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2007.12.02

ROBO-ONEグランドチャンピオンシップ in 国際ロボット展2007観戦記【準決勝~三位決定戦~決勝戦】

 さて、ここでステージ上にはインフィクス長友さんが登場。リングがど真ん中にあると言う厳しい状況下で、ミニライブが敢行されます。
 このあとは20分の休憩のあと、いよいよ最終の四試合。準決勝から開始となります。その間僕は、お隣のIKETOMさんと椅子がつらい尻が痛いと言う話をしておりました。いやこの椅子、実際辛かったんですよ。感想を正直に述べると、この日一日の感想を要約するとまず真っ先に「尻が痛かった」ってところから始まってしまうくらいに。

 さて、時間直前からGCSの映像が流れて会場は試合モード。最前列のお子さんへの注意が再度行われたのち、いよいよ準決勝戦から再開となります。

 大会も大詰めとなればいよいよここからお約束、リングアナのスペル松田さん大登場。なんかスポンサーのプレート持ったお姉さん達(なんでもキックボクシングのラウンドガールさんなんですとか)が登場した後、いよいよベスト4選手の呼び込みが行われます。キングカイザー、イーヴ、ガルー、そしてモンスター。優勝経験者あり入賞経験者あり、それぞれ強豪揃いの好カードとなりました。
 総合力のキングカイザーに攻撃力のイーヴ、機動性のガルー、そして規格外の巨体モンスター。さあ、いっかな展開になっていきますでしょうか。
 先川原さんからは、勝ちに行っているロボットが多い事と、非常にサイズなどバリエーション豊かなロボットが多いところから、展開が読めなくて面白い、とのことでした。

準決勝 第1試合
×ivre (遊)
vs
○キングカイザー (マルファミリー)

 さあ非常に興味深いこの勝負。なんでも過去2回この勝負が行われ、いずれもいずれもキングカイザーが制しているとか。長井市大会、決勝での対決が印象深いです。三度目の雪辱は果たして実るのでしょうか。

 まずはファーストコンタクト、イーヴの頭上から放ったキングカイザーの攻撃、いきなりイーヴをひねり倒して1ダウン! イーヴ、激しい猛攻でキングカイザー押しのけますがこれはスリップ、、腕をふりまわしての激しい起き上がりでイーヴ、気がつくとキングカイザーの足の上にのっかってしまいます。イーヴ、離れたところで一回のスリップ。イーヴ、キングカイザーの足首を掴むかのようの激しい攻撃を放ちますがこれもスリップ、イーヴの攻撃、キングカイザーの足首に鋭く引っかけ、自らスリップしながらもキングカイザーを引き倒しますが、これはスリップ。ダウンになりません。イーヴのほうが先に倒れているからのようです。イーヴ、激しい旋回攻撃を連続で放ちますが、キングカイザーの安定を崩す事ができません。最後は何回目かの攻撃が空転し、その勢いでイーヴがスリップ! 2スリップ目となり3ダウン、キングカイザー、イーヴのスリップもあり三度目の勝負を制します。

準決勝 第2試合
○Aerobattler MON☆ (なぐ)
vs
×ガルー (kupakuma)

 さあ、こちらも興味深い対決! 圧倒的なウェイト差をどう跳ね返すのかガルー、重量差を生かして押し切れるかモンスター。ガルーは自分よりも重量のある相手との戦いを苦手としているような印象があるのですが、杞憂かどうかはこの勝負が決めてくれます。
 モンスターの累積ダメージが勝負を分けるのでは、とのお話ですが、この勝負どうなりますか。
 試合開始、側面から接近したガルー、しかしこれはまずい。攻撃を放ちきった腕先にモンスターの攻撃が当たり1ダウン。再度接近したモンスター、再度回転攻撃を放ちますが、これはガルーを押し切れず、仕掛けたモンスターがスリップ。接近して仕掛けるガルー、一度はしゃがんだ頭の頭上をモンスターのパンチが通過しますが、立ち上がったところに往復のパンチが戻ってきて後頭部からヒット! ダウンとなってしまいます。
 さらに攻撃のパターンを変え、投げにかかるモンスター。しかしガルーが接近してきたところにモンスター、旋回するパンチを前方から放ち、胸元に前から当たったパンチが押しのけるようにガルーを薙ぎ倒す。3ヒット目、懐に入れさせないままの勝利でモンスターが圧勝を収めます。

「後ろに回り込まれないように一生懸命動きました」との、なぐさんのコメントでした。

 さあ、これで最後の試合のカードが決まりました。
 三位決定戦はivreとガルーの勝負に。そして決勝戦は、キングカイザーとモンスターの対決となります!
 このまま引き続き、三位決定戦が行われます。

三位決定戦
○ivre (遊)
vs
×ガルー (kupakuma)

 イーヴとガルー、これはまた手数の多いロボット同士の対決です。またもめまぐるしい勝負になりそうですよ。
 しかしガルーの攻撃もめくるようなアッパー主体なだけに、これはどうなりますか。両者慎重に接近、跳ねるように近づいたイーヴ、回転攻撃を放ってガルーの腕先を狙います。イーヴの攻撃がガルーの腕先に辺り、がちんがちんと激しい音を立てています。一瞬、ガルーの攻撃にイーヴの体がめくれかかりますが、なかなか有効打が入りません。イーヴの攻撃は浅いと判断されスリップ、激しく腕を振り回すイーヴ、こんなにスコアが入らない攻撃は珍しいです。
 おっとガルー、ダウンを取られます。イーヴ、低い位置での旋回攻撃を放ち続け、なかなかガルーを寄せ付けません。ちょっと距離を開くと、イーヴも横突きで接近。なかなかちょっと有効打が繰り出しきれない展開。離れての牽制の撃ち合い、ガルー、一気に詰め寄る。ややイーヴがリング脇に近づいていきます。横突きの撃ち合い、しかしなかかなか相殺勝負。回り込もうとするガルーですが、イーヴも素早い旋回で攻撃をかわしていきます。おっと、ガルーの攻撃が後頭部からイーヴに! これで1両者1ダウンとなります。しかしイーヴ、旋回攻撃を放ってガルーからダウンを奪い返す。イーヴの攻撃の隙を掴んで入り込みたいところですが、連続しての旋回、隙がありません。
 ここで3分を使い切って時間切れ、スコアは2-1となり、イーヴがガルーを制して勝利! イーヴが三位となります。

 さあ、このあとはいよいよ決勝戦! 皇帝キングカイザーと大巨人モンスターの対決、いずれかが優勝する大一番となります!

