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2008.10.12

第十四回ROBO-ONE観戦記【準決勝~三位決定戦~決勝】

 いよいよ重量軽量、全て併せてベスト8に絞られました。
 重量級の準決勝は恐竜級ロボット同士の対決と言う壮絶な絵柄。リングの強度の運命に、観客の興味が集まります。
 時間はちょっと伸びて、14時40分からの再開です。待ち時間にはディスプレイえ、なぜか12回のDVDが流れていました。なぜ12回なのかは、よくわからない謎です。

 なんかちょっとオーバーしたみたいですが、いよいよ始まりました。試合再開、準決勝。……に先立ちまして、協賛企業のPRタイムとなります。

 何度見ても思うんですけど、重力戦線のロゴは新谷かおる過ぎると思うんだ。
 今日はHAL東京の専門学校の方からも説明に来られています。あの超目立つ新宿コクーンタワーの解説も。あれ何階あるのかと思ってたんですがナゾ解明。地上50階建てだそうです。

 最後はネットタンサーの新型の紹介で〆。あれちょっと欲しいです。
 そういうところで、準決勝の試合開始を待ちまする。

 おお、松田さんが来ました。いよいよ準決勝の開幕。準決勝に勝ち残った8名が呼び出されます。勢揃いした8名に、それぞれ意気込みが聞かれます。
 リングが最後まで保つか心配されている状況下、いよいよ準決勝の試合開始です。

軽量級準決勝 第1試合
○105 No.1 ヨコヅナグレート不知火二代目(Dr.GIY)
vs
×107 No.655 アリモプレナ(スミイファミリー)

 さあ、実績も対戦経験も豊富なライバル同士の対決と言うべきこのカード。うしくんもといアリモプレナの方が身の丈やはり大きい、このリーチをどう埋めるかが勝負になりそうです。さあ試合開始、ます突入して横に躱した不知火、先に仕掛ける。アリモのお後ろを取って突きを繰り出し、一方のアリモはこれを受け、背中を向けたまま横突き。掬い上げるような攻撃で打ち落とし、リングのふちに座り込んだ格好で倒れた不知火、起き上がりで落下し、これで1ダウン。
 次に再開、横姿勢からパンチの撃ち合い、不知火の突きでアリモプレナがバランスを崩します。この際、手のひらが床についた、と言う事でダウンを取られます。これで1-1。
 両者一寸離れて再開、不知火つかつかと近づく。ここでアリモの肩にあおるような一撃、不知火の攻撃でアリモプレナ、後ろにダウン。これで2-1,正面の睨み合いからパンチの撃ち合い、拳と拳がぶつかりあう、不知火押し戻されて1スリップ。真っ正面から両者真っ向叩き合い、不知火、再び背後に回り込み一突き、アリモプレナ、横に突きだしていた腕が地面についてしまったと言う事で、これがダウンと見なされる。これで3-1、長い腕が仇となった格好で、アリモプレナがダウンを多発したかたち。YG不知火、強敵を下して決勝進出です。

「元々が重量級だったので、どこまで戦えるか判らなかったので、ここまで戦えて満足です」とのことでした。


軽量級準決勝 第2試合
○104 No.51 Cavalier(えまのん)
vs
×106 No.424 レグホーン(NAKAYAN)

 これもタイプの違う選手同士の対決、レグホーンとキャバリア、非常に対照的な外見のロボット同士の対決です。旋回攻撃でアウトレンジ攻撃を仕掛けるキャバリアに、一気に距離を詰めて決めを取る、レグホーンの戦法は通用するのか。
 まずは睨み合い、慎重に距離を取り合う両者。仕掛けるレグホーンの攻撃が、キャバリアの胴体に突っ込んだ。キャバリアは胴体を振り回すような迎撃ですが、これは仕掛けきれない。そこからさらにキャバリアが腕を振り回す連続回転攻撃、もろに巻き込まれるレグホーン、しゃがんで耐え凌ぎましたが、長く続くとなかなか辛い。3、4度目の打撃で立ち上がり掛けたところをダウンを奪われてしまう。さらに追いかけられレグホーンがダウンを奪われる、ここでキャバリア、スリップ。真横に倒れたような格好で停止してしまいます。
 レグホーンとキャバリア、中距離で同じような腕を旋回させる攻撃を繰り出しますが、リーチはキャバリアが圧倒的に長い。最後はバランスを崩したところを突かれて羽根ごと横に転がってしまい、3-1でキャバリアの勝利。レグホーン、得意の形を取れないままに終了となりました。

「ちょっと前まで5kgの重さがあって重量級のキャバリアなんですが、このレグホーンを破るために3kgまで落としてきたと。ほんとに強くて手が出なかった。完敗です」とのことでした。

重量級準決勝 第1試合
×99 No.385 ivre-VIN(遊)
vs
○114 No.14 キングカイザー(マルファミリー)

