アキバ・ロボット運動会2007 ツクモCUPロボット大会観戦記【予選】
出走に先立って、ルールに補足説明が入ります。横歩きは補助的に使うのはOKだが、横歩きメインは失格となるとの由。
さてここから、35チーム予選競技開始です。
1:ゼルファー (白風M)
まず1番手ゼルファー、スタートは順調ですが左にシフトしてしまいます。だんだんと右にカーブを描き、転落前に方向を修正する展開。二回の修正を経て、タイムは23秒75です。
2:マキナ (千葉工業大学総合工学研究会Mチーム)
続いては千葉工業大チームのマキナ。総身銀色のロボットです。低く構えた姿勢からスタート、こちらはもっと猛烈に右にカーブしてしまいます。孤を描く横歩きで方向修正し、最後は横歩きでゴールして17秒13。
3:Eorz (零型)
昨日のKHRクラスにも登場していた零型です。ややぶれながらも前進、しかし立ち上がります。あれ、なんか頭がありませんね。昨日はあったはずなんですが。軌道を左右にぶれながら前進しやや右寄りにゴール。24秒47。
5:Cavalier (えまのん)
また「えのまんさん」と言われていた、えまのんさんのキャバリエ。
右端ぎりぎりからスタートして方向修正を重ねながら前進、20秒19。
6:アリキオン (アリキオンママ)
ハロウィンカラーのアリキオン、ほとんど黒魔道士と化していますがあっと言う間のゴール。4秒41。
7:アリウス (スミイファミリー)
そして続いてアリウス、小刻みで着実な歩行。6秒03。こちらもさすがの異様な速さです。
8:レトロ (スギウラブラザーズ)
続いてはレトロ、ひさびさの登場。手のCの字は今日も元気です。フライングしながらも右にカーブしつつ前進、ちょっと右端から妖しいところまで行きましたが12秒41のスコアです。
9:fighting-γ (石井英男)
ファイティングγ、腕のアームに角材のようなものがついている戦闘仕様です。腕を大きく振っての前進ですが、KHRにはこの床、脚が空転してしまうんでしょうか。右に左に蛇行しつつ19秒62。
10:ダイナマイザー (スギウラファミリー)
さあビッグダイナマイザー登場、重量を思わせる安定したダッシュで、7秒78。余裕のクリアです。この巨体にしてこの速さです。
11:ガルー (くまま)
続いてはガルーの登場。脚と床が綺麗に噛み合った美しいダッシュで3秒53、ここで暫定一位に登り出ます。
12:クロムキッド (くぱぱ)
続いてクロムキッド、脚の長さはどう作用しますか、こちらも小刻みのある綺麗なダッシュ、4秒75の安定した記録です。
13:rsv3 (吉田ファミリア)
吉田さんのrsv、右よりのコースからやや左にぶれながらの直進、事前の調整が生きて5秒37です。
14:KRAFTWERK (ワールドコミュニケーションズ)
逆関節のロボット・クラフトワーク、こちらも右端からスタートしてダッシュ開始、さらに右に転倒してしまいコースアウト、自力で立ち上がりますが段差を上る事が出来ません。直進しますが段差が上れないのです。位置を慎重に調整して三度目挑戦を挑みますが、残念ながら時間切れ。記録88cmとなります。
15:竜鬼II (AZM LAB)
光り輝く竜鬼Ⅱ、左端からスタートし、右に蛇行しながらのダッシュ。大きなカーブを描き、最後は横ダッシュで5秒81。
16:GAT (K(クボ))
昨日のキーパーグローブのままでGAT登場、中央から左にシフトしてしまいます。軌道を修正しながら走るものの、どんどんカーブを描いてしまいます。4度ほどの軌道修正を経てゴールへ。26秒28の記録となります。
17:FrostyDesign (フロスティ)
さあフロスティの登場です。小刻みな歩行からどんどん加速していき、最後は右端でゴール。4秒84の記録となります。
18:AEROKID2 (いすぜん)
アエロキッドは慎重なスタート、左端を小刻みに修正しつつ8秒54です。
19:YG不知火 (不知火軍団)
さあ登場、YG不知火。低い姿勢で中央に構えます。のしのしと歩く独特の姿勢であっと言う間のゴール。4秒53の記録となります。
20:BLACK TIGER NEO (IKETOMU)
ブラックタイガー、こちらもひさびさに目撃。おお、なんか脚が伸びて頭が小さくなってきた感じです。コース右側にシフトしてセッティング、小刻みながら素早い歩行で微妙に左にふれつつ、6秒38でゴールです。
21:automo 03(Sandan) (ロボスクエアーズ)
さて青いオートモ。こちらも安定したダッシュ、右に多少ぶれながらも、立ち止まる事なく走りながらの軌道修正、5秒28のタイムを叩き出します。
