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2008.10.13

第十四回ROBO-ONE観戦記【ROBO-ONE討論会】

 さて、今度はROBO-ONE討論会。なんですが。

 えーですね。はっきり言って、何がはじまるのかこればっかりはさっぱり判りません。エクアドルは菅原さんオンステージではないかと思ってはいたんですが、こっちはどうなんでしょう。先川原先生オンステージになるんでしょうか。ステージ上には歴代ロボットキットが並べられています。そしてお客さんはアシモステージの方に大量に移動。我が方は動員力的に不利です。

 なにやら、皆さんロボットを持ってきて審査員席に並べられていますが、サンライズの井上さんがハロと銀メッキガンダムを並べていたりして。何が始まるのか想像もつきません。でもリング上にKHRがありますから、企業のPRタイムから入るのかなあ。ともあれ興味はつきません。
 しばさんに西村委員長と先川原さん、殿堂入りの森永さんと菅原さん。サンライズの井上さんといった顔ぶれ。キングカイザーとマルファミリーの皆さん…… は出演者じゃなさそう。GPに備えて調整ですかね。……「機材のスタンバイに時間がかかっております」 機材って。討論会に機材って。リング上ではキングカイザーとアフロと不知火が調整と言うか自由にしています。かなり自由です。泡吹いてますし。

 ステージの上ではアフロがぱたぱたとデモしております。あー、もう泡が無くなってしまったんでしょうか。ぷくぷく言ってますけど泡が出ていません。倒れたアフロに先川原さん、なにやら赤外線操縦のロボットで吶喊していく。今度はメタリックファイターがリング上に登り、つなぎを受け持ちます。スローインやキックですね。これはサッカーモーションだ。お、最近あまり見られない倒立も。一気に沈み込んで突くメタリックファイターパンチも左右一回ずつ。あれはかっこいいんだ。メタリックファイターが回収されたところで、いよいよ討論会開始のコールです。

 「ROBO-ONE討論会、ROBO-ONEの歴史と未来」とのこと。ここでは先川原さんが司会進行と言う事になります。画面にはスライドが表示されています。なるほど、討論会と言うか、講演っぽい感じですね。
 まずはそもそもROBO-ONEのなりたち、西村代表と先川原副代表の出会いから。西村代表が相撲ロボットをやっていた時、オーム社が設立85周年企画でロボットの雑誌であるロボコンマガジンを創刊しました。先川原さんはそこで副編集長をしていたわけです。その頃はまだソニーのAIBOも無かった頃の事。国の研究ロボットでやっと歩ける程度の時代。ここにROBO-ONEの鼓動は静かに始まりました。
 最初のロボット、NR-1が作成されたのが2000年の頃。スライドに続き、映像が次々と再生されます。センサーをつけて歩行できるロボットが2000年中に。加速度センサーで、倒れそうになると手をつくと言う動作と、カメラと画像認識で、ボールを視線で追いかける、と言う映像が。
 今度は衝撃の映像、NR-2がロケットを点火して、3mほどばかり飛んだ、と言う映像が流れます。どう見ても吹き飛んでますが。こうしてROBO-ONEのプロジェクトが始まったのが2001年1月のこと。この頃にはネットの普及もあり、
 ここで、日本で最初に発売された、四日市市の板金屋さんだったイトーレイネツのロボット・フリーダムが紹介されます。プログラマや電気屋はふにゃふにゃのロボットを作るけれども、板金屋さんの作るロボットはしゃきっとしていると。当時、フリーダムは40万円くらいだったと言う事で。マジンガアは、このフリーダムをベースにして開発した、とのこと。
 フリーダムもサーボには近藤科学のサーボが使われている、とのこと。有名な「一夜にしてサーボが消えた」と言う話になるか、と思っていたら、ここででなぜか、西村さんと先川原さんがロボットを持ち出して対戦することに。かなり小さな真っ黒いロボットです。

 「これ難しいね確かに」と、解説お二人が操縦の難しさを再確認したところで、メタリックファイターの森永さんと、アフロの菅原さんのお二人にバトンタッチ。まず殿堂入りした事が報告されます。ということで、次は森永さんから普及期の苦労話となることに。
 スライドには「ロボットの進化 メタとアド」と言うタイトルが。第三回大会で対峙する、メタリックファイターとアドの姿が選ばれています。ここから二機の進化の歴史が語られます。
 画面には歴代アドの姿が。先行者賞を受賞した1号機。この1号機の時点で、すでに音声認識をしていたと言う事。2号機は初めて板金工場に依頼して作成したもの、とのこと。この時は無料でやってもらったのだそうです。
 アド1号機は先行者賞を…… 当時はやりましたよね、先行者…… 貰ったのですが、「お前にしか合わない賞」と言う事で、先行者賞は先川原さんに貰った、とのことでした。そのことを先川原さんは忘れていたみたいです。

