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2008.02.11

チロルチョコロボット大会2観戦記【2m走】

2008021109

 さあ、まず最初は2m走。最終エリアの勾配を、床下に挟むものを0段~5段の範囲で競技者が決めていい、と言うのが最大のミソ。己自身へのハンデをどのように決めて、自分で決めた不利にどう立ち向かうか。いきなり最初から、各競技者の作戦の見せ所となります。

No.1 ぎがーるうし (しばんずぺい)

 まず1番手はぎがーるうし。いきなりの最高難易度、5段からスタート。横歩きで順調に進むロッポ、と言うかチロロッポのぎがーる。30秒で順調に最終エリアへ。坂道を上れるかどうかと言うところですが、試走でも順調に上っていたぎがーるうし、グリップを効かせた足裏で順調の上っていきます。
 ここでゴールを判断する審判がいないと言う状況だったのに気付いたまさゆきさんが審判に。5段ということで、競技タイムは実タイムの2分の1に。記録は37.3秒です。
 ちなみにスターターとゴール、タイムカウントの声はまさゆきさん謹製初音ミクによるナレーションです。「終了」が微妙に「ちゅうりょう」になってますけど、まあ気にしない気にしない。

No.2 Nano-6 (ごーすと)

2008021110

 次はごーすとさんのナノ。ほとんど箱に隠れてしまって「カタツムリ」と称されたナノ、時々引っかかりつつも、頭箱を引きずるように、と言うか引きずられるように前進していきます。3段の坂にチャンレンジしたナノ、微妙に横に横にとずれていくように、不思議な動きを見せています。右足を微妙に引きずっているような感じでしょうか。そうこうしているうちに終了。補正後は55.4秒でした。

No.3 フウガ (イガア)

 次の挑戦者はフウガ。こちらは1段、ほぼフラット状態でのチャレンジです。普通の走破のスピードが問われますでしょうか。小刻みな歩行で勢い良く飛び出したフウガ、かりかりと歩いて生きつつ、微妙に左に逸れたコースを修正しつつ前進。途中で坂道に挑む寸前に180度旋回、後方を向いて坂道に挑みます。横歩きと正面歩き、いや後方かも判りませんが、前進を試みるものの、微妙な勾配に苦戦してしまうフウガ。方向転換する時に風かなにかに吹かれるようにずるずると下がっていってしまいます。この勾配が実に苦しいのか、フウガ前進と後退を繰り返してしまいます。どうしたことか、大苦戦フウガ。

 ……おっと、ちょっとタイマーにトラブルが発生。最初からやりなおしのようです。ここで何事もなかったかのようにリトライ、と言う事に。
 はじめの合図と共に、二度目の出走は前後逆からスタート。微妙に左へ左へとぶれながら、補正して前進していきます。勢いをつけたまま勾配エリアへ突入したフウガですが、やはり方向転換で滑り降りていってしまいます。横歩きは前進できず後退してしまうような状態。「滑る」タイプのロボットには、勾配はかなり厳しいようです。左側ぎりぎりでコースアウト、「どうしよう」とイガアさんの声のあと、ころんと転落してしまいます。
 途中コースアウトの場合、スコアは距離で判定しますが、皆さんここでメジャーを探しにあちこちに。記録は166cmでした。

No.4 ぽさ2号機 (向山正晴)

 次のチャレンジャーはぽさ。1段での挑戦。これはRB1000ですね。顔面の先にビッグチロルが、グラディウスのバリアのように装着されています。左にそれながら前進していくぽさ。中盤で角度を慎重に調整しつつ、どのロボットも左にずれていってしまうんでしょうかね、コースの左側の端ぎりぎりを縫うように歩んでいきます。
 右足のグリップがやや弱いんでしょうか。角度を変えて残り3分ほどでスロープエリアにかかります。しかしスロープを上りかけたところで左側に転落、「コースの境目のテープがなかなかくせ者」と言う声が飛ぶ中、距離は130cmでした。

No.5 プティキャノン (平野)

2008021111

 さて次は最後に会場に到着した、平野さんのプティキャノン。1段でのチャレンジです。コース上で慎重に調整。これはオリジナルデザインですねー。有線での操縦になるようです。
 一歩と一歩と慎重に足を踏み出すスタートと言うか踏みだし、おっとボタン連打で小刻みな前進に切り替え。これはマスタースレーブなんでしょうか。どういう操作なのかはよくわかりませんが、ボタン連打で小さく角度を変更していきます。腕の角度は左腕を上に、右腕を横に突き出した、なにかハニワを思わせる姿勢。バランスが崩れそうな感じですが、けっこう普通に進んでいきます。
 コースの真ん中あたりでロボットの動きが鈍くなってきます。「操縦者が疲れてきたんでしょうか」と言う声が飛びます。しかしてプティキャノンは右へ右へ、右側へコースアウトしてしまいそうな雰囲気です。
 さて残り1分、プティキャノンは坂道にとりかかります。ゆっくりと進みますが、カウントダウンは無情に初音ミクの声で進みます。「10秒前…… 5、4、……ちゅうりょー」。記録は172cmです。

