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2007.09.15

第十二回ROBO-ONE観戦記【予選編(3)】

2007091528

 さあ、ここでいよいよ先川原さん登場ですよ!
 ここまで登場チームは54機。残るは24機との発表があります。しめて78機が予選演技を行う事になりますね。

No.191 繭(Project MAGI)

2007091529

 さて、第三部最初に登場は繭。従来機で登場。両腕に十字架のようなパーツを換装した姿です。ちょっと調子が悪そうなスタートでしたが、まずはブートキャンプ的なアップから、両腕を上に上げたままの歩行で安定性をアピール。順番が狂ってしまったためにキャッチボールを逃してしまいましたが、今度は本を腕の上に載せての歩行。人間で言えば10kgに相当する荷物を載せているのに相当する動きで、これを「人の役に立つ動き」と言うことになります。途中何度か本が落ちますが、これはお嬢さんが横から適宜フォロー。最後は時間ぎりぎりまでダンスを続けて終了となりました。

No.521 CROW(熊工房)

2007091530

 プラスチックフレームの純白のデザインに、直線的なデザインが印象的なクロウ。ロボカントリーデビューの予定がここから登場です。まずはキャッチボールですが、ボールを手渡しで貰った後、腰を捻って上手から上体投げ。「人の役に立つ事」は疲れたお父さんを応援する、と言うことで、両腕を上げてエールを送ると言う動作。ここで40秒ほど残して予選演技終了となります。
 後から穴などが開けられる反面、割れてしまうのが材質的な問題点、とのことでした。

No.288 光麗(千葉工業大学総合工学研究会 Eチーム)

 千葉工業大のEチーム登場。先川原さんの前ですがいかがなものになるでしょう。黒いフレームが印象的なロボット、モーションも機体も急増とのことでしたが。足のつけねを捻るような旋回から、前方後方起き上がりの審査のモーション。しかしちょっと調子が悪化してしまったと言うことで、50秒ほど残しての終了となります。先川原さんからは「もうちょっと勉強しましょう」と言う声が。さすがいきなり辛口です。

No.339 WR-13-2 GARUDA2(チームマリモト)

 さて、ガルーダ2の登場。いきなりものすごくアニメっぽい効果音とともに起き上がった後、音声合成で自己紹介。しかし歩く時の音がものすごい。モビルスーツも吃驚するような音量です。「ばっちこい!」と言う声に、しかしボールがうまいことストライクゾーンに入りません。投げのモーションに…… あー、後方に倒れてしまいます。
 ここで人の役に立つことに移行。両手のてのひらで電池を挟み、電池の電圧を測ります。今度は…… えええと? ぐるぐるその場で旋回をしながら昔話を始めました。本来は身振り手振りで昔話をする予定だったとのことでしたが、その場で旋回をしながら昔話をするさまはなんていうかかなりシュールです。
 出来は、と聞かれて「30点くらいですかね」とのことでした。

No.408 Xinada Mk-Ⅲ(早稲田大学宇宙航空研究会)

 これでクシナダと読むマーク3。右手のみがものを掴める構造になっている腕構造になっているようですね。まずはバットをつかんでバッティングのモーション。次はボールを掴んで投げ…… ちょっと落としたようですが、どうにも。
 ティッシュを持って床を拭き、ゴミ箱に捨てに行く、と言うデモの予定だったのですが、ティッシュを掴まないまま床拭きをを始めてしまい、ごみ箱に向かうまでの間に転倒してしまい、この拍子にリセットがかかってしまうことに。
 また再度頭からデモが開始となり、時間ぎりぎりにボールの投擲まで到達。残り2秒で再投擲を行い、終了となりました。

No.194 九共大-ZERO(九州共立大学)

 さあ、九共大こちらはゼロの登場です。しょっぱなから屈んで腕を開き、ボールを待ち受ける態勢。上から落としたボールを両腕でレシーブ、片手掴みで投げ返す姿勢のはずなのですが…… 後方に転倒。どうしてしまったんでしょうか、ロボットが言う事を聞かない状態になってしまっているようです。人の役に立つ事は「ゴキブリを叩いて潰し、さらにそれを拾ってごみ箱に捨てる」と言うシナリオだったのですが、「ほんとは出来る子だったんですよ。自分が出来なかっただけでこの子は悪くないんです」と言うプレゼンターさんの訴えの中、気ままに動き回っていたZEROはデモ終了となります。
 「ほんとに出来る子なんだ、と言うところだけ見せたい」と言うことで、キャッチボールだけ再度挑戦することに。しかし受け止めて投げるところがなかなかうまく…… 三度目のチャレンジで成功! ここでZEROのチャレンジは終了となります。