 そしてアドが連覇したのが、3号と4号。「2号機で全財産を使った後の賞金だったので嬉しかった」。お金なかった時のエピソードが多少入ります。
 そして「かっこ美しいロボット」を目指して作られたのが5号機。城南通信機さんと近藤科学さんに依頼して5号機を作成。これはかっこ美しかったんですが、あんまり動かなかったんだそうです。

 ここからは森永さんの部品加工の話がスライドで紹介されます。板金作業がスムーズに紹介されています。なんだか3分間クッキングくらいの勢いであっという間にメタリックファイターみたいな感じですが。
 メタリックファイターは第三回大会での前転攻撃と復帰の動画が。そして逆立ちをして浴びせ蹴り、所謂「捨て身攻撃」の元祖となったアクションです。
 ロボットは「しぐさ」と「運動能力」のバランスが大事ではないか、とのことでした。

 そして話はアドへ。6号機ことアフロに話題は戻ります。
 ここで、実機のデモに映ります。アフロが実際のデモとしてステージに上がります。サタデーナイトフィーバーのダンスを行い、お客さんの手拍子に従って、泡を吹くモードに映ります。手拍子を出しますが、泡が。泡が出ません。「シャボン切れでした」 やっぱり。
 続いてメタリックファイターのデモ。垂直方向に超ジャンプを三回。手のひらを地面についての倒立、ゆっくりゆっくり足を伸ばす。そしてきっちり足を伸ばして開脚し、今度は復帰。ここおで残念ながら転倒してしまいますが、本来はということで、懸垂して復帰していきます。ということで、メタリックファイターのデモでありました。

 さて、ここでいよいよROBO-ONEの伝説、サーボモーターが市場から消えた話になります。
 HPで皆さんがロボットの話を始め、ウェブで情報の交流が盛んになっていた第2回の大会の直前のこと。ネットでラジコン用のサーボモーターがロボットに良い、と言う噂が流れ、月産5,000個しかなかったサーボが市場から消えた、と言う話に。
 ここでしばさんがマイクをキープ。お、これはきのうの企業PRで使われていたものと同じですね。2002年の第一回ROBO-ONEの前夜、サーボモーターの在庫が店頭から消えてしまい、何が起きたのかと思っていたら、ROBO-ONEの参加者により買い占められていたと言う事が判明。そこからロボット専門のブランドである近藤科学を立ち上げ、ラジコン用ではなく、ロボット専用のサーボの開発を開始。やがてロボットを販売し、さらにKHRシリーズの開発と発売、と歴史が続きます。「これ一個いくらですか」と、隙無く値段に突っ込みを入れる先川原さん。「ROBO-ONEを始めてから、車は売りましたしゴルフも止めました」「小さい頃はプラモデルとか木工の玩具とかやるじゃないですか。そのまま大人になってしまいました」と森永さんのコメントが。一方、西村委員長は11PMの「大人のおもちゃ」と言う番組タイトルにつられて見ていたら、そこでマイクロマウスを見たんだそうです。なにやら色々ぎりぎりな感じのお話です。
 止まっちゃってた近藤科学のPRが再開。2006年の紹介で、KHR-2HVがリング上に登場。そしてロボスポットの紹介となります。

 さて、このあとはROBO-ONEの未来の話になってくる様子。
 サーボモーターはどんなものになっていくのか、と言う話です。トルクとスピードを上げていく、40kgから100kgくらいのサーボがそのうち出回ってくるのではないか、と言う事。
 2010年の宇宙大会の話のところで、サンライズの井上さんにマイクが回ります。来年でガンダムは30周年。プラモデルにサーボを仕込んで動かしている人も居る、ということで。ここで宇宙大会のデモ映像が出てきます。
 …………いやー、もう見慣れたつもりだったんですが。今見ても明らかにやりすぎですな、これは……。今西監督がベステクまで行ってロボットのレクチャーを受けていたとのこと。飲みながら「好きなようにやってください」と言うことになったところ、ああいうふうになったのだそうです。

「宇宙大会で二足歩行って意味あるんでしょうか」「足はやっぱり無いと寂しいですよね」

 戦う事で限界性能を極める、と言うために戦わせているし、映像では闘っているけどエンターテイメントと言う事で、実際に戦わせたいわけではない、と、井上さんのコメントで、ROBO-ONE討論会終了となりました。

 討論会と言うか、ROBO-ONEの歴史の紹介、と言う感じでしたね。結構皆さん聞き入ってましたよ。
 ちょっと時間押してますけど、このあとは15分から。GPの開始となります。

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