No.6 チョコン2 (KENTA)

 0段、段差無しで完走を目指すチョコン2の登場。腕やフレームの色を見ていると、ちっちゃいロボノバと言う感じの風情です。
 腕を振りながら着実に前進するチョコン。腕を横に伸ばしての素早い横移動で姿勢を取り戻します。頭上の箱が落ちたら失格になるのかどうかと言う話をしているところで、道は坂道、もとい平地のスロープへ。残り10cmほどでコントローラーから手を離す勝利を確信したライン取り。ゴールのタイムは60.6秒でした。

No.7 チョコウサ (K(くぼ))

2008021112

 さて七番手はチョコウサの登場。5段でのチャレンジは何か勾配を通り越して壁を感じます。はじめの合図とともに、腕先のハリセンを振り上げたチョコウサ。大きな目玉といい個性がわかりやすいです。足先は何か複雑な構造をしていて、他のロボットから見るとかなり背の高い、入り組んだ構造をしたロボットです。送信機の電池がぴりぴり音を立てる中、勾配を上りかねて後方にひっくり返ったチョコウサ。しかしハリセンの腕を振って起き上がるチョコウサ。しかし電池がまずい、コマンドが入りません。操縦器の電気が無くなった様子。
 「ここで送信機の交替のお知らせです」「こいつ動くぞ!」 段差の入り口で横倒しになったチョコウサ、大暴れで後ろ向きに倒れて坂道を上り出すも、またも遡り中に横向きに転倒。ここで横倒しにリングアウトしてしまい、132cmの記録となりました。

No.8 ちょろ丸紅 (ケイン)

2008021113

 最後は後援アールティさんから、ちょろ丸紅の登場。あまりに小さいロボットで、ほとんどチロル箱に隠れてしまいます。ここでケインさんが持ち出したのは、なんとペンライト。光センサ式で操縦されるちょろ丸、ペンライトで四方から光を浴びせると、それに反応して方向を変え前進していきます。
 棒でつついて相棒を操る象使いの如く、ペンライトで光を当ててちょろ丸をコントロール。後ろ歩きで前進して、途中で横歩きに。途中、頭が取れてしまいつつ、また頭が取れてしまいつつ。頭がとれたまま動かすのはダメのようですね。
 外光の影響なのか、足が調子が悪いのか、中途から動きが悪くなってきたちょろ丸。最後は戻ってきたところを左側からコースアウト。記録は62cmでした。

 さて、スコアの発表に続いて、1位はぎがーるうし、二位はNano-6。
 これから、二回目の試走に入ります。

No.1 ぎがーるうし (しばんずぺい)

 さあ二度目のトライ、ぎがーるうしは再び5段でのトライです。順調に進んできたぎがーる、右へのスピンをコース修正し、右コースぎりぎりから勾配エリアへ。正面を向き直り、きびきびと上っていきます。
 足裏のグリップは今度も健在。滑る事もなく着実にかりかりと前進。タイムはさきほどの記録をさらに短縮、35秒となります。

No.2 Nano-6 (ごーすと)

 続くナノも5段でチャレンジです! 再び這い寄るように不思議な前進を見せるナノ。ずりー、ずりー、と不思議な前進を見せます。30秒ほどで勾配エリアにたどり着くナノ、坂道を上っていけるでしょうか…… 足を出す時には延ばしていますが、これは厳しい。滑りが入ってしまい、前進はするものの、横に滑って落ちていってしまいます。右へ右へとスピンしながら、方向転換するたびに落ちてしまうと言う展開。やや左寄りにコースを取ったところで上りのスイッチがうまく入ったか、ここでかなり距離を稼ぎます。ツボに入ればかなりの距離を稼げるナノ、最後は一気に登り切ります。タイムは59.1秒。

No.3 フウガ (イガア)

 先程は1段で苦杯を嘗めたフウガでしたが…… なんと今度は5段でのチャレンジ。しかし足下には輪ゴムをはめ込んでいます、これでスリップ対策ですね。かなり素早い動きで後方へと向きを変えたフウガ、真後ろに向けて順調に前進していきます。25秒で坂道へ、輪ゴムでのグリップ効果で距離を稼ぎます……が、やはり厳しい。前進では距離をなんとか稼げるものの、方向転換で落ちていってしまいます。5段の壁は上りがたく、勾配エリアに入ってから進んでいく事が出来ません。これはスリップがかなり厳しい状況。決して上っていけないわけではないのですが、途中でスピンして真横を向いてしまい、方向転回する事で転落してしまうのです。
 最後は自ら覚悟の上で左向きに転落、147cmの記録となります。

No.4 ぽさ2号機 (向山正晴)

