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2007.10.21

アキバ・ロボット運動会2007 第7回KONDO CUP観戦記【第16試合~第18試合】

 さて、KONDO CUPも最終フェイズ! いよいよリーグ戦の締めくくりとなる、3試合が行われます。
 リング上とリング脇には、残る試合に参加するチームが勢揃いしています。残るKHR、オープン両リーグ決勝に駒を進めるチームがここで決まる事になります。

第16試合:OA-6 (四川会まじまじvsチーム Aero)

 さあ、割れた頭も交換されたタマ、ハードキッカーペント率いるアエロチームとの対決です! まうずはペントのキック、これは小さい蹴りからスタート。タマがペントのボールをクリアし、サイドはアエロ側へ。マジンガア、ペントのキックをカット。ボールはコロボの目の前へ。防御姿勢を持ってボールを凌ごうとするコロボ、しかしマジンガアがコロボもろともボールを押し込んで、開始早々1-0となります。
 ペント、独走で追い込んでボールをゴール脇まで持っていきます。しかしボールは再びセンターへ。マジンガアと巨大な頭を生かしたタマがペントの攻撃を凌いでいきます。ペントが団子状態からボールを逃がし、コロボに変わってペントがクリア、しかしタマの頭に引っかかってしまいます。タマの頭がやや外れかかった隙にペントがサイドクリア、アエロキッドがボールを拾いに行きますが、転倒してしまいます。ペント、マジンガアとタマに挟まれますが、間を抜けてキック! トコトコ丸のゴールキックをアエロキッドが凌ぐ。正面からアエロキッドとトコトコ丸の睨み合い、しかしトコトコ丸がキャッチ。今度はペントが正面から止めますが、くっつかんばかりの距離でタマが凌ぎます。ボールはサイドを出てペントのスローイン、しかしタマに当たったボールが転がって大きくアエロサイドへ。ボールを他所にペントとマジンガアが睨みあい。ペント、タマとマジンガアに挟まれてボールを逃がす、今度はタマのスローインから再開です。足首を捻った綺麗なキック、しかし転がったボールを追いかけているうちに半分がたコートからペントが身を乗り出してしまいます。ここで前半時間切れ。
 序盤に1点をもぎ取った四川会、有利な情勢で折り返します。

 さあ後半戦開始。ちょっと距離を取っての睨み合いからアエロサイドに踏み込みます。ペントがマジンガアとタマの間を切り返し、逆サイドのアエロキッドに蹴りを繰り出します。受け取ったアエロ、ボールは四川会側へ。タマのキックは足首を綺麗に…… ペントとマジンガアがタマを挟んで両方から押してしまいます。「あぶないあぶない割れる割れる」と言われているうち、ボールはサイドへ。サイドライン上ぎりぎりを転がっていたボールはラインを割り、今度はマジンガアがスローイン、後方に転がりつつですが、ラインぎりぎりでの投げ込みをペントに当てて距離を稼ぐ。今度も長距離の構えですが、ペントがくちばしで受け止めて反撃。蹴ったボールはキーパートコトコ丸の正面、ボールはアエロキッド2の正面、弾き返しますがボールはトコトコ丸の正面、ペントとトコトコ丸の睨み合いから、やや下がってペントとアエロキッドが、正面で相手二機を挟んでの睨み合いとなります。タマが起き上がりませんが大丈夫でしょうか、頭がかなり邪魔そうです。ちょっとマジンガアのキックがぎこちない感じです。しかしサイドから蹴り込もうとするアエロキッドの努力空しく、ここで時間切れ。1-0で四川会が勝利を収めます。

第17試合:OB-6 (ロボット野郎Aチームvsワールドコミュニケーションズ)

 さて、次なるはオープンBリーグの最終試合となります。まずはワールドコミュニケーションズの攻撃をファイマンが凌ぎ、不知火とTストームが押し戻しにかかります。密集と睨み合い、そしてちょっと抜けると言う展開。抜けたボールは不知火とキーパーの一対一、そのまま不知火突撃をかけますが転倒してしまいます。一歩退いたTストームが構えていますが、ここで得点。乱戦の中でオウンゴールとなり、1-0となります。
 注意王での睨み合いからロングシュート、エンドラインまで届いたところでWCのゴールキック、しかしこれが不発。殺到した不知火が打撃を繰り出してしまいますが、審判はカードをなんとか出さず。乱戦でボールはキーパー前へ、ファイマンがボールをドリブルしてセンターライン先へ、Tストームにボールを渡してファイマンは後退。ボールはセンターややWC寄りのラインからセンターへ。転がってセンターから反対へ戻ります。TストームのキックにWCが強引に割り込んでキックを阻止、今度は逆サイドへの綺麗なパス、不知火が追いすがりますが割り込まれます。どうしたんでしょう、不知火が起き上がれません。何かトラブルでしょうか。ボールはそのあいだにサイドを割り、さらに逆サイドのライン上で停滞。Tストームのスローイン、一度落としてしまいますがリトライ。不知火がマークされているところに投げ込みますが、これは弾き返されてしまいます。今度はキックイン、しかし残念ながらこれはダイレクトシュートとなってしまい無効とされたところと、きっかりここで時間切れ。前半戦終了となります。

