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2008.04.06

第1回バトルカップ観戦記【予選グループA・三回戦】

 さあ最終フェイズ。三回戦です。組み合わせは以下の通り。

MetalBluet vs コクロムキッド
景虎 vs Direstrada
Kinopy vs ローリングピラニ
Gram vs シーラカンス

■三回戦

×MetalBluet vs ○コクロムキッド

 まずはリング中央に接近する両者、ブルートに対しコクロムキッドが横突きを連打。かちんと言う鋭い音が響きます。接近するブルートですが、途中で一瞬力が抜けたかのようにダウン。スリップで1ダウンとなってしまいます。コクロムキッドの胴にパンチを入れるが、これはあまり聞いていきません。両者少し離れ睨み合いから再度接近、の横歩きの勢いでブルート吹っ飛びスリップ。リングアウトかどうかのはらはらした状況ですがなんとかここは復帰。ブルート、コクロムの背後を取ってパンチを放ちますが、背中の攻撃が重くならないまま、スリップして前方へずるり。3-0でメタルブルート、これで全敗となってしまいます。

○景虎 vs ×Direstrada

 さて第二試合は非常にリーチ差のある対決。ロボノバのダイリストラーダに対し、非常に大きい景虎が挑みます。
 しかし試合開始直後、2歩歩いた景虎が大きくぶれてダウン。スリップをきっした景虎、今度は慎重な歩行に切り替えてじりじりと接近します。リング脇に立ったダイリストラーダは微動だにしない態勢、そのままの場所でダイリストラーダの回転パンチをかわしていきます。回転中、勢い余って倒れた景虎。さらにダイリストラーダ、多少孤を描いて歩いているあいだ、位置取りを計った景虎が前方にダウン。これで3-0となってしまいます。
 解説のGIYさんの意見により、接触するまでは試合を続行する事に。ダイリストラーダ、後ろでパンチの構えを繰り出しますが、景虎、まるでパンチに引っかかるように後方にダウン。これは当たったかどうか議論になりますが当たっていないと言う判断。このあともダイリストラーダが移動しているあいだ、景虎は前へ後ろへ横へと吹っ飛んでスリップを続けてしまいます。しかしなんかぎりぎりと妙な音もしてますが大丈夫でしょうか。仕切り直しで景虎、バッテリを交換して再開。今度はダイリストラーダも前方へスリップしてしまいます。リング中央へ接近する両者、景虎パンチを放ちます。回転パンチが景虎にあたりがちがちと音がします。これで接敵、「ここからねー」と言うGIYさんの声が。ええと、カウントリセットみたいですね。
 景虎立ち止まったところで目の前にダイリストラーダを構えパンチを放ちますが、立ったままの姿勢でもストラーダの頭上をストレートが通り過ぎてしまいます。しゃがんだ上を通過するパンチ。しかしスリップで両者ダウンのあと、立ち上がったダイリストラーダの胸をえぐって景虎がパンチ、これで2-1。
 時間残りあと1分、後ろ向きに接近する景虎、ダイリストラーダに横突きを放ちます。ダイリストラーダは屈伸で打撃を分散させて凌ぐ作戦、しかし接近する景虎に片腕を上げて挑発。残り僅かとなったところで景虎、回転してのパンチの射程にダイリストラーダを捉え、これで3-1。ダイリストラーダは幻の勝利となり、景虎が勝利となりました。

○Kinopy vs ×ローリングピラニ

 さて第三戦、キノピーみたび登場。対するはローリングピラニです。試合開始…… 直後、後方に吹っ飛んで倒れてしまったローリングピラニ。起き上がりの途中にリングのきわに腕が引っかかってしまい、そのままリングアウトしてしまいます。
 両者、近い間合いから試合再開! キノピー、いったん距離を置いた後、動き出したピラニに駆け寄って鋭いアッパー! ピラニを後方に倒し1ダウンを奪います。
 後ろに吹っ飛んだピラニ、起き上がろうと複雑な動きを見せますが、姿勢はどんどんと後ろに下がっていってしまいます。もう少しでリングアウトと言うところでジャッジ判断、2ダウンで再開となります。
 再開直後、しかしキノピーが鋭くピラニを追い詰める。ややピラニ寄りの場所でキノピーが捲り倒し、これで3ダウン。3-0、キノピーが勝利を収めます。

 さあ、このあとは最終戦。事実上の決勝戦、2勝同士の一戦。グラムとシーラカンスの対決です。

△Gram vs △シーラカンス

 さあ最後の試合です! 重量差で押すグラムか、機動力で進むシーラカンスか。試合開始、まずは両者横向きに接近、リング脇にシーラカンスを追い込むグラム、攻撃を繰り出しますがシーラカンスは絶え凌ぐ。リング脇の苦境を脱して中央での撃ち合い。背中合わせの状況下、お互い攻撃が出せないかと見るや、グラムの移動の足裏の下にシーラカンスが。めくれあがってグラムが倒れます。試合再開、今度は一転リング脇に追い込まれるグラム。しかしシーラカンスの攻撃ではグラムが倒せない。図体の大きさがかなり違う。悠然と接近し攻撃のチャンスをうかがうグラムに対し、離れては攻撃を繰りdさうシーラカンス、なかなか有効打を打ち切れません。シーラカンス、グラムの正面。脇へ脇へと孤を描くシーラカンスに、グラムが連打を撃ち込みますが、バランスを崩しはするもののシーラカンス倒れない。今度はグラム、背中側にいるシーラカンスに掴むような動き。しかしこれでもシーラカンス、倒せません。シーラカンス、背中を向けて距離を取る動き、しかし背後のシーラカンスに、グラムが後方へ攻撃! これでダウンを奪い1-0。ようやくダウンです。しかしこの時点で残り15秒、シーラカンスの攻撃がグラムの肘の下をくぐり、戻るところにグラムがカウンター。残り数秒のところでダウンが入りますが、これで2-0で時間切れ。引き分けにより両者勝ち点1、最後の熱戦は引き分けで終了となります。

 このあとはエキシビジョンマッチ。不知火がリング上で待機しています。これはあれでしょうか。不知火対残り全員と言う状況でありましょうか……。
 サアガにコクロムキッド、メタルブルートにキノピー、グラムにダイリストラーダに景虎、お店のRB2000に至るまで登場。リングの上はくんずほぐれつ、サーボとサーボの大盤振る舞いです。しばらくそのままでおまちください。

 最後にサアガの投げでRB2000が50cmほど空中を飛んだ後、結果発表!

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1位 Gram
2位 シーラカンス
3位 Kinopy

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4位 景虎
5位 コクロムキッド
6位 Direstrada
7位 ローリングピラニ
8位 MetalBluet

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 以上8機のうち、一位のGram、二位のシーラカンスが、来月開催される決勝大会へ進出する事になります。ござんなれ、こちらがまずは最初の二駒。
 このあと毎週日曜日、三回。決勝へ進出する2体を決める予選大会が行われ、最終的に各予選の上位2機、計8体が決勝へと進出する事になります!

 初の試みとなる、一ヶ月にわたる長期大会。結果はいかなものになりますでしょうか。また来週のお楽しみ。と言うことで、第1回予選終了となります。

 リング上ではグラムと不知火の対戦が行われておりました。これがGP組のパンチか……!

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