 ぽさ2号も5段でチャレンジ。もはや5段がデフォルトの有様です。スターターフライングのあと、再び競技開始です。スタートするなり右に大きく曲がってしまったぽさ、しかし後ろ歩きから左に旋回してリスタート。今度はどうにも真左に進んでしまっているような様ですが……。
 残り3分の状況下で、いよいよ5段のエリアへと到達。坂道にさしかかりますが…… これはどうだろう。前進はしていますが、若干届いていかない。歩いた分だけ後ろに滑って、前進していけなくなってしまいます。やや後ろに下がって勢いをつけたかぽさ、今度は方向を変えて前後逆に。残り1分前。坂道にトライしますが、上っていけません。
 30秒前。ここで終了、距離は132cmとなります。

No.5 プティキャノン (平野)

 続いてはプティキャノン、さきほどの1段に対し0段での挑戦。完走を目指します。有線のコントローラーの端子が機体前方にあるんですねー。5段の傾斜が30度近くある、と言う事が判ったところで、競技開始。あー、これはボタンを推すたびに右足と左足が交互に踏み出すと言う仕組みになってるんですね。鉄騎のようでもあります。
 先程よりもスピードを増したプティキャノン、いい調子で前進していきます。今度は0段なので順調にゴールまで辿り着けるはず。危なげなく最終エリアに入ったプティキャノン、きりきりと同じペースで走破。完走で記録は101.5秒です。

No.6 チョコン2 (KENTA)

2008021114

 先程は0段で完走したチョコン、今度は2段でのトライ。ゴムバンドで頭部脱落対策もばっちりです。ちょっとスタート直後に角度を曲げてしまったか、真後ろを向いたチョコン。位置取りを調整しつつやや慎重めのスタート。向きを変えながら前進、真横に辿ったところで横歩き前進。勾配エリアにそのまま入る、そのまま横歩き。全くスピードが落ちません。そのままの速度で一気にゴール、これは驚きのスピード。64.2秒で走破、最初にちょっと出遅れてしまった事を考えれば、これは驚愕の好タイムです。

No.7 チョコウサ (K(くぼ))

2008021115

 さて0段でトライのチョコウサ、今度はなんでしょう、なんか領収書かなにかの…… あー、さきほど買ったコントローラー用の電池の伝票のようです! 足先のお守りを交換したチョコウサ、途中右にコースアウトしかかりつつもバランスを取り戻し…… おっと、なんか足から落ちました。ナットを落としました。勾配エリアにたどり着いたチョコウサでしたが、左足が途中からすぽんと抜けてしまう。

2008021116

 それでもなんとか粘るものの、転倒と言うか脚がもげた有様で。左側にコースアウトし終了となりました。

No.8 ちょろ丸紅 (ケイン)

 最後は光操縦のちょろ丸、再びの出走。さきほどは断線の影響でトラブルを起こしていたとの由、段差は0段での挑戦です。しかしリング二枚目に入ったところで、バランスを崩したちょろ丸。LEDが転倒しなくなってしまい、途中で操縦不能に。ここでリタイア、51.5cmで中断となってしまいます。

 ここで、最初の競技は終了!
 一回二回と好調を維持したしばんずぺいさんのぎがーるうしが一位通過、不思議な動きで距離を稼いだごーすとさんのNano-6が二位通過となりました。

 次の競技はチロルチョコ押し合い合戦、チョコサーチとなります。

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コメント

レポートお疲れ様です。
見にいきたかったのですが、所用でいけませんでした。

No.4の機体ですが、
RB1000ではなくRB300(またはRobovie-i)
ではないかと。RB1000だと17軸のロボット
ですので。

投稿: 石井 英男 | 2008.02.11 23:43

訂正。RB1000は脚ヨー軸ありましたね。
19軸でした。持っているのに忘れてた(笑

投稿: 石井 英男 | 2008.02.11 23:45

手持ちの画像から判断するに、Robovie-iの方のフレームですね。
まあ「モドキ」の件もあるので何事も断言できないわけですが(笑)

投稿: TOBBY | 2008.02.12 03:55

>石井英男さん

 ややや、訂正ありがとうございますー。
 すいません、確かにRB1000じゃないですね。てっきりその場で打ってそのまんまにしておりました(汗。ありがとうございます。

 RB1000はエアドラムとかするのですよね(笑)。

>TOBBYさん

 コメントありがとうございます&当日は急遽解説お疲れ様でした(笑)。
 モドキは特殊な例ですから、やっぱり普通にRobovie-iですよね…… そういえば二倍サイズのRobovieとかもありましたっけ。でも作ったのはどちらもえまのんさんでしたが(笑)。

投稿: sn@散財 | 2008.02.12 21:53

正確に言うと、エアドラムをするのは
RB2000ですね。RB1000は見た目はよく似てますが
コントロールボードが古いんですよ。

投稿: 石井 英男 | 2008.02.13 00:08

 あわわ、恥の上塗りをしてしもうたです。訂正ありがとうございますー。

 早速ちょろっと調べました。なるほど大車輪とかやってたモデルが2000のほうだったんですね……。納得です。それにしても中身はずいぶん変わってるみたいなのに、確かに外見はかなり似ていますねー。不思議な感じであります。
 ともあれ、ありがとうございました。

投稿: sn@散財 | 2008.02.13 22:33

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