 さて、ここで1分の調整。念入りに冷却を行う不知火ですが、攻撃モーションをまんべんなく繰り出してアピールです。

 さて後半戦、今度は不知火のキックオフ。ドリブルで突撃しますがこれを阻止され、ボールは中央まで押し戻されます。Tストームがキックにかかりますがこれを切り抜けられ、ボールはエンドラインを割ってファイマンのゴールキック。やや短い飛距離での蹴りですが、Tストームが中継ぎをしてボールはWC側ゴール前へ。睨み合いからTストームと不知火が殺到、ストームのキックはキーパーの正面、ゴールの中に飛び込んだWCチームがボールをクリアし、ボールはしかしまだWC側、そしてセンターサークルから奪い合い、Tストームがいなされかけましたが、ボールを奪い返して逆サイドへ。不知火のキックインはしかし敵チームに当たってしまいます。攻撃仕切れなかったWC側、Tストームはスローインを実行。これも胸で受け止められてトラップされてしまいます。
 じわじわと押し込まれてきたAチーム。WC側はゴール前にボールを転がしますが、ファイマンが上手くボールを捌く。ちょっと前進したところでファイマンが転倒してしまいますが、なんとかボールを押し戻して主戦場はWC側へ。蹴り出したキックは逆サイド、不知火が今度はキック。Tストームが前進しますが、ボールは逆サイドへアウト。しかし中途半端なキックとなってしまい、ラインぎりぎりに転がったボール。どちらのチームも乳母切れ居ません。ファイマン、前進して転がってきたボールをカット。しかし危ない、ちょっと前進が大きい、しかしセンターでの小競り合いから、不意にTストームがロングシュート! これがするすると転がり込み、2-0となります。
 再開直後にファイマンがボールをキープ、転がってきたボールをゴールキックしたところで、これで時間切れ。スコアは2-0、Aチームが勝利を収めます。

第18試合:KB-3 (四川会ぶるぶるvs個人参加2)

 さて、こちらがリーグ戦の最終試合となります。四川会と個人参加2チーム、とても同型機とは思えない改造機同士の対決です。
 まずはコメタのキックオフで試合開始、まず大きなキックはいきなりキックオフゴールの構え、ゴール寸前まで転がったボールですが、ここでゴール前で団子になってしまいます。5体殺到の体勢から、マノイみたいなモドキが横キックドリブルでボールを中央に運びます。攻守ところを変えてコメタとRブルーがボールをいなしてサイドキック、モドキのキックをキーパーがいなします。キーパーのキックは個人参加2チームの目の前に、これを綺麗に蹴り返して、個人参加2チームが先制します。再開から右サイドを中心に攻める個人参加2チーム、コメタが防御姿勢を取りますが、モドキが攪乱する中でいい動きを見せています。再びのシュートチャンスを狙いますが、これはキーパーに阻まれる。四川会の押し込んだ展開からさらに形勢逆転、今度は個人参加2チームが押されていましたが…… 中央でボールを囲んで、四体が背中合わせの状況。ボールは転がって再び逆サイドのセンターへ。横歩きで回り込もうとする各機、ボールに少し距離を置いて取り囲むような状況で。ここで時間切れ、前半戦終了となります。

 さあインターバル終了、後半5分の試合再開。今度は個人参加2チームのキックオフから開始です。開始前にRブルーが小刻みに動くのにイエローが出かけましたが、ともかく試合再開。睨み合いからやや個人参加2チームが押し気味の展開、後半に入ってどちらのチームも転倒が目立ちます。先程まで軽快に動き回っていたのですがどうしたのでしょう、モドキとRブルーの睨み合いから、ボールはセンターから四川会側の押し気味。Rブルーのボールをモドキがカット、停滞したボールをいい位置でキープし、中央に押し戻します。なにやら仏に倒れるのではなく、巻き込んで倒れると言う事態が続きます。一気に攻めたモドキ、しかしコメタがボールを押さえる。しかもそのまま攻撃の態勢に入ります。四川会チームはビハインドを受けて総攻撃の体勢。あっと、コメタの頭が取れてしまいます。乗っけましたけど大丈夫なんでしょうか、今度は別のコメタの頭カバーが。しかしボールは着実に押し込まれて四川会の…… いや、がら空きのところに個人参加がボールを奪います。四川会が走って戻りかけますが、ボールはモドキがキープ。ここでシュートが出ればと言う情勢ですが、キーパーのコメタは頭が半分もげています。シュートはしかしコメタの反応が一瞬遅れてゴール前へ、最後はほとんどダイビングヘッドバッドのような動き、ボールは群乱抜いてゴールへ! これで2-0となります。

 残り40秒弱で再開、バックキックでRブルーがボールを蹴り込みますがチャンスボールが追いつかない、コメタは転んで頭がまたもげてしまいます。その修理をしているあいだにボールは奪われて個人参加が再び攻勢、追い込みの攻撃を仕掛ける寸前でしかし時間切れ、2-0で個人参加2チームが勝利を収めます。

 さて、これでリーグが全試合終了となりました。
 このあとは決勝戦。オープンクラスAリーグ・Bリーグ、KHRクラスAリーグ・Bリーグそれぞれのリーグ戦1位通過者同士が決勝を戦う事になります。

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