No.541 クロッカス(KRC)

 次なる登場は神奈川工大のクロッカス。ボール投げ専用のロボットを用意し、ロボット同士でのキャッチボールを行います。クロッカスは屈んで腕を開き待ち受けモード、一方のボール投げロボット。こちらもこちらで、三本爪でボールを保持する面白い構造のロボットです。三回目くらいのトライでクロッカスの胸元にボールがヒット。きちんとキャッチしたクロッカス、きっちりと上手で掴んで投げ返し、キャッチボールを成功させます。時間ぎりぎりまで投擲を続ける投手ロボットですが、二回の成功で終了。「二回成功したので満足です」と言う事。
 一回目の失敗まで計算しているところが立派、とのコメントでした。

No.522 micro-ghost(sakia)

2007091531

 マイクロゴースト、これはなかなかかっこいい、細身の青いロボットです。音声合成を搭載し、ボール投げを失敗した場合は「もう一回」とコメント。ボールは両腕で受け止め、スローイン風に投げ込みます。
 「人の役に立つこと」は、ロボットに道具をつけず本体のみで行うとのこと。三角測量で者の高さを測定するとのこと。積み上げた二つのブロックを測定し、「ええーと、30センチ」とマイクロゴーストが自分で喋ります。さらにもう一個積み上げた状態を「40センチ!」 計るとちゃんと40cmです。
 ロボット本体のみで行い、しかも測定と言う他に見ない測定と言う外に向いた演技。非常にユニークな演技でした。

No.396 GADGET2(GADGET TEAM)

2007091532

 韓国ガジェットチームの第二部隊、ガジェット2登場です。韓国チームの人の役に立つ事はシナリオ仕立てのものが多くて面白いのですが、こちらは…… おお、台車を押して登場。スコップと台車を持って、地面から土砂をすくって台車に乗せる、と言うエア台車のモーション。
 さらにボールを…… おお、投手がボールをもてあそぶように、手でぽんぽんと持ち上げています。さらに右手に左手にボールを持ち替え。さらに右手左手を近づけてぽんぽんと持ち替え。さらには腕を振り下ろし、地面にバウンドさせたボールをそのまま掴み上げるドリブルのような動作。驚くほどの安定性とボール捌きを見せつけて、大喝采でのデモ終了となります。これは面白い。これはすごい。

No.80 Cyclops-x(釜田 博)

 サイクロプスは携帯電話を腕にくくりつけて登場。「人の役に立つ事」は、着信があったときに携帯を開けて渡してくれる機能。反対の腕できゅーと携帯を開けて渡してくれます。さらには目覚まし代わりに使う時のレジューム機能。掴もうとするプレゼンターの手を逃げ回るサイクロプス。腕をすいっといじわるに下げ、胴体全体で下がり、頭の上に持ってきた時に反応して、携帯電話を渡してくれます。
 キャッチボールはちょっと失敗はしましたが、投げられたボールを見事にキャッチし、きっちりと投げ返していきます。最後はバットを持って投げられたボールをバッティング。うまく反応はしてくれず最後に空振りしてしまいますが、デモ終了となります。

No.3 タマ(A-Do Type11)(ゆうすけ&ヒロヒロイレブン)

 さて、タマの登場です。……ええと、これは…… …………あれです、頭が風船です! ひさしぶりに見ましたこの構造。花やしき以来でしょうか。
 「タマが飛びますよー」と言う声とともに、えええー。頭が離れて飛んでいきます。ふわーっと。そしてそのタマをタマ(胴体)が追いかけてキャッチ。センサーで頭を掴んでいきます。
 さて今度は、タマに何やら外付けの発射システムがセットされます。斜めにボールが飛んでいく仕組みのその箱、菅原さんが「手拍子をしてくださいー。拍手の大きい人のところにタマが飛んでいきますよー」と呼びかけます。会場から巻き起こる手拍子、だんだんと加速していき拍手が巻き起こります。拍手の音にビビッドに反応したタマが発射台ともどもこまめに向きを変え、最終的に正面やや右寄りに構えたタマ、キッズシートめがけてボールを発射。中にアフロストラップが入っていると言うボールをなぜかもう二つほど観客席に投げ込んで、見れば時間ぴたりの終了となります。
 拍手の大きいところへ飛んでいくチャレンジは、前回第11回に引き続いてのリベンジと言う形になるのでしょうか。時間的にも安定性的にも、見事なトライアルでした。

