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2007.09.15

第十二回ROBO-ONE観戦記【予選編(1)】

No.60 L7A3 Thunderbolt(48)

 1番手はサンダーボルト、前回までの沈黙をメインとしたデモとは異なり、今回は積極的にトークでのアピールが入ります。架空の会社のガードロボットの宣伝と言う触れ込みで、まずは敬礼。緑のボールをキャッチして投げ返す、と言う動作を危なげなくこなし、キャッチボールをクリア。
 次なるは画像認識のデモ。「悪いロボ」「エライ人」と描かれた紙をカメラで認識、「悪いロボ」をサイドキックで蹴り飛ばし、「エライ人」には綺麗に敬礼を切る、と言う認識処理を行います。最後はエライ人をあえて蹴っ飛ばすと言うデモで終了です。

No.79 Aerobattler MON☆(なぐ)

 モンに星でモンスターと読む、なぐさんの超巨大メカ登場。かなりの重量級とカメラによる認識が特徴です。まずカメラで人の方に向き直り正面を向いてから、投げられたボールを掴む。ボールを掴みそこねた場合は手を開き、ボールが飛んできたのを感知してボールをぎゅっと掴む。投げ返しでちょっと手が開きかねますがなんとかクリア。
 次はペットボトルの感知。赤と青の紙をつけたペットボトルを並べ、赤い紙を目の前にかざしたら赤いペットボトルを、青い紙をかざしたら青いペットボトルを掴む…… 寸前で、タイムアウト。しかし2秒ほどオーバーしてきちんと青いペットボトルを掴んで終了となりました。

No.547 DOKA 2(ドカファイターズ)

 ドカ1・ドカ2とあるうちの、ドカファイターズのロボット・ドカ2です。やや湾曲した指を持つ、大きな掌をつけたアームが特徴。ボールを保持し、掴んだボールをしなやかに投げ返します。人の役に立つ事は、肩たたきと肩もみ。指の柔らかい動きがなかなか…… ここで、1分ほどを残して終了となりました。
 指は1つのサーボで、全て制御しているとのことでした。

No.440 rsv3(吉田ファミリア)

2007091503

 さあ今度は、角材のアームから爪構造に付け替えたrsv3の登場です。腕を大きく開いた構えで待機し、渡されたボールをわしっと片手でわしづかみ。逆手に持ち変えて綺麗に投げ返します。会場から大きな拍手が巻き起こります。
 キャッチボールから次の動作に切り替えるまでちょっと手間取りましたが、歩行から攻撃モーションを連続して披露、バトルの能力をアピールします。
 「人の役に立つ事」は、なんとうどんを打つ事。ローラーでうどんを伸ばし…… 残念ながらここで時間切れとなってしまいましたが、最後は包丁をセットアップ。うどんを切るところまで披露しました。

2007091504

No.241 ファイマン 7(AIR)

2007091505

 新型ファイマン、ここで登場。何やら渋い電子ボイスから起動です。「人の役に立つ事」はサッカーのキーパーモーション。ボールを自動で感知して、横っ飛び、そして正面にガードのモーションを繰り出します。
 次なるはキャッチボール。投げたボールを膝の突起構造で保持し、一度体の正面で止めてから両腕で掴んで投げ返します。全身を使って止めると言うアイデアの勝利。これを何回か繰り返し終了となりました。

No.6 OmniZero.5(前田武志)

2007091506

 さあ、背中に大きな羽をつけたオムニゼロが登場です! あたかも甲虫の羽根を思わせる羽根は背中に二枚。一枚につきふたつの関節があり、かなり自由に角度を変更させていきます。さすがに飛ぶほどの大きさではありませんが、自由に羽ばたくとかなりの迫力があります。
 キャッチボールのモーションでは、この羽根が逆側に展開。両腕と掌が四本の指のように、センサーでボールを感知してまるで上体そのものが掌のように展開し、保持したボールを投げ返します。
 人の役に立つ事は、まず羽根で扇ぐ。センサーで近づくとさらに激しく扇ぐ。さらに翼を伸ばして物体を保持。四つんばいになったまま、翼を上方に持っていきボールを保持します。ほとんど腕四本状態。最後は決めポーズで終了です。

No.525 Captain.PEKO(クロイチ)

 さて、ユニークな顔つきのキャプテンペコが登場です。「ひとりキャッチボール」をやるとのことですが…… ボールをねだるモーションからボールを保持、1,2回失敗してしまいますが、右腕で投げたボールが、頭上を半球を描いて飛び、左腕でキャッチ。これはジャグリングのような状態ですね。さらに逆手に渡してプレゼンターへと戻します。
 人の役に立つ事はページをめくること。残り10秒と言う厳しい状況からきっちり決めて規定演技クリアです。

No.532 BABEL(大同工業大学 ロボット研究部)

2007091507

 白とバイオレットの渋いロボット、バベル登場です。キャッチボールは腕を前に出した態勢で、ぽんと飛んだボールを受け止めた後、大きく振りかぶるサイドスローでボールを投げ返すと言う動作。
 続いては攻撃アクションを数種繰り出した後、「洗濯物を取り込む」にチャレンジ。手ぬぐいを取り込み、四つにたたみます。最後に洗濯物を落としてしまいますが、取り込みは完遂。20秒ほどを残しての終了となります。

