« お手伝いロボットプロジェクト予選観戦記【午前編】 | トップページ | お手伝いロボットプロジェクト予選観戦記【午後編2】 »

2008.08.17

お手伝いロボットプロジェクト予選観戦記【午後編1】

 さあ、ここからは午後の勝負。選手の続行です。

No.3 : 655 アリモプレナ(スミイファミリー)

 さあちょっとご飯食べてたら遅くなりました、午後の競技の開始です。まず最初は無線トラブルを復帰して登場のうしくん改めアリモプレナ。お嬢さんが介助につき、ご両親が操縦を行うスタイル。無線コントロールは他のロボットと同じですが、操縦システムに画期的なポイントが。小さいうしくんがもう一体あり、こちらを操縦機として使う事で、大きなロボットが同じ動きをする、と言う、一種のマスタースレイブシステムとして操縦されているわけですね。
 苦労していた人が多かった段差を難なく乗り越えて、アリモプレナ、卵をスムーズに一個掴んでスタンドへ。二個目を掴むのに苦労している様子、卵を掴む指先がうまく掴み、おっと、二個目を掴みました。そのまま並行に横に動きスタンドの上に乗りますが、完全に卵を握り込んでしまったアリモプレナ、ああ、成功しました。大丈夫です。二個目成功。さんこめにトライ、うしくん綺麗に三つ目を掴みました。これはスムーズに三つ目。ここで残り1分です。
 カメラの視界がそれほど狭いために、手の影になって視界が遮られてしまった様子、最後の一個がつるっと滑ってしまいましたが、見事三つ、一個も犠牲を出す事なく成功、と言う事になります。

 さあ、続いてはTシャツ畳みにチャレンジです。IPアドレスを取得できませんでした、と訴えるアリモプレナ。大丈夫でしょうか。ちょっと心配。さて、籠の配置を行っていよいよチャレンジです。
 まずは小刻みに歩いたアリモプレナ、スムーズな動きで向きを90度変えてテーブルへと接近。Tシャツの入った籠の真横につけます。横歩きで籠に接近し、掴む事が可能なポジションに。一端立ち上がって、両腕を上げます。掌を下に向け、がっと屈む。しかし手は籠の縁にかかってしまい、掴めません。微調整して屈みますが、籠の縁にやはり手がかかってしまう。籠の取ってを掴んだ、しかし離しました。ここで2分経過、やはり籠の縁を持って持ち上げてしまいます。あと一歩か二歩、前に出られるといいのですが。カメラは角度的に完全に真下を向いていますが、なかなか掴みきれません。籠を足下に引き寄せてしまうアリモプレナ。籠を持って完全に持ち上げてしまいます。一端離れて再度近づく、位置はいいのですが、籠の縁に腕が引っかかってしまい、籠の中に腕が入っていきません。残念ながら、後ろ向きにぱたんと倒れたところで時間切れ。残念ながら修了となってしまいました。
 最後にマスタースレーブのデモ。上半身は軸間の比率などを揃えた、「縮小版」のうしくんがそこにあって、それを手で動かすことで、アリモプレナが同じ動きをする、と言う仕組み。腕の三本爪も、指先につまみがあってシンクロして動くようになっているようです。

No.4 : ARRC-X(BB)

 さて、次なる登場はアークX…… あーっと、西村委員長もといミスターX、これはさすがにもうう禁句でしょうか、アークX登場です。「これで優勝とか言うと微妙ですけど、動かないと言うのも微妙じゃないでしょうか」「みんなそれに触れないようにしているのに」と三条さんと先川原さん。胸のところに液晶が入っているアークX、みんな液晶が割れる心配ばかりしています。

 さて、アークXの演技開始。……と、首がかくんと下を向きました。左右に頭がふれます。くくっ、と斜め下を見て、慎重に周囲を見ていたアークX。小刻みな歩幅で前進を開始、目みたいに見えるのは超音波センサーなんだそうです。立ち止まって周囲を見回し、角度を変更。胸のウィンドウズがユーザーログイン画面っぽいのが気になります。やや距離を置いたところから、かくん、と頭を下げて周囲を見回す。さらに前進していきます。いい位置についた。……あれ、なんかお手上げのポーズが出ました。どうなっちゃったんでしょうか。卵の上に手を乗せ、非常にゆっくりと卵を掴みにいきます。手はかかってる、手はかかってるんですが、ゆっくりと力を込めてきます。おお、おお、く、くくっ、と言う感じで卵を持ち上げた、今度は置く動作なんですけど、もうちょっと、もう一息か、かしゃんと落とした。ああッと言う声とともに卵が下に落ちる。さあ、この卵を取りに…… 残り10秒で掴みに行くか、がくんと脱力して倒れたところでギブアップの声が。というわけでアークX、掴めるところまでで修了となりました。

