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2007.06.03

KHR 3rd Anniversary 第五回KONDO CUP観戦記【決勝編】

 さて、16時を迎え、いよいよそれぞれのリーグの決勝戦を迎えます。

【KHRクラス・学校対抗決勝】

 日本工学院八王子専門学校 vs WMMC

 まず最初は、Bフィールドで行われていた学校対抗でそれぞれ上位を押さえた、日本工学院とWMMCの試合となります。
 これまでBフィールドの試合を見ていなかったので、この両者の試合を見るのは始めてなんですが、どうなるんでしょうか…… ここからMCも両フィールドから合流。試合時間は5分ハーフに変更となります。

 さて、まずは日本工学院のキックオフから。最初のキックインはゴールを狙うコースなのですが、これを上手く弾いていきます。日本工学院のチームは緑色のコートを纏った姿、一方のWMMCは早稲田大学のチームとなります。
 さて中盤での睨み合い。頭にお椀のようなものを被ったのが、日本工学院のストライカーロボット・ロナウジーニョ。これまでの試合中、一手に攻撃全てを引き受けてきたとのこと。キーパーがボールを裁きかねているあいだに、WMMCがするすると歩み寄り、隙間を縫うようにゴール! WMMC、まずは一点を奪います。
 再開後は攻め込む日本工学院、ロナウジーニョがゴール前で待ちかまえボールを受け止めます。ボールを足下に転がされドリブルで攻めるロナウジーニョ、単独で攻撃を続行しますが、日本工学院チームは作戦なんでしょうか、残り二機が攻撃に絡んでいきません。
 ロナウジーニョ、サイドのひとりスローインから一人ドリブル、しかしコーナーキックがロナウジーニョの脇を抜けて後方へ。しかしボールに絡んで起き上がりに引っかかっているところにWMMCが割り込み、シュートを狙う。しかしここに立ちはだかったのはやはりロナウジーニョ。防御にまで参加しています。ものすごい使われようです。
 さて、1対3とも言うべき不可思議な展開の中、前半終了。ロナウジーニョは一試合で三点を入れたハットトリックまで達成したとのこと。

 さて、ここで後半戦開始。キックを受け止めたロナウジーニョ、サイドへボールを逃がしていきます。早稲田のスローインを弾き、ロナウジーニョが単独で突っ込んでいきます。キーパーの正面に転がったボール、冷静にボールを弾いてフォワードの脇を潜り抜け、ボールは中央で待つ味方の元へ。
 日本工学院、二機が絡んだ転倒のあいだにがちゃんがらんとか言う音が。ロナウジーニョ、頭についていた、なんでしょうあれば自転車のベルでしょうか、それが取れてしまいます。
 ボールはセンター上、サイドへ微妙に移動していきます。やや戻してパスを出すところをロナウジーニョがインターセプト。しかし奪おうとした隙を逆襲、転がり出たボールはWMMC側がキープ。ボールはサイドラインを割り、WMMCのキックイン。サイド際でのボールの奪い合いですが密集体型に。キックインをロナウジーニョがカット…… 本当に単体で攻めてますね。すごいなあ。抜けたキックをしかし、WMMCのキーパーがボールをクリア。倒れたディフェンダーがボールにのしかかってしまいます。中央に遊んだボール、ボールは空白地帯へ! 上がったキーパーがボールをクリア、WMMCチームはロナウジーニョを徹底的にマークしていく作戦に出ます。あー、日本工学院側トラブル! 立て続けにトラブル発生です、立っているのは日本工学院一体だけ。そんな状況の中、後半戦終了。
 まさに孤軍奮闘、むなしくも実らず。WMMC、ロナウジーニョを擁する日本工学院を下して、優勝を飾りました。

【オープンクラス決勝】

 エスプレッソスギウラ vs アニバーサリーマスターズ

 さて、次なるは最強サッカーロボット大会、オープンクラス決勝です。前回優勝エスプレッソスギウラに対するは、ガノア、フロスティ、ファイマンから為る混成部隊、アニバーサリーマスターズ。両者の対決となります。