No.545 HAUSER(JUKE)

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 黒に銀のラインが入った、悪役っぽさの漂うロボット・ハウザー。ボクサーのイメージとのことです。センサーに手をかざすと、ハウザーが腕を下ろして振り上げ、振り下ろす動作を繰り返し始めますが…… なるほど、腕を下ろしたところにタイミングよくボールを投げ込むと、うまく掴んでボールを投げ返す、と言うデモなんですね。ボールはうまく体に乗りますが、投げ返すところでボールが前に飛ばず、後ろに飛んでしまいます。
 人の役に立つ事は「虫退治」。目の前に飛んできた虫(のぬいぐるみ)を、両腕で挟む。最後は片腕突き上げる決めポーズで時間きっちり終了となりました。

No.404 Kong(RobotFactory)

 韓国から登場のコング。電子音での自己紹介から開始、まず最初は人の役に立つ事から。ピンクの手ぬぐいを出して、その上にロボットがのしかかります。これは雑巾掛けですね。
 次は片足立ちからバランス取りなどを何度か披露した後、キャッチボールに。転がってきたボールを掴み上げ、何回かリフティングしたあと蹴り返します。いかにも電子音なしゃべりが「可愛い声ですね」「ロボットはああいう声でないとダメですね」と好評でした。

No.2 ダイナマイザー(スギウラファミリー)

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 さあ、いよいよ登場。巨大化した新ダイナマイザーです。重量は5kgジャスト。キャッチボールは両手でサッカーボールをキャッチ。センサーでサッカーボールの場所を検知し、両腕で振り上げてスローインのような動作で投げ返します。今度は反対側から…… 今度はエアギターですね。

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 「人の役に立つ事」はうどん。エプロンをつけて屈み込み、力を込めて麺棒を使いうどんを伸ばしていきます。時間ジャストで終了となりました。

No.498 KKU-Genex(九州共立大学)

 次なる登場は九共大ジェネックス。人の役に立つ事は「実験」。何をするんでしょうか…… ドライヤーを使ってピンポン球を浮かせます。飛ばせたところで次は、おっと。何かトラブルがあったんでしょうか。次にキャッチボールに移ります。
 最初に投げたものは投擲が強すぎたのか受け止め損ねますが、二回目はきちんとヒット。胸で受け止めた後、片腕の爪で掴みなおし、元来た方へと投げ返します。
 最後は前方後方起き上がりの後、歩行と決めポーズで〆となります。

No.195 クロムキッド(KUPAKUMA)

2007091511

 さあ軽量級の雄、クロムキッド登場です。なにやら煉瓦のようなブロックを取り出してますが…… 左腕に大きなグローブ、右腕は長く細い指を備えた掌です。投げられたボールを左腕のグローブでキャッチ、右腕に持ち替えて、ピッチャーのような綺麗な動きで投げる…… 予定なのですが、持ち替えたところで右腕からボールを落としてしまいます。
 腕のハンドはきちんと指まで動作を装備。グローブを外すと、左手も右手と同じ構造です。グーチョキパーが出来ますとのこと。人の役に立つ事では、自分の身長の半分ほどの大きさのブロックの上に上り、ダンス、蛇口を回す、そしてバルブを回す、などの操作系を連続して披露。最後は上った段差を後ろ向きに降り、終了となりました。

No.528 YSW02(大垣工業高校βチーム)

 大垣工業高校のYSW。「人の役に立つ事」では、鍵盤を弾いて「かえるのうた」を披露。キャッチボールは惜しくも出来なかったとのことで、ボール投げと片足上げ、片足立ちでバランス取りのパフォーマンス。さらに倒れ込むようなところから三点倒立、倒立したまま足でかちかち拍手。最後は軽い感じでの後転をくるりと披露して〆となります。

No.95 Gram(芝浦工業大学 SRDC チーム「ウドンコ」)

 次なるは芝浦工大チームのグラム。「盲導犬の代わり」と言う課題にトライ。障害物を回避し、横断歩道を発見してそちらに向かい、近づいて左右を確認してから渉りに行く、と言う動作。ちょっと不安定なのか倒れてしまう展開が続きます。最後はキャッチボールで投げられたボールを掴み投げ返す、をクリアします。

No.35 ガシャペリオン(SLAN)

 ガシャペリオン、まずは前進して音楽に合わせて踊る動作を披露した後、今度はキャッチボール。ボールを感知する仕組みで、ボールが飛んでくると保持動作を行い、片腕でボールを掴んだ後、音楽に合わせてリズムを取った後に投げ返します。
 さて人の役に立つことは「落書き消し」。踊りながら待機しつつ、黒板消しを腕で保持。「予選落ち」と描かれたホワイトボードに歩み寄り、ごっしごしと黒板消しで消していきます。綺麗に消えて拍手が起こったところで終了となります。

