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2008.12.20

レイトン教授最期のナゾ。(☆☆☆)

リンク: 任天堂 DS ソフト | レイトン教授と最後の時間旅行.

 「不思議の町」「悪魔の箱」と続いたナゾトキアドベンチャー・レイトン教授シリーズの三部作、掉尾を飾るはこの一作、「最後の時間旅行」! 11月末に発売になった待ち望んでいた作品、一気に(ほぼ)解いたのでご紹介したいと思う次第。

 トレードマークは大きなシルクハット。ロンドンの考古学教授エルシャール・レイトンは、謎の現象の愛好家としてもその名を知られた英国紳士。一番弟子であり相棒のルーク少年と共に、不思議の町、悪魔の箱と、これまでいくたのナゾを解き明かしてきた。
 その彼の手元に届いた一通の手紙は、存在そのものがまさしく謎。届いた未来からの手紙、差し出し人はなんと十年後のルークだと言うのだ。
 ただのいたずら、と一笑に付す事のできない事情が、そのときのロンドンにはあった。未解明の大事件が、それもレイトン達の目の前で起きていたのだ。スタンガン博士による、タイムマシン起動実験の失敗。そして事故に巻き込まれた首相ビル・ホークの失踪……。
 手紙と事件の間の関連を察したレイトンは、早速行動を開始する。彼の助力を求める未来のルークの指示に従い、目指すのは裏路地の時計店。
 まるで店と一体化したかのような、果てしなく巨大な古時計が唸りだした時、過去と未来を飛び越えた、レイトンとルークの最後の冒険は始まった!

 と言うわけで、隔絶された町、列車での旅と、古典ミステリの名作シチュエーションが続いたシリーズの最終作は、現在と未来、そしてさらには過去の事件の由来が並行して説き明かされていく、これもまたミステリな仕立ての話になっています。
 レイトンとルーク、そして10年後のルークの三人で始まった旅は、レイトンの元に寓居する少女アロマ、凸凹警察コンビのチェルミー警部とバートン巡査、さらにはレイトンの宿敵ドン・ポールに、謎の女性サリアスと、次々と登場人物を加えながら二転三転して展開していきます。緩急と言うか、緩緩緩急急急と言う感じの、ナゾトキをしながら手探りで進んでいく序盤から、終盤に向けて猛烈な勢いでヒートアップしていくストーリー展開は前作や前々作と同様。特に今回は「これで詰めかな……」と思ったところから、ごろん!と話が転がっていってくれます。
 見所はやはり、ここにきて初めて解き明かされるレイトン教授の過去の話でしょう。メインストーリーに沿ってさりげなく語られているんですが、エルシャール・レイトンは、いかにしてレイトン教授になったのか、が、しっかりとしっとりと語られています。
 シリーズ最終作と言う事で、これまで登場したサブキャラクターや脇役達にさりげなく光が当たっているのも嬉しいところ。立ち位置的にはシリーズのヒロインであるはずのアロマが、なんていうか、すっかり面白いキャラ付けになっているのも見所ですが、なんといっても今作の見所はドン・ポールとチェルミー警部。押しも押されぬ脇役の二人ですが、今作ではそれぞれにフューチャーされた見所が。このヒゲどもが、脇役のくせに男を見せてくれます。
 チェルミー警部の警察キャラならではの動きもさることながら、ドン・ポールの物語はまず笑えて、そのあと深く考えると、思わず泣けてきます。一作目からの、作品世界から浮いちゃうほどの彼のド活躍ッぷりを見ているからこそ、こう思うのかも知れませんねー。

 ちなみに、肝心のナゾ解きは、シリーズの以前の作品に比べて若干マイルド風味な感じがします。まあ、延々とシリーズをやっていればわりに慣れちゃうので、人間が解き方に慣れたのかも知れませんが。相変わらず隠れたナゾがどこにあるかわかんなくてコンプリートできないとか言う問題はありますが、まあ、それはそれで。
 おなじみミニゲームも健在。今作では、ハムスターをパワーアップした感のあるミニカーのゲームが熱いです。
 あらかじめ指定されたコースの上を、チェックポイントを全て通過して最後にゴールに着くようにミニカーを誘導するんですが、誘導するパネル(こっちに向きを変えるとか)の枚数が有限のため、使いどころに頭を悩ます結果になります。さきほど「ほぼ」と書いたのはこれが原因で、まだ「ひみつのにんじんばたけ」がクリアできません。そのあとの「すっからかんのラルフ」は出来たのになあ。とほほ。

 ともあれ、あんまり気に入っちゃったので、思わず携帯のサイトにも登録しちゃった次第。そうしたらこっちにもオリジナルゲームの「チェルミー警部の事件簿」が! ヒゲ&ヒゲが主人公! きゃーとか思ってダウンロードしたら、すごい難しくて凹んでます。二問目にしてもう詰まった。とほほ。

 興味のある方はプロモーションサイトをまずはご一覧。浮いているナゾを解いてみると面白いですよ。この中には「最後の時間旅行」に使われたナゾもこっそりありますので、予習のつもりでぜひどうぞ。
 来年には劇場版も控えているとか。この作品、ストーリーパートはストーリーパートで普通に面白いので、こちらも大いに期待したいと思います。

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