No.51 Cavalier(えまのん)

 さて次はキャバリアが登場。足裏に円盤状の旋回軸がある構造はえまのんさん独自のもの。座ったままでくるくると旋回していきます。片足で立ったままくるーっとバレリーナのように旋回していたりします。
 次はセンサーを使ったキャッチボール。ボールを自動検知して腕を動かして保持、投げ出す前にちょっと落としてしまいますが。拳撃打撃の攻撃モーションから腕立て伏せ、さらにスピード腕立て伏せのあと、終了となります。

No.202 シンプルファイター(ぜの)

2007091533

 7つのセンサーでいろんな方向からのボールをキャッチできる! と言う触れ込みで登場、シンプルファイター。正面からのボールに斜めからのボール…… と、ちょっと弾みすぎるようで、なかなか上手く受け止める事が出来ません。スムーズな歩行の後、バケツについたマークを認識して自動追尾。近づけると腕を持ち上げて掴み、持ち歩いていきます。ちゃんとリングきわに近づけば足を止めて落下を防ぐ徹底ぶり。
 最後はバケツを崩しながら前進する(恐らく)と言うデモに挑もうというところで、惜しくも時間切れとなりました。

No.119 ブレイカー(石井 英幸)

 黒と銀のツートンが眩しいロボットブレイカー。非常にアクロバチックなポーズを繰り出しますが、ちょっとバランスが厳しいか。前方に転倒し、拳を突き出した拍子に転倒し、頭が半分がたもげてしまいます。
 最後は解説とともに終了です。

No.11 プティ(Toin Phoenix)

2007091534

 さあいよいよ来ました。誰かがやると思っていたら、やってしまいまいたプティーズブートキャンプです。スイングから素早く膝蹴り。アキレス腱を伸ばす要領で手をぐるぐる回します。今度は前回規定演技の縄跳びにリベンジ、これは一回引っかかったものの綺麗に位。今度はオプションをセットしてキャッチボールにチャレンジ。
 左手の大きなグローブでキャッチして右手に渡し、片手で上手投げにすると言う動作を3回ほど披露。「あのグローブは競技的にありなんですかね」「ロボットがコケたら全員コケるくらいの芸人魂を見せてほしいですね」と、なんか辛口と言うかツッコミなコメントでした。

No.210 リティ(Toin Phoenix)

 トーインフェニックス、次はリティの登場です。胸にLの字があるほか、なんかきょとんとした顔つきをしていますね。こちらはまずキャッチボールから。グローブは小さいですが、キャッチと投擲はプティよりもいい感じで飛んでいる感じですね。キャッチが勢いのいいボールを受けているのがいい感じです。
 人の役に立つ事は、うどんチャレンジ。まずうどんを足で踏み、さらに麺棒で麺を伸ばしていきます。さらに折りたたむところはスキップして包丁で切る。最後に「こちらに出来上がったものがございますので」を持ち出してきて終了となります。うどんにチャレンジしたチームは多いですが、完遂はリティが初ではないでしょうか。プティを超えて行けるでしょうか。

2007091535

No.469 ヒーホーハット(のむむ)

 三角帽子のヒーホーハットの登場。立派なグローブがついています。まず人の役に立つ事は「ラーメンの出来上がりを教えてくれる」。しかしこれには時間がかかるため、まずキャッチボール。大きなグローブでボールを掴み、転がすように反対の腕に。ちょろんと上手で投げ込んでいきます。
 曲に合わせて踊っているヒーホーハット。「ラーメンが出来たよダンス」を繰り出して1分経ったのを教えてくれます。「倒すと止まります」と、あおむけに倒されるヒーホーハット。最後は基本動作をいくつか繰り出しての終了となります。

No.267 竜鬼Ⅱ(AZM LAB)

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 新しい頭も可愛い竜鬼登場。稼働時にセンサーで機能チェックを行うところからスタート。全部チェックすると1分30秒ほどかかってしまうので略式チェックからキャッチボール。ボールをキャッチするところまではいけるのですが、投げるところまでなかなか…… あ、成功です。
 さてここで会場が暗くなり、竜鬼全身の電飾システムが点灯。「暗いところで300m先から誘導できる」と言うアピール。腕にはライトを持ち、天井を明るく照らします。電飾を持っていると言うロボットの特徴を生かしたデモでした。

No.395 GADGET-F(GADGET TEAM)