 さあ、このカードもまたも来ました。グレートキングカイザーが、勝っているとはいえ苦手と見なしているのがこのイーヴ。皇帝と奇兵、重量差は3kg。しかしイーヴは先程調子のおかしいところも見えました。この勝負はどう来るでしょうか。やはり変な音がしているようです。大丈夫でしょうか。
 さあ、試合開始。まずは両者接近、まずは腕を掴んで無理やり引き落とすイーヴ、キングカイザーいきなりのダウン。これで1-0、しかし腕を振って牽制していたイーヴ、後ろに倒れてしまう、これがスリップ。しかし後方リング外に胴体が大きく張り出てしまった状態、このまま起き上がりで落下して1ダウン。やはり足が変な音をしています。異常な音をしています。しゃがんで回転パンチを繰り出したイーヴ、レフェリーの起き上がりの指示で起き上がったイーヴですが、そのまま勢い余って立ち上がりすぎて転倒。そのままスリップ、ダウンでしょうか、立ち直れるでしょうか。しかし遊さんから申告があり、ここでタオル。TKOでイーヴヴァンが破れ、グレートキングカイザーが決勝へと進みました。

 三位決定戦への進出が怪しまれるイーヴですが、「手で引き倒す技をできたので、満足です」とのことでした。やはり足首が前の試合で駄目になってしまっていたようです。

「レフェリーがクッションの位置を直していますね」「あれですね。あれが出てくるんですよ」「なんだかわくわくしますね」 さあ、いよいよアレが来ますよ。

重量級準決勝 第2試合
×70 No.16 ALCNON?(F1-project with 大産大テクノフリーク部)
vs
○112 No.6 OmniZero.7(前田武志)

 さあ、超弩級同士の対決です。リングが狭い。すごく狭い。まずは腕を振って大きなパンチを放ったアルクノン、しかしオムニゼロの攻撃は足下へ、アルクノンの足の外装に引っかかって、めきめきと剥がしてしまいます。スリップしたオムニゼロが復帰、アルクノン、胸をつついていこうと言う作戦、立ち上がってリーチを詰めていきます。オムニは足下へのパンチ、これは効いていかない。しかし歩行中のアルクノンにオムニ攻撃を当てて、アルクノンがダウン。そして仕掛けたオムニゼロも巻き込まれてスリップ、これで両者1ダウン。さあ両者寄った、仕掛けたのはアルクノン、オムニが崩れ、これでダウン。そしてアルクノンはスリップダウン、後方へ倒れかけたところだったんですが、動作中にロボットに触った、と言うことでダウンとなります。触って無くても、あの倒れ方ではリングアウトでしたからね。
 オムニゼロ、しゃがんで攻撃を仕掛けますが、後ろに倒れ、その後、前にダウン。今度はオムニゼロの攻撃がアルクノンの股にヒット、オムニの攻撃でアルクノンがリングの脇に倒れ、さらに余勢でリングの向こうへ転落。リングの縁から下半身だけが見える体勢で一瞬…… あ、っと、リングのヘリが壊れたようです。壊れてしまったようです。倒れたアルクノンの自重を支えきれず、リングの脇が崩壊した様子。
 一方、投げを打ったオムニゼロも、もんどりうつような格好でリングから横倒しに転落! 両者転落で3ダウンの構え、しかしアルクノンが先に3ダウンを失った、と言う事で、超重対決はオムニゼロが制し、決勝戦に進みました!

「やっぱり重いので、重すぎて倒れなかったのと、リーチが若干短くてうまく決まらなかった。焦ってしまって駄目だった」とのことでした。

 投げられリングを破壊してリング下に転落したアルクノン、しかしちゃんと立ち上がって自分で帰れるくらいに歩行しています。ありえないくらいの頑丈さ、と皆さん感嘆の声でありました。

 続いては、三位決定戦となります。まずは軽量級から開始です。

軽量級三位決定戦
×107 No.655 アリモプレナ(スミイファミリー)
vs
○106 No.424 レグホーン(NAKAYAN)

「意図したわけではないですが、家畜対決になってしまいました」 ニワトリ対牛と言うすごいカードです。
 まずは小幅に接近したレグホーン、手羽クラッシュを連発し、三連撃。一撃二撃は凌いだアリモプレナ、連打に倒れる。復帰後、今度は背中合わせに両者回転攻撃を繰り出し、これは両者スリップ。アリモプレナ攻められる、レグホーンの突きを貰って吹っ飛ぶ、倒れたのはしかし先程壊れたあたりのところですが、アリモプレナ復帰します。回転攻撃に対し、仕掛けていくレグホーン、最後は手先の先がちょいと、背中から相手の背中を突いた格好。嘘のように吹っ飛んだアリモプレナ、これで3ダウンとなり、3位となりました。

「さっき負けたので、緊張と焦りとか吹き飛んで、いつも通り戦えました。あがってなければさっきのロボットとも戦えたんじゃないかな」とのことでした。

重量級三位決定戦
×99 No.385 ivre-VIN(遊)
vs
○70 No.16 ALCNON?(F1-project with 大産大テクノフリーク部)

 今度はどうなんでしょう、重量級の三位決定戦。イーヴの調子はどんなものか。
 あ、入場した遊さんがコントローラを持っていないようですが…… ああ、棄権です。やはり棄権です。イーヴヴァン戦闘不能と言うことでTKO、これでアルクノン、不戦勝で三位となります。