 続いてTシャツ畳みにトライです。今度は素早く立ち上がって足踏みを始めたアークX、そのままぼすぼすと前進してテーブルを目指します。立ち止まってちょっと考える。首が忙しげに動き、周囲を見回しました。足下をじっと見ているアーク、足踏みをして徐々に籠へと近づいていく。回りすぎて反対の方を向いてしまう、微調整と言うか角度変更が続きます。しゃがんだ所で脱力しへなりと倒れてしまいます。しゃがんだままで首がぐりんぐりん回ります。腕が伸びますが、籠の縁をつかんでと言うか押してしまいます。押し出してしまう。籠を手元に引き寄せるものの、中身まで手が伸びません。乱暴に手で引いて押し出すようにしますが、どうやら布に手がかかったか、Tシャツは掴みましたが、テーブルがひっくり返ってしまいます。しかし籠はテーブルを挟んでロボットの反対側へ、ここで残り10秒。片手にシャツを掴んだまま途方に暮れたような格好で、アークXの演技終了となりました。

 アークXは四カ所にカメラをつけて手先からも見られるようになっていた、とのことでしたが、やはり布や籠は見えにくい、とのことでした。

No.5 : 195 クロムキッド(kupakuma)

 さて、次に競技を行うのはくぱくまさんの大型クロムキッド。これまでのクロムキッドとかなり違うデザインに見えますが、足回りや指先を見ているとまさにクロムキッドそのものですね。カメラはどこに積んでるのかなあ。くぱぱさんが操縦し、くままさんが介添えにつきます。
 強力な歩行でのっしのっしと前進し、一気に机に近づいていく。横歩きで位置補正し、ちょっと立ち止まって様子を見ています。どうしたんでしょう、動きません。パソコンの画面になんかダイアログが、動きました大丈夫そうだ。卵の間近まで近づいて、位置を変えていきます。さあ、掴めそうな位置に来た。さらに正面に向き直る、腕を広げて、まるでこねるように掌を籠の中へ、卵をしっかり掴みました。今度はこれを置くフェイズです。動かなくなった、大丈夫でしょうか。いきなりくるっとスムーズに動いたクロムキッド、上体をくるっと滑らせて真上から落とすように卵を落とします。投げ込んだような風情、しかしこれは一個成功。
 まるでひじうちを入れるような姿勢で再び卵をこねるように掴んだクロムキッド、二個目を入れに行きます。おっと、掴めていなかった。再度、二個目を掴みに行きます。こねるようにして…… なんかぺきっと言う音がしました、掴めていない様子。時間がちょっと厳しいか、頑張って欲しい。
 残念ながらここで時間切れ、しかしなかなか荒っぽい方向性で一個成功となりました。

 さて次はTシャツ畳み…… の前に、4階で30分耐久レースの準備が行われています。なんだか無闇に盛り上がっている4階耐久レース場の様子が。西村代表は鬱憤がたまっている様子です。
 さて気を取り直してTシャツ畳みに戻ります。力強い動作でカゴへとまずは向かうクロムキッド。方向転換する時にものすごいばちんって感じの音がするのが非常に気になるのですが。どうも膝のバネが外れたみたいです。なんか大受けしてますけど大丈夫なんでしょうか。がくっと屈み込んで掴みに行きますが、一回目は外れ、二度目は入りました、ああっと落としてしまう。しかし再度トライ、これは成功。綺麗に駕籠にいれました、これは成功。おっと、まずは全部映してから行く作戦なんでようか、頭をかかえましたくぱぱさん。もう駕籠の中には入っていませんが。ちょっと位置を補正して、横歩きで2,3歩移動する。おっと、駕籠を蹴っ飛ばして横に転倒してしまいました。その辺に置いてあった卵があわてて対比。自力で仰向けに倒れ直し、見事に復帰します。今度は落としたTシャツを掴んで、カゴに戻そうと試みます。しかし上手く掴めない、つんのめって、顔からシャツに突っ込んでしまいます。カメラは何も映らない、残り10秒。終わった瞬間にロボットの方を振り返ったくぱぱさん。状況は判っていたものの、起き上がるとテーブルも何も吹き飛ばしてしまうため、そのまま動かないで居た、と言う事でした。

 さて、4階では30分耐久レースが始まっています。現在、アークXとくまたろうがレースを行っています。牛歩戦術と歩きぶりを評価されてしまうアークX。

No.6 : 626 フライディ(えまのん)

 ちなみに、えまのんさんのフライディは30分耐久レースだけ登場とのこと。つまり下のステージには登場しないのだそうです。というわけで、ここで紹介。
 さて次は、さっき後周りになったドカ1が再度登場となります。

