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2008.08.17

お手伝いロボットプロジェクト予選観戦記【入場編】

 関東は小雨のちらつくやや不明瞭な天候。北京では今まさに女子マラソンが行われている状況下。本日ここ川崎では、ROBO-ONE界初の試みとなる、お手伝いロボット大会が行われます。

 従来より進められているROBO-ONE宇宙大会とは、ちょっと違う方向に踏み出した今回の大会。昨今の機体大型化の機運を受けて、より生活に密着したロボット、暮らしに役立つロボットを作るにはどうしたらいいのか? と言う方向性で、参加者皆さんがそれぞれに工夫を凝らしたと言うプロジェクトです。前にROBO-ONEの予選競技で「人の役に立つこと」と言う課題が出たことがありましたが、それを発展させたスタイルですね。

 登場するロボットは15チーム。本日は予選とし、9月に決勝戦が行われます。決勝戦は、なんと地下街に実際にロボットを持ち出して、実生活に近い環境下でロボットを操縦する、と言う試みが行われます。こいつはやっぱり気になりますよね。

 本日行われる競技は3競技。卵をつかんで運ぶ「卵つかみ」、昔ロボットアームの繊細さをアピールするためによくやっていたアレですね。それに洗濯物を畳むTシャツ畳み競争。最後はちょっと毛色が変わって、30分周回の耐久レース。最後のものは、ロボットを長時間、安定して動作させるノウハウを競う、と言う競技ですね。トラブルが起きた際の、スタッフの迅速な対応も協議の評価に直結します。

 初の試みとなるお手伝いプロジェクト、開場までもう少しです。……少し早く着きすぎたかも。

 ちなみに、エントリーされた皆さんは以下の通りです。

No.1 : 546 DOKA ONE(ドカ プロジェクト)
No.2 : 652 Aero-Blue(CAPプロジェクト)
No.3 : 655 アリモプレナ(スミイファミリー)
No.4 : ARRC-X(BB)
No.5 : 195 クロムキッド(kupakuma)

No.6 : 626 フライディ(えまのん)
No.7 : 154 くまたろう(Team MSS)
No.8 : 96 アマテラス(こそこそ団)
No.9 : 656 フレンド バルキー(Foot-Prints)
No.10 : 601 ファイブ(ロボットフォ-ス)

No.11 : 533 作業用オートモ(チーム九州)
No.12 : 4 トコトコ丸(ちーむトコトコ)
No.13 : 2 Dynamizer(スギウラファミリー)
No.14 : 50 ファイマン・オクターバ(AIR)
No.15 : 14 Musashi(MARU Family)

 開場しますがさすがに観客席は閑散たる雰囲気です。ステージとか審査員席見ても、ロボットとか選手の動線が想像できないところがおもしろげな雰囲気です。
 ステージ奥のプロジェクタ映像は一種の二元中継状態。4階に設置された30分耐久レースコースの画像が小さく映し出されており、1階で行われる競技、まさにプロジェクタの前にある卵つかみとTシャツ畳み用機材の画像が大きく映し出されています。
 今日はどうやら、1階で上記二競技が、4階で30分耐久レースが行われるとのこと。とはいえ、やってみないと判らなそうな雰囲気です。こういうやきもきする雰囲気嫌いじゃないなあ。

 10時39分、オープニングまであと1分なんですが、なんかまだちょっと始まらなそう。ステージの前ではルールの謎について、皆さんがああだろうかこうだろうかと意見を戦わせています。そもそも何台動くのかが最大の問題、と言う梓さんのご意見ですが、さてどうなってしまいますでしょうか。
 委員長も交えてあれこれ打ち合わせが行われているところで、音楽がかかっちゃいます。ええと、大丈夫でしょうかねこれオープニングかな。この状況下でも全く動じない三条さんがアナウンス。開場も暗くなり、いよいよオープニングです。

 というわけで、オープニングです。まずは審査員紹介から。川崎市と神奈川県の方もいらしてますね。解説は西村委員長とご存じ先川原先生、特別解説は芳賀さんと言う陣立てです。
 開会の御挨拶のあと、協議内容の説明が、スライドとともに西村委員長から行われます。

 今回の正式名は「お手伝いロボットプロジェクト。川崎の地下街、商業施設アゼリアと協業し、ロボットにお買い物をさせようと言う計画です。無線LANを使ってネットワーク経由で操縦し、一種の化身、アバターとしてロボットを利用する、と言う計画です。
 とりあえず今回は試し、と言うことで。ロボットを目視することなく、ネットワーク経由のカメラだけを手がかりに、卵をつかんで並べ、さらにTシャツを畳む、と言う競技が行われます。一方で、信頼性と耐久性を向上させるため、30分の耐久周回レースを行います。制限時間の中で、いかにロボットを安定させて運用させ続けるか、と言う事が問われる競技ですね。高得点を叩き出したロボットに関しては、商品化も企画されているとのこと。これが今年度計画で、来年度以降は、また別の場所とタイアップして、違ったかたちでのお手伝いプロジェクトが行われるとのこと。

 続いてタイムテーブル。本日は午前中に卵つかみとTシャツ畳み、午後は並行して30分耐久周回レースが行われます。因みに、今回の競技に使われるのはゆでたまご、Tシャツは子供用でしょうか、非常に小さいチビTシャツを使うとのこと。
 続いてルール説明。「卵つかみ」に関しては、テーブルから2m離れたところからロボットを動かし、籠の中の卵を掴んで、卵ケースに並べ替える、と言う動作を行います。デバイスの配置は事前に選手が自由に行い、卵はちゃんと立っているかどうか、とがってる方が下になっているかどうかで点数が決まるのだそうです。持ち時間は5分、使える卵は3つ。
 Tシャツを畳んで片付ける競技。くしゃくしゃになって籠の中に入っている3枚のシャツを綺麗に畳み、反対側の籠にしまう、と言う競技。籠同士の配置は自由で、やはり畳み方で点数が決まるとのこと。Tシャツや籠を落とした場合は地力でリカバリだそうです。
 30分周回レースは4台同時に出走し、30分で何周出来るかを競います。問題になるのはバッテリマネジメント。バッテリが危険だと判断した場合、ピットに入る事が出来れば交換できますが、途中で動作不能となってしまった場合は、そこで競技終了になってしまいます。

 ところでレースは4階で行われます。と言うことで4階から中継レポートが入ります。丸さんは珍しく弱気のコメントです。今回投入する新作はキングカイザーじゃないみたいですよ。

 というところで、いよいよ競技開始です。

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