・ワンですが、しかし先制を奪ったのはピエールです。お辞儀の姿勢からのしかかるように放つダウン攻撃ですが、二回目はヒットしきらず。ホリ・ワンを倒しきれません。素早いダッシュで回り込もうとするホリ・ワンですが、ピエールに突かれて倒れてしまい、立て続けにダウンを奪われてしまいます。やはり助走がつかないと決まりにくいのか、ホリ・ワン、ピエールに有効打を放てません。しかしほとんどゼロ距離から放った横突きがヒット、ホリ・ワンがピエールをはじめてリングへ沈め………… 起き上がれません。苦しんでいます。これはどうなっているんでしょう…… あ。アナウンスによれば、サーボが壊れたとの由。優勢に試合を押していたピエールですが、ワンダウンに泣くことに。ここでホリ・ワン、最後の椅子を手に入れました。

 二回戦までの総評の最中………… なんですけど、あれ、なんだこれ。揺れましたよ今。結構大きい。
「先川原さん、優勝する秘訣はなんでしょうか」「倒れない事と、相手を倒す事ですね」 ぬぬぬ。さっきそのお話確か。

 さてさてここで。KHR-2のデモが、もう一回入った後、一時休憩の時間。
 プレス対抗のロボットサッカー試合などが行われている間、ちょっとトーナメント戦はお休み。

 ……えー、ここでちょっとの休憩のあいだに、プレス対抗ロボットサッカートーナメントと言うのが行われましたんですが、ことのなりゆきとは恐ろしいもの。ついうっかり「いいスよ」とか言ったばっかりに、「兎チーム(ファンサイトチーム)」の一員として、サッカーの試合に初挑戦する事になってしまいました。他の皆さんだって日経BPチームとかRobot Watchチームとかですよ!? 僕いいのこんな茶色い服着てて!?

 えー、とりあえず試合には普通に負けましたとだけ。でもシュート一本決めたとですよ。
 なんていうか、お客さんが見ている前で試合をすることになった事実に焦ってびっくりでした。トホ。

 さてそんなことはともかくとして。このあと4時、準決勝戦から再開となりますよ。
 但し、こちらは別会場で行われていたBリーグの準決勝となります。別会場で行われていたトーナメントですが、ここからは統合しての開催となります。

【Bリーグ・準決勝】

○Think02 vs ×WIESEL

 シンク02、標準なんでしょうか、同じモーションの横突きでリング中央での筒気合い。旋回して回り込みますが、シンク02、狙いきれません。正面から突きがヒットしますが、これはなかなか倒れません。「陽の光を浴びて戦うロボットって、世紀末っぽくていいですね」 世紀末って言った!?
 位置取りを素早く狙うウィーゼルを、シンク02狙いきれません。ひねりの入った横突きなんですが、位置取りが難しい。そうこうしているうちに、残り時間は2分。背後を取ってすくいあげようとする相手に後転あびせ蹴り、しかし両者スリップのカウント。ロボットも安定してますけど、なかなかジャッジが厳しめです。ここでダウンしたところで3分時間切れ、いきなりの試合終了です。

 さて、電池交換も終わり、西日の差す中2分延長。
 相手を通り過ぎる前進のあと、忍者のような横走り。素早い接近で距離を稼ぎ攻撃のチャンスを狙いますが、立ち止まった瞬間にシンク02、これがカウンター! サドンデスを制しシンク02が勝利となります。

○ANV-1 vs ×千葉A0-3

 まずは両者、ゆっくりと中央へ。ややANVが押し気味で両者交錯、ANV、上下に歩くと大きく揺れてしまいます。リング脇で転倒するも、なんとかぎりぎり復帰。近場まで近づきますが、ぶつかって自分が倒れてしまいます。ANV、スリップを津受け手しまいます、ちょっと上体が重いんでしょうか、腕の絡まった攻撃が捨て身技によるダウンと見なされ、ANVが1ダウンを失います。
 ANV、立ち上がりましたが、どうなんでしょう、ちょっと左足首の感じが今ひとつ調子が。足下あたりへ放った攻撃は、レフェリーがしぶい顔をしたあと1ダウン認定。ANV、時間切れ寸前に点数を奪い返し、1-1でこれも延長戦となります。

 バッテリ談義で煙はまずい、と言う結論になったところからサドンデスマッチ開始。しかし膝構造に目を奪われているうちに、ANVが左ストレートで一撃。早い決着となった試合は、ANVが制しての勝利となりました。