「今回の大会の最大のロボットで優勝を目指して来たんですが、まあ三位になれたのですごく嬉しいです」とのことでした。

 さて、残すところ三試合。
 いよいよこのあと、決勝戦となります。

軽量級決勝
×105 No.1 ヨコヅナグレート不知火二代目(Dr.GIY)
vs
○104 No.51 Cavalier(えまのん)

 さあ、軽量級最後の試合となります。ご存じ強豪YG不知火と、長いキャリアアの中でここまで初めて勝ち進んだキャバリアとの対決です。

 まずは回転パンチを仕掛けるキャバリア、つかつかと近づいた不知火、ダウンを奪われる、これはどうだ、足下がちょっと危ないのか、不知火近づいていたところに連続でパンチを仕掛けられ、さらにダウンを奪われます。
 2連続でダウンを奪われ、不知火どうした、調子が悪いのか。接近したところでしゃがみ込んで連続パンチをかわします。しゃがみこんだパンチが頭上を潜り抜けていく、しかし見切りが早かったか、これで終わりと立ち上がった瞬間に、往復の袋のパンチが不知火の頭部を強打。これで一気呵成の3ダウン、まさかのスピード決着はキャバリアの勝利。
 強豪不知火をマットに沈め、キャバリアが初優勝をもぎ取りました!

「強いロボットを作ってくれば勝てる、と思って来ました。先川原先生に、勝つ気があるのかと言われて作ってきました」「僕の一言が彼の技術に火をつけたと言う事ですね」「ものは言いようですね」

「建造物にやられたような」と言うコメントでした。

重量級決勝
×114 No.14 キングカイザー(マルファミリー)
vs
○112 No.6 OmniZero.7(前田武志)

 重量級最後の戦いは、赤い皇帝と赤い巨人の大決戦。王は巨人を殺すのか、重量差4倍弱の空前の対決はどういう結果になるんでしょうか。非常に気になるところです。
 ……こうして見るとグレートが薄く見えますね…… まず攻め寄ったグレート、密着してしゃがめば、頭上をオムニの攻撃が回避する、これを避けたグレート、しかしちょっと離れたところにおむにの攻撃が入り、グレート横に倒れてしまいます。ちょっと肘先がオムニの腕に絡まった状況、グレート、再開後再びオムニの死角に入りますが、立ち上がった瞬間を狙われる。オムニの攻撃を回避しておく、オムニの回転打撃はぎりぎり頭をかする。アンテナにがつがつと引っかかる。歩いていないで攻撃をしていると言うことで、オムニの攻撃はヒットしますがこれはダメージと見なされません。これはどうだ、攻撃ではなく、攻撃に入った屈み込みに巻き込まれ、グレートが倒されてしまう。最後はグレート、突き上げるように胸元に打撃を打ち込みますが、全くオムニはびくともしない。微動だにしないまま、後頭部から回転パンチが打ち込まれ、軽く吹っ飛んで3ダウン。
 さすがのグレートも四倍の重量差を跳ね返すには至らず、進み進み押し潰す、オムニゼロ、圧倒的過ぎるパワーでキングカイザーを跳ね除けて、重量級優勝を獲得しました!

「誰が操縦しても強いロボットを作りたいと思っていて、実際そうなったんじゃないかと思っています」とのこと。
「なんとか勝って、重さだけが全てではないと言いたかったんですが、負けちゃいましたね。今日の前田さんの操縦は最高でした」とのコメントでした。

総合優勝決定戦
×104 No.51 Cavalier(えまのん)
vs
○112 No.6 OmniZero.7(前田武志)

 さあ、なんていうかこれは、すごい対決です。重量級対軽量級と言うことで、おおむねこういう絵になることは判ってはいるんですが。重量差はどのくらいなんでしょう。6倍? 6.5倍くらいです。おそろしい。
 小刻みに前進するオムニゼロ、キャバリアが横を歩行して様子を見る、オムニの攻撃がかすっただけでもバランスを崩しかけます。キャバリア自身もともとバランスがいまひとつ。両者同じような攻撃を仕掛けます。回転パンチを両方で繰り出しますが、キャバリアが立ち上がった瞬間に往復が入る。これで1ダウン。さらにキャバリア、攻撃中に反撃を受けてさらに1ダウン。オムニゼロ、屈み込みざまに横に攻撃を放つ。ちょっと膝にすごい音がした気がしますが大丈夫でしょうか。最後は前に回り込んで攻撃を仕掛けたところにオムニのパンチが入り、まさになすすべもなく吹っ飛ぶキャバリア。
 吹っ飛んで引っかかり、リングの縁に転落寸前で引っかかったような格好で上下逆さまに倒れたキャバリア。オムニゼロ、圧倒的な攻撃力で寄せ付けない。力の塊の威圧を思うがままに見つけて、オムニゼロ、総合優勝を力でもぎ取りました。

 さてさて、このあとはグランドチャンピオンシップの防衛戦となります。

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