No.4 トコトコ丸(ちーむトコトコ)


2007091512

 さて今回は真っ赤な髪で登場のトコトコ丸。歩行といつものように扇子を出しての舞のあと、体重移動を巧みに行う阿波踊りを披露。ボールは扇子でキャッチし、オーバーヘッドに投げ上げる格好でキャッチボールをクリア。
 人の役に立つ事は、掃除に続いて「消臭」です。リングの上に登場したのは、何故かいいちこの瓶。両腕の先の匂いセンサーで酒の匂いを感知し、腕に掴んだ消臭剤をしゅっしゅっと散布して消臭する、と言うアクションです。
 消臭そのものは成功したのですが、ちょっと瓶の中身がこぼれてしまい、清掃のために少し時間が置かれます。

No.220 ケルビム(ロボットフォース)

 さあケルビムの登場。モービル形態から登場してトランスフォーム、立ち上がってロボットモードに。歩行にパンチに投げ技、上半身下半身を別々に動かし、リズムに乗ってダンスのあとキャットビール。上体装甲部が展開する変形機構を利してボールをキープ、確実に投げ返していきます。
 人の役に立つ事は仰ぐ、と見せかけて、腕と上体を展開して「新聞配達」。障害物があるところは方向を変えて回避、さらに頭上に障害物があった場合には、姿勢を低く取って膝の車輪で方向。障害物を回避します。
 最後は新聞を配達し、リズムを取りつつ時間までトライ。引っかかりのない、非常に完成度の高いデモでした。

No.54 振武(中川デンキ)

 地元より登場は振武。歩行のあとキャッチボール。丸く輪にした腕でボールをキャッチし、もと来た方へと投げ返します。
 「人の役に立つ事」は熱暑節水に絡み蛇口を閉めること。本物の蛇口を検知し、腕で掴んで一回、二回と回して締めていきます。
 次は大技・巴投げ。仮想的に持ち出されたロボサピアンが、大きく足を振り上げる投げ技でぽーんと勢いよく飛んでいきます。

No.123 黒かじろう(ナベ☆ケン)

2007091513

 なんかコウモリっぽいデザインの赤い黒かじろう。非常にユニークなデザインです。腕に連動しつつも、別に自由に展開可能なコウモリ状の翼がついており、これをキャッチ用の網のように受け手に使ってのキャッチボール。右手投げ、左手投げ、さらには両腕で同時にボールを投げ返していきます。
 ロボットの機能は脈拍測定。頭に脈拍測定器がついていて、口に指を突っ込むと、胸のディスプレイに脈拍数が表示される仕組みに…… 脈拍数が「3」とかでてますが、ちょっと調子が悪かったようです。あとから聞いたお話では、脈拍数は「103」だったのだとか。そのせいで「03」と表示されていたようです。
 もう一つは自家発電。膝関節の動きで発電し、その様子を外付けのテスターで表示。動作も縁起もユニークなロボットでありました。

No.397 ICARUS1(GADGET TEAM)

 韓国ガジェットチームのイカルス1。まず人の役に立つことは、青いタオルを両腕で掴んで…… 雑巾掛けですね。
 運動性の後はボール投げ。投げられたボールをセンサーで感知し、腕を保持姿勢に持って行ってボールを掴む…… のですが、なかなか上手く行っていないようです。ボールを渡して「投げる」ところを披露。これはバレーボールのサーブですね。片方の腕で打ち上げ、もう片方の腕で叩き込む、と言うモーションです。

No.546 DOKA 1(ドカファイターズ)

 さきほどのドカ2に続きドカ1が登場。ドカ2とほとんど同じデザインに見えますが、こちらも細く長いユニークな指を備えています。キャッチボールなのですが、一回目はボールの受け取りに失敗。二回目はボールを手渡しで渡し、投げ返します。
 人の役に立つことは「ペンキ塗り」。続いて繰り出した肩叩きの動作はドカ2と共有でしょうか。30秒ほどを残し、競技終了となります。

No.56 Neutrino-BX(飛騨神岡高校)

 さて飛騨高山より登場は、ニュートリノの最新鋭機。まずは卓球…… 卓球? 最初から構えていた動作、ラケットでピンポン玉を見事に飛ばします。ピコピコハンマーで「キャッチボールだから!」と頭上にツッコミを入れると、ラケットを取り落としてパニックと反省のモーション。
 本物の液体を使っての「ジュースお酌」を行った後、写真プレートを使って「人の後をついていく」と言う感知動作。さらに今度は、きちんとしたキャッチボールです。ボールをセンサーで感知して腕で掴み投げ返す…… と言う動作なのですが、投げるのが難しかったのか中々成功しづらいものの、最後は手渡し状態。それにて終了となりました。

 「僕はロボットがやりたくて飛騨高山高校に入りました!」「泣き落としと言うのは初めて聞きましたねー」

 審査員の皆さんからは「腕やさまざまな付属構造が非常に面白い」「液体を使ったデモは規定違反なので厳重注意したい」とのこと。

 ここで休憩に入り、後半は13時からとなります。

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