第24回関東組ロボット練習会 in 文京シビックセンター
今日の練習会は、ひさびさの気がする文京シビックセンター三階会議室。第三回わんだほーろぼっとか~にばるが行われた会議室を、半分に区切っての開催です。いやあなんだ。シビックセンターで練習会を開催する時には変なジンクスがありまして。
小さい部屋しか確保できなかった時に限って、人がいっぱいくる。
……さて、今日のところはどうでしょう。と思っていたら、いしかわさん(とTOBBYさん)が先陣を切っての登場です。なんか悪い予感がする、と思っていたら、イガアさんに続いて法政大の皆さん、かなりの人数で登場であります。今日は人数の増える事増える事、最終的には20人以上にもなったでしょうか。大賑わいでロボットも大きく動いていた練習会でありました。
今日は個人的に写真の取り方を練習しようと思っていたため(この日はなんとも変わった日で、あとでなんか妙なノリになりましたが)。アオリを入れて撮るに続くシリーズを編み出すべく、とにかく撮ってみておりました。
これはくぱぱさん持参の重心判別ツール。先日発表になった、ROBO-ONE第13回大会規定にロボットが準拠しているかどうかを簡易に判別できる道具です。
早速チェックを受けるドリラー。
これは間違った使い方。つんつん。(ちなみにSDレイズナー、この状態で安定しています)。
今日の人気者、しまけんさんのラムダ。頭部の二つの目は飾りではありません。ピンクのボールをじっと見ていますが、このボールが動くと、目と首が動いてボールに追随していくのです。横にあるパソコンの画面には、画像認識している様子が逐次、映し出されております。
ピンクと言う「色」を認識している、とのことで、認識の範囲を調整する事で追随の精度が変わるようです。練習会の中では、ボールはもちろんですが、ガムの包み(のピンク色の部分)、えんじ色の服、自分自身の動力ケーブル(黒赤二線のうち赤いほう)など、いろいろなものを認識して追随しておりました。
この様子が、また可愛いんですよ。
横から見たところ。首の上下に二つ関節があり、頭の中には首を横に回すための軸があります。これらを使って頭が縦横無尽に動き回るわけで、たとえばぐーっと首を下げて、自分の胴体を覗き込んだりも出来たりします。
目の上に白いカバーがありますが、これはまぶた。きちんとこれも稼働してまばたきするんですよ。
まぶたクローズ。ちなみに、この状態だと画像認識は出来ません。
溝の口の練習会の時にいらしていた最長老様、本日もいらしておられました。ただ、練習会会場にたどり着くまでにかなり探し回られたとの事。色々と都合があって、シビックセンターに問い合わせてもロボットの練習会だとなかなか判りづらい状況なだけに、ご迷惑をおかけしてしまったようです。親切な守衛さんのお陰を被って、なんとかご到着いただけました。それにしても、何か考えないといけませんね……。
いただいた差し入れの山(のほんの一部)に圧迫され、倒れるSDレイズナー(写真は合成ではありません)。
後方のリングでは、クロムキッドとガルーが真剣なスパーリングを行っていました。両方ともスピードの乗るロボットだけに、練習とはいえ見応えのあること格好良いこと。
フロアで自立したラムダ。えんじの服を目で追いかけている様子です。
さて練習会の中頃。色々なデバイスを持参してまさゆきさんが、そしてゴーレムくんを携えて人形つかいさんが。続々と会場に到着されました。
三脚ハンガーとともに、壇上にゴーレムくん降臨。やはり会場には「ひさびさに見た」の声が。
宿命の対決といった塩梅。
そして、ありえないっぽい姿勢で安定するゴーレムくん。
胸のバッテリが重かったせいだそうですが。
今日は人形つかいさんのお知り合いの皆さんもいらっしゃっていましたが、ドール系のお知り合いの方だった様子。二足だけどロボットではないものが色々会場に次々と登場し、記念撮影がいつのまにやら開始。いつしか会場はロボット+ドールの撮影会場と化していっておりました。TOBBYさんも「なんだこの雰囲気」と突っ込みまくりです。
ドールっておっきいんだなあー…… ゴーレムくんが小さく見えます。明らかに縮尺がおかしい。
顔の欠けたところを赤くペイントし、腕にバンテージを巻いて、おどろおどろしい雰囲気満載になったころいどくん。かなり怖いです。何気なく置いてある姿が、関節がありえない方向に折れ曲がっててより一層怖さがアップグレード。
もちろんこんなことばかりしていたわけではなく、後方のリングでは調整と競技も行われておりました。トラブルで片腕もげてしまったナアガですが、相変わらずの強烈キックでロボビリヤードにトライです。今日はチロロッポなど色々な機体が競技にチャレンジしておりました。もう紙コップはボロボロです。
サイコロを掴んで、一回持ち上げてからサイドスロー!すごい勢いで飛んでいきます。肘に爪があるのが合理的ですよね。
ゴーレムくんがオーバーソウルに見えます。このルックスからするとX-LAWS?
(元ネタ:シャーマンキング)
同じシーンを上のほうのアングルから撮ると、あっと言う間に獲って食おうとしている姿に。写真って不思議です。
こちらはSDレイズナーと。なんでもドールにもSDレイズナーと言う機種(機種?)があるそうで、見学の方はやや概念がこんがらがっていた様子でした。
個人的に、一番しっくりきていたのがこの組み合わせ。
クロムキッドがなんともヒロイック。無骨なラインが却ってかっこよい感じですねー。
そんなこんなで突発的に妙な盛り上がりを見せつつ、練習会はわりとのんびりしたムードで進行。ちなみにこの間、黙々とモーションを作っていたのがいしかわさん。見る人来る人、「いしかわさんがモーション作ってるなんて」「いしかわさんがロボットいじってる」と集中砲火気味に突っ込まれている有様。ではありましたが、集中した成果は出ておりました。来た時は未完成だった後方起き上がりを完成させ、さらにロボビリヤードクリア用にキックモーションを両足分開発。
ちなみに、元々前後左右の四種類の防御モーションがすでに組み込まれており、これと前後左右に前後のスラローム歩行のモーションがコントローラーに割り当てられています。練習会の最初にロボビリヤードに挑戦し、キックが必要、と判断したいしかわさん。何か悩んでいた様子ですが……。
「いや、キックモーション、どのボタンに割り当てようかと思って。こっちが移動で、こっちが全部防御なんだよね」「攻撃ないんですか!? どんな専守防衛ロボットですか」
「いや大丈夫。マノイオーやゴーレムくんが自壊するのに巻き込まれさえしなければ勝てるから。防御と逃げ足があれば」
「なんていうか、先にキックモーション作ってから、どこに割り当てるか悩んだ方が」
そんな会話を交わしつつ、キックモーションも(コントローラへの割り当ても)練習会の最後にはきちんと完成。練習会の〆に、ロボビリヤードにトライしたSDレイズナー。タイムこそ4分オーバーながらも、見事ロボビリヤードを完走しました!
完走したいしかわさん、喜ぶよりむしろ首を傾げていたようなので、さらにレイズナーは向上してきそうな感じであります。練習にも練習以外にも何か変わった熱気の籠もった練習会。7時半ころに解散となりましたが、上記のような塩梅でありました。
次は12月15日、千代田区での開催となりますー。1月はわんだほーがあるのでお休み、2月はたぶん浦和での開催の予定となりますね。さ、忘れずに会場押さえなくちゃ。
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