ウォッチメイカー(☆)
ジェフリー・ディーヴァーと言うミステリ作家さんがいます。一番有名なのは映画化されたボーン・コレクターでしょうか。
四肢が不自由な元警官、リンカーン・ライム捜査官と彼のチームが、科学捜査と推理力を武器に、それぞれ個性豊かな犯人達と頭脳戦を繰り広げると言う、そんなシリーズらしいですが実は今まで読んだ事がなくて。
小耳に挟んだ話では、最新作のウォッチメイカー。このミステリがすごい!で大好評だったとか。今年はたまには新しい本も読もうキャンペーン中でもありますし、新しいPBMに備えてネタの学習もしなくちゃいけません。と言うわけで、買ってきました読んでおりますウォッチメイカー。
まだ全体の40%以下、第一部の途中と言うような状況下。今まさにこの後どうなっちゃうのと言う感じで順調に風呂敷が広がり続けている最中。ちょっとした間違いに今気付きましたが、今の状況ってミステリでいちばん感想の書きづらい時期です。しまった焦った。
殺人現場にアンティーク時計を置いておく殺人鬼ウォッチメイカーの暗躍、そして一方自殺に見せかけた会計士の殺害事件。ウォッチメイカーを追うライムと、二つの事件を同時に抱え込むことになったパートナーのアメリア。歩み寄りの気配も見せないこの二本の糸、どこまでどこまで広がってそしてどう縮退していくのか。非常に楽しみな昨今です。
ちょっとびっくりした話。
主な登場人物を見てちょっとびっくりしました。
あと、主人公のライムは立場上「介護士」がついてるんですけど、最初これを「弁護士」だと勘違いしていておかしいなあと思っていました。
ここでディーヴァーの本が面白いと思えば、図書館で探せばいいわけですな。さあ月曜日仕事に行くのが楽しみになってきましたよ。無理やりテンションあげてないよ。ほんとだよ。
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