 さて、ここで協賛各社の紹介。マノイPF、動いてましたよー。
 さきほどのBリーグに引き続き、このあとはAリーグの準決勝戦となります。

【Aリーグ・準決勝】

○ファイマン vs ×fighting-γ

 試合開始、両者それぞれ円を描くように接近。背中合わせに押し合いますが、γの捨て身技をファイマン押し戻す。スリップとなります。中央での攻撃の撃ち合いはスリップに。カウンターで押し込んだファイマン、まずダウンを奪います。
 横歩きで素早く接近し、間合いを計って捨て身技で飛び込むガンマに対し、ファイマンはカウンターを狙うか、踏み込んで一気に押し出す戦法です。リング脇で停止したガンマの胸元をファイマンが突き、リングの外まで押し出して2ダウン。一方のガンマは捨て身技がここまでで4回、あと一回しか繰り出せない局面です。背中を見せて接近するガンマ、最後の一回を打ち込んで1ダウンを奪い返しますが、ここで時間切れ。追い上げならず、ファイマンが決勝に駒を進めます。

×まつもとKHR vs ○ホリ・ワン

 メディア対抗戦ではキーパーも務めたまつもとKHRに対し、ホリ・ワンが挑みます。横に腕を突き出して小刻みに突撃するホリ・ワンに対し、まつもとKHRは接近して攻撃の構え。しかしカウンターを打ち込まれ、まずホリ・ワンが1ポイントをダッシュ。近距離で放つと、下から重心をめくるような攻撃になるんですね。
 しかしまつもとも背後から肉薄、ホリ・ワンの動きだしに横に振った両腕を重ね、1ダウンを奪い返します。どちらも出がかりを上手く潰していく展開、今度はホリ・ワンに対し、後ろ向きに捨て身攻撃! ブリッジした、これは見事なバックドロ………… あれ。
 まつもとKHR、止まってしまいます。あわててタイムを申告し2-2。そう、KHRのスイッチは首の後ろにあるのです。バックドロップを放った拍子に、首もとのスイッチが切れてしまったのです。
 相打ちとなった勝負は時間切れまで粘りますが2-2。この勝負も、延長戦に突入します。

 さて、バッテリ交換のあと延長戦開始! ……終了ッ! 開始直後、あの特徴的な姿勢で片腕を上げて突っ込んでいったホリ・ワン。まつもとKHRをなぎ倒し、決勝戦に駒を進めます。

【Bリーグ・決勝戦】

○ANV-1 vs ×Think02

 これはちょっと驚きの事態。両機体、ファーストアニバーサリー記念のフレームを付けたロボット同士の対決となります。「これは偶然ですよね? なにか有利な点とかあるんでしょうか」「うーん、ただ黒いだけですね」 そんな。そんな(x2)。

 さて開始した決勝戦。両者ゆっくりとリング中央へ、シンク02が回転し、ANVが慎重に位置を取ります。次々と種類の異なる捨て身を繰り出すシンク02、しかし両者、手数は違うものの有効打を奪えず、どちらもスリップを続けてのままま、0-0で中盤戦へ。
 パンチは当たるのですが、あるいは当たらないのですが、なかなか有効打が奪えない撃ち合いが続いた後、不意にANV-01が放った攻撃がヒット。これが初のダウンとなります。
 再開後も、再びリング中央での位置のにらみ合い。ANVも横っ飛びに飛ぶような突きで仕掛けますが、自身がスリップしてしまいます。同じモーションでの横突きが交錯、シンク02、背後をとりますが攻め込みきれず、ここでタイムアウト。……時間切れと同時に、最後の攻撃1ヒットが決め手となり、ANV01、SLANさんががBリーグの優勝を飾ります!

【Aリーグ・決勝戦】

 さていよいよ最後は決勝戦! 「賞品が目の前にちらつきますからねえ」と、的確に邪念を煽る先川原さんの言葉のあと選手二人が登場。「二週間前に作ったばかりなので、ここまで行けるとは思っていませんでした」と言うハイパーエアさんに、「緊張しています」と言うほりほりさん。
 これが本日、最後の対決となります……。