 ガジェットチーム登場、こちらはF。まずは黄色い小さいボールを掴み、投手のように背中に持って行ってから、綺麗なモーションで上手投げ。今度は赤いボールを足下に。掴んでそのままアンダースロー、これはボーリングのボールの構えです。
 さらに今度はラグビーボール。これは掴んだまままっしぐらに突っ走り、立ち止まって落として足で蹴る。ボールによって違う動作を行います。
 さらに腕先にお盆を乗せて、その上に紙コップを乗せてぐらつきもせずに安定歩行。人間が紙コップを掴んだ後は、お盆を持ち替えてはたはた仰ぐ。小揺るぎもしない安定度の高さで見事なデモンストレーション、完璧な演技でした。

No.389 成龍(湯前 裕介)

 青いアフロの勇者、シェンロン登場。まずはキャッチボールから、ボールを掴んで投げ返します。「人の役に立つ事」では、障害物として犬を設定。人間と犬の間に立ちふさがり、人間が移動しても、周り込んで人間と障害物の間に立ちふさがります。
 さらに合図を行う事で、シェンロンが大きな腕を伸ばして障害物をキープ。犬を足止めしている間にプレゼンターがその場を離れ、ある程度離れてからシェンロンが犬を手放す、と言う仕組みです。犬が苦手と言うシェンロンが犬を押しのけてがんがん前進していく様の中、終了となりました。

No.213 Griffin R(チーム・ディラック)

 外装に注力して作ったと言う緑のロボット、グリフィンR。外装を作り上げたところで力尽きてしまったとのことで、「かっこだけはつけているけど本当は何も出来ない、人間としてもっとも良くない方向に向いてしまった子」とプレゼンターからコメントが。ペットボトルを振る、などの動作をやりかけたところ。前方後方へ倒れてから起き上がる動作が、膝に手をつくなど、起き上がりはかっこいいモーションです。
 「格好だけでは良くないと言うことを私に教えてくれた、と言う事で、人の役に立つ、と言うことで」と言う事。「次回は中身が入ってくることをとても期待しております」とのコメントでした。厳しい。

No.122 青かじろう(ナベ☆ケン)

 さあ、先程の黒かじろうに対し、こちらは青かじろう。まずはキャッチボールから。緑のボールはまっすぐ前に投げ、黄色いボールは右に投げる、とのこと。左手のグローブからフラットになっている頭の上を転がし、右手に持ち替えてから投擲を行います。緑と黄色いボールを一回ずる、そして走り込みながら投げる走り投げを成功させます。

 今度は「危険物を発見してくれる」と言うデモ。右手に旗を持っていて、箱が目の前を通過すると「キケン」と言う旗を立てるのですが、食べ物はOK、ナイフや拳銃はキケン、との旗が。「ルックスに見合わずなかなかシビアな仕事を行うロボットですね」とのこと。危険物探知の仕組みは、金属に反応するセンサーを仕込んでいるとのことでした。

No.431 BANGBANG03(team 源冶)

 これもまた渋いデザインのロボット。バングバング3。まずは頭を下げ、屈み込んだ姿勢からボールを距離センサで認識し、抱え込むと言う動作なのですが…… 距離センサが上手く動いていないのか、ボールが胸元に転がってきても反応を示してくれません。ここで再起動し、再度チャレンジ。ボールを掴んで立ちがありますが、途中でボールを落とした場合などは加速度センサーが感知し、もう一度待ち受けに戻るようです。掴んで立ち上がった姿勢からは、綺麗に両腕でスローイン。
 この後は「いろんな重さの箱を運ぶ」と言う演技だったのですが、残念ながら時間切れでトライすることが出来ず。プレゼンターからの解説が行われたのみで終了となりました。見てみたかったなあ……。

No.188 Wegweiser II(内村 紘士)

 結構銀色になっていますウェーグバイザー。歩行中の攻撃モーション、センサーを使っての対象へのパンチなどを繰り出します。「人の役に立つ事」は手旗信号を披露、「こんにちわ」を繰り出す最中に赤い旗が吹っ飛んでしまいます。
 最後にキャッチボールに挑戦。ボールを掴んで足下に落とし、右足で蹴り出しますが…… 足下に落とすところまでは成功するものの、蹴るために右足を振り上げたところでごろりと横倒しに転倒してしまいます。残り10秒で再度の挑戦も叶わず、キックは再度失敗、これでウェーグバイザーのトライは終了となります。

 さて、ここで全機78機の予選チャレンジが終了です! 思ったより短かったような気がしなくもないですが。
 審査のために30分の休憩となりますー。

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