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2007.07.26

Hallc II - 四対八脚、踏み破れ!(☆☆☆)

リンク: fuRoとL.E.D.、8本の脚・車輪を持った移動ロボット「Halluc II」を発表.

 ITmediaさんの記事も。

 fuRoの秘蔵っ子がデビューです。ハルキゲニアプロジェクトの生み出したロボットビーグルと言うか多脚車両と言うか、8本の脚と8つの車輪を持つ、「みらいのくるま」のテストモデル。ハルクツーが発表になりました、と言うニュースです。
 自由に動く8本の脚の先に、それぞれ一個ずつのタイヤがついていて、計4対の車輪を持ったビーグルとしても動作するこのロボットですが、普通の車の構造と全く異なるのは見ての通り。エンジンと動力を伝える車軸のようなものは一切無く、ついているのは脚一本あたり7個、計56個ものモーター。これが脚の動作や車輪の回転をまかない、一般的な車の限界を無視した動きが可能になります。
 段差を乗り越えたりはもちろんのこと、タイヤを円形に配置しての超信地旋回、真横や真後ろへの移動など、もはやなんでもやり放題と言っていい状態。普通の車がこんな風に動いたらさぞかし怖かろうと思いますが、例えば先日のかにクレーンや、T53援竜の下半身がこんな風になっていたら…… とイメージはふくらみます。
 このハルクツーは、上部にカメラっぽい構造が乗っていますが、前身となったハルキゲニア01の場合、上部構造は全く無く、「下半分だけ」と言う状態でした。あるいは、このハルクツーの上の部分も取れるのかも知れませんね。ここに何か別なものを載せて使うみたいな雰囲気です。

 例えば昆虫は6本脚ですが、ハルクツーの場合(ハルキゲニア01の場合)、脚のモーターが一個か二個くらい壊れても走れるように8本にしてあるのだとか。つまるところ、(そうする意味があるかどうかは別にして)縦にどんどん長くすることはできそうです。例えばこのハルクツーを「一車両」とみなし、列車のように連結させたり、あるいはグリッドのように配置させて一斉に動かしたりして、大きな荷物を運ぶ、なんて目もありそう。

 甲殻類は、基本的な体のデザインである「体節」が、頭からしっぽの先までつながっている形が基本デザインです。場合によって体節同士が癒合したり、付属肢が特殊化したりする事もありますが、基本的には同じものが繋がっている、と言う感じですね。
 このハルクツーそのものが、同じ構造の体節が連なったかたちに見える一方、この一台一台が体節の役割を果たして(中には特殊化したものも混じるでしょう)、大きな大ハルクを形成する事になるのかも知れません。人造甲殻類、見るからに考えるだに面白そうです。科学技術館にちょろっと偵察しに行きたくなってきた、そんな昨今でした。

      ところでその。色々怖いので、できれば緑色にだけは塗装しないでいただければと思います。グレーもちょっとやばい。

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