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2008.05.03

谷津の干潟に鷺も舞う。(☆☆)

 俺たちの連休はまだ始まったばかりだー! (終了)
 というわけで、きのうでお仕事もひと段落。やや世間から遅ればせながら、今日からが連休で初日となります。土曜日も仕事してたのでカレンダー以下って訳で。まあそれはともかく。母と一緒に、千葉の兄夫婦のとこに出かけてきました。

 えっちらおっちら、電車に揺られて移動して。駅前でこんにちわ。
 存在そのものを忘れていたCDを返してもらったりとか家電が東芝しばりでギガビートまであったのに驚いた(けどHDDVDは無かった)りしたのち、天気もやや安定してきたので、近所にあるという薔薇園を見に出かけることに。駅前に戻ってバスに乗り、降り立った先はなんだかものすごい団地密生地の最中。はて、こんなところに植物園が……。

義姉「で、ここからどっち行くの? とりあえずこっち?」
兄者「この停留所で降りることしか知らん」

 現場あわせでいろいろと情報を集めた結果、反対方向にやや戻ると吉というお告げがGPS携帯から出たため、小雨がぱらつく中そっちに戻る事に。いや、しかし実際便利ですなGPS携帯。こんなにも威力を発揮するとは思わなんだでした。
 そうしてたどり着いたのが谷津バラ園。バラのアイスクリームなんて素敵かつあやしげなものや、巨人軍発祥の地の石碑と手形をへーとか思いつつ見やったあと。いよいよ入場門までたどり着いたところ、そこには堂々たる「開花率0%」の文字が。……あ、確かに咲いてませんね。なんかでも、ちょっと赤いのありません? 「あれは販売用です」 そうでしたかー(安堵した調子で)。

 薔薇の無い薔薇園。なんだかウンベルト・エーコっぽいですが、すいません読んだこともないのに適当なこと言いました、ともあれこのまま帰るのもなんなんだし、ということで、すぐ南にあると言う谷津干潟を見物しに行くことに。その道すがら、いろいろなことが判ってきました。
 そもそもこの谷津バラ園は、周辺に立っている団地の敷地も含め、かつて谷津遊園と言う遊園地でした。僕はまったくその存在を知らなかったのですが、かの薔薇園は東洋一とうたわれた華やかな遊園地だったとのこと。僕が見た薔薇園周辺は、その盛時を残す遺光だったんですね。東京ディズニーランドの影響もあったんでしょうか、のちに遊園地は閉園となり、薔薇園がいまに残っています。

 その遊園地となった谷津の土地も、そもそもは塩田として開発された土地であり、大正時代に台風により製塩設備が壊滅的被害を受けたために、土地が遊園地に転用されたのだとか。不思議なうねりのうえにある土地です。
 薔薇の季節には臨時駐車場となるという、草の生えた空き地に鳩を追っていると、そんな石碑がありました。

 さてさらに南に進めば、そこには一面の水面が広がっています。葦が茂り水鳥が飛ぶ、四角形に区切られた水辺。義姉さんが「ラムサール条約だから」としきりに言っていた、谷津の干潟です。
 帰ってきて地図を見てから改めてびっくりしましたが、ホントに真四角。南船橋駅と新習志野駅のどまんなかに、取り残されたというか保護されたというか、そんなかたちで、どすんと残っている四角い水辺です。いろいろと事情があって、偶然埋め立ても開発もされず残された土地が、貴重な渡り鳥の中継地となっている事情もあり、保護活動が高まって残されるようになったというもの。
 まわりをぐるりと周遊し、おおよそ2km強の散歩道。杭の上でどういうつもりか、黒い鳥が翼を広げてあたりを睥睨していたり、大きなサギが形もよく存在をアピールしていたり。あんまり鳥いないね、という話をしていたのですが、たまたま通りかかったのが満潮時だったもので、水鳥の食事の時間帯ではなかったもので、あんまり鳥がいなかったみたいですよ。
 そんなこんなでぐるりと半周。植物園のようなところをちょっと横切ると、そこには自然観察センターがあります。
 こちらも中に入ってみると、お子さんが双眼鏡に群がっていたりしてなかなかの盛況ぶり。自分もあれこれと鳥を見…… 実はプランクトンの展示とか昔の埋め立て前の谷津の地図とか、そんなものに食いついておりましたよ。どこまでいってもマイナーなものに食いついてしまう自分。とほほほ。

 自然観察センターの目の鼻の先では、チドリ(たぶん)が営巣して卵を抱えていました。

 そんなこんなで、思わぬところで散歩をしつつ。新習志野駅から帰ってきた次第。
 行く先々に歴史あり。神妙な気分になった連休初日でありました。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

なんというニアミス。
その谷津バラ園から徒歩圏内ですよ、我が家。

干潟の真横に高速道路の出口が新設される予定なんで、ラムサール条約ももうダメかもしれんとか思われます。
今でも付近を通るトラックの騒音が凄まじいですし。

投稿: Aruyo | 2008.05.04 00:32

お疲れ様でした~
薔薇がエーコで振り子がフーコでしたっけ
薔薇の名前を読まされそうになって途中で大学の講義の受講をやめたことがあるのを思い出しました
あの本けっこう高いですよね、しかも上下巻2冊組み