 さてこの試合は、ダイナマイザーのキックオフから。いきなり盛り上がったキックはガノアの正面、これはきっちりカットしていきます。エスプレッソスギウラが攻撃の態勢、一瞬空白となったファイマン、ガノアを巻き込んで転んでしまいます。前進してきたダイナマイザー、中央にパスを通して絶好のシュートチャンスですが、突っ込んできたフロスティが凌いでいきます。ボールはゴール前に停滞してからアウトへ。コーナーからのセットプレイ。止まったボールを扱いかねているうち、今度はガノアのゴールキックに変じます。ガノアのキックをファイマンが弾きますが、サイドを割ってまたもエスプレッソスギウラボール、しかしボールは少しダイナマイザーに渡りかね、取りに行ったところにファイマンが割り込みます。
 試合は中盤から、エスプレッソスギウラサイドへ。ファイマンのキックからフロスティに渡り、ゴール前でダイナマイザー二機に阻まれます。ガノアも上がってゴールをクリア、ボールを挟んで、ダイナマイザー一機にファイマンとガノアが絡む構え。逆サイドにボールへ逃げ、この間にガノアは後退、ファイマンが殺到します。ダイナマイザー(4)が転んだ拍子に、2、3機巻き込んで転倒してしまいます。ガノアのカバーは非常に早い。全員が戻ってこない状況からも、逆サイドにボールが急に飛んだ際にも、素早く戻ってフォワードに圧力をかけていきます。
 押し気味のエスプレッソスギウラ、しかし得点を奪うまでは至らず、ここで前半戦終了。0-0のまま後半戦に挑みます。

 さて、ファイマンのキックから、今度は後半戦開始です。ファイマンのキックがしかし、ダイナマイザーの足のあいだに挟まってしまいます。転がって戻ったボールを、ファイマンが再び大きく蹴り戻してセンターへ。ボールを横目に横歩きでゴールへ接近し、相手を弾いて接近します。ファイマンを押して回すように、ダイナマイザー、ライン脇似転がったボールを奪います。ずっと左サイドでボールが転がり続ける展開、フロスティが外に転がし、ボールはエスプレッソスギウラ側へ。ゴールの真ん前でフロスティ、ボールを持って粘りますが、ダイナマイザー2体に阻まれます。ゴールを押し込もうとしますが、レトロがボールをキープしたためにキーパーチャージのイエローカード。距離の出なかったゴールキックを奪われて逆襲されますが、これを今度は3秒キープするキャッチで回避、ボールは右サイド脇へ転がります。押していくのはマスターズ、ガノアも上がってきての総攻撃体勢です。
 ファイマンのパスはフロスティにつながりますが、ダイナマイザーに割り込まれて踏み込めず。サイドから出たボールはフロスティへ、ボールはゴール前に転がりますが、レトロが横から走り込むように綺麗にクリアします。
 残り10秒、ボールはフィールドの中央に転がったまま押しくらまんじゅう。ここでホイッスル、両者0-0のまま時間終了となります。

 このあとは…… 両チームの同位の上で、延長、もしくはPKによって優勝チームを決定する、とのことです。

 どうやら決勝方式は延長戦になったようです。どちらかが1点を先取したら、その時点で試合が終了するVゴール。サドンデスマッチと言うところです。
 
「この冷却スプレーはモーターの寿命に良くないと言いますが本当でしょうか」「え、そうなんですか。全然知りません」

 ええと、やはりファンなどで冷やした方が寿命にはいいそうです。

 さて、決勝延長戦。エスプレッソスギウラのキックで開始となります。いきなりのキックをフロスティとファイマンが凌ぎ、エスプレッソ側が押す展開。いきなりゴール脇までボールが転がります。コーナーからガノアのキック、しかし足が中途半端になってしまった格好。フロスティが代わって蹴りますが、これにダイナマイザーが合わせてキック! ガノアが戻りきる前にゴールの脇を割り、懐にねじ込んでVゴール! 延長1-0で、エスプレッソスギウラがV2を達成しました!

【KHRリーグ決勝】

 RFCバンブーブリッジ vs ストッパー3

 さて行われきた予選決勝、KONDO CUPいよいよこれが最後の試合となります。ゼロ神話こそ崩れたものの、絶対王者の座は崩れないバンブーブリッジ。相対するはストッパー3チーム。
 さて、前半はストッパー3のキックからの開始。素体kunの強烈なキック、しかしこれをバンブーブリッジ止めます。ややストッパー3押し気味か、しかしマノイの安定性がどうもおかいいです。ストッパー3、機体の安定性似少し不安がありますがいかがなものでしょう……。
 ややバンブーブリッジ側出の睨み合い、しかしマノイのキックをキーパーが凌ぎます。しかしゴールキックを直前で受け止める素体kun、ピンチが続きますがここでクリア。バンブーチームがサイドからボールを入れ…… あ、ちょっとボールが真下に。しかしボールは生きたまま。再びバンブーのキックから再開となります。慎重にサイドにサイドにボールを出していきます。バンブーのボールは三体抜けて後方へ、しかしバンブーも追いつけないうちにボールは再びサイドへ。
 サイドからのマノイのキックを受け止めますが、これを返したところ、前にいた素体kunが弾き返します。次のセットからはこれぞバンブーと言うプレイ、真ん中にいたバンブーがパスを受けて、セイガを抜いて駆け寄りますが、キーパーセイガの動きは非常に速い。あっと言う間に戻っていってしまいます。この壁がある限り抜くのは難しい、しかし一対一の状況から、チャンスの転がったボールはしかしわずかに軌道が曲がってサイドへ。しかしバンブーのコーナーキック、うまい位置で受け止めますがシュートを入れきれません。サイドから好位置にボールが転がるものの、キーパーが目にもとまらぬ速度でカバーするためにシュートを打つ前で止められてしまう。
 ぎりぎりまで押し込みながら、点を奪えないままのバンブーブリッジ。ここで前半時間切れ、ハーフタイムに入ります。