○ファイマン vs ×ホリ・ワン

 相手に横を向いて突撃するホリ・ワン、背中側からファイマンも、小刻みな歩行で素早く接近していきます。横歩きはファイマンも素早い、相手の背後を取って背中からすくい上げ1ダウン!
 さらに相手のすぐ脇から両腕を添えて突撃を切り込みますが、これはホリ・ワンに絡んで持ち上げて仕舞います。しかしこれは絡んだ、と見なされて分け、ノーカウントとなります。もう一度突撃が外れますが、ファイマン、ホリ・ワンを場外に落として2ダウン!
 接近したところにホリ・ワンが逆襲を仕掛け1ダウンを奪回、またリング脇のあたり、手を伸ばしてぎりぎりお互い届かないくらいの距離でのにらみ合いとなります。ファイマンの捨て身技の出がかりにホリ・ワンの突きが絡み、これは両者ダウンしてスリップ。両者、お互い攻撃が相殺しあいスリップまたスリップの続く展開、最後にはしかしお互い攻撃を打ち込み続ける中、時間切れ。

 時間切れになってみれば2-1。ファイマン、ホリ・ワンの反復突撃を凌いで勝利を獲得。Aリーグでの一位、総合優勝を獲得しました!

 決勝前コメントでも優勝コメントでも、キットの良さをアピールしていたハイパーエアさんでしたが、隣の席で解説してくれたなぐさんによれば、膝や肩など、重点となるサーボを的確に強化していたのが大きいのでは、とのことでした。いいベースキットに、いい改造を施しての勝利、と言うことですよね。
 ちなみにプレス対抗で行われたロボットサッカー大会のMVPも表彰。森山さんがKHR2を貰ってましたよ。

 さて、これにてKHRサードアニバーサリー、ロボットバトル大会はこれにて終了。
 明日はKONDO CUP、ロボットサッカー大会となります。

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KHR 3rd Anniversary観戦記【一回戦】

【一回戦】

 さて審査員の紹介のあとは、さっそく一回戦から開催です。すでに予選を勝ち抜いた上位選抜十六体、それらが戦う一回戦は、八つの試合が行われます。

×赤ちゃん vs ○ファイマン

 まず一番手はこの二体。小さくとも見かけは見事にそっくりなKHR版ファイマン、対するは真っ赤KHRの赤ちゃんです。胸にHOSEIとか書いてある気がしますが……。
 リング中央まで歩み寄り、背中合わせに睨み合う二機。慎重に接近し、技をどちらも繰り出さない状況、まずはファイマンが仕掛け、赤ちゃんをファーストタッチで倒してまず1ダウン。しかし起き上がり直後の一撃は、ファイマンの伸ばした腕に赤ちゃんの攻撃が重なったのか、ファイマンがその場で一回転してしまいます。
 赤ちゃん、一回、二回と立て続けにダウン、さらに二回目のダウンの時にレフェリーから「足首が壊れた」との声が。10カウントぎりぎりまで起き上がりを試みますが、片足首に力が入らず。起き上がりが出来ず、ノックアウトでファイマンの勝利となります。

○さぶろー vs ×あしま~る

 白青のカラーリングがエレガンチックなウエダッチさんのさぶろー。対するはKONDO CUPの時からわくわくしながら見ていた、アッシマーロボットのあしまーるです。
 積極的に接近するあしまーる、しかし安定性にはちょっとした不安が。前方歩きで不安定になってしまいます。一方のさぶろーは、両腕を広げて横歩きを行う独特のモーション。しかしスリップで転倒したあしまーる、起き上がりにトラブル発生です。立ち上がる寸前まで行くのですが、前方にバランスを崩して、転倒を繰り返してしまいます。しかし10カウントぎりぎりでなんとか復帰…… しかししかし、さぶろーの攻撃が当たっていかないうちに、あしまーるまたもダウン。起き上がりを行うごとに前に進んでしまうあしまーる、三回目くらいのトライで腕が出てしまいリングアウト…… しかし、リングアウトは1ダウン扱い。ここで再び復帰、なのですが。さぶろーの下からめくるようなパンチはうまくいなしたところで、みたび転倒してしまいます。
 三度目の転倒からは復帰する事ができず。10カウントであしまーる、惜しくも敗北となってしまいます。

×コア vs ○fighting-γ

 腕に「警視庁」のマークも入ったモノクロロボットのコア。対するはバンブーブリッジの一角でもあるファイティングガンマ。今日のガンマは、両腕にパンチ用の角材をつけた戦闘モードです。攻撃を放った両者の腕がまずは中央で交錯、両者積極的に攻める展開から、γが綺麗な捨て身技を前方へ放ち、コアをなぎ倒して1ダウン確保。しかしコア、真っ向から進んで歩行にγを巻き込み、1ダウンを奪い返します。γ、しかし直後に角材の腕を伸ばして1ダウンを奪回。最後はにらみ合いからγがもう一発追い打ちを入れて、綺麗な展開で3-1。初めての3ダウンで、γが二回戦に駒を進めます。

