第1回バトルカップ観戦記【予選グループB・一回戦】
さて先週にひきつづき、再びやって参りましたアールティさん。
四週連続開催のRTバトルカップ・本日は予選二日目の開催です。
一週目Aブロックと同じく、それぞれ予選は8機のロボットがスイス式トーナメントを戦い抜きます。パートナーを替えながら戦うこと三回、勝ち点システムで尤もポイントを獲得した上位二機が、GWに行われる決勝戦へと駒を進める構えとなります。
決勝8席のうち、すでに第一週を勝ち抜いたのがGramとシーラカンス。本日の結果次第で、全体の半分となる四席が確定する事となります。
おひとり到着していないと言うことでしたが…… あ、到着したみたいです。しばし開会を待つ構え。
調整リングにはGATが姿を現しました。ただでさえデカい下半身に、なんかでかい上半身が……。下半身だけでも他のロボットよりも大きいと言う有様、あまりに違いすぎるサイズ。どうなっちゃうんでしょう。
まずは開催、ルールの開始です。1/4リングを4枚使って戦う、3分1ラウンド制度のバトルです。スリップ無しの完全ダウン制、さらにリングアウトは一発ゲームオーバー。制限時間内に決着がつかなかった場合は強制的に引き分けとなります。
また、スリップ&リングアウトが少々発生した先週の結果を鑑みて、「ファーストタッチまでのダウンとリングアウトは無効」と言うルールが追加されました。
さてさて。まず最初、一回戦の組み合わせを決めるくじ引きが、まず最初に行われます。一斉にオープンした結果は以下の通り。
NOVAGON vs サアガ
Eorz vs KHR-赤
ゼルファー vs GAT
コバル vs ドリラー
まずは以上の組み合わせで、一回戦が行われます。
2時30分より、いよいよ試合開始です。
■一回戦
×NOVAGON vs ○サアガ
さあ予選二日目、いよいよ最初はノバゴンとサアガの勝負からスタート。先週、試合に出てないのに素晴らしい性能を誇示したサアガにノバゴンが挑みます。
いきなり突撃したサアガ、突撃しすぎてノバゴンの横を行き過ぎてしまいます。ちょっと戻って位置を調整した後、イガアさん製作ロボットの必殺技、掴み突進をいきなり繰り出します。腕を突き出して突撃するポーズ、いきなり相手を掴んでバックドロップ! 綺麗に決まるも自分自身もダウンとされて1-1。
凄まじい早さの横歩きで縦横にリングを駆けるサアガ、ノバゴンを翻弄します。下から突き上げるパンチがノバゴンを後頭部から殴り倒し、ダウンを誘って1-2。最後は試合再開直後、横歩きで駆け寄って左腕を突き上げ、下から捲り上げてノバゴンをひっくり返す! これで3-1、止まる事のないサアガ、凄まじい攻め手の早さで勝利をもぎ取ります。
インターバルで調整が行われているんですが、なんかハンダゴテ出てるんですけど大丈夫なんでしょうか。
さて、サアガがRBをぽんぽん投げるインターバルデモのあと、第二試合となります。
×Eorz vs ○KHR-赤
ぎりぎりまで調整されていたEorzと、勇者ロボ風の赤い外装がかっこよいKHR赤の対決です。かなりはげしく震動しているEorzですが大丈夫でしょうか。
まずはKHR赤が慎重に接近、Eorzは横歩きで大きく左右にふれながら接近します。リング中央でパンチが交錯、ファーストタッチのあと、離れる最中にEorz前のめり転倒、これでダウン1。激しく震動しているEorz、震動しながら滑るように移動していきます。これは制御しているんでしょうか。偶然ですとの声も飛びますが。前から赤に攻撃を仕掛けますが、震動で逆にダウンし2-0。激しい震動をしながら大きく離れ接近するEorzですが、ゆっくりした動きのKHR赤が安定性に優れる。最後は駆け寄ってきたEorzをぶつかり返すようにダウンを奪い、これでKHR-赤、勝利を収めます。
さあ、次はいよいよ大ロボット・GATが登場しますよ。
×ゼルファー vs ○GAT
さあ第三試合。ゼルファーとガットの試合…… ガットでかい! とてもでかい! 標準サイズのゼルファーがすごい小さく見えます。さあ試合開始、腰を振るような妙にてきぱきとした歩行で接近したガット、屈み込んでハリセンで回転パンチを繰り出します。ハリセンの力で攻撃レンジは非常に広い、ゼルファーがスリップしますが、これはダウンと見なされず。しかしガットも大転倒、すごい勢いでリングから転がり落ち、腕がもげてしまいます。しかし割と直ぐにはめこみで復帰。ガット、屈み込んでのハリセン乱打から、さらに回転パンチ! ゼルファー、一撃はなんとかバランスを持ち直して凌ぐものの、二発目でダウン。これがさらに倒れた起き上がりの最中、体がリングの外にはみ出てしまいます。起き上がりで倒れた方向はリングの外、さらにここからもう一回倒れる勢いで。猛威を振るったガット、一気に勝ちをもぎ取ります。
さて、このあとが一回戦最後の対戦となります。
×コバル vs ○ドリラー
さて最後の試合は学生チーム同士の対決、コバルとドリラーの対決です。白い中型ロボットのコバルト、黄色い大型寄りのロボット・ドリラーの対決。アームの両脇にドリルがモールドされた凶暴なデザインです。
さあ試合開始、軽妙に接近したコバルですが、ドリラーが一歩前進したのに押しのけられて1ダウン。1-0、コバル、位置取りを慎重に行いながら接近しますが、ドリラーが移動するのに巻き込まれて倒れてしまいます。後方から接近したところを押しのけられてこれで2ダウン。さらにリング脇、位置は危険。半身飛び出た姿勢で必死にもがきますが、片腕がはみ出た状態で起き上がれなくなってしまいます。レフェリーのスローダウンしたカウントと言う支援もありましたが、半リングアウト起き上がり不能で残念ながらギブアップ。積極的に攻めたコバルですが残念ながら覆滅、ドリラーが勝利を収めます。
さあ、これでまずは第一試合は全て終了。
次は組み合わせを替えて、第二試合が行われます。
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