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2007.06.22

高崎京浜ドミノ作戦。(☆)

 さてはて、最大五時間オーダーとなった高崎線架線切断事故
 自分の通勤先は浦和でありまして、いつも使っているルートは高崎線。と言うわけで、事故エリアとしてはストライクだったのですが、幸いにして閉じこめられることだけは回避できました。でもまあ、あと一本電車がずれていたら、駅間で立ち往生していた、と言うなかなかのぎりぎりタイミング。こう考えると、なんだか貴重な体験をするチャンスを逃したような気もして少々残念な気もします……。
 
 そんなわけで、自分が体験した詳細を少しばかり。
 まず前提として。赤羽あたりの区間は、京浜東北線、東北本線(宇都宮線)及び高崎線、そして埼京線/湘南新宿ラインが並行して走っています。
 ものすごくややっこしいんですが、高崎線はこのへんのエリアでは東北本線に乗り入れているので、宇都宮線/高崎線はこの辺では同じ東北本線となります。この電車では、赤羽の次は浦和です。
 一方で東海道線高崎線直通の湘南新宿ラインもあり、こちらは同じ高崎線でも、途中の浦和やさいたま新都心には停車せず赤羽の次がいきなり大宮。
 京浜東北線は赤羽と浦和の間を、川口~西川口~蕨~南浦和と経由して浦和に(そしてもちろん以北に)たどり着きます。スーパーベルズが「わ~らび♪ わ~らびです♪」って歌ってた、まさにあのへんですね。
 正直自分もあまり詳しくないのでなんとも言えないんですが、「複数路線が並行して走っている」「路線によって途中、止まる駅/止まらない駅が細かく違う」と言う事だけ飲み込んで下さい。

 そもそもは赤羽の駅に着いたのが、埼京線の遅延か何かで常普段より多少遅く。ホームに駆け上がった時には、いつも乗っている宇都宮線の電車は、目の前から出てしまった後でありました。
 これも仕方がない、と、8時1分発の高崎線に乗り込んで座ったところで、駅に最初のアナウンス。この段階では架線トラブルとの話でしたか、先に出発した電車が止まっており、復旧の見込みが立っていない、との事。
 「浦和、大宮へお急ぎの方は京浜東北線へ」とのアナウンスに従い、京浜東北線のホームに移動します。時々、架線にビニールとか風船が引っかかる事があるので、そのたぐいかと思ったんですね。京浜東北であれば別路線だから影響もあるまい、まあ少し時間かかるけど。と思い、1番ホームへ。
 発車2分前に京浜東北線に乗り込んだところで、あれ、様子がおかしい、とはたと気付く。車内と駅のアナウンスが二重に流れます。
 まず最初の車内アナウンスは、高崎線で架線が切れて、停電状態になっている、とのアナウンス。
 次に、高崎線のドアが走行中に開いた、とのアナウンス。
 ややあって、走行中の高崎線車内から線路上に降りたお客様がおり、安全確認を行っている、とのこと。並行している京浜東北の路線上に人がいる可能性があるのでは、電車を走らせるわけにはいきません。川口や西川口など、各駅も同じ状態で電車が停車しているとのこと。
 そもそも、ラッシュ時の電車回しは一種の奇跡のようなもの。事故などでところてん方式がうまくいかなかくなくなると、あっちが空かないのでこっちも動かない、と、あっと言う間に血管が目詰まりしてしまいます。
 これじゃあ動けないよなあ、と思っていたら、また別のアナウンス。赤羽からは南側の王子駅付近で、今度は京浜東北線の車内からお客様が大量に線路上に降りており、安全確認が取れるまで電車が動かない、とのこと。うわこりゃ大変だ。

 あとでニュースなどで聞いた限りでは、停電で動かない(そしてもちろんエアコンも切れている)高崎線の車内から、乗客を徒歩で線路上を退避させた、と言う事だったのですが、この段階では各駅にうまく情報が伝わっていなかったので「お客さんが勝手に降りた」みたいな話になってしまっていたのかも知れません。
 あるいは、計画的にきちんと退避させる前に、誰か気の早いお客さんがドア開けて勝手に降りちゃったのかも知れません。これはニュースを読んでみましたが、どちらとも言えないことです。
 ただその後、南浦和の駅で回りのお客さんの話を聞いていた限りでは、「お客さんが勝手に降りた」説を取っている人ばかりだったみたいですね。まあ、その時点では僕もそう思っていたのですけども。

 さて、こうなれば身動きはとれません。乗っている京浜東北線は南浦和止まり、つまり会社のある一個前の駅で停止ですが、南浦和まで行けば、あとはバスでたどり着ける事は分かっています(同じような考えの人はまわりにいっぱいいて、その人たちは南浦和~浦和~大宮とバスを乗り継ぐつもりのようでした)。
 あとは電車が動くのを、じっと待つばかり。安全確認が取れ次第、一駅ずつ息をつくように電車は走ります。川口から蕨、そして南浦和。この時点でおおよそ9時過ぎ。
 南浦和駅で人混みをかき分けて改札に行くと、ラッシュ時もかくやと言う混雑の中におまわりさんが大量にいらっしゃいます。乗客のトラブルを裁いていた(実際なんか揉めてた)様子で、途中から例の水色の車両で増員も送り込まれていました。大変だなあホントに……。

 さて外は小雨模様。ただでさえ交通が混雑しバスが遅れがちな雨の日でありますが、この日のロータリーは圧巻と言うべき混み具合でした。バス亭の周りを三回くらい折り返して行列し、この時間帯だと30分に1本くらいの職場行きのバスへ。おしあいへしあいしながら乗り込むと、道路も渋滞を発生させていました。車に振り替えた人が多いからなんだろうなあ。

 さてそんなこんなで、いろいろ苦労して職場へ到達。自分はなんだか早いほうだったみたいで、そのあと二時間近くたどり着けなかった人もいましたよ。
 たまさかちょっと忙しい時期だっただけに、二時間分の仕事をさばいておおわらわ、といったところでありました。

 ちなみに。行きにトラブルがあると帰りもトラブルに巻き込まれる、と言うのは、もう一種ジンクスと言うよりルーチンギャグみたいなものですが。帰りも帰りで、高崎線がまだ遅れていたのはともかく、埼京線でいろいろ複合的にトラブルがあったらしく、列車のスピードは8割減くらいで走っておりました。

 さほど影響を受けなかった部類の自分でもくたびれて帰ってきたような按配。
 直撃コースを受けた人も直撃コースの駅員さん達も(そしてとばっちり的に動員されたお巡りさん達も)大変でしたお疲れ様でした。そんな按配の、はるけき遠き会社を目指した雨の午前でありました。

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