ワイルドな未来。(☆)
リンク: Amazon.co.jp: フューチャー・イズ・ワイルド: 本: ドゥーガル・ディクソン,ジョン・アダムス,松井 孝典,土屋 晶子.
体調未だ本復せずの状況。最近のお供は、リニューアルされた職場近くの図書館で発見した、往年の名作であるこの本です。
人類消滅後の超未来をたくましく生きる、理にかないつつもストレンジな生き物たちの大行進。めくれどもめくれどもモンスター具合で実にステキ。まだ途中までしか読んでいませんが、現時点でのお気に入りは艦船級巨大クラゲであるオーシャンファントム。一匹の生物ではなく群体と言う性質を持ちながらも、ウォータージェット推進と風力推進を併用し、喫水線上部に紅藻を共生させて栄養分を生産する、生きた海の要塞です。
嵐を受けて引きちぎられたとしても、ばらばらになった部分部分からそれぞれ新しいオーシャンファントムが再生する。そんなものすごいモンスターな生き物です。
こういうのを見ると、そうなんですよ。テーブルトークのマスターとか、やりたくなりますよねー…… うずうずうず。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 2020年読書録(一部その他含む)(2020.12.31)
- あるいは謎を語る者の覚悟について:「死に山」(☆☆☆)(2019.01.24)
- 奇譚を売る店(☆☆☆)(2019.01.17)
- 湖を越えて行け、海原の覇者となれ:新・水滸後伝(☆☆☆)(2018.09.21)
- 星を渡るは九重の塔・天駆せよ法勝寺(☆☆☆)(2018.07.09)
コメント
一体どーゆーシステムの上でシナリオを回すつもりなのかが気になります
Gamma World?
アフターマンと比べて飛躍が激し過ぎてちょとついて行けないなぁ、というのが素直な感想だったり
そいやアフターマン(確か書籍には未収録)でも2百万年後の人類はすっかりSFになっちまってたなぁ
投稿: サンドマン | 2007.12.21 02:00