×備品 緑 vs ○Cavalier

 頭にぬいぐるみの犬が乗っかった、緑色のKHR・備品緑。対するはサッカーバージョンのキャバリエ。両者立ち止まらない、素早い動きの勝負。リング中央での遭遇のあと、緑が素早く横に動き続けて攻撃をかわし、キャバリエがワンツーパンチを放って相手を沈めにかかります。
 緑、捨て身攻撃が外れてまず捨て身1カウント。その後は両者少し攻めあぐねる展開。キャバリエの頭から延びているアンテナらしきものが話題になります。緑の攻撃はスリップ。キャバリエ、引っかけから1ダウンを奪った後、ダッシュ攻撃を放って素早く2ダウン。逆襲に転じた緑ですが、浴びせ蹴りで相手を倒しきれず、逆立ちの姿勢のままのしかかってしまいます。
 緑の頭の犬が横にずれてしまいちょっとバランスが崩れたか、両者正面からのにらみあいで残り15秒のコール、ここで初の3分時間切れとなり、2-1でキャバリエが勝利を収めました。

×BLACKTIGER vs ○か~る

 第五試合は著名な改造機同士の対決。単眼鬼ブラックタイガーに対するは、最近「こか~る」と言う名前が定着しつつある、道楽、さんのか~る。の、小さいほうです。
 片足を前に出した独特の立ち姿勢が今日のブラックタイガー。か~ると双方が正面から突撃。か~るの攻撃はダウン気味、腕先が地面についてしまい、捨て身技としてカウントされてしまいます。
 ブラックタイガーがか~るの胸板を突いて、まずは1ダウン。ブラックタイガー、両腕を振り回し背面を攻撃するモーションを放ちますが、攻撃の途中のところでか~るに逆襲され、これで1-1。起き上がりの最中にブラックタイガー、ちょっとスリップしてしまいます。
 か~る、油断したところに足先から突っ込んで捨て身技、ブラックタイガー、腕を倒され2ダウン。ブラックタイガーも回転パンチを放ちますが、か~るを攻めきれません。いやブラックタイガーの反撃が攻撃を放ったか~るに絡み、腕先がついた姿勢で転んでしまいます。ぎりぎりでリングアウトしたものの、これで2ダウン。
 再開直後にしかし、2-2のまま時間切れ。ここで3分の試合時間を消化して、調整時間を挟んで2分の延長戦となります。

 なんかさっきからBリーグの方からすごい歓声が聞こえてくるんですが、あっちでは一体何が起きているのでしょうか。気になる。

 ブラックタイガー、慎重なバッテリ交換のあと試合再開。大丈夫でしょうか、ブラックタイガーの歩行にちょっと怪しい雰囲気が見えます。正面での一交錯から試合再開、両者横向きでのにらみ合い。両者、仕掛けてからスリップが目立ちます。か~る、ブリッジするように後方に延びて一撃放ちますが、これは詰め切れず。しかし最後には攻撃位置につけたか~る、綺麗な横突きをブラックタイガーに決めて、これが決勝。延長戦を制してか~るが駒を進めます。
 
×ホリ・ツー vs ○まつもとKHR

 ホリ・ツーはなにやら表現しがたい外見をした、非常に緑色のロボットです。まつもとKHRはサッカー選手のような外装をつけたプレーンなKHR。
 試合開始直後、ホリ・ツー、片腕を突き出したユニークな姿勢のままがたがたがたと突進! この横突き歩きが非常に早い、移動しながら攻撃を放つ姿勢です。一回二回の突進はかわされて、まつもとKHRの逆襲にあいダウンを奪われますが、しかしまつもとの移動中に突撃を当ててホリ・ツー、これで1ダウンを奪い返し互角に。まつもとのパンチでさらに1ダウン、ホリ・ツーの攻撃がまつもとの腕の出がかりを潰して、さらに2ダウン。素早い攻撃の応酬で、両者あっと言う間に2-2となります。にらみ合いから残り1分、決着がつくんでしょうか、と言うコメントが出た直後、後ろを取ったまつもとKHRが背後から捨て身技をヒット! ユニークな動きで新しい攻め手を見せたホリ・ツーですが、ここはまつもとKHRが駒を進めます。

