第1回バトルカップ観戦記【予選グループA・二回戦】
さて次なるはフェーズ2の組み合わせ。パートナーを変えた試合は以下の通りとなります。
ローリングピラニ vs コクロムキッド
景虎 vs MetalBluet
Gram vs Direstrada
Kinopy vs シーラカンス
■二回戦
△ローリングピラニ vs △コクロムキッド
さあ、休憩のあと試合再開です! 初戦はコクロムキッドとローリングピラニの対決…… ですが、ピラニの調子が一寸よくない様子。大丈夫なんでしょうか。
「ちょ、ちょっ、タイム、ちょっタイムです」 おっと、やはりピラニ調子が良くない。5分のインターバルが置かれ調整に入ります。
おっと、しかしわりとすぐ調整終了。試合に入ります。まずは駆け寄るコクロムキッドとピラニ、横すべりするようにして位置とりを計るコクロム、一方のピラニは腕を突き出す独特の態勢を繰り出しながらの前進。コクロムキッド後方を取ろうと回り込みますが、ピラニも牽制しながら近づいていきます。ピラニ、素早く状態をひねり、腕を伸ばしての攻撃。コクロム躱しますがこれはかなり強烈です。正面からのパンチの撃ち合い、パンチで体の全面がかすった瞬間、ピラニが前へダウン。やや起き上がりが危険ではありますがふっきします。さて回り込み、後方を取ったコクロムキッド。連続して次々と突きを放ちます。バランスを崩しながらも持ちこたえるピラニ、一度はコードにコクロムの腕が引っかかり欠けますが耐え抜く。背後をリング外に向けたピラニ、コクロムを攻めていきます。戻した腕先がコクロムの脇の下に引っかかったかのようなピラニ、復帰の立ち上がりざまに巻き込んでコクロムをダウン。
さらにここから位置の取り合いと睨み合いの勝負。さらにローリングピラニ、スリップで倒れてしまいますが、最後は両者攻めきれずタイムアウト。今大会のルール規定に基づき、ダウン数にかかわらず両者引き分けとなります。
○景虎 vs ×MetalBluet
さて次なるは、景虎とメタルブルートの対決。先程は苦杯を嘗めた両者です。まずは順調に位置を取りつつ、中央へと詰めていく両者。ゆっくりした動きで景虎が近づいていきます。相変わらずなんだか心配になる震動具合。後ろ向きのまま旋回したブルート、孤を描くように旋回して景虎の背後を取りますが、そのまま通り過ぎていってしまいます。
しかし移動はするものの、攻撃を繰り出せないブルート。一方の景虎、スピードに追いつけない状況ながらも、大きな腕先を振ってダウンを奪いにいきます。背中あわせ片方横向きの構えから、両者パンチを繰り出しますが、メタルブルート、パンチを打った直後に状況が悪化。転倒してしまいます。ブルート起き上がれない。起き上がりに手間取る。起き上がりに手間取ったきり、レフェリー判断でダウンとなってしまいます。
試合再開2-0、しかし再開直後にブルートが後方へぱたーんとダウン! これが決勝の自滅となってしまい3-0、景虎が勝利を収めます。
○Gram vs ×Direstrada
さて次なる試合は一勝同士の対決。グラムとダイリストラーダの勝負です。だいぶリーチとサイズの違う両者の対決ですが、このルールだと安定性がものを言う勝負になりそうです。
さて、試合開始。まず横を向いて大股に接近するグラム、ダイリストラーダを追い詰めます。一方のダイリストラーダ、しゃがみで攻撃を回避する構え。しかし屈み込みが少し足りないか、ガードの上から強引にグラム殴りつけ、1ダウンを奪います。起き上がりでピンチに陥ったダイリストラーダですが、どよめきとともに試合復帰。さあ次の展開、長いストライドでいったん離れた後、大股に近づく離れるを繰り返し攻撃のチャンスを狙います。ダイリストラーダ、横から一撃を受け、これで2ダウン。
中距離で睨むグラムに対し、動かないダイリストラーダ。グラム、手が届くかぎりぎりの距離からパンチを放ちますが、ダイリストラーダは屈み込んで回避の構え。しかし真後ろを取ったグラム、屈み込んで後ろから、姿勢を落としたダイリストラーダよりもさらに姿勢を落として一撃。3-0、ダイリストラーダを沈めてグラムが勝利を収めます。
しかしここでGIYさんよりコメント。不知火がグラムとの対決を希望との由! あとでエキシビジョンマッチが行われるやもしれません。どうなるグラム。あやうしグラム。
次は二回戦、最後の試合です。
×Kinopy vs ○シーラカンス
さて最終試合。まずリング中央へ接近し両者睨み合う。お互い位置の取り合い、キノピーが背後を取り、パンチの撃ち合い。しゃがんで連続回転パンチを撃つキノピーに対し、距離を置くシーラカンス。キノピー、すあがんでからまくるようなパンチを撃ちますが、シーラカンスも位置を取る。横に腕を突き出して突撃するようなパンチで、キノピーを一気にリングアウトさせようと接近します。両者、高速で位置を取り合う展開ですが、ここでどうしたキノピー調子が悪化したのか、スリップのあとスリップ、連続で2ダウンを失ってしまいます。回転しながらぱーんち! とパンチを繰り出すキノピーに対し、素早い脚捌きで後ろへの回り込みを狙うシーラカンス。しかし両者、位置を取って攻撃を仕掛けますがダウンを奪えない。キノピーも慎重に攻めていきます。シーラカンスを回転パンチの出がかりに巻き込んでダウンを奪い、これで2-1。
すでに時間は2分をオーバーし時間切れを狙う戦術もあるかと思われますが。キノピーの回転パンチがシーラカンスの股下に滑り込んでしまいます。腕の戻りの勢いでシーラカンスも倒れますが、自爆気味にキノピーもダウン。3-2、シーラカンスが僅差を制し、勝利を収めます。
さあ、ここで急遽特別試合です。
○サアガ vs ×ヨコヅナグレート不知火
なんと驚きの勝負です! 高速で接近する両者、まずはサアガが体当たりするようにして不知火に体当たり、いきなりの1ダウン。さらにサアガ、両腕を広げ相手を掴む勢いでさっtぽうしますが、不知火それ以上のスピードで前進しサアガの攻撃範囲を躱し続けます。流れてからの勝負でサアガ捕まえる、これでなんと持ち上げて不知火を倒し、自らも吹き飛んで2ダウン。
両者軽快な動きからパンチの撃ち合い、不知火のパンチがあたっても、吹っ飛んでも倒れないサアガ。軽快な鋭い動きを繰り出し合う両者の戦い、勢い余って姿勢を崩したサアガ、スリップで2ダウンとなってしまいます。
サアガ、姿勢を落として殺到する攻撃を仕掛け、不知火がかわしていくと言う展開。不知火も立ち止まり三点設置のパンチを後方に仕掛けますが、姿勢の小さいサアガの有効な打撃になりません。
めまぐるしい高速での攻防。最後は不知火がリング中央で倒れ3ダウン目。なんとサアガ、不知火を3-2で制して勝利を収めます!
さあ、ここで二回戦終了。次はいよいよ三回戦です。
ここまで2勝はシーラカンスとグラム、ダイリストラーダとキノピー、景虎が一勝。コクロムキッドとローリングピラニが1分、メタルブルートでええと、ごほごほ。
そんなわけでシーラカンスとグラムが優位と言う状況、三回戦となります。
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