 さて、後半戦はバンブーブリッジのキックオフから開始となります。
 いきなりのキックは、これも素体kunとマノイが弾く。少しバンブーが押し気味、しかしセンターまで押し戻されて仕切り直し。バンブーのスローインはフォワードへ、セイガとの一対一、しかしキーパーのセイガ、Xの字型に開脚して凌ぎます。非常に素早い動きで逆サイドをカバー、今度は一転してストッパー3が攻め込みます。しかし誰もいないところに転がったボールはセイガの後方へ! しかし一番ボールに近いファイティングγがセイガを押さえにかかります。全員一丸となってボール前へ、逆サイドに転がったボールはしかしバックキックでゴール前に戻され、さらにセンター気味に転がっていってしまいます。センターからの睨み合い、両者キーパーも上がっての攻撃態勢。センターでバンブーブリッジがボールをキープしているところに、マスターズのロボットが群がってきます。センターから少し奥へと抜けたボールはサイドへ逃げ、ここでマノイのスローイン。しかしこれをバンブーブリッジがセンターから弾き返し、ころころころころころ、と、センターから転がっていったボールは、まるで冗談のようにゴールの中へ…… 予期せぬ攻撃で1点を奪います。
 マスターズがキーパーを交替、素体kunが守りに回って、マスターズ攻撃の構え。しかしセンターでバンブー二機にマークされ、思うように前に進めません。一瞬、ボールが膝にはさまって転倒してしまいます。
 バンブーブリッジ、再び押し気味での展開で押し込んでいきますが、本格的な攻撃の態勢に入るや、と思う寸前、ここでホイッスル。一歩も引かぬ苦戦となりましたが、バンブーブリッジがアニバーサリーマスターズを制して、五連覇を達成しました!

 いやー、しかし1-0、その一点も、奪ったと言うより入ったと言う感じのゴールだっただけに。バンブーブリッジとしてはかつてないほどの苦戦だったんじゃないでしょうか。
 五連覇達成と言うことで、リーダーの石井さんからKHRクラスのバンブーブリッジとしては解散する、と言う発表が! オープンクラスへの挑戦や、各自チームを率いての参加などを考えているとのこと。なんか燃える展開になってきそうでわくわくしますよ。

【表彰式】

 さて、ここからは表彰式が行われますー。
 まずは先川原さんの総評から。なんか結論が「メーカーさんにクレームを出す事は大事です」になってますけども。
 さて、それぞれのチームに対し、表彰式が行われます。まずは学校対抗から。準優勝は日本工学院八王子。銀メダルが送られます。優勝は早稲田WMMC、こちらには金メダルと副賞を。
 オープンクラス準優勝はアニバーサリーマスターズ、優勝はエスプレッソスギウラチーム。
 KHRクラス、準優勝はストッパー3。優勝はバンブーブリッジ、これで五連覇達成となります。

 そのあとは参加者対象の抽選会が行われますよー。
 エントリー番号が抽選の番号になるとのことでした。……え?

 おおう、なんか抽選がやりなおしになるようです。これは。これはなかなか(笑)。賞品を持っていた人がぞろぞろと返しに行きますよ。きのうきょうのエントリーシートを使うので、人によっては二回当たる事もあるかも知れないのだそうです。そんなこんなで、おでん缶が飛び交ったりラーメン缶が飛び交ったり。最後はiPodが繰り出されて、ビンゴ状態とんった抽選会も、これにて終了となりました。

 写真などはまた後日載せますが、KONDO CUP第五回。バンブーブリッジの連覇で終了と相成りました。
 まだ6月ははじまったばかりですが、今月はこれまた色々盛りだくさん。今日はアジア大会がすでに行われていますし、来週はチロルロボット大会、そして今月末はロボワンサッカー大会が開催される運び。オープンクラスに鞍替えし、新生バンブーブリッジが見られるやも! と言うところ。
 俄然盛り上がりを見せているサッカー競技、今月末も楽しみになってきた今日一日でありました。

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