○ホリ・ワン vs ×Purple Star

 次なる試合はホリ・ワンと紫のロボット、パープルスター。両者、腕をやや延長した、色遣いはともかく、似た感じの外見のロボットです。両者リング中央で小競り合い、攻めたホリ・ワンの腕にパープルスターが絡んでスリップ。積極的に攻めるホリ・ワンに対し、パープルスター、いまひとつ動きに精細がありません。横に滑る用に攻撃ポジションを取ったホリ・ワンに、何気なく伸ばしたかのようなパープルスターの攻撃がヒット! これで1ダウンと思った直後、ホリ・ワンがパープルスターに突撃するかのようにして、これで1ダウンを奪い返します。ホリ・ツーと同じような、腕を上げて突撃する攻撃スタイルですね。
 しかしちょっと間合いが遠いのか、歩いている最中に軌道が曲がってしまうせいか、ストロークの長い追突きもパープルスターを捕らえるに至りません。しかし繰り返される攻撃、ホリ・ワンのパンチがパープルスターを掠めてリングアウト、これで2ダウン。最後は復帰直後に追い突きを叩き込み、3ダウンを奪い取ってホリ・ワンが勝利となります。

○ピエール vs ×素体kun

 タキシードをきっちり着込んだうさぎさんなスタイル。あみだに被った帽子も洒脱な、着ぐるみ系のピエールに対するは、延伸した腕に力も籠もる、角材装備の素体kun。ピエール、仕掛けるもスリップ…… かと思いきや、突きを打ち込んで素体kunから1ダウンを確保! さらに真正面から、まるで掴んで投げるかのよう捨て身技。ファンシーな見かけによらないストロングスタイルな攻め手で、2ダウンをたてつづけに奪います。
 ピエール、横突きを貰い大きく前後に体がぶれますが、しかし突きをまともに貰ってもぐらぐらするだけで倒れません。攻撃ポジションを狙う素体kun、しかし通り過ぎてしまいます。いや背後を取った、背中をかすめるような一撃に巻き込んで、1ダウンを奪い返します。
 ここでしかし、3分間の試合終了。ダウン数で優位を取った兎ロボットのピエールが、二回戦に駒を進めます。

 ここで一回戦八試合が終了。このあとは、ただちに二回戦の第一試合が行われました。

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KHR 3rd Anniversary観戦記【入場編】

 やや天気のぐずつきかけた日曜日の朝方。本日明日はKHR発売三周年記念イベント、KHRサードアニバーサリー開催の日であります。
 選手の皆さんにもご挨拶させてもらわなくちゃ、と勇躍出撃し会場に着くこと10時。しばらくして会場の整備をしていた方から、「開場は13時からですよ」と教えて貰う。…………アレ?
 
 つまりこういうことです。今日のロボットバトル大会は参加人数が多かったので、2m走の予選で2リーグに分ける事になったので、このことは先に知っていて、予選が10時30分からなのも知っていたんですが、これは観客を入れないで行う事になっていたらしく。
 つまるところ、今日は予選は10時半からだったんですが、これは観客は観戦できなかったわけです。そんなわけでまあ、にぎやかな電通大の皆さんを横目に見つつ、ガラスの向こうから大人しく観戦と言うか盗み見状態。

 いやー。それにしても皆さん安定している。コースアウトするロボットはほとんど無しです。去年見られなかった五月人形ロボットも見られるわ、アッシマー型のあしまーるさんも見られるわ。ウサギの着ぐるみをしたロボットが二体もいるうえにムックのようなものまで! 日当たりが良すぎて熱くなりましたが、大変満足でありましたよ。
 なにぶんにもガラス越しで、ロボットの名前もタイムも判らない有様でしたので、のちほど写真などで様子はお送りいたします。

 さてその間。くるみそば仙波に行ったら何故か閉まってたり、ヨドバシアキバでベアボーンの見積もりなどを算段したのち、ふたたび開場へ。SLANさんと意外にもクラシック話で盛り上がったりした後、さんざんお邪魔したあとで席を確保。心静かに開会を待ちます。

 さてさて13時。KHRサードアニバーサリー、いよいよ本大会開始となります。リングの上には、フォーメーションを組んだデモ用のKHRが5体。近藤社長のご挨拶のあと、「世界一ロボットに詳しい解説者」のふれこみで先川原さんが紹介されますよ。
「先川原さんはロボットを研究されているんですか?」「ロボットを研究している人を励ますのが仕事ですねー」との由。今日はずっとそんな感じでした。