22:ファイマン7 (AIR)
すっかりスリムになったファイマン7、やる気も十分です。左側から右にシフトしつつ前進、コース8割で転倒してしまいますが、横歩き気味のダッシュに切り替え、最後はゴールライン先で転倒してしまいタイムロス、22秒68です。
23:ivre (遊)
さあ、可愛らしいなんてとんでもない。鬼のユニットイーヴの登場。左右に小刻みにぶれながらのダッシュは5秒22。危なげのないクリアです。
24:チームAero (ぺんと)
次なるは、前掛けが前しかないのが気になるペントです。コースは右にぶれつつも前進、最後は綺麗に倒れてゴール。7秒38です。
25:Kinopy (小田利延)
こちらもお待ちかね、キノピーの登場です。公式の競技会で見るのは初めての気がします。すごい楽しみであります。
中央からほとんどぶれない、終盤でちょっと左にぶれただけの安定した走りで6秒53です。
26:コア弐号機 (CORE normal assembly)
昨日のコアとは違う機体なんでしょうか、黒いコア。センターから左にぶれて、両腕を振りながら軌道修正。立ち上がって再開し、17秒19。
27:ガシャペリオン (SLAN)
手先が改造されている様子のガシャペリオン、小刻みな歩行で上体を振りながら前進。逆関節っぽい起き上がりを見せながら左に揺れつつゴール。24秒50です。
28:アベル (ふぁいたーず)
真っ黒なマノイATです。表面加工がかっこいいですねー。これは着実な歩行で前進、これはどうなんでしょう、右にぶれてコースアウトしてしまいます。立ち上がりますがコースに復帰…… 倒れ込みながら復帰し、そのまま受け身をうつようにゴール。30秒19。
29:ガノア (ウエダッチ)
さあ今度は要塞ガノアの登場です。コース右側に構えて着実な歩行で前進、早め早めの方向修正で着実にダッシュし、18秒25。
31:MetalBluet (湘南工科大学逆境チーム)
逆境チームとは、どうにも格好良さそうな感じです。左にシフトしてスタートし、小刻みな歩行でダッシュ。修正は一回程度、12秒13の好タイムです。
32:KER07 (KGU eeiロボット研究会)
KER07、平たい頭のロボットですが、いきなりふらっと言う感じで転倒。体をよじるような独特の起き上がりで立ち上がりますが、コースぎりぎりで起き上がれなくなります。「まだ行ける!」と操縦者に激励されていますけども、腕がコースから落ちてしまったせいか、同じもがきが続いてしまいます。
ここでタイムアウト、記録は34cmです。
33:マノイオー (チーム・アニメイダー)
刮目して見よ我等が勇者、おお、おお。とうとうマノイオーが。マノイオーが僕等の前に。
しかしスタートの号令にも走り出しません。……動きません。いや動きました。競技再開、ゆっくりゆっくり前進していきます。時間が非常に危険な感じですが、お客さんのほうに顔を向けているあたりがサービス精神豊かです。しかしここでコースアウト。「もはやこのまま永遠にサイドステップをくり返す」とのことで立ち上がり不能、残念ながらリタイア。記録は57cm、でもさすがです。
34:ビリジアン (ブラスト)
今度はビリジアン。中央に構えて大股に着実な動作、左にぶれたところから横歩きで慎重に調整し、タイムは12秒28。これも好タイムです。
35:みんみん (栃木県産技大ロボワン研究部)
さて最後の登場はみんみんです。大きく腕を振っての前進、右に左に大きく体がぶれながらも着実な前進、ゴール寸前に転倒してしまいます。最後は軌道修正しつつゴール。22秒47。
以上で予選、全出走選手ゴール。嵐のような勢いで予選競技終了となります。
| 固定リンク
「ロボット」カテゴリの記事
- 【ロボットイベントレポート】第42回ROBO-ONE観戦記【結果速報】(2023.09.24)
- 【ロボットイベントレポート】第25回ROBO-ONE Light観戦記【結果速報】(2023.03.12)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記インデックス(2022.10.02)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記【バトル部門表彰式】(2022.10.02)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記【エキシビジョンマッチ~ランブル(学生)】(2022.10.02)
コメント