投稿: ヨッコ | 2008.05.04 01:06

>Aruyoさん

 えええ、ホントですか!?(笑)>超ニアミス これは意外な……(笑)。バラ園は見られませんでしたが、干潟の周りは素敵な散歩道でしたよ。
 干潟の真横ってことは南側でしょうか。これはちょっと心配ですね……。

 時に、前にご紹介した船橋のラムのお店も(比較的)ご近所かと。かなり歩くと思いますが(笑)、ご興味があればぜひこちらにも。

>ヨッコ義姉さん

 お邪魔いたしました&お疲れ様でしたー。思ったより距離ありましたね。

 振り子は正確には「フーコーの振り子」で、これもウンベルト・エーコの小説ですね。フーコでもエーコでもあっております。お笑いコンビみたい。
 
 講義の受講をやめちゃうってのはまた男らしい話だと思いますが、本でも小説でも、強制的に読めって言われるとあんまり読む気しなくなりますよね。それが難儀っぽい代物ならなおさらで(笑)。

 興味そのものはあるので、今度余裕が出来たら挑戦してみます。まずは薔薇の名前からだ。

投稿: sn | 2008.05.04 19:23

wikiで薔薇の名前のあらすじ読んだら、なんか知ってる話のような気が・・・もしかしたら、受講をやめたつもりで、実は本上下2冊買って、実家にあるのかもしれません。しかし、何の講義だったかも覚えてないのです。もし受けたんなら意味なさすぎ。
昨日から急にソ連熱が再燃して、ショスタコ5番(&チャイ4~6)、さっきamazonでムラヴィンスキーをポチってきました~
せっかく昨日まで3年強もうちにバーンスタイン版があったんだから、中身をPCに落としておけばよかったな~~

投稿: ヨッコ | 2008.05.06 04:20

きょう、バラ園に行ってみました。
開花率10%でした(寂

ラムのお店、水上のやつですな。
いってみたいなー。
近所にDEEPBLUES KAIZOKUとロゴの入ったバンがありますが、なんか関係あるのかもですね。

投稿: Aruyo | 2008.05.06 21:38

>ヨッコ姐さん

 ソ連と共産圏関係の交響曲なんかは、なんていうか全体的にわかりやすい力強さがあって好きな感じがしとります。重低音ぼがーん、みたいな(ものすごく抽象的な上に不正確)。
 くだんのCDはまだ家にありますんで、何かの機会にでもどうぞ。

>Aruyoさん

 【むむむ。】 なんていうか、その名前だとほぼ間違いなくお店関係の車ですね……。あるいは、お店の人のお住まいがそのへんなのかも知れませんね。ニアミスにニアミスが重なるとはそのことです。
 薔薇園はなかなか時期が厳しそうですね。あるいは6,7割方咲いていて「もうちょっと咲いてる時に来ればねえ」みたいな感想を持つくらいで丁度いいのかも知れませんね。兼好法師に怒られそうな感じですけど(笑)。

投稿: sn@散財 | 2008.05.09 22:01

ショスタコーヴィチはたしかに分かりやすいですね~
ムラヴィンスキーは、金管割れててさらにいい感じです
ソ連プロパガンダ音楽/反共音楽(というかプロパガンダ音楽以外)
の違いを耳で聞き分けることができないのですが。
ショスタコの音楽も実はソ連体制に批判的だったとか、、、そんなの耳で判別できるものなんでしょうか???タイトル以外で。

投稿: ヨッコ | 2008.05.10 19:07

>プロパor反共

 何をおっしゃいますやら。そんなものが聞いてすぐに判ったら、命がいくつあっても足りないじゃないですか。


 ……アレ?


 まあ主に、のちのちの解釈の問題ですよね、ええ(笑)。

投稿: sn@散財 | 2008.05.12 21:57

そういうことか~
でも、ソ連から亡命してる音楽家の人とかもいますよね
ショスタコーヴィチも社会主義リアリズム(=非前衛的=分かりやすい)を装っていたわけで
分かりやすければOKだったということ?
すみませんダラダラと引きずって
いまスターリンの本を読んでて、頭がそっちの回路なんです

投稿: ヨッコ | 2008.05.13 01:30

ふつうに今読んでる本の続きを読んだら、解決しました
ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ハチャトゥリアンの3人も、スターリンから反体制的だとの批判を受けたらしいです
それで粛清を逃れるためにショスタコーヴィチが音楽を担当した映画「ベルリン陥落」のDVDを、きのうAmazonでポチってきました
Amazonの評価は、史実じゃない!とかプロパガンダがひどい!とかさんざんだったけど、いや~それが見たくて買うんでしょうが!!と言いたい

投稿: ヨッコ | 2008.05.14 22:01

>ヨッコ姉さん

 通の意見ですな(笑)>プロパガンダがひどい!

 しかしまあ、音楽が反共的とかって言われても、訳がわからないと言うより、ほとんどいいがかりですよなあ。
 科学の分野ですらルイセンコみたいな人がいたわけですから、恣意的に解釈するものである芸術がありていにヒドい目に遭ったことは想像にかたくないわけですが。おっかない話でありまする。

投稿: sn@散財 | 2008.05.15 22:05

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受信: 2008.05.27 04:37

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