 ここでアナウンスによれば、予選参加ロボットは38体とのこと。このうち、午前の2m走で好成績を収めた16体が、本日のメイン競技であるロボットバトルのうち、Aリーグに参加することとなります。
 先に少し述べた通り、今日の開催はA・Bの2リーグ。Aリーグは上位16体が優勝を競う、捨て身技制限あり(五回まで)の競技ルール。そして、それ以外のロボットによって行われる、一回戦ランブル、捨て身技制限無しのBリーグに分かれての開催となります。本日の大会レギュレーションでは、参加機体はKHRシリーズをベースとした小改造機体のみ。KONDO CUPのKHRクラスのように、機体性能差の詰まった勝負が期待できそうです。

 まずはKHR5機がシンクロして動作するデモから。今日のデモはなんだか有人操縦のデモみたいですねー。司会の方と解説の先川原さんの掛け合いをバックに行われたデモの後は、外装付きのKHRのデモとなります。外装つけたまま連続側転とか、やっぱりバランスがいいですねー。……ちょっと転びましたが、でもまあよくありがちなことです。
 最後は腰に手をあてた、いばりポーズでデモ終了となります。腕先にもパーツがついてるんですねー。なんか可愛いなあ。

 ちなみにAリーグとBリーグ、それぞれのトーナメントは同時開催になるのだとか。……うわあああ、なんかそれすごい気になるー。

 さて、さっきもちょっと書きましたが、今日はダウンのほかに捨て身技もカウントされるルールです。捨て身技は当たるか外れるかに関わらず五回が制限、それ以上の場合は警告を経て失格となる、と言うルールになります。
 トーナメントは普通のトーナメントだそうですが、三位決定戦は行わないそうです。

 さてさてさて。写真撮影のあとは、いよいよ一回戦から試合開始となります!

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怖い写真。(☆☆)

リンク: らでぃっしゅぼーや.

 yahoo!で広告にサムネイルが出てたんですが、そりゃもう何事かと。

 ……さて、そろそろ出かける準備してきまーす。

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半年後の市場前駅。(☆)

リンク: @nifty:デイリーポータルZ:東京の本当に何もない駅.

 市場前駅は未だに何もないようです。去年の夏にあそこ通りかかった時も、あまりに人がいなさすぎて、漂流教室みたいな不安な気分になったものですが……。

 このままいつまでも何もない駅でいて…… もらうとそれなりに困るのですが、そもそも市場ができるかどうかもまだ分かりませんからなあ。
 暑くなってきたら、またあそこをのぞきに行きたいと思いますよ。

 他に人がいたらどうしよう。気まずそうだなあ。

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2007.06.01

余れどもいつかは欲しきチューナかな。(☆☆)

リンク: ワンセグチューナー:SEG CLIP(セグクリップ、型番:GV-SC200)|パソコン周辺機器ならアイ・オー・データ機器.

 と言うわけで。実は携帯電話も含めて、まだワンセグチューナを一個も持っていないのが自分であります。
 と言うのはまあ、出先でテレビを見る事もないし、第一家にいてもあまりテレビを見るわけではない。よく見るのはワンセグが全く関係ないCATVの番組ばかり。それもカートゥーンネットワークからディスカバリーチャンネルに浮気して、気がつくとヒストリーチャンネルを見ている、と言う適当ぶりです。亡命先にはCATVが無いので欲求不満ですごろごろごろごろ。おまけにスカパー!光は圏外なんですよ隣の市まで来てるってのに。もう僕はどうしたらいいのか。そろそろ何の話でしたっけって戻さないとダメですね。そうですね。

 まあ他は、アニメとか録画してMpeg4に圧縮して[es]で見るとか、その程度だったわけです。
 そんなわけでワンセグチューナとはちょっと疎遠だった…… P903iTVなんかを見ていると、録画・視聴を単独で賄える、ワンセグに限らない単独録画型可搬式チューナって言うのは、デジタル放送のコピーワンス縛りを乗り越える方法を編み出せそう。とかとも思っていたのですが、それもともかく。もしワンセグチューナを買うのなら、これがいいかな、と思っていたのがこのSEG CLIPであります。新型は感度も向上したとのことですが、ブースター内蔵なのでちょっと電気は心配ではあります。最近はもう、X41TVのバッテリも弱まり気味で。

 こういうものは、手に入れてから使い方を編み出しはじめるのもいつもの手管。6前から欲しかった上、6月はなんか変に予定も空いていますし。ふらふら散財しちゃいそうな予感のしてきた昨今です。

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