決勝
○キングカイザー (マルファミリー)
vs
×Aerobattler MON☆ (なぐ)

 さあ、もうなんかおなじみとなった最前列のお子さん達へのアピールとともにキングカイザー登場! そのあとはなんか沈黙が…… ちょっと間はありましたが、唸れ豪腕ダブルラリアット、の煽りとともに。全てを巻き込み粉砕するは大きく赤いサイクロン、アエロバトラー・モンスターの登場です!

 まずは一気に詰めたキングカイザー、しかしモンスターの攻撃をなんとマトリックス回避! モンスターの回転ダブルラリアートに対し、状態をほとんど変形するかのように後方へ、がっと傾け緊急回避。パンチがのけぞった腹の上を通過していきます。
 二度目の回避でモンスター、なんと空転してスリップダウンしてしまいます、いままで繰り出した必殺の攻撃をかわされ、一気に窮地のモンスター、しかしキングカイザー、マトリックス回避をしたああと頭上にに伸ばした腕がモンスターの腕の帰りに巻き込まれダウンとなってしまいます。
 1-0、モンスターの攻撃を、素晴らしいまでの紙一重っぷりで回避し続けるキングカイザー。もう避けるたびに歓声。避けるたびに溜息。そいて回転パンチの後の一瞬の隙をついてキングカイザー、モンスターの胴体めがけ攻撃を繰り出します。よろめくも倒れないモンスター、カウンターへのカウンターを何度繰り出したか、しかし当たらない。しかし見事に躱す。何度繰り出しても回避し続けてキングカイザー、膝のあたりに放った攻撃がモンスターを倒し、1ダウンを奪い返します! 会場からどよめき!
 ワンチャンスをものにしながら凌ぎに凌ぐがキングカイザー、このあとも回転パンチをものの見事に回避し続けます。あまりにうまい、全く当たらないそしてキングカイザーのパンチにモンスター、バランスを崩します! しかし倒れない、なかなか倒れない。今度はモンスター。、足下を掴む攻撃に切り替えて、マトリックス回避で屈み込んだキングカイザーを巻き込みにかかります! 足下回避を行ったキングカイザー、無防備となったところを捕まれて横倒しになりダウン! これでキングカイザーがダウン、モンスターがスリップとなり、時間切れぎりぎりで2-2!
 決勝戦にして、今大会初の延長戦に突入します!

 回避するたびにどよめきの上がるこの展開、慎重に調整が行われます。最後は2分のサドンデスマッチ。
 延長戦開始直後、まずは突撃する両者、キングカイザーが回避の構え…… しかしモンスターの狙いは足下の掴み、これは掴みきれず有効とならず、しかしモンスターの膝への攻撃がキングカイザーにヒット、前方にくずおれるように倒れサドンデスのダウン。
 キングカイザー、延長戦を制し、見事グランドチャンピオンシップの初代王座の座に輝きました!

 なんと一週間前から、決勝でモンスターに当たる場合を想定して、回転パンチを避けて懐に飛び込む練習をしてきたとのこと。これにはなぐさんの方がむしろびっくりされておりました。しっかしあの回避は凄かった。本当に凄かった。何度やっても見事に避け続ける見事な回避。今日来た人はいいもの見ましたよ実際。

 最後は表彰式が行われますー。
 優勝はキングカイザーのマルファミリー。チャンピオンベルトとトロフィーが贈られます。
 準優勝のなぐさん、三位の遊さんにトロフィーが行われます。最後は入賞各者のコメント。

「キングカイザーは誰の挑戦でも受けます!」と言うマルさんに、「挑戦します!」といきなりなぐさん。そして「二度あることは三度あるでまた負けてしまったので、四回目は勝ちます。今度は大型機作ってきますよ」と遊さん。
 今後、グランドチャンピオンシップは王座に挑戦者を受け付けるスタイルになるとのこと。キングカイザーの持つベルトを奪うのは誰なのか、この面子で考えるとかなり…… あ、マルさんが子供たちにカード配ってます。さすがだ。

 そして会場は撮影会モード。プレスの皆さんがすごい勢いで集まっております今。

 さてさて、一日通じて試合を見てきたグランドチャンピオンシップ、キングカイザーの優勝で幕を閉じましたが、今日は決勝にものすごい試合を見られて満足でした。キングカイザーの回避と反撃の適確さ、そしてモンスターの圧倒的なパワーと、見破られた戦術から別の戦術へとスイッチしていく柔軟さ。
 おかしな言い方ですけど、優勝した方も、その他の参加した方も。スペック的な面を強化することに拘泥しなくても。まだまだ強くなれる、もっともっと度肝を抜く試合が見られる、と。そんな感想を抱いた、今日のグランドチャンピオンシップでありました。

 名実ともに王者となったキングカイザー、彼の持つベルトを誰が奪うのか、あるいは奪えないのか。今後とも興味を持って、注視していきたいと思います。

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