No.1 : 546 DOKA ONE(ドカ プロジェクト)

 さて現れたドカ1、これは非常に大きな無骨なロボットです。指を大きく広げた姿勢が特徴的。頭にはネットタンサーが直接乗っています。
 まずは足下を見ながら小刻みな歩行で前進。あたまをぐりぐりして様子を見ながら、徐々に徐々に前進。卵の入ったカゴにだんだんと距離を詰めていきます。横向きの姿勢から大きく旋回。慎重にサーチするようにカメラの乗った首を上下させながら、距離を大きく詰めていきます。しかし手を伸ばしは、おっと伸ばした。ちょっと空振りしてしまいましたが、腕の仕組みは判りました。左手で掴んで右手に渡し、右手でセットすると言う…… これはまずい、カゴに引っかかった腕が、カゴもろとも卵を全部床に落としてしまう。首でサーチし状況を掴むドカ1。下がって卵の位置を確認し、右手を伸ばして床の卵を取りに行きますが、残念ながら空振り。ここで時間切れとなってしまいました。惜しかった!

 30分耐久周回、くまたろうが着々と動作中。アリモプレナはピットインから復帰。アークXは同点2位、扇子で扇いでおります。アエロブルーはまだ1周目とのことでした。うしくん早い。非常に早い。

 さて戻りまして、続いてTシャツ畳みにチャレンジです。小刻みに着実に前進したドカ1、首を下に向けたまま旋回、横に横に歩いて距離を詰めていきます。位置についたか、指を広げて構えに入る。また指を閉じてしまいましたが、発見できていないのか。さあ、大きく屈んだ、……立ち上がるけども空手です、何も掴んでいない様子。屈んでちょっと前を向いて、と言うところまでは行くのですが、腕が伸びてきません。後ろに倒れてしまう、これは自力で復帰できるのか? おきあがります、おっと起き上り…… へたりと後ろに伸びてしまいます。手を入れて復帰。最後にカゴの前で屈み込んだところで、残念ながら修了となりました。
 
No.11 : 533 作業用オートモ(チーム九州)

 次のチームはHOLYPONGさん率いるチーム九州、作業用オートモの登場です。黄色いカラーリングはいつもよりもいかつい感じのロボット。上体が大きいんですね。やはりさすがに。作業用車を意識したと言うデザインは背中に大きく張り出した感じ、カメラなんかどこに入ってるんだろうって感じですねー。さあ、競技開始。まずは腕を前に出してバランスを取りながらテーブルを目指します。腰の前に突起がついてますけど、これは距離決め用なんですかね。向きを変えてテーブルに向き直ったオートモ、腕を振り上げた。おっと後ろに倒れてしまう。ちょっと屈んだ、再びテーブルにのしかかるように体を押し込んだ、テーブルに肘を突いたような格好でアホ子牛、ぽろっと倒れてしまう。どうやって掴むのか、非常に気になるところです。さあ、腕先が大きく展開して卵を掴みに行った、しかし腕先は伸ばしたものの。カゴに腕を突っ込んで持ち上げに行く、しかし上手く掴めるところに卵が置いていない。カゴの脇にある卵を引っかけるようにしますが、なかなか掴みきれない。残念ながらうまくいかない、卵の配置に嫌われている様子、残念ながらここで残り10秒、あと少しだったのですが修了となってしまいました。

 次はTシャツ畳みにチャレンジ。他の機体とは逆に、手前側にTシャツを起きます。再び両腕を上げて気合い入れポーズのあと、テーブルとカゴの所に接近していきます。横歩きで近づき、早くもカゴの手前へ。慎重に位置取り、ちょっと背中を向けた。真上でアームを展開させ、そのまま静止。深く沈み込んでいきますが、Tシャツを掴むところまで手を下げられません、完全な腕先ではなく、腕先のアームで掴もうとしいるところがちょっと厳しいのやも。
 手を突っ込んでかなり苦労しているのですが、なかなか掴む事が、持ち上げきる事画出来ません。 残り30秒、残念ながら掴みきれなかった、残り0秒で修了となりました。
 カメラは胸に搭載されており、胴体部、と言うか股間のところに移動機構があり、これを使って机との距離を取っている、とのことでした。

 ここで一回目の30分耐久レースの結果が。
 1位はアリモプレナ、2位はくまたろう。3位はアークX、最後はアエロブルーとのことでした。

No.12 : 4 トコトコ丸(ちーむトコトコ)

 さて次なる挑戦者はトコトコ丸。チームトコトコの挑戦です。今度のトコトコ丸はずいぶん大きい、すぐに競技開始。小刻みな動きで前進、やや空転しているような感じもしますが。正面から見ると肩幅がかなりありますね、慎重に位置取りをして、両腕を広げて…… おっと、なんかすごい嫌な音がした。バキバキバキと言う音が。脚が、脚がおかしい、歩くたびにばきばき言っています。一端、ここで調整に入ります。
 上半身の動きは非常に滑らかだったんですが、下半身を見て首をかしげるあみのさん。手でバツが出ました、ああ、申告により棄権とのこと。上体や腕は上手く出来ていたんですが、膝に導入した新機構であるベルトのトラブルにより…… おっと、すぐに直るみたいです。Tシャツは直して挑戦する、とのこと。拍手が起こります。

 ちょっと調整で待ち時間。4階での2レース目の出走選手のインタビューが行われています。2走目はクロムキッドとドカ1、フライディが待機しています。
 この間に、ファイブが卵にトライを行います。

No.10 : 601 ファイブ(ロボットフォ-ス)

 さあ、安定性では既に定評あるファイブ。のっしのっしと言う歩行で机に向かいます。なんか頭にはテープかなにかで修復されたあとがありますね。さあ、すぐに上手い位置を取りました。腕を振り上げてくるっと回転させ、綺麗な仕草で卵の上に構えます。胴体ごとずしっと沈み込ませるような格好で卵のところへ腕を構えていく。挟み込めていないか、もう一度腕を広げて、お、掴んだ。持ち上げました。まずは一個目。胸の前に手を持ち上げたまま横歩き、そのまま腕をくくっと下げて、ちょっと手先がずれた、このままだとカゴに戻してしまう、なかなか離せない。もう少しでいい位置までつけているんですが。残り1分、置けない、離せません、もうちょっと。どうやら手元が見えていない様子、どうやら手放せず、0個で修了となってしまいました。

 さて、次はTシャツ畳みです。あれ、どうしたんでしょう。ファイブ動きません…… おっと、トラブルか。時計を止めます。いったん整備ヤードに戻り、調整が行われるファイブ。
 さて、調整も終わり復帰です。大股な動きで着実にテーブルに近づくファイブ。まだここまで畳みに成功したロボットはいません。初の成功例となれるでしょうか。大股に歩き、向きを変えて位置に。カゴに片腕がかかる位置に立ったファイブ、腰をかくんと下げてカゴの中に腕を突っ込みます。腕をくるりと回しますが、……おっと、今度はTシャツではなく、Tシャツを入れていた籠の方を掴んでしまいます。しばらく苦労しているところで残り10秒、残念ながら時間切れとなり、ここでトライ修了となりました。

No.12 : 4 トコトコ丸(ちーむトコトコ)※Tシャツ畳み

 さて、Tシャツ畳み開始。おっとトコトコ丸、ちょと歩行がおかしい感じ。やや空転しているっぽい感じです。いったい立ち止まって、ゆっくり歩行に切り替える。ちょっとずつですが前進はしているようです。なんとか前進を繰り返し脱出に成功した様子。なんとかテーブルに近づきつつあります。立ち止まって足下を偵察、ここで残り3分。
 距離詰めが難しくなったか、残り2分を切ってまだ駕籠まで到達できない、歩きがどうもおかしい感じです。非常に良くできた上半身なんですが、まだ実力を発揮するところまで辿り着けません。客席に背中を向けて両腕を上げるトコトコ丸。残り20秒を切った、前に向きに倒れてしまう、残念ながら、ここで修了となりました。

 最後にトコトコ丸、どうしてもと言うことでデモが行われます。Tシャツ畳みは綺麗な動きで持ち上げて、駕籠に入れます。
 続いて卵の演義も。卵を掴み、あるかどうかを確認し、無いと判るともう一度卵を掴みに行き、握り直して、きゅっ、と言う感じで位置を直して卵を置く。これはうまい、これは綺麗だ。本番で見たかったと言うところですねー。

 さて4階の情勢、30分周回レースの状況です。第2レースが22分目ほど、と言うところです。
 一位はフライディ、そしてクロムキッドとドカ1、作業用オートモがレースを繰り広げています。

 ここで10分の休憩。このあとは15時40分から最終組の演技が行われます。

|

« お手伝いロボットプロジェクト予選観戦記【午前編】 | トップページ | お手伝いロボットプロジェクト予選観戦記【午後編2】 »

ロボット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11580/42195380

この記事へのトラックバック一覧です: お手伝いロボットプロジェクト予選観戦記【午後編1】:

« お手伝いロボットプロジェクト予選観戦記【午前編】 | トップページ | お手伝いロボットプロジェクト